(アサギのとうだい〜40ばんすいろ〜タンバシティ〜アサギジム)
ネタバレあり、みたくないひとは、ちゅうい!!!
!ごちゅうい!
このはなしでは、サトチ(キャラクター)が、ミカンちゃんにメロメロになっています。
「ウチのミカンちゃんは、ぜったい○○のものだ!ほかにはぜったいやらん!!」
というごいけんをおもちのかたは、ごらんにならないことをおすすめします。(^^;)
<>(o^0^)「ぴちゅ、ぴちゅちゅ、ちゃぁ〜!」(こんかいは、チビピカが、『あらすじ』かいせつするでちゅ! えっと、まえのかいで、ピカパパと、なのはなママがケッコンして、チビピカがうまれたでちゅ。 チビピカ、うまれつき、『かみなり』も『スピードスター』もつかえるんでちゅ! えらいでちゅ〜!)
/(o^。^o)\「ピカピカ、チュウ〜・・・」(チビピカ、ちゃんと、サトチのこともせつめいするでちゅう〜・・・」
<>(o・・)「ぴちゅ!」(あ、そうだったでちゅ! えっと、サトチがアサギのジムにいったら、ジムリーダーのミカンちゃん、ってこは、とうだいのポケモンのかんびょうにいっちゃって、いなかったんでちゅ。 だから、サトチも、とうだいにのぼってみることにしたんでちゅ!」
/(o〜。〜o)\「ちゃあ〜」(よくできたでちゅう〜! チビピカ、えらいでちゅうね〜(メロメロ)」
(;^^) (ひと、それを『おやバカ』という・・・・)
[2がつ25にち] さて、きょうは、いよいよとうだいにちょうせん・・・のまえに、と。
「すみませ〜ん! このピカチュウたち、オレがかえってくるまで、にわであそばせといてやってくださいね! おねがいしま〜す!!」
まだしばらくは、チビピカをきたえるよていはないし、ピカたちを、ポケセンにあずけとこ。 おやこ3びき、みずいらずで、ゆっくりすごせよ! (^^)
うーん、さすがに、うみべのあさは、さわやかだぜ! ピカたちを、つれてたぶん、ほかのメンバーのトレーニング、たんなかったかもしれないし、とうだいにちょうせんするまえに、かるく、かたならしといくか!! かいパンやろうじゃないけど、まずは、じゅんびうんどうだぜっ!!
よっしゃ!まずは、きのうにひきつづいて、いわをわってみるぜ! いけ! ノコノコ! ・・・ををををを!?
なんと、やせいのツボツボが!! ツボツボ♀LV15、さっそくゲット! なまえは「アリータ」とつけました!
/(o・・o)’\「ピカ?」’(あ、わりと、サトチにしちゃ、かわいらしいなまえでちゅう?)’
(;^^) ま、♀でよかったよね〜。 ♂だったら、『ビゼン』とかになってたかも・・・。
/(;o^^o)’\「ぴ〜?」’(・・・って、もしかして、『ありたやき』とか、ツボなセトモノがネタでちゅう?)’
ついでに、そのへんの、かいパンノブオやら、ビキニのおねえさんのリサ(なんかカスミっぽい?)とバトル! ヒトデマンのこうそくスピン、はじめてみる。 かっこいいかも〜。 タッチィLV26に。ノコノコもLV26で、「おいうち」ゲット・・・は、やめときました。 プルチリパ、LV25で、ネイティオにしんか!!! (;^^) おお〜、ますます、フカシギなかんじ、アーップ!!
