元住吉  もとすみよし   Motosumiyoshi   東急東横線・目黒線


出入口は地上にある、こちらは西口

東横線の運転上の重要拠点

沿線の光景(武蔵小杉駅から)

 高架の複々線区間は現在、武蔵小杉駅までであり、ここから日吉駅までの区間は工事中となっている。東横線はかつて地平を走っていたが、地平の線路の真上に高架の線路が整備され、2006年9月からは東横線が上の高架の線路を走っている。従来からあった地平の線路は目黒線が走行する。

 線路の両側には一戸建ての住宅とアパートが並んでいる。この先、東白楽駅付近までこのような景色が続く。かつてはこの区間に工業都市駅(1939年12月11日開業、1953年3月31日廃止)があった。工事区間が続く中、電車は元住吉駅に到着する。


駅案内

 東横線の車両基地は元住吉駅の横浜寄りに広がる元住吉検車区である。かつては東急の工場もここにあったが、現在はこどもの国線の恩田駅のそばに移転している。東横線のほか目黒線、みなとみらい線の車両の基地でもあり、乗り入れてきた地下鉄の車両が休んでいる姿もしばしば見かけられる。

 複々線化工事開始前の元住吉駅は地上にホームがあり、改札口は地下にあった。当初計画では武蔵小杉から日吉まで上下二段構造で複々線化を行う予定であったが、駅のそばにある遮断時間の長い踏切を解消してほしいとの要望が地元からあったため、この付近では東横線、目黒線の双方とも高架化されることになり、2006年9月に線路は高架に切り替えられた。駅もホームは高架上に設置され、駅舎はさらにその上に作られた。だし地平に残る車庫への出入線用の踏切は残っている。その踏切を挟んで一直線に商店街が伸びている。

 元住吉駅は急行通過駅であるが、かつては検車区への出入りのために元住吉駅始発、終着の急行が設定され、例外的には元住吉駅に停車していた。しかし、高架化工事にともなうダイヤ改正より元住吉駅のホームから車庫に直接出入りができなくなったため、一部を除いて車庫から出入する電車は武蔵小杉駅か日吉駅を始発、または終着とすることになり、元住吉駅に停車する急行も消えてしまった。


ホームは2階、改札口は3階

改札口のあるフロアから見たホーム

広々とした改札口

改札口の前には植栽がある

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


改札口付近から渋谷方面をのぞむ

ホームの屋根には太陽光発電システムを設置

地上から改札までは一気に上がる

地上には車庫への線路が通っている

こちらは東口

車庫への線路に残る踏切

駅データ


東口のオズ通り

西口にはブレーメン通り

高架化前のホームの様子

高架化前の大踏切の様子

トップ駅紹介武蔵小杉/元住吉/日吉   参考資料