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カフェトークバトル・コロシアム ポケモンの分類学


ポケモンの分類学 かいたひと:ミケロ 2004/08/25(Wed) 16:10 No.747

ポケモンをやっていて長い間気になるのですが、ポケモンっていうのは1つの種類なんでしょうか?

(つまり爬虫類っぽいポケモンも昆虫っぽいポケモンも同じ先祖から分かれた生き物で姿・習性の違いは有袋類みたいに適応放散した結果なのか。
それとも哺乳類のある種が何らかの理由で姿が変え、あるポケモンになり、鳥類からある種が姿を変え、別のポケモンになった等というように別々の祖先から現れてある条件を満たしたものの総称をポケモンと読んでいるのか?)

もし全て1つの種類ならどのくらいの広さのグループになるのか(ポケモンというグループは科、目、綱、門、界のどれに当たるのか?)
もし複数の種族から出てきたのなら彼らはそれぞれ何の種類の動物に分類されるのでしょうか?


サトチ > 他のいかなる生物も持たない「自己データ化能力」を根拠にとれば、
それこそ「界」クラス以上の違いがあるような気もしますが、
単一の先祖からの適応放散はちょっと考えにくいですねぇ。
かと言って、すべて別々の先祖から、独立にその能力を獲得したと考えるのも無理があるし・・。
起源としては、ウチの考察コーナーの
「メタモン原種交雑説」を支持しときます。
何の種類の動物に分類されるか、に関してですが、極似している生物があるものについては、
(例:ロコン、コラッタ等)類キツネor類ネズミ(類食肉目類イヌ科or類げっ歯目)ポケモンとして分類されて良いのではと。
しかしながら、ピカチュウに関しては個人的に「類霊長類ポケモン」としての分類を提案いたします。
これについてはいつの日か論文を執筆予定。
(8/25-23:02) No.750
ミケロ > なるほど・・私も「界」レベルで見てもまだ一緒に扱えなさそうなポケモン(例、マダツボミみたいに明らかに植物っぽいのとか。)もいるので複数起源説をとりたかったのですが、「ではなぜそれらが一緒に扱われるのか?」がネックでした。
が、ここのサイトの「ポケモンの起源に関して」をみてメタモン起源説を見てみると、これである程度は説明できそうです。

すると、ここで気になるのですが複数起源説の場合、彼らはポケモンであると同時に普通の動物達と同じように分類学的分けれるはずなのですが、どうなっているのでしょうかね?
(8/26-13:10) No.754
ミケロ > たとえば一例として、哺乳類の外見的な特徴である 1、毛に覆われている。 2、(少なくとも乳児のころは)柔らかいくちびるがある。 3、子供に乳をやって育てる。
を全て満たすミルタンクはおそらく哺乳動物が起源で間違いないと思われます。
「しかし哺乳類起源だと卵生であることがネックになるのでは?」と思われる人もいるでしょうが、哺乳類でも卵生のものはあるので別におかしくはありません。
(カモノハシなど単孔目がそうです、他に「あの「たまご」は卵ではなく保育カプセルのようなものでは?」という説もありますが「どこから持ってきたのか?」という疑問もありますので、ここでは普通に卵とします。)

すると、ミルタンクは単孔類の生物が牛型に収斂進化したものなのか?・・と思いたいのですが、単孔類にしては歯や乳首があるので(カモノハシ・ハリモグラ共に両方無い)同じ目の生物とは考えにくいと私は考えます。
ではなんなのかというと一つ前のグループ「原獣亜綱」まで戻って原獣亜綱の他の目ではないか、(他の哺乳類型ポケモンもその可能性が高いですので仮称として「類獣目(獣に似たもの)」とこの目の名前をつけさしてもらいます。)と思うのですがどうでしょうか?
これだと哺乳類型ポケモンはかなり昔から他の哺乳類と分かれていたことになりますが・・・。
(ちなみに「亜綱」というのは生物の分類で綱と目の間に当たるもので、現実世界では「原獣亜綱」は単孔目のみで、他の哺乳類は「真獣亜綱」に分けられます、[他に全て恐竜時代に絶滅した「異獣亜綱」があります。]つまりそれだけ縁が遠いんですね。)
(8/26-18:57) No.756
ミケロ > 次にあまりにも似た生物がいない様々なポケモン達ですが、ゴース系だけは何の仲間か想像が出来そうです。
ゴースとドガース・・・どちらも丸くてガス系の技を使うのですが、なんか似てませんか?
私はドガースの一部の変異個体がゴースになったのでは?と思っています。
では、この2種は何の仲間かというと「浮力で浮いていて」「体はバルーン状」なのでクラゲっぽい生物が起源じゃないかと考えています。

(クラゲが体内のガス袋に浮遊性のガスをいれて、それで浮くように進化して、そのあと触手が退化したんじないかと・・・。)
(8/27-19:35) No.760


類獣目(仮)について かいたひと:ミケロ 2004/08/31(Tue) 20:23 No.768

前に私が「No747ポケモンの分類学」で、
「ポケモン達がそれぞれ何らかの普通の生き物が進化(ポケモン化)したものなら分類学的に分けられるあるはずでは?」と考え、進化の法則から考えて哺乳類型ポケモンの分類をやってみたのですが・・・
こんな図鑑風の説明はどうでしょうか?(ちなみにポケモンの名前は基本的に最終形態の名前を使っています)

「類獣目=テリウモイデス目(Theriumoides)意味はラテン語で「獣に似た」

類獣目は単孔目と同じく原獣亜綱に分類される原始的哺乳類がポケモン化した種族である、真獣類・有袋類に外見が似たものが多いためこの名前がつけられた。
全て卵生で一度に一個しか卵を産まず繁殖力は非常に低いが天敵が通常生物に比べて少ないのでこれでも生きてゆけたらしい。

まだ研究が始まったばかりで謎の部分が多く分類方法も学者によって違うが筆者は指の本数(指の数が多いほうが進化の根元の方にいること)によって次のように分けている。

幻獣上科、指の数が4本以上の原始的なグループ、現在は非常に特殊化した数科が生き残っているだけ。

擬人科、人間によく似た姿をしたグループで超能力を使えるものが多い。(ルージュラ、スリーパーなど)
大爪科、類獣目としては大型の種族が多く、巨大な鍵爪を持つものが多い。(ケッキング、カビゴン、リングマ)
ピカチュウ科、ライチュウ一種のみ。
バクフーン科、バクフーン一種のみ。

