やさしいにほんごのページは、こうじちゅうです。
この論文では、ラッキーの「タマゴ」とは何なのか、について考えてみました。
そもそも、これを書くきっかけとなったのは、金銀になるまでポケモンの卵は見つかっていなかった、という公式設定にひっかかり、では、ラッキーがおなかにかかえているアレ(=「タマゴうみ」で現れる物体)は何なのか、という疑問を抱いたからです。
まあ、上の「公式設定」自体も、ゲームの図鑑のコメントと多少くいちがいはあるんですが。 たとえば、青版、アーボのずかんには、「ポッポや オニスズメの たまごを まるのみしてしまう」とか書いてあるわけだし。
しかし、同じ、ゲームの図鑑コメントに、ラッキーについて、以下のように書いてあるんですよね。
赤・緑 「いちにちに いくつか たまごをうむ。 そのたまごは えいようまんてんで ものすごくおいしいらしい。」
青 「せいそくすうが とても すくない。 (略)」
・・・これって、矛盾してませんか? (^^;) 「いちにちにいくつかたまごをうむ」のが、みんなラッキーになるんだったら、あんなに数が少なくって捕まえにくいワケがないっ!!!(<結局自分でゲットできなかった)
じゃ、あの「タマゴ」ってのは一体なんなんだ? ってことで、考えたのが以下の結論です。
ミルタンクやほ乳類(乳牛など)がミルクを出すのは、子供に栄養を与えるためですが、他の動物でも、鳩が「そのう」から「鳩ミルク」といわれるものを出して子供に与えたり、熱帯魚のディスカスが、栄養たっぷりの粘液を体表から出して子魚に食べさせる、などの例が見られます。
それと一緒で、あの「タマゴ」(状の物体)は、子供に与えるための栄養のつまったカプセルなのではないでしょうか?
いくら心やさしいポケモンでも、自分の子供に孵るはずの本物の卵だったら、他人(他ポケ)を回復させるために食べさせる、ってのは無理があるし。 もしも無精卵だったにしても、ちょっと抵抗があるでしょうしねぇ?
だから、あの「タマゴ」は、本物の卵とは別物の、単なる「栄養のカプセル」である、というのがワタシの考えです。 いかが?
この論文は、タカマサさんのHP、Wastelandの掲示板に投稿したものに、加筆・訂正したものです。