大手町  おおてまち   Otemachi   Z-08   東京メトロ半蔵門線


ビルに付設した出入口が多い駅

日本最大の地下鉄の駅

沿線の光景(神保町駅から)

 九段下駅から神保町駅はわずか0.4kmと、あっという間であったが、そこから次の大手町駅までは4倍以上の1.7kmある。神保町駅を出るとすぐに右に急カーブをきり靖国通りと分かれ、千代田通りの下を南下し、日本橋川と交差すると、今度は皇居の大手濠の下で左に急カーブをきる。カーブが終わると直線区間となり、まもなく大手町駅に到着する。


駅案内

 日本最大の地下鉄の駅である大手町駅には5つの路線が乗り入れる。半蔵門線の駅はその中で最も新しい1989年の開業である。丸ノ内線と千代田線にはエスカレーターを利用すれば比較的楽に乗換えができるが、東西線のホームまではかなり歩くことになる。JR東京駅までもかなり距離があるため、一区間だけでも丸の内線に乗ったほうが楽である。

 地上に出れば大手の新聞社や銀行をはじめ、有名企業の本社ビルが林立しており、平日はビジネスマンやOLが多数行き交う。一見するとオフィス以外には何もなさそうな場所であるが、1階や地下に飲食店街やコンビニエンスストアがあるビルが多い。一帯には地下通路が張り巡らされているため、雨や日差しの強い日には地下を歩くと楽である。ただし、地下には目標物がないため、注意しないと方向感覚が狂う。ビルと直結する地下鉄の出入口だけでも無数にあり、朝と夜のシャッターの開け閉めだけでも非常に手間がかかりそうである。一方、多くの企業が休みとなる休日は閑散としており、平日とのギャップが激しい。しかし、最近は新しい丸ビルや丸の内オアゾなど、休日でも人が集まる施設が増えてきた。

 町名の由来である大手門がある皇居は西に、JRの線路を隔てた東には八重洲があり、北の神田とともに中小のビルが建ち並ぶ。南は大手町と似たような光景が続く丸の内であり、これらの地区の光景の違いも興味深い。


駅周辺はビルだらけ

半蔵門線のホームは地下深くにある

改札口の数も当然ながら多い

出入口案内。やはり建物が多い

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔空港連絡バス〕

 〔高速バス〕

 〔関連サイト〕


和田倉噴水公園とビル群

お堀を隔てて皇居とオフィス街が向かい合う

大手町の名の由来はここ大手門

旧江戸城の面影が残る

駅データ


二重橋は東京を代表する光景

広大な皇居前広場からビル群を望む

緑豊かな皇居東御苑

石垣だけが残る天守閣跡

トップ駅紹介神保町/大手町/三越前   参考資料