怪獣上科、指の数が3本以下の幻獣上科から分かれた種族、なお幻獣上科の絶滅種がこの種族を生み出したので幻獣上科の現存する科との類縁関係はない。

ニドラン科、ニドラン一種のみ、尻尾の付き方を見ると分かるように爬虫類的な性質を多く残している、これは類獣目が哺乳類型爬虫類から分かれた直後に幻獣上科と怪獣上科が分かれた証拠である、この科から他の怪獣上科の生き物たちが生まれた。
三指科、最も多く栄えている科、指は3本で平爪。(ラッタ、オオタチなど)
サンドパン科、うろこと爪が特徴、サンドパン一種のみ。

爪鋭科、食肉目・フクロネコ科に似ている肉食性の科、種類は多い。(グラエナ、マッスグマ、ザングースなど)
貴虎科、爪鋭科から分かれたと思われる大型獣。(エンテイ、ライコウ、スイクン)
単蹄科、足に蹄が1つ。(ギャロップ、ケンタロス)
双蹄科、蹄が2つ。(ミルタンク、オドシシなど)
剛脚科、大型で頑丈な体をもつ草食獣、蹄は3つ。(サイホーン、ドンファンなど)
海獣科、海にすむようになった種族。(トドセルガ、パウワウ)

単指科、指が一本だけの種族、その代わりにしなやかに動くようになった。(エネコロロ、ハピナス、プリンなど)
欠足科、足が退化、イノムーのみ。

ホエルオー科、完全に海に適応した超大型獣、ホエルオーのみ。」


とまあこんな感じです、ちなみに学名もいくつか考えてみました。

(ピカチュウ)ブロントレプス・ピカチュ(「ブロント」=「雷」、「レプス」=「ノウサギ」、「ピカチュ」=本種の鳴き声による。)

正式分類は動物界=脊索動物門=哺乳綱=類獣目=ピカチュウ科=ブロントレプス属=ピカチュ種。


サトチ > 類獣目分類表
うわお(^^;)すげえです〜。
哺乳類系のポケモンに関しては、これでほぼ網羅されてますね。
うーん、でも、欠足科はどうだろう・・・アニメのチョウジジムの回では、しっかり足ありましたが。(指の数は不明)
ホエルオー科は「浮鯨科」なんてのはどうでしょか?
そうそう、いつぞやの
ラッキーの卵の件もいま原稿直し中です。
この調子で、全ポケモンの分類表が完成したら、のっけさせてもらっちってもいいでしょうかね〜?(^^)
(9/1-08:16) No.769
ミケロ > うーん、でも、欠足科はどうだろう・・・アニメのチョウジジムの回では、しっかり足ありましたが。(指の数は不明)

あ、足有ったんすか・・・?
つい図鑑の絵しか見てなかったので気がつきませんでした。
さらに両生類に同名の目(欠足目、絶滅したヘビ型のイモリの仲間)があったのでこの科は変更すべきですね・・・

なお、このデータは哺乳類かどうか微妙なものもいます。(サイホーンはサイに似ていますが爬虫類系にも見えるんですよね・・・)
ところでその「浮鯨科」なかなかいい名前だと思います。よ。
(9/1-18:38) No.772
波乗りニョロボン > 私の考えでは、ポケモンの分類はほとんど卵グループで分けられると思います。
異種交配ができるのはかなり近い生物である証拠だと思うので。
(あれは「交配」ではなく「卵を運んでくる」のだ、と製作者側は弁解しているそうですが、
 卵を運んだポケモンと運ばれた卵から生まれたポケモンとを預けても卵を運んでこないことや、 
 技や個体値が受け継がれることなどを考えてこう判断しました)

とりあえず、類獣目の中で例外的な種についての分け方を。

陸上・怪獣(ニドラン・デンリュウ・バクオング・サイドン):「針鱗科」
(鱗が針のように変化した種。
 バクオングのものはさらに変化して音を出す器官になり、
 デンリュウは幼生期のみ鱗がさらに細くなり毛のように変化している)

陸上・水中1(ジュゴン・ゴルダック・トドゼルガ・デリバード・ヌオー):「膜腕科」
(多少こじつけがましいが、指の間に膜が張り水かきのようになった種類。
 ジュゴンやトドゼルガ・デリバードの膜は厚くなり指と見分けがつきにくくなっている)

陸上・ドラゴン(アーボック・ハブネーク):…とりあえず、ミケロさんのイノムーにつけた科名をとり「欠足科」(足が退化した種類)とでも。

陸上・妖精(エネコロロ・ライチュウ・クチート・グランブル):…欠足科同様、ミケロさんの科名を取り「単指科」
(クチートは後ろ足のみ、グランブルは幼生の時のみこの特徴が見られる)

