山下   やました   Yamashita   東急世田谷線


駅舎には売店と喫茶店

人名のような駅名

沿線の光景(宮の坂駅から)

 宮の坂駅を出発し、世田谷八幡宮と豪徳寺を結ぶ道との踏切を渡ると、左手に世田谷八幡宮の森が見える。電車はゆるやかな坂を上り、両側に道路が並走する。そして、左にカーブしながら小田急線豪徳寺駅の複々線の高架ホームの下をくぐると、山下駅に到着する。


駅案内

 小田急線豪徳寺駅とは短い商店街で結ばれ、乗り換え駅となっている。乗り換え客も多く、世田谷線の途中駅の中で唯一、売店がある。駅舎には喫茶店も併設され、駅の出入口は路面電車の駅のようには見えない。特に平日の朝のラッシュ時にはあわただしく、臨時で駅員が配置され、運賃の収集などを行っている。

 かつては小田急線と世田谷線が交差する部分には特に柵などはなく、双方の電車がよく見えたが、小田急線の複々線化工事に伴い、小田急線のホームが延びたため、お互いは見えなくなってしまった。しかし、高架化に伴い、高架下にスーパーマーケットや駐輪場ができるなど、豪徳寺駅の機能は大きく向上している。

 世田谷線に乗ってここまで来ると、突然、人が増えるのに目を奪われてしまうが、駅のすぐそばには北沢川緑道が走っている。暗渠化された川の上を緑道が走り、散策には最適である。駅から10分ほど歩いたところには、梅の名所、羽根木公園があり、毎年、早春には「せたがや梅まつり」も開催され、見事な梅が楽しめる。


駅前は狭い路地と商店街

駅のそばには北沢川緑道

2005年に登場した玉電カラーの電車

2005年末に走ったせたまるサンタ号

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔関連サイト〕


小田急線の駅名は豪徳寺

急行は停まらない

複々線区間にある

小田急線のホームから見た世田谷線

駅データ


世田谷の風物詩、羽根木公園の梅

トップ駅紹介宮の坂/山下/松原   参考資料