さ〜て、ちこっとレベルアップもしたし、とうだいに、いってみるか! どっちみち、ジムリーダーがいなきゃ、ジムせんはできないし、なんか、とうだいのあかりがないと、ふねもでられないみたいだし。
・・・なにより、よくかんがえてみたら、ずいぶんながいあいだ、とうだいのポケモン、ねこんでるみたいだから、かわいそうだよな・・・。 もしかしたら、こないだのミルタンクみたいに、オレでも、なんとかできるかもしれないから、きのみとかもってって、たべさせてやろっと。
がっしりした、いしづくりのとうだいにはいると、そととちがった、ひんやりとしたくうきがながれている。 むかしから、ここでは、ポケモンが、よるのうみをてらしていて、それをまつったのが、このとうだいだ、ってきいたけど、ずいぶん、むかしからあるんだなぁ・・。
さて、ここには、しゅぎょうにきてるトレーナーもけっこういる、ってきいたんだけど・・・ お! いたいた!
「オレは、マサラタウンのサトチ! アサギのトレーナーに、ちょうせんするぜっ!!!」
・・・え? ここは、あそぶばしょじゃ、ない? オレは、あそびにきてるわけじゃないやい!(^^;) いけ!タッチィ!!
ってことで、ヨルノズクと、はつバトル!! ・・・いや〜、「ジェントルマンのカーネル」ってきいて、ぜったいサンダースだしてくるとおもったんだけど、ハズレましたね〜。 わははのは (^^;)
/(o--o)’\「ぴか〜。」’(フライドチキンのおじさんじゃないでちゅう〜。)’
「さいみんじゅつ」には、てこずったけど、バトルはしょうり! どうやら、しんけんだ、ってみとめてくれたみたいで、ジムせんのまえに、ここのポケモンがびょうきだ、ってきいて、きてみた、っていったら、たしかに、いつもひかってるポケモンがびょうきなんだけど、ふつうのキズぐすりじゃなおらないみたいだ、っていってた。 ・・・きのみで、きくかなぁ・・・・(−−;)
ふなのりゲンキにかって、いっしょにがいこくへいこう、とかさそわれたり。 いや〜ん(^0^;) めりの、LV26に!!
つぎにあったのは、とりつかいのクニヒコ、ってヤツだった。 ひとのかおをみるなり、『おみまいか?ひやかしか? ・・・ひやかしなら、かえってもらうよ!』 なんて、バトルをしかけてきやがんの。 ・・・でも、そのあとで、ぐあいのわるかったミルタンクのはなしをして、きのみもってきたんだ、っていったら・・・ 『・・・ほんきだね? おみまい、するんだね』って・・・。 ミカンちゃんと、ポケモンのこと、ホントにしんぱいしてたんだな・・・。 コイツ、けっこういいヤツかも。
ちょっとここらへんで、はずかしくなったり。 まだ、プレイヤーは『ひやかし』っていわれても、しょうがないきぶんでいましたからね・・・。 (^^;) ううう、りょうしんが・・・。
コイツもおみまいにきたんだけど、なかがふくざつで、うえにのぼれなくってこまってるんだって。 ゲゲ、そんなにふくざつなの? オレもがんばるから、オマエも、がんばれよ・・・ はやく、おみまいにいけるといいな。 (^^;)
そのあとも、なんにんものトレーナーとたたかった。 ジェントルマンに、とりつかい、ふなのり・・・。
ガーディづれのジェントルマン・・・ なつかし。 もしかして、むかし、サントアンヌごうにのってたりして? (^^) このへんで、ひさびさおかあさんからでんわ。 かいもの、パソコンにいれといた、っていってたんだけど、なにをかったんだか、けっきょくわかりませんでした。 スーパーボールにふしぎなあめ、ピーピーエイドに、わざマシン34、「いばる」ゲット!プルチリパLV26に!
いろんなはなしもきけた。 タンバにはいいくすりやさんがある、とか、「そらをとぶ」がおぼえられるらしい、とか、ミカンちゃんは、もともと、イワークとか、いわタイプのトレーナーだったとか、(だから、『てっぺきガード』なんだな〜 (^^;) なるほど) そのあと、つかうポケモンのタイプがいつのまにか、かわってた、とか・・・。 はて?