その他、カモネギ科・ダーテング科・パッチール科・ホエルオー科が存在

…などという分け方はどうでしょうか?(かなりこじつけがましいですが)
しかし、そう考えると気になるのは、
この科のポケモンたちがなぜ怪獣目(仮)や妖精目(仮)の特徴も持っているかですが…
(9/4-23:22) No.783
ミケロ > そういえばこれも図鑑にのっていた事なんですが、
「生物分類の最小単位『種』の分け方は、野生の状態でそれらの生物が交配できれば同種、できなければ別種となる。」といったことが書いてあったんです・・・「それじゃ交配できるポケモンは全部同種?」と思われるかもしれませんがご安心ください。
「野生」の状態で交配できなければ別種なのです!
たとえばホッキョクグマとヒグマは雑種ができますが(この雑種にも繁殖能力はある)野生では何故か両者は交配しないので別種となります。
逆にイノシシとブタは野生の状態でも交配するので同種です。
そしてさらに特殊な場合としてギンブナという魚はなんと別の種類のフナやさらにはドジョウとも子孫を残せます、ただしこの場合交配可能なパターンは「メスのギンブナと他の種類のオスの魚」に限られており、生まれてくるのも母ギンブナのクローンのメスのギンブナだけです。(この場合、父親の遺伝子は伝えられません)
よってこの場合正確には交配してないのでやはり両者は別種です。
これと似たことがポケモンにもおこっているのではないでしょうか?
(9/5-18:26) No.786
サトチ > ミケロさん
>イノムーの足
そもそも図鑑に足跡が載ってましたわ。(^^;)
>卵グループ
分類に使えそうだな・・・と思ってたら、先に波乗りニョロボンさんに書かれちゃいましたね(^^;)
まぁ、同一グループにポッポとズバットとか、メノクラゲとカブトとか、どう見ても「綱」や「門」以上
違うやつがいるんで、それをどう解釈するかをまとめてからだな・・・と思ってたんですが。
>交配
ミケロさんのおっしゃるとおり、ギンブナは正確に言うと単為生殖であって、
単に発生のトリガーとして精子(他種で可)が必要、ということなんですが、
同じく母親と同種しか生まれてこない、といっても、ポケモンの場合、
基本的にメスの種族の姿で生まれてきても、ちゃんとオスのワザや個体値が受け継がれていることからも、
波乗りニョロボンさんのおっしゃるとおり、遺伝子?が受け継がれていると考えるべきでしょう。
それぞれの卵グループは、同種とは言えずとも、遺伝的にかなり近いと見るべきではないかと。
しかしそうすると、上にも書きましたが、水中グループ3あたりをどう解釈するかだな・・(^^;)
>波乗りニョロボンさん
>妖精目(仮)
は、一つ下げて類獣目の中の1グループの妖精科、としてもいいような気もしますね。
>その他、カモネギ科・ダーテング科・パッチール科
の特徴もお聞きしたいですね〜(^^)
(9/5-21:36) No.788
ミケロ > >同じく母親と同種しか生まれてこない、といっても、ポケモンの場合、
基本的にメスの種族の姿で生まれてきても、ちゃんとオスのワザや個体値が受け継がれていることからも、
波乗りニョロボンさんのおっしゃるとおり、遺伝子?が受け継がれていると考えるべきでしょう。

そこで1つ私が気になったのは「わざはどう見ても本能等ではなく学習で覚えるものなのに、なぜ子供に伝わるのか?(ずっとトレーナーが持っていた卵からかえっても覚えていることから、親が教えているわけではないですよね?)」

そういったことを考えながらこの間ロシュワールドというSF小説を読んでいたのですが、これに出てきたフラウェンというエイリアンの繁殖方法で、自分たちの細胞を混ぜ合わせて自我を抜き取り、それから生まれた子供は親の記憶を持ちそれでいて自分という自我を持ち合わせているというものがありました。

これと同じようにオスポケモンは自分の記憶をつかさどる神経細胞を子供に埋め込んでいるのではないでしょうかね?
(9/7-17:15) No.790
波乗りニョロボン > 卵グループを2つ持つポケモンについてですが、
「ポケモンははじめいくつかの系統に分かれたが、
 それらは系統が違っても遺伝子的に似ていたため、
 別の系統のポケモンの間でで何らかの都合で異種交配が起き、
 その結果お互いの特徴を持つ混種が生まれた」と考えるのはどうでしょうか?

まぁ、突然異種交配が起きると言うのはさすがに突飛過ぎる気もするので、
ここのページに掲載されている「
ムーピー説」や「メタモン原種説」を踏まえて、
「今までの生物がメタモンと交配して混血種が生まれ、
 メタモンとの混血種はどれも遺伝子的に近くなったため、
 特に遺伝子が近くなった種は交配ができるようになり、
 それ以外の種でも交配がごくまれに起こったため、
 さらに混血としてグループ二つのポケモンが生まれた」などと考えるのがいいかもしれません。
…まぁ、それだとトドゼルガやペリッパーなど、従来の生物と酷似しているポケモンがグループ二つである理由の説明が難しいですが…

…どちらにしても、実際の生物の進化とは正反対の考え方ですが、
私にはこれぐらいしか説明の方法を考えつけません…

>サトチさん
ダーテング科、パッチール科などの特徴については、
それらの科はその一種類しか存在しないため、特徴の見つけようがありませんでした。
強いて言えば、ダーテング科は葉緑素など植物に似た特徴があり、
カモネギ科は羽毛で覆われている…ぐらいでしょうか。
(9/7-18:39) No.792
サトチ > ポケモンの生殖方法について
>ロシュワールド
なつかしいなぁ〜。ワタシ異星生物の出てくるSFって大好きなんで〜(^^)
フラウウェンたちの「ペット」が1匹ほしい(笑)どっちの種類でもいいから。

>波乗りニョロボンさん
>卵グループを2つ持つポケモン
については、たしかにその説くらいしか思いつけませんねぇ・・・

さて、「ポケモンの生殖方法」についてですが、1つの仮説としてワタシはこんなふうにも考えています。
ご存知のとおり、ワタシはポケモンの定義を「自分を構成する物質、及びエネルギーを、相互に変換することのできる生物」とする説を採っています。
通常生物の場合、卵に含まれるのは「遺伝子DNA」という物質の形をとった両親の情報、および
「脂肪、たんぱく質などの栄養物」という形の体づくりや成長に必要なエネルギーなワケですが、
ポケモンの場合、この双方が「情報(データ)を持つエネルギー」の形であるとしたら?
ポケモンがボールにおさまる場合は自己をエネルギー化しますが、それと同じ要領で
エネルギー化した自己の一部を♂♀があわせる事により、通常生物の受精と同様に、
父母の情報を併せ持つ新しい個体を発生させるのではないか、と。
ここらへん、ミケロさんの例に挙げたフラウウェンに似てますね?d(^^)
「公式見解」ではポケモンの「卵」の殻は、「巣」のようなものだ、という話になっていたようですが、
親が保護のために殻を作り、子供となるエネルギーのかたまりが拡散しないようにそこに収めるのだ
とすれば、ある程度は矛盾しませんし。

