住吉  すみよし   Sumiyoshi   Z-12   東京メトロ半蔵門線


都営地下鉄やバスの看板が目立つ出入口

半蔵門線は都営新宿線と3回交差する

沿線の光景(清澄白河駅から)

 21世紀になってから開業した水天宮前駅と押上駅の間は、建設費を節約する観点から駅の数が従来の地下鉄と比べて抑えられている。このため、駅間の距離が長くなっているが、清澄白河駅から住吉駅までの距離もかなり長い。清澄白河駅を出ると、折り返し用の線路があり、清洲橋通りの下を東進し、大横川と交差したあとは、左にほぼ直角に曲がる。四つ目通りの下を北上するとまもなく住吉駅に到着する。


駅案内

 全国に住吉という地名は多いが、東京の住吉はここである。四方を川で囲まれたこの街には江戸時代から200年以上にわたって続いた木場(貯木場)があったが、現在では移転し、跡地は埋め立てられて猿江恩賜公園の一部となっている。猿江恩賜公園には江東区公会堂「ティアラこうとう」や野球場もある。

 都営新宿線との接続駅であり、両線の改札口は近接しているため、乗り換えは便利である。近年の都心回帰現象により、都営新宿線の沿線も江戸川区内を中心に人口が大きく増加した。

 この駅と有楽町線の豊洲駅を結ぶ計画路線があり、あとで追加工事をするのが物理的に難しい地下鉄の事情から、両駅とも既に計画線用のホームが作られている。このため住吉駅は2段構造となっており、上が渋谷方面、下が押上方面のホームとなっている。現在使われているホームの反対側には線路がもう敷かれているが、駅の南端で行き止まりとなっており、昼間に車両の留置線として使われている。改札から押上方面に行くには一旦、渋谷方面のホームに降り、さらに下に降りなければならないので時間がかかる。このまま不便さが残る投資で終わってしまうのか、それとも線路はさらに南に伸びるのかは見通し不明である。


半蔵門線が下を走る四つ目通り

駅は2段式構造

改札口は都営新宿線と近接

車両が置かれていることもある

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


時計台がある猿江恩賜公園

春はさくらがさく

公園内のミニ木場と、背後の高層マンション

公園内にあるティアラこうとう

駅データ






トップ駅紹介清澄白河/住吉/錦糸町   参考資料