そういえば、ミニスカのレミってこ。 ジムのトレーナー、ってわけじゃないみたいだけど、もしかして、ちょうせんにきて、ジムがからっぽなのをしんぱいしてたのかな? 『ミカンちゃん、このまちのジムリーダーなのに』、ってつれもどしにきてたっけ。 じぶんのポケモンがたおされて、だれだって、ポケモンがぐあいわるかったらしんぱいするよね、って、ミカンちゃんがはやくジムにもどれるよう、おいのりする、っていってたなぁ・・・。
そう、しゅぎょうにきてるヤツもおおかったけど、ミカンちゃん、ポケモンがしんぱいで、くすりともわらわない、ってしんぱいしていた、ふなのりユウゾウとか、たくさんのひとたちが、ミカンちゃんとポケモンのことを、しんぱいしていたんだ。
とうだいのうえのほう、ふくざつなつうろをぬけ、かいだんをあがる。
「わ!」
かべ、いちめんのガラスまどからさしこむ、まひるの、まぶしいたいように、いっしゅん、くらいつうろになれた、めがくらむ。 きっと、よるは、このまどから、あかりがくらいうみをてらすんだろう。 どうやら、このかいのまんなかは、ちょっとしたへやになってるみたいだ。
・・・ここが、アサギのとうだいの、さいじょうかいか・・・ と、まどいちめんにひろがる、まっさおなうみにみとれていると、うしろの、へやのなかのほうから、だれかにはなしかけている、おんなのこのこえが。
あわててふりむくと、へやからでてきた、しろいワンピースのおんなのこと、はちあわせした!
「!」 おんなのこは、ちょっと、びっくりしたようすで、ながいまつげの、おおきなめをみひらいている。 きんいろのかみどめをつけた、くりいろのながいかみが、まどからのしおかぜに、さらさらとなびいてる。
どきっ。
・・・このこがミカン・・・・!!
(; ̄□ ̄) ・・・・なななな、なにかいわなきゃ・・!!
ひっしで、ことばをしぼりだそうとしたけど、あたまにちがのぼっちゃって、くちをパクパクさせるばかりで、まともなことばなんか、さっぱりでてきやしない。 かわりに、くちからでてきそうになるのは、いままでの、どんなバトルのときにもなかったほど、おおあばれでバクバクしつづける、オレのシンゾウばかりだ・・・・! おちつけ、オレのシンゾーっ!!! (;><)o"
(; ̄□ ̄)「あ、あ、あ、あのぉ〜!! ・・・オレ、マサラタウンのサトチ! そ、そのぉ、ジョウトリーグへのとちゅうに、アサギジムにきたら、とうだいのポケモンが、ぐあいがわるいんで、かんびょうしてる、ってきいて、お、おみまいにぃ〜・・・。」
/(;o^^o)’\「・・・」’(サトチぃ・・・ こえが、ひっくりかえってるでちゅうよ〜・・)
ぼうしをとって、ちいさなへやのなかにはいると、なかには、ふかふかのじゅうたんがしいてあった。 そこには、いっぴきのポケモンが、もうふにくるまってよこたわっていて、ミカンちゃんがちかよると、「・・・・ ・・・ぱ ・・・ぱるう」と、よわよわしくこえをあげた。
「このポケモン、いつも、うみをてらしてくれてたの。 ・・・・でも、いきなりぐったりして、いきもたえだえに・・・・」
このこが、アカリちゃんか・・・! オレは、はじめてみるポケモンだけど、すごくぐあいがわるそうだ、っていうのくらいはわかる。 ほんとならつやつやしているだろう、はだのいろはくすんでつやがなく、メリープみたいな、しっぽのさきのたまも、どんよりとくもってしまっている。 うごくどころか、さっき、こえをあげたのがやっと、いきをするのも、くるしそうだ・・・。
へやにひとつしかないイスをすすめてもらったけど、アカリちゃんのようすをみたいから、と、ことわって、いっしょにじゅうたんにすわる。