「わざの遺伝について」ですが、確かに親が教えているわけではないと思われます。
なぜ「獲得形質(に見える技マシン等の技)」が子孫に伝わるか、については・・・
基本的にポケモンは、基本技からLV技、マシン技など「その種族が覚える可能性のある技」を発現する
遺伝子をすべて持っている、と考えます。
(ただし遺伝子のこの部分は、とても変化が激しいようです(笑))
しかし、卵細胞に人体の全部を構成できる遺伝子があっても、発生の過程で、筋肉になる細胞は筋肉の、
目になる細胞は水晶体のたんぱく質しか作らない、という
「遺伝子の特定の部分にしかスイッチが入らない」という現象があるように、
「覚えている技の切り替わり」というのは遺伝子LVのスイッチの入切りなのではないでしょうか。
そして前項のように、「データ」が両親から受け継がれるのだとすれば、
「この技の遺伝子にはスイッチが入っている」という情報も一緒に受け継がれるのではないかと。
♀の技が遺伝しないように見える現象については、通常生物でも、父親由来と母親由来の遺伝子では
働き方が違う、という現象も報告されていますから、類似の現象かもしれません。
(もしかすると「通常覚えない技」の遺伝子を隠し持つポケモンもいるのかも。
それが何らかの事情でスイッチが入ったのが「波乗りピカチュウ」などではないか・・・
というのはまた別の話。)
おおむねこれでつじつまは合うかと思いますが、1つ欠点は・・この方法しかとらないとすれば、
通常生物との交配が難しくなる、と(^^;)う〜ん、難しい;
(9/9-11:08) No.796
ミケロ > おお!すごいですね・・・ちなみにもう1つポケモンの繁殖方法で気になるのに「草タイプでフシギバナ・パラセクトのように動物に植物が寄生(もしくは共生)しているデザインの場合、あの植物はどこでついたのでしょうかね?
(孵化時点で既についている、案外産卵前に既に種が埋め込まれているとか・・・。)
(9/9-17:00) No.797
サトチ > 共生(?)植物
どうなんでしょうねぇ?
サンゴの褐虫藻などは、卵の段階ですでに細胞内に入ってるタイプと、ポリプが定着してから取り込まれるタイプと
両方あるらしいですが、どっちにしても詳しいことはわかってないようですし。
フシギ系は、共生しているというか、体の一部のようにも見えますが・・・
レトロウイルスばりに、遺伝子レベルで組み込まれて代々ひきつがれている?(^^;)
どちらにしろ、卵として産まれる前にすでに付いてそうな気がします。
(9/10-09:53) No.799
ミケロ > そう言えば話は変わるのですが、ポケモンの中で一種類だけ胎生のポケモンがいるのをご存知でしょうか?

・・・ミュウがそうです、ポケモン屋敷の日記に「ミュウは子供を産んだ」とはっきり書かれているんですよね・・・
(もし卵を産んだ・卵が孵ったのならはっきりとそう書くでしょうし・・・するとミュウは卵未発見グループうんぬん以前の問題か?。)

またミュウは体毛があるのでおそらく哺乳類でしょうが、(卵を産む)ピカチュウなどとは多分『亜綱』レベルで別物だろうと私は思います。
(9/13-16:52) No.803
波乗りニョロボン > >草ポケモンについて
フシギバナについては、前述したように「植物ポケモンと怪獣ポケモンの混血」と考えられるので、
混血種が生まれる際に何らかの加減で怪獣ポケモンの遺伝子の一部に植物ポケモンの遺伝子が混じったもの…と考えるのはどうでしょうか?
(何年か前にどこかで作られた「背中に人間の耳が生えたネズミ」のようなものを想像してもらえればいいと思います)

ただ、パラセクトについては、クリスタル版の説明文に、
「体からエキスを吸えなくなると背中のきのこは虫の卵を見つけて胞子を植えつける」とあるので、
卵の段階で寄生していると考えるべきでしょうが…
(9/15-12:43) No.806
速水 氷魚 > 本館にも書き込みましたが、お久しぶりです。氷魚です。
久しぶりに来てみたらかなりレベルの高い議論が交わされていてびっくりしました…

ポケモンの卵についてですが、…私は、育て屋さんが、両親となるポケモンの遺伝子を取り出してどうこうして、
人工的に作り出したものだと思っていました。
だって、すべてのポケモンが卵生、しかも一度に一つずつしか産まれないのは絶対おかしいと思いませんか?(植物系なんかは種だろうし、卵にしたって、小さいのを何万個も生むものもいるだろうし…それにコラッタは繁殖力が強いといわれるから、一度に何匹も産まれているのでは?)

育て屋でしか(あの形状の)卵が産まれない、産まれる現場を誰も見ていない、そもそも「産まれた」のかも分からない(持ってたとか言ってる)のも怪しいです。

…やはり荒唐無稽でしょうか…

でも野生下のポケモンはきっと、同種同士での交配しかしていないと思います。
異種で卵ができるのは…
異種間でも卵を作れるような交配方法が別に存在するか、
やっぱり育て屋が暗躍してるか(笑)私にはこれくらいしか思いつかない…うう、理系のアタマが欲しかった(笑)
(11/23-04:41) No.839
ミケロ > >ポケモンの卵についてですが、…私は、育て屋さんが、両親となるポケモンの遺伝子を取り出してどうこうして、
人工的に作り出したものだと思っていました。

おお!確かに育て屋さんでしか手に入らないのはそれで説明ができますね。
ただそうだとすると「ポケモンが卵を持っていた。」というのは育てやさんの嘘になりますが何かやましい事でもあったのでしょうか?(気になるなぁ・・・。)

>でも野生下のポケモンはきっと、同種同士での交配しかしていないと思います。

なるほど、同じ卵グループでも野生では雑種ポケモン(異種交配の卵でしか覚えられない技を持っているやつ。)がいない理由になりそうですね。
ただ上の方に書いたように、ホッキョクグマとヒグマの雑種は野生ではまず見れませんが、動物園などで一緒にしていると生まれる事もあるので、それと同じケースの可能性もあります。
(11/28-17:05) No.849


タマゴグループによる分類方法 かいたひと:ミケロ 2004/09/18(Sat) 18:43 No.808 

No768で私が書いた「類獣目(仮)について」であの後、タマゴグループによる分類法について意見をいただいたので、
このサイト↓
http://www.pokedex.jp/rs/egg-type.htmlを参考にグループ分けをして見て現実の動物図鑑を参考にしてポケモンの進化の歴史をたどってみたところ驚愕の事実が判明しました。

