ポケモン学研究所(がくけんきゅうじょ)
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用語解説(ようごかいせつ)


遺伝子(いでんし)水平移動(すいへいいどう)

 普通に親から子へ伝えられる遺伝子の移動(これを垂直移動という)とは別に、共生、ウイルス感染、プラスミドのやりとりなどにより、異なる生物間で遺伝子が移動すること。 (細菌などでは、プラスミドの移動という形で多く見られる。) 極端な場合、植物と動物、菌類など、まったくかけはなれた生物間でも起こりうるらしい。

小笠原諸島(おがさわらしょとう)欧米系住民(おうべいけいじゅうみん)

 19世紀、アメリカ等の捕鯨船団が、小笠原を重要な寄港地として利用しはじめたころ植民、現在も子孫の方々が住んでいる。

共進化(きょうしんか)

 生物が相互に影響を与え合って互いを進化させる現象。 例えばライオンとシマウマだと、より足の遅いシマウマ、獲物をうまく獲れないライオンが淘汰され、結果的に、よりお互いを進化させることになる。 ただし、普通は、特定の昆虫に受粉させる植物など、もっと狭い意味に使われる場合が多い。

共生(きょうせい)

 異なる生物が共に生活することにより、相互に利益を得るような生活形態。 サンゴと褐虫藻、イソギンチャクとヤドカリ、リスとドングリなど、いろいろな例が見られる。

極相(きょくそう)

 ある気候のところで、ほっておけば、自然にその状態になっていき、その後、環境が変わらないかぎり、変化しない植物相のこと。

常緑広葉樹林(じょうりょくこうようじゅりん)

 冬期の気温があまり下がらないので植物の生育に障害とならず、一年中緑の葉をつけている広葉樹林。西日本以南に多い。雨の多い亜熱帯や暖温帯の気候的極相樹林。 照葉樹林(しょうようじゅりん)とも。

収斂進化(しゅうれんしんか)

 系統上、全くの別種であるにもかかわらず、同様の環境に適応したため、外見、機能が類似する進化をとげること。 例:イルカ・サメ・イクチオサウルスなど。

進化(しんか)

 通常の生物学上では、生物が、長い年月のあいだに、環境に適応するなどして、形質を変えていくこと。 ポケモンにおいては、きわめて短時間の間に形質の変化が行われ、むしろ、通常生物の、成長過程の変態にあたるものと思われる。
 このコーナー中では、通常の生物学上の概念については、「」なしで、ポケモンの進化については「」つきで「進化」と表記する。

電子投票(でんしとうひょう)

 投票データを紙に書いて集計するのではなく、コンピュータに入力していく方式。 現在の技術でも、電子投票は技術的にはまったく問題無く実現可能である。手間も掛からず、用紙も無駄にならない上に、瞬時に結果が出るなどメリットが多いのだが、法律に「紙に書いて投票」と規定されているがために実現できないのだ。ナンセンス!

フェロモン

 生物の体内で作られて体外に分泌され、他の個体に作用する物質。 性フェロモン、警告フェロモン、道しるべ、集合などの各種の作用のものがある。

プラスミド

 大腸菌などの細菌が、染色体以外に持っている小さなDNA分子。 時に個体間〜異種間を移動し、耐性菌を生み出す原因となることも。

ベクター

 遺伝子の「運び屋」。 遺伝子組替えなどで、他の生物の遺伝子を導入するために使用する。 通常は、無害化したウイルス、プラスミドなどに目的の遺伝子を付けたものが使用される。

変態(へんたい)

 オタマジャクシがカエルになったり、アオムシが、さなぎをへてチョウになったりするように、生物が成長の過程でその姿を大きく変えること。
 まちがっても、黒眼鏡でコートの前を広げて「ワハハハハ〜」とやってる人のことではない。<をい

無精卵(むせいらん)

 受精していないために、かえることのない卵。 市販の鶏卵は普通コレなので、心おきなく食べられます。 逆にいうと、ヒヨコにしようと思って、冷蔵庫の卵を温めても、ムダ〜。


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