・・・これ、へやにまっすぐはいってミカンちゃんのまえにたつと、どうしたって、イスにすわってるようなかっこになっちゃうんですよね (^^;) でも、なんだか、ミカンちゃんをたたせて、じぶんだけすわってるようなカッコになっちゃうのがやなんで、わざわざまわりこんで、イスのないほうからはなしかけてたりしましたっけ。
ふと、へやのなかをみまわすと、かんたんなベッドとテーブルがあって、ひとがとまりこみできるようになってるみたいだ。 このこは、ここでなんにちも、とまりこみでかんびょうしていたんだろうか・・・。 そうだよな・・・。 オレだって、もしもピカがこんなふうになったら・・・。 (T^T)
ミルタンクのことをおもいだして、もってるかぎりのきのみをだしてみたけど、もう、どれもためしてみたあとらしい。 ふつうのきのみどころか、「きせきのみ」や「おうごんのみ」、いろんなくすりも、ぜんぜんきかなかったって・・・。 はなしながらも、ふかいいろのひとみには、みるみるいっぱいになみだがたまって、いまにもこぼれおちそう・・・・。
でも、ただでさえよわっているアカリちゃんに、しんぱいをかけたくないんだろう・・・。 たまったなみだをこぼさないように、ひっしにがまんしているのがわかる。 ・・・そんなようすをみていると、オレのむねまで、きゅーっといたくなってくる・・・。
(><;) もう、くるしそうなアカリちゃんも、かなしんでいるミカンちゃんも、みていられない・・・! オレになにか、できることは、ないんだろうか、と、たずねると・・・
「 ・・・うみのむこう、タンバには、すごいくすりやさんがいるそうですけど・・・ わたし、アカリちゃんのそばをはなれるわけには、いかないし・・・。 あ、あのう、おねがいです。 わたしのかわりに、くすりをもらってきていただけませんか?」
( ̄□ ̄;) あー!! そーいや、さっき、タンバのくすりやのうわさ、きいたっけ!!! わすれてたい!
あわてて、ポケギアで、タンバのばしょをかくにんする。 ・・・よっしゃぁ!!
( ̄ー ̄)=3 「そーいうことなら、オレにまかせてくれ!! 『そらをとぶ』は、まだつかえないけど、オレ、ラプラスもってるから、タンバまでだって、ひとっとび・・・じゃなくってひとおよぎさ!! ウズがあるってたって、よけてとおれば、なんとかなるぜっ!」
・・・え? このじかんじゃ、タンバにつくのは、はやくってもゆうがた? よるになっちゃったら、ウズがきけんで、とおれないから、むりするな、って? ・・・ふ、だいじょうぶさっ!
(^^) 「・・・しんぱいしてくれるのは、ありがたいけど、オレ、とてもじゃないけど、こんなくるしそうなアカリちゃん、みてらんないよ!」
(・・・そして、そんなかなしそうなキミも。・・・)
「やくそくする! きょうじゅうに、アカリちゃんのくすり、かならず、もってかえるぜっ!!!」
サトチは、「あなぬけのひも」をつかって、すがたをけした!!!
「すいませーんっ! ポケモンのかいふく、おおいそぎでおねがいしますーっ!!」
タンバにいくまえに、まずはみんなをかんぜんかいふくだ! ポケセンで、みんなをかいふくさせるあいだのじかんもおしんで、リュックをぶちまけて、もちものをチェックする。 かいふくけいアイテムはじゅうぶんか、パソコンにあずけておいたほうがいいものはないか・・・
/(;o・・o)\「ぴか?!」(い、いったいサトチ、なに、こんなにいそいでるんでちゅう?! ぶんしん、どうしたんでちゅう?!)
/(o・0・o;)’\「ぴかぴか〜!」’(それが、これこれ、こういうわけなんでちゅう!)’