分類の鍵はグループが重なっているポケモン達ですが、一部無理があるところがあったので『ポケモンでない動物も、タマゴグループを複数持っている。(ただし実際に役に立つことは無い)』としておきます。(ちなみに魚類が「水中1+2」両生類「水中1+2、陸上」爬虫類「水中1+2、陸上、ドラゴン」鳥類「飛行、水中1、陸上、ドラゴン」、哺乳類「陸上、ドラゴン、人型」また妖精と草グループは一部無理があったのでこれのみ特例〔一つのグループにまとめない〕として話を進めます。)

コガネモチ大学発行 生物分類図鑑・第2版

ポケットモンスター(ポケモン)と呼ばれる生物は情報物質転換遺伝子取得進化〔ポケモン化〕と呼ばれる特殊な進化をした生物の総称である。
これらに共通する普通の生物学では語れない特殊な現象として、異種交配が可能であるという点があげられる、ただしこれにも限界があり普通は『綱』のレベルを超えた交配はできない。(一部例外あり)

不定形グループ、動物型としては一番原始的である、この仲間はクラゲが気泡に浮遊性のガスを詰め、陸上生活を始めたものが起源とされるが刺胞は既に退化している。
刺胞動物門(クラゲの仲間)=ウキクラゲ綱=類霊目

水中グループ3、節足動物門に分類される唯一のポケモングループで、節足動物門=甲殻綱(カニやエビの仲間)=偽蟹目に分類される仲間、外骨格生物中最大の種族である。

水中グループ(1+3)(1)(1&2)(2)、これらの仲間のうち水中1+3は原始脊椎動物である(そのため水中3と交配可能)板皮綱(カッチュウギョの仲間)であるとされる、残りは硬骨・軟骨魚綱に分類されるが中には魚らしくないものも多い。

(水中+陸上)この仲間は両生綱が進化したものではないかとされる、ただしホエルオー、ジュゴン、ジーランス、オクタンは水中生活に適応したため外観は魚っぽい。
両生綱=有尾目=(上記4種)偽魚亜目、(ヌオー)オオサンショウオ亜目、(それ以外)偽鳥目

ドラゴングループ(ドラ+水1・2含む)爬虫綱が進化したもの、外見も爬虫類っぽいものが多く、分かりやすい。
分類は爬虫綱=竜盤目=(ハブネーク、アーボック)偽蛇亜目、(ドラゴン+水中)龍神亜目(その他)ボーマンダ亜目

飛行グループ、鳥類の進化したもの、プテラとクロバットは羽毛が退化した非常に珍しい種族。
鳥綱=(チルタリス、クロバット、プテラ)古鳥亜綱(始祖鳥の仲間)、(その他)新鳥亜綱

怪獣グループ(怪獣+α含む)、原始的哺乳類の仲間が進化したもの、全て卵生で体格も爬虫類的なものが多い。
哺乳綱=原獣亜綱=怪獣目

陸上グループ(陸上+α含めず)、一番種類が多く、大半のポケモンがここに入る、哺乳類の仲間で怪獣目と縁が近いのでそれの進化系と考えられる。
哺乳綱=原獣亜綱=似獣目

人型グループ、やはり原始的哺乳類の進化系だが怪獣グループとは起源が別、おそらく異獣類の生き残りだろうと思われる、なおこの仲間も卵生で怪獣グループ同様、他の哺乳類との類縁関係は無い。
哺乳綱=異獣亜綱=擬人目

虫グループ、このグループはこれまで節足動物だと思われていたが、なんと哺乳類(人型グループの進化系)であることが最近判明したという得意な経緯を持つ仲間である。
哺乳綱=異獣亜綱=偽虫目=(バルビート、イルミーゼ)原虫亜目、(その他)人虫亜目

ちなみに妖精グループは様々な種類に分類される幼形成熟(ネオテニー)の結果成長しても幼生と同じような姿を持ち、繁殖スピードを速めた種族でなんと『門』レベルを超えた交配が可能となった種族である、ただしその代償に生殖器官が特殊化し、体格の近い妖精グループ同士でしか交配はできない。

また植物グループは、被子植物門=歩根目の植物の進化系で動物と共生(寄生)生活を送るものが多く、それらは宿主の卵に自分の種を植え付ける必要があり、その際に歩根類の細胞分裂に欠かせないピクニンという物質を卵に入れるために他の歩根類との交配が可能になる。

鉱物・性別不明グループについては謎が多いが体の構成物質が違いすぎるためまったく別の進化を遂げた異星の生物ではないかという説も有る。
(タマゴ未発見グループについては後述)


サトチ > うわーい、またすげえ考察がっ(^^;)!
「ピクニン」・・・ぷぷぷ(笑)
意外なのが虫グループですねぇ。進化の理由などを知りたいところです。
時間がないので、今日はここまで〜。
(9/19-07:06) No.809
ミケロ > ちなみに虫グループを哺乳類とする根拠として。
1、バルビート、イルミーゼが人型タイプを併せ持つ。
2、一部例外はあるが目の形状が虫型ではない。
3、一部どう見ても外骨格系でないのがいる。
などを根拠にしています。
またタマゴ未発見グループは

ミュウ(ミュウツー)=胎生であるという記述がゲーム中にあるので、おそらく哺乳綱=真獣亜綱の生物だろうと思われる。
ファイアーなど鳥型=鳥類。(ルギアは微妙ですが・・・)
エンテイなど=哺乳類。
レジシリーズ=鉱物系。
グラードン・カイオーガ・レックウザ=爬虫類。
ラティアス&ラティオス=爬虫類、それも前足ではなく肩が翼に変形しているのでカイリューやボーマンダに近いのではないかと思われます。
ベビーポケモンはまだ成熟してないので子供を作れないということで。
(9/19-18:15) No.810
ミケロ > 追伸、タマゴ未発見グループで彼らを忘れていました
ニドリーナ・ニドクイン ニドランと同じ怪獣タイプで生殖年齢をすぎたもの。

アンノーン、「平べったい」という最大の特徴からヒラムシやプラナリアなど扁平動物門に属する生き物で、文字のように見えるのは社会性が強いためアリのようにさまざまな形があり、それらが集まって「何か」(具体的に何かは不明)をしようとしているのが文に見え、それを元に古代人がアルフの遺跡で飼育していたのではないでしょうか?

