清澄白河  きよすみしらかわ   Kiyosumi-shirakawa   Z-11   東京メトロ半蔵門線


ガラスを利用した明るい出入口

深川地区にある駅

沿線の光景(水天宮前駅から)

 水天宮前駅をでると半蔵門線はすぐに隅田川の下をくぐる。このあたりは今も下町風景が残るところであり、地上の景色が見れないのは少し惜しいが、川が多いので地下鉄の工事も大変だっただろう。隅田川をくぐり、大きく左にカーブしたあと、線路は大島川、仙台掘川と相次いで交差し、清澄公園の地下を通過すると、清洲橋通りに合流して、清澄白河駅に着く。


駅案内

 江戸の下町というと神田、浅草、深川あたりが有名であるが、深川という名前の駅は、北海道深川市にはあるものの、東京にはない。付近を走る東西線の駅名は門前仲町、都営新宿線の駅名は森下であり、半蔵門線と都営大江戸線が交差するこの駅も、江東区清澄と白河の間にあることから駅名は清澄白河となった。時刻表や路線図に載らない深川が気の毒である。

 近くには深川江戸資料館や清澄庭園、松尾芭蕉がかつて住んでいたところにある芭蕉記念館、地元が生んだ昭和初期の漫画家、田川水泡の「のらくろ館」があるほか、両国に近い土地柄から相撲部屋も多数構えられている。時間をかけてじっくり歩きたい街である。また個性的な商店や寺院も多く、下町という空気があちらこちらから感じられる。

 長い間、鉄道の駅から離れていた地域であり、そのことが逆に下町の雰囲気を残していたともいえるが、21世紀になって都営大江戸線と半蔵門線が相次いで開業し、交通の便が飛躍的に向上した。半蔵門線は渋谷付近と押上付近では利用客数に差があるため、渋谷方面から来てこの駅で折り返す電車が設定されている。駅の押上寄りには折り返し用の線路がある。なお、都営大江戸線も近くの木場公園の地下に車庫がある。


駅の上は交差点、地下鉄もこの下で交差

壁面は明るくカラフル

都営大江戸線との接続駅

一部の電車が折り返す

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


下町のオアシス、清澄庭園

庭園の隣にある清澄公園



駅データ


駅の近くには川が多い

民家の表札ではありません。橋の欄干です。



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