/(;o・□・o)\「ぴか〜!?!」(ふ、ふだん、アイテムつかうの、あれだけ、ケチるサトチが、『あなぬけのひも』をつかうなんて・・・?! しんじられないでちゅう!!!)
うっちゃしい(=うるさい)わい!!(^^;) アイテムってのは、こういうときにつかうもんなの!! ・・・・・とかいってたのはいいけど、これがまた、おおボケのもとになっちゃったりなんかしてたり。 ま、それはまた、あとのはなし・・・。
みんなの、かいふくがすんだ! ・・・わるいな、ピカ! なのはなとチビピカといっしょに、ちょっとここで、まっててくれ! プルチリパ!じゅんびはできたな! リーフ!タッチィ!めりの!ノコノコ!おくれるな! よーし、リュウセン! いけ!さいだいスピードで、みなみの、タンバへむかうんだ!!!
@・へ・)「キュゥウ〜!!」(がってん、しょうち!!) リュウセンは、フルスピードで、およぎだした!!
みなみへ、みなみへ! リュウセンにのり、フルスピードでなみのうえをつっぱしっていく、サトチのまえに、うみのトレーナーたちが、たちはだかる!
え? ポケモンになんかのらずに、およげ? オレ、きょうはそんなヒマ、ないんだよう!! ・・・いつもなら、よろこんであいてをするところだけど、わるいけど、きょうはあいてなんか、してらんないんだ! ・・・といっても、かんたんには、とおしちゃくれないか。
・・・ええい!おしとおるっ!!
かいパンのナオユキやらタツヤやらビキニのミチコやらをたおして、リュウセン&タッチィLV27、リーフLV28、めりのLV28→29に!!
うみのトレーナーたちをたおしていくうちに、すいろのせまくなったところにでた。 ちょっとひといきついて、ポケギアで、げんざいちをたしかめると、ここは41ばんすいどう。 タンバはもう、めのまえだ!!
・・・って、いつのまにか「うずまきじま」ってとこ、とおりこしてるんですけど・・・? あり?
リュウセンを、しんちょうに、すいろにちかづける。 せまいすいろは、あちらこちらに、とがったいわがつきだし、ながれのはやいところでは、うずしおが、ごうごうとおとをたてている。
・・・まんなかへんをすすめば、なんとかなりそうだ・・・。 リュウセン、きをつけていけ!!
(^0^;) ・・・って、なんでこんな、とんでもないとこに、トレーナーがいるんだよう!!
(^^;) まったくだ。 ってことで、ビキニのナツミやら、かいパンヨウヘイとバトル! あらしのよるに、なにやらおおきなポケモンが、ぎんいろのはねをちらしながらとんでいった、なんて、なにやらきになるはなしもきけたり。
うずしおだらけの、せまいすいろをぬけると、みちがえるような、しずかないりえがひろがっていた。 にしにかたむいたひざしをあびて、きらきらとひかる、なめらかなすいめんをすすんでゆくと、ついにはまべが! ここが、タンバシティか!!
なんだか、うずしおとトレーナーにもまれたあとで、こんなしずかなはまべにじょうりくすると、「うらしまたろう」に、なったみたいだ・・・。 う、いかんいかん! もう、ひはかたむきかけてるし、いそいで、うわさのくすりやを、さがさなきゃ!! もどれ! リュウセン!!