ジラーチ・デオキシス、彼らは他の星から来たと言われているので縁が遠いのではないでしょうか?(無理に分類するとジラーチ(デオキシス)界を一種類だけで作る生き物になります)

ちなみに一つだけ書き忘れましたが植物グループの「綱」は葉の形から考えて双子葉綱ではないかと思われます。
(9/22-18:11) No.812
ミケロ > >意外なのが虫グループですねぇ。進化の理由などを知りたいところです。

私もあれが哺乳類とするのはちょっと無理があるかな・・と思いましたがそれなりに納得がいく理由を思いつきました。

偽虫目(虫グループ)の分類

このグループは恐竜時代に滅亡した異獣亜綱に属する哺乳類が進化したものとされる。
外見等が非常に昆虫的な説明として気候の寒冷化により多数の昆虫が赤道方面に移動したためその後のニッチを埋めるかのように進化したのだとも言われている、ちなみに普通の昆虫に比べはるかに大型なのはこの頃恐竜を繁殖の手助けとしていた大型植物の花粉媒介等に適応するためとベルクマンの法則により熱が逃げるのを少なくするためだとされる。

分類、大きく分けて原虫亜目と人虫亜目に分けられる。
原虫亜目
ホタルモドキ科、バルビート&イルミーゼが属するグループ、同じ異獣類の人型グループに近い性質をとどめており(ただし、他の虫グループの直接の先祖ではない)生きた化石ともいわれる。
ちなみに余談だがかつてイルミーゼがはじめて生存を確認された際に幻のポケモンといわれていたが、その後特に珍しいわけではないことが判明している。
人虫亜目
全部で6つの上科に分けられる。
肩翼上科=フライゴン科・グライガー科・テッカニン科・ハッサム科・モルフォン科が属する、このグループの特徴は、肩の骨が発達し翼を形作っていることである。まだ哺乳類の特徴が残っているものも多い。
尾行上科=バタフリー科・スピアー科・レディアン科・ヤンヤンマ科が属する、このグループは肩翼上科のモルフォン科が進化したものとされ最大の特徴は尻尾の発達にある。中でも原始的なバタフリー科は成体になると尻尾が退化してしまうが、それ以外の3科は成体になっても退化せず、ことにレディアン科(レディアン・アリアドス)はそれを足のように使い、外見上6本足に見えるほど発達がいちじるしい。
ちなみに余談だがスピアーの手のトゲはカモノハシのような毒の爪が発達したものである。

長くなったので今日はここまで。
(10/10-16:17) No.821
ミケロ > 昨日の続きです

重装上科=カイロス科・フォトレス科が属する、この目の中では大型のものが多く、またアルマジロのように皮膚が非常に硬くなっているのが特徴。
またカイロス科(カイロス・ヘラクロス)はサイの角のように角質層が変化したな角があるのも特徴である。
双鼻上科=パラセクト一科のみ、鼻が発達して象のように物を持つことができるようになったのが特徴。(外見上はハサミに見える)
また歩根目のボケナメコ科と共生(寄生?)関係にある、ほかの生物はボケナメコ科の繁殖用胞子を植えられると凶暴化して最後に力尽きてしまうが、パラセクトにはそういった影響がないことも興味深い。
軟足上科=ツボツボ科のみ、厚い甲羅にこもって動かなくなったため手足が退化し骨がなくなってしまった。しかし筋肉と血圧の力でしなやかにその足を動かしている。
?上科=アメモースは分類がまだよく分かっていない、タマゴのタンパク質から水中1に近縁とされており、他の偽虫目のポケモンとは起源が異なるのではといわれている。

いかがでしょうか?ちなみに私が説明で苦労したのは足が6本のポケモンでした。(哺乳類だということにすると、4本足でないといけない)
このためレディアン等は後ろの2本が尻尾、パラセクトは前の2本が鼻ということにしてしまいました。
ちなみに学名もいくつか考えてみました。
ツボツボ=モリペス・テトラペス(足の柔らかい・4本足の)
ヘラクロス=モノケラトプス・スカラバエウス(1本角の・カブトムシ)
フライゴン=イフェメラサウルス・ゼフィロス(カゲロウトカゲ・西風(の神))
スピアー=アクスアピス・アウレウス(針+ハチ・金色の)
レディアン=ヘリオルベオス・プロフェルス(赤+太陽・予言者)
(10/11-13:14) No.822
サトチ > 偽虫目哺乳類起源説について

おお〜(^0^)すごい考察です〜!確かに「虫ポケモン」の癖に目が哺乳類っぽかったり
肢が四本だったりの奴も多いですもんねえ(笑)
学名も雰囲気が出てて、特にフライゴンなどナイス!!

ただ、肢6本のポケモンに関しては、別な考え方もできるのではないかと。

1.「実は指である」説
腕や脚にあたる部分が極端に退化してほとんど胴体に隠れ、かつ指にあたる部分が
一見”肢”のように見えるほど極度に太く長く発達している、という考えはどうでしょう。
これなら、両手両足指合わせて20本”肢”まではいけまっせ(笑)ムカデポケモンOK!

