「東北の駅百選」の我が家の歩み
・・・3回目は2年振りで、2012年編・・・
2012.06.08(金)〜10(日)
「SL銀河ドリーム号」を追って、岩手県遠野市まで行ってきました。
途中、一関市へ立ち寄って、透は実家の前を走るEH500電気機関車
が牽引する貨物列車をズゥ〜と見ていました。
6/8(金):今回の旅は、「関東の駅お宝発見」の駅を訪ねる事から始めました。
お宝A:山方宿駅駅舎:茨城県
(JR水郡線山方宿駅)
茨城県の久慈川沿いの内陸部に木造作りの駅舎がありました。
鮎の銀鱗をデザインした駅舎で、公民館・図書館が
併設されている地域密着の駅舎で、訪問累計16駅(残り7駅)となりました。
駅の看板に誘われて、駅から車で約10分、pH9.7の源泉が自慢の
立ち寄り温泉「三太の湯」を訪問しました。
施設も綺麗で立派で、浴槽も広く、温泉もツルツルのアルカリ泉質でした。
「我が家の温泉の旅」もこの温泉訪問で、累計190回目となりました。
山道の一般道を走って、JR「黒磯駅」へ着きました。
直流・交流区間の切り替え駅で「交直両方の機関車」が勢ぞろいしています。
広い駅構内には各種の電気機関車が入れ替えをしていました。
電車列車もこの駅で接続・乗り換えとなります。交流専用のE721系が折り返して行きました。
EF64牽引の貨物列車が黒磯駅へ入線してきました。
待ち構えていたEH500が待避線から入線してきて連結しました。
貨物列車が出発していった後、211系電車が入線してきました。
この電車に乗って来た次男が、合流しました。
今日の宿泊先は、会社直営の保養所「那須リゾート」です。
家族で訪問したのは2回目になります。
さっそく、岩風呂風の、露天風呂風の温泉に入りました。
建物は、バブルの時期に建てられた最後の施設で、豪華?なものです。
4人で「和洋室」を使いました。プールも有りましたが使ったことはありません。
6/9(土):天気は雨でしたが、次男の運転で岩手へ向かって出発しました。
東北自動車道を約350km走って、岩手県遠野市にある「宮守のめがね橋」へ到着しました。
ここは、JR釜石線の撮影景勝地の一つです。
一般の人も含めて「撮テツ」が大勢集まってきました。
D51が牽引する「SL銀河ドリーム号」がやってくるのを雨の中待ちました。
黒い煙と長く大きな汽笛を鳴らしながらD51が通過していきました。
客車の乗客が手を振るのを見て、透も手を振りました。(左:次男撮影、右:おかあさん撮影)
D51を見送って、透も興奮状態!?のまま、車でJR花巻駅へ向かいました。
JR花巻駅は「東北の駅百選」選定駅の一つで、
我が家の訪問駅として累計50駅目となりました。
花巻駅構内には広い空き地が見受けられました。
やってきた電車は、むらさき色の帯の701系でした。
駅は閑散としていましたが、この駅がJR釜石線の始発駅でもあります。
二日目の宿泊先である、おかあさんの実家のある一関市へ移動しました。
透は庭先から見える東北本線を通過する列車を夜までズゥ〜と眺めていました。
6/10(日):朝、5:00に起床して、お父さんと岩手県と宮城県県境付近へ出掛けしました。
朝5時台には、透の大好きな貨物列車が沢山通過しました。
牽引する電気機関車は、黒磯駅でもみたEH500型のオンパレードでした。
列車が通過する度に、透は”飛び跳ねながら、手を叩いて”見送りました。
この直線区間の途中に岩手県と宮城県の「県境越え」が有ります。
5時台には、上り/下りの貨物列車が多分5〜10分に一本は通過したと思います。
いよいよ、6:05に一関駅始発の上り一番普通電車がやってきました。
一関駅以南を走る701系は、みどり色の帯びをしています。
7時前に実家へ戻りましたが、透は昨日と同じ庭先でまだまだ列車を見続けました。
綺麗な花が咲く農園のある庭に、我が家の車が2台揃いました。
(次男の車は先週末に長男が運転して、実家に駐車(留置!?)させてもらっていました)
この後、次男とは別行動でそれぞれ寄り道をしながら帰京しました。
実家から出発するに当たって、おかあさんの両親が眠るお墓にお参りに行きました。
あの大震災の後もキチンと整備されていて安心しました。
51番目の「東北の駅百選選定駅」訪問は「平泉駅」でした。
駅舎や、駅構内は、平泉中尊寺や毛越寺を意識したデザインでしたが、
駅は相対ホームだけのシンプルな駅でした。
駅前ロータリーも整備されていて、綺麗な駅でした。
駅前から国道4号線に出ると、「中尊寺正面の月見坂」が見えました。
平泉駅から一般道を約90km走って、JR遠野駅へ到着しました。
この駅も「東北の駅百選」選定駅で、今回の旅で3駅(累計52駅)を訪問しました。
遠野駅は、ホテル「フォルクローロ」と一体となった駅舎でした。
「遠野物語」「カッパ伝説」と何かと人気のある場所ですが、
実は、お母さんが産まれた場所(遠野市綾織)でもありました。
SLを待つため「道の駅 遠野の風」(遠野-綾織間)へ移動しました。
撮影ポイントで1時間待ちだったので線路際で座って待って居ましたが・・・
定刻13:50過ぎに、「SL銀河ドリーム号」がやってきました。
D51498牽引の「SL銀河ドリーム号」が目の前を通過していきました。
座って待っていた場所の前に撮影する人が出てきてしまったので、土手に上がって眺めました。
(右:後頭部の頭二つが透とおかあさんです)
汽笛と黒煙、ドラフト音を残して、SL列車が通過していきました。
この後、長男と合流して、東京まで約550kmを交替しながら6時間15分で戻りました。
(長男は、昨日早朝高速バスで遠野/釜石入りしていて、仲間達と車で移動していました)
今回のSL運転は「いわてデスティネーションキャンペーン」の一貫で、
北上〜釜石間に「SL銀河ドリーム号」が運転されたものでした。
このSL列車は「二日間で一関〜釜石間を一往復」する為、土曜日に下り列車が、
日曜日に上り列車が運転されました。(一関〜北上間は「SLイーハトーブいわて物語号」)
又、今回は撮影できませんでしたが、一関〜盛岡間にこのイベントのために
改造されたジパング編成(485系改造車:右側)を使った
快速「平泉世界遺産号」が一往復運転されています。(上記画像はJRのポスターを引用)
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