表参道  おもてさんどう   Omotesando   Z-02,G-02   東京メトロ半蔵門線・銀座線


原宿寄りにあるおしゃれな出入口

ファッションで有名な街

沿線の光景(渋谷駅から)

 渋谷駅から東京メトロ半蔵門線に入った電車は、すぐに上り勾配にさしかかり、宮益坂を上ってゆく。しばらくして宮益坂上に出ると、国道246号線(青山通り)と、地下に入った銀座線と合流する。半蔵門線は国道246号線の下を走り、青山学院大学とこどもの城の間を抜けると、上下線が銀座線を挟み込む形となり、表参道駅に到着する。


表参道交差点にある大燈籠

銀座線とは同じホームで乗り換え

駅案内

 「表参道」というのは読んで字の通り、明治神宮の表参道に当たることからそのように呼ばれるのであり、本来は普通名詞に近いはずである。事実、駅周辺の住居地名も北青山と南青山である。しかし今や、「表参道」という名は地名として固有名詞化している。原宿から表参道までの並木道にはファッション関係の店舗が軒を連ねるが、「高校生の街」原宿に対し、こちらは顧客の年齢層が高めの設定になっている。青山学院の本拠地でもあり学生が多く、根津美術館をはじめとして美術館も点在する。永年、表参道のランドマーク的存在であった旧同潤会青山アパートは再開発で消えたが、跡地は高層ビルではなく、表参道のケヤキ並木にあわせて高さを抑えた表参道ヒルズとして再開発された。表参道駅の駅構内にも、2005年12月に東京メトロ初の本格的な駅構内商業施設「エチカ表参道」が開業した。

 銀座線の駅はもともと現在よりやや渋谷寄りにあり、名前も神宮前駅と称していたが、千代田線との乗り換えの便をはかるのと、半蔵門線の開業に備えるべく現在の位置に移転した。旧ホームは銀座線の渋谷よりすぐのところに今でも残っており、銀座線の車窓からも見える。銀座線と半蔵門線は同一ホームで乗換えが可能で、非常に便利であり、渋谷駅の混雑緩和にも貢献している。

 しかし、朝のラッシュ時には大型車両10両の半蔵門線から中型車両6両の銀座線は乗り換え客が流れ、銀座線は大変混雑する。逆に夕方から夜にかけては銀座線から半蔵門線への乗り換え客が多く、両線の列車の到着のタイミングによっては、乗り換え客が乗車し終わるのを待つ半蔵門線に遅れが生じることがある。また、もともと地下1階を走っていた銀座線に後から駅を設置したため、改札はホームの下に作らざるを得ず、駅の外に出るには地下1階のホームから一旦、地下2階の改札に降りたうえで、今度は地上に上るという面倒な構造になっている。千代田線のホームも改札の下の地下3階にある。

 何もかも便利にするということは難しいのである。


改札口はホームの下にある

駅の売店もシックな感じ

銀座線の次の駅は外苑前

エチカ表参道のキャラクター「エチカちゃん」

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設 表参道駅周辺〕

 〔商業施設 原宿駅周辺〕

 〔宿泊施設〕

 〔その他〕

 〔関連サイト〕


駅名の由来の表参道

近くにあるハナエモリビル

青山学院の向かいにある国連大学本部

こどもの城、青山劇場

駅データ


渋谷方面へ行くと青山学院

原宿方面へ行くと表参道ヒルズ

かつての同潤会アパート跡地

同潤会当時の建物が再現されている

トップ駅紹介渋谷半蔵門線銀座線)/表参道/外苑前青山一丁目   参考資料