2.ホメオボックス変異説
どちらかというと、ワタシはこちらを本命として推したいですね。
ミケロさんはご存知かと思いますが、知らない皆様に説明させていただくと、
一言で言えば、「生物の発生パターンをコントロールする遺伝子群」です。
これが変異すると、例えばハエだと、胸部が腹部になったり、口器が触角や肢になったり、
体節が重複して四枚翅(ハエは通常2枚)や8本肢になる、などの大規模な形態の変化が現れます。
これはショウジョウバエで見つかりましたが、プラナリアからヒトに至る多くの生物で
ほとんど同じ構造の(なんと、ハエとヒトのものを入れ替えても正常に発生する!)
遺伝子群を持つことがわかっています。(もちろんポケモンも持っていると推定されます。)(^^)
尾行上科に分類されているポケモン、およびパラセクト系の共通祖先の段階でホメオボックスに
起きた体節重複が6本肢形態を作り出し、それが伝わっているのか、
もしくはポケモン化遺伝子自体が、ホメオボックスに何らかの影響を与えているのかも知れませんね。

・・・ラティ系やフライゴン等の翼なんかは肩甲骨起源でもよさそうですが、リザードンの翼は肢変化っぽいし、
どうみたってカイリキーの腕は尾でも鼻でも指でもないっすもんねぇ〜(^^;)
(10/13-19:04) No.824
ミケロ
>1.「実は指である」説

実を言うとわたしも一瞬同じことを考えたのですが、(ポケモンにはなぜか指の数が少ないものが多いので、両手両足あわせて6本指でも違和感無い。)やっぱり鼻や尻尾のほうが体重を支える力仕事に向いている(カンガルー等は尻尾だけで体を持ち上げれます)かなぁ?と思い(「鼻行類」の影響も有り)そっちの方にしてしまいました。

>2.ホメオボックス変異説

確か、私が前読んだ本で「蛆虫の尻になるところを頭にしたら両方に頭のある蛆ができた。(ただ蛆ではどっちが頭だが尻だか元々分かりにくいので、見た目のインパクトは薄かった。)」とのっていました。
確かにこれは面白そうですしカイリキーの腕についても違和感ありませんね。(人間でもまれに指が6本の家系というのが有ったりするらしい。)
他に思いつけるのは
3、2人羽織説
「ウルトラマンコスモス」に、体系は地球人に似たヒューマノイド型だが背中に羽がついた『ギリバネス』というエイリアンが出てきたことがありました。
なんとこの『ギリバネス』の正体は人型宇宙人『ギリ』とエイ型宇宙人『バネス』が共生して合体した姿だったのです。
他にも戦隊シリーズの一つ「光戦隊マスクマン」にでてきた怪物『イグアドグラー』は腕が4本有ったのですがこいつも人型の『ドグラー』とカエル型の『イグア』が合体したものでした。
実は「あの腕や翼はほかの生物で、お互い神経までくっついているので自分の体同然に使える。」というのも面白そうですがどうでしょう?
(実際2個体の共生状態を1つの生物だと誤認されていた例で、地衣類〔木の皮についている苔みたいなやつ〕があります。
こいつは菌類と藻類が合体したものなのですがかなり後の時代まで苔に似た植物の一種であると考えられ、1つの門「地衣植物門」まで与えられてました。)
(10/16-22:14) No.826
ミケロ > 前に卵未発見グループについての手前勝手な説を書き込みましたが、ミュウ(ミュウツー)に良く似た哺乳動物を見つけました「トリペドラグス」という生き物です。

分類、哺乳綱=有袋目=アルギラクス科=トリペドラグス属
生息年代・場所 新生代=第三期=鮮新世・南アメリカ
備考、アルゼンチンでミイラ状態にて発掘されたネズミカンガルー型の有袋類。尾骨の一部が太く頑丈になり、後足と併用して三脚のように起立することができた。また、有袋類には殆ど無い脳の大脳新皮質が発達していて、類人猿並の知性を持っていたようである。南北アメリカが陸続きになった際に北部から進入した哺乳類によって駆逐され、絶滅した。

今まで私はミュウのモデルがわからなかったのですが、カンガルーなら納得がいきますね。
(11/16-18:25) No.835
サトチ > トリペドラグス
おお!それはすごい納得な!恐竜人類ならぬ有袋人類の可能性をほうふつとさせますねぇ〜。
豊田有恒(だったっけ?)のSFみたいだな・・って、そんなんいたっけ?とちょっと思って
検索してみたんですが、・・・もしかして情報ソースは何でしょうか?(^^;)
ググって見てもNHKでやっていたアニメ「救命戦士ナノセイバー」(なつかしい!)関係しか出てこなくて、
どうもこれ、架空生物のようなんですが・・・
でも、検索ついでに「有袋類はさらなる知性を進化させるには有望だ」って話なんかもめっけちゃいました。
現在の人類では、出生時に頭の大きさがこれ以上大きくできないが、有袋類は未熟児で生まれるので
そこらへんをクリアできる、という。(手も器用そうだし)
それと、トリペドラグス関連の「ナノセイバー」で、「胎児の脊髄から伸びたあるはずのない異常な神経束が・・」
なんて話もあったので、(ミュウツーの首の後ろの謎の管?みたい)もしかして元ネタ?とか思って
調べてみたんですが、ナノ放送は97年(^^;)ポケモンは96年だし。
でもトリペドラグスのアイデアの元ネタがミュウツーだったりしたら楽しいな、などと思っちゃいました〜。
(11/18-08:05) No.837
ミケロ > >・・・もしかして情報ソースは何でしょうか?(^^;)

申し訳ありません!!
実は昔ナノセイバー関係のHPを開こうと思い(当時ビデオ・DVDともに未発売だったので)インターネットを通じて情報を集めて自分のパソコンにとっておきましたが、3日坊主な私は作るのを途中でやめてしまいました。
ところが最近になって当時偶然撮っておいたビデオが一本残っていたのを発見して、それがトリペドラグスの登場する回だったのです。
それを見てぴんと来た私は、パソコンに残っていたほかのサイトから書き移したトリペドラグスのデータが残っていたのですが、当時の詳しい事は覚えていなかったので、そのまま載せてしまいました。

ところで話は変わりますが、ナノセイバーの3年前に放送していた「恐竜惑星」でミュウツーにカラーリングと顔。しっぽが似た恐竜の進化した「フォロル族」というのが出てきたのですがこいつが案外ミュウツーのモデルかもしれません。
(11/22-17:07) No.838
ミケロ > 追伸、
>でも、検索ついでに「有袋類はさらなる知性を進化させるには有望だ」って話なんかもめっけちゃいました。

これと関係しているのかは不明ですが、「有袋類は生殖方法の関係上、手先が器用でなくてはいけない。」というのを聞いた事があります。
これは「有袋類は誕生直後、母親の袋内に入る時に前足を使ってよじ登るので、前足がひれや蹄になる事ができず、必然的に前足がものがつかみやすいようになる。(だからフクロウマやフクロアザラシがいない)」という説ですが、たしかにオポッサムなどは手が人間そっくりです。
これから考えるに、手先が器用になって道具などを使うようになり、それによって脳が発達する。」というのなら納得がいきます(ただし現在の有袋類は大脳新皮質の発達が悪く、知能はイマイチですが・・・)。
また、「有袋類のなかでも、コアラやクスクスの卵子には角質の殻があったりする。」と同じ本に載っていたので、ミュウが有袋類だとしても「たまごうみ」が使えるのはおかしくありません。(袋が見当たらないのがネックですが・・・)
ちなみにゲームで有袋類のキャラが出てくる作品として、「クラッシュ・バンディグー」シリーズがあげられます(主人公のクラッシュ君は、バンディグートという有袋類の進化獣という設定。)
(11/23-13:04) No.840
サトチ > ミュウツーとフォロル
確かに似てますよね!
でも、「やじピカ」にも書いたウチのミュウツーの名前(ハル)の元ネタはフォロルじゃなくってギラグール側キャラだったり(笑)
(12/11-21:00) No.871
ミケロ > >でも、「やじピカ」にも書いたウチのミュウツーの名前(ハル)の元ネタはフォロルじゃなくってギラグール側キャラだったり(笑)

ああ、「春の最初の満月の・・・(後略)」さんの事ですね?
たしかにミュウツーは尻尾と頭部はフォロル系なのですが、胴体と手足はギラグール系かもしれません。
(確かここの連絡船乗り場のバーチャルステーション方面にある「ようこそ恐竜惑星へ」というページにイラストがのってました。)

ちなみに恐竜惑星の初放送は1994年・・・微妙だ。(主人公のモエもポケモンにいそうな感じのキャラだったしなぁ。)

ところで話は変わるのですが、私の分類で「怪獣&陸上単体グループ」と「人型&虫グループ」を哺乳類の別の亜綱に分類してありますが、これは歯の形状に注目したためのものです。

(原獣亜綱(学名、プロトテリア)に属する単孔類には歯がありませんが、カモノハシの子供のみ爬虫類と同じような尖っているだけの歯があるそうです。
ポケモン図鑑で見ると、体格等から進化の進んでいないと思われるフシギバナやニドキングの歯が全て尖っているだけなので怪獣・陸上グループは原獣亜綱に分類しました。

また、人型グループはよく分かりませんが、虫グループのカイロスやパラスの口を見ると・・・あれは何なんでしょうね?
とりあえず、あのキザギザしているのは「出っ歯」ということにさせてもらいます。
面白いことに原始哺乳類の一種に「多丘歯目」と呼ばれるリスにいた生物がいて、この生物の奥歯がちょうどパラスの「出っ歯(?)」のような形(湯たんぽのような形)をしているのです。
こうしたことから人型・虫グループを多丘歯目と同じ「異獣亜綱(アロテリア)」に私は分類しました。)

補足、学名の意味でプロト=(ラテン語で初めの・原始の)アロ=(違った・異なる、「アロサウルス」のアロと同じ意味)テリア=(獣という意味、よく古代獣の名前の語尾にある「○○テリウム」のテリウムと同じ言葉。)
(12/14-13:10) No.875
ミケロ > 追伸、トリペドラグスは架空生物ですが、近縁種という設定のアルギロラグス(アルギロ=銀の、ラグス=兎)は実在した生物です↓。
http://marspial.hp.infoseek.co.jp/arugu.htm
このアルギロラグスの手の短い所や足の構造、尻尾の先端のふさなどミュウに似ている気がしませんか?
(頭の形は似ていませんが、大脳の発達で丸頭になったとすれば納得がいきます。
また体格が少々華奢なのも、ミュウの方が倍近く体が大きいのを考慮に入れれば違和感ありません。)

ところで、一番上の表で水中グループ3(キングラー等の仲間)を甲殻類としたことについてですが「パルシェンやドククラゲは何なのか?」と言うご意見もあると思われます。
それについて百科事典で調べた所、甲殻類は最初親と違った姿をしていて、それが少しずつ変形してカニやエビの形になるそうです。
こうしてみると、ドククラゲ・ユレイドルはそれぞれノープリウス・ゾエア幼生に形が似ているので、これらが幼形成熟(ネオテニー)を起こしてその形のまま親になったとすれば不思議ではありません。
(12/20-17:35) No.883
サトチ > パルシェンについて追加
甲殻類・・ミジンコの一種で、頭から体全体がまるごと2枚の殻で覆われている「カイミジンコ」というのもいますから、そっち系の生物かも知れないですね〜。
(2/1-13:51) No.950
ミケロ > >「カイミジンコ」

そういえばそんなのもいましたね、他に甲殻類ではフジツボなんかが貝っぽい生物です。
(前の書き込みでパルシェンのことを書き忘れていてすみませんでした、パルシェンファンのかた、すみません。)

なお再度見直してきて気がついたのですが、水中2&3グループは普通に甲殻類という設定でもよかった気がしてきました。
(この場合水中2〔カメックスなどが属するグループ〕は、刺胞動物門以上の生物すべてが基本的に入ることになります。)
(2/2-12:47) No.953
ミケロ > サトチさん
>ただ、肢6本のポケモンに関しては、別な考え方もできるのではないかと。(中略)
>2.ホメオボックス変異説(後略)

これについてについて調べてみたところ「鼻行類」で多鼻類(鼻が複数本ある種類)についての解説でこんなこと載ってました。
「多少とも近縁の種に1個ないし一対、あるいはごく少数しかない器官が数を増すという現象は、他の系統の動物(鼻行類以外)にも見られる。(実際、三葉虫などは先祖に比べて節の数が増えています。)」
しかし続きがありまして
「多鼻類が鼻が複数あるのはただ鼻の数がいくつもあるだけとは違う、もし鼻の数だけ多いのなら別々に鼻を動かすことはできない。(すなわち脳もそれに合わせて発達する必要がある。)」といった意味のことが書いてありました。
そういえば、カイリキーって通信交換でしか進化しませんでしたよね?
あれがゴウリキーにいかなる影響を与えているか・・・謎です。
(2/24-14:07) No.985


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