・・・といっても、まちのどのへんに、くすりやがあるか、わからないんで、ポケセンには、よらないようにきをつけながら、とおりのいえを、かたっぱしからたずねてみる。 なんだか、さっきすっとばしてきたしまに、うみのかみさまがいて、うずをつくりだしてる、とか、ぎんいろのはねをもってるとあえる、とか、ジムリーダーのシジマは、かくとうポケモンきたえるのに、じぶんがあいてしてる、とかいろいろきけたけど・・・
(;−−)「か、かんじんのくすりやは、どこなんだよう!!」
( ̄∇ ̄)「・・・もしもしアナタ。 メメクラゲにさされましたね。」
(^^;)「はぁ? オレは、クラゲにさされてなんかいないよ? だいいち、それをいうなら、『メノクラゲ』だろ?」
( ̄ー ̄)「アナタは、こうおっしゃりたいのではないですか。 『イシャはどこだ!!』」
(^^;)「オレがさがしてるのは、イシャじゃなくって、くすりやなの!! だいたい、なんなんだようアンタ〜。
( ̄□ ̄;) ・・・・あー!! キサマは、プレイヤーっ!!! な、なんで、こんなところに、とつぜん、でてくるんだよう〜!!!」
(;^^)「いや〜、つい、ギャグをおもいついたら、やりたくなっちゃって〜。 ほれ、ポッキン」(と、きんたろうあめをおる)
(;−−)「オ、オレはいそいでるんだーっ!!! クダラないギャグで、じゃまするんじゃなーい!! いいかげんにしやがれ〜っ!!!!」
げしぃ!!
(^^;)/「あ〜れ〜!!ポッキン、きんたろぉぉぉぉ〜〜〜〜〜」 (ひゅるるるる〜)
サトチ(プレイヤー)は、どっかにふっとばされた!!
/(;o^^o)’\「ぴか・・・」’(サトチぃ・・・そこまでして、ギャグやりたいでちゅうか・・・?
あ、いちおうかいせつしとくと、いまのワケわかんないネタは、『ネジしき』ってマンガでちゅう。 もともと、ワケわかんないまんがだから、ワケわかんなくってあたりまえでちゅうよ。)
とかやってるあいだにも、どんどんじかんはすぎていく。 なんか、つぎのいえにはいったら、おろおろしてるヒトが。 え? オレとおなじくらいのとしごろで、めつきがするどくって、かみがながくて、なんだか、こわそうなしょうねんに、ポケモンとられた?!
・・・って・・・シゲツーだ!! (^^;) まったく、ポケモンをてにいれるのに、しゅだんをえらばないヤツだな〜。 え? もう1ぴきのこってるけど、また、おそわれたらどうしよう? きみ、つよそうだから、あずかってくれ、って?!?
といっても、オレいま、あずかってるヒマなんかないんだよな。 このつぎ、って、きょうはことわってきたけど、なんのポケモンか、だけでも、きいときゃよかったかな? ・・・ん?! このかんばんは! 「そうぎょう 500ねん タンバくすりや」?! めっけたぁ!!
「すいませーん!! すっごく、ぐあいのわるい、ポケモンがいるんです!! くすり、おねがいします!!! え? そないにじゅうしょうにはみえん?? ・・・いや、オレのじゃなくってぇ〜。 (^^;)」
くすりやさんに、アカリちゃんのしょうじょうをはなすと、それなら、と、いそいで、ききめがつよすぎるから、よほどのことでないとあげない、っていう、ひでんのくすりを、ちょうごうしてくれた! ・・・これで、アカリちゃんが、げんきになるんだ!! (・・・そして、あのこも・・)
そとにでてみると、もう、ゆうがただった。 あたりはすっかり、ゆうひのオレンジいろにそまっている・・・。
/(;o・・o)’\「ぴか〜?!」’(もう、こんなじかんでちゅう・・・。 サトチ、これからおよいでかえったら、いくらリュウセンちゃんでも、あぶないでちゅう! どうするつもりでちゅう?)
・・・ミカンちゃん! オレ、やくそくしたとおり、すぐにくすりをもってかえるぜ!! ・・・よし、みんな!ボールにはいったな?
プルチリパ(ネイティオ)! 「テレポート」だ!!
/(;o・0・o)’\「ぴー!!」’(あー!!そのてがあったでちゅう!! ・・・それで、ポケセンに、よらないようにしてたでちゅうね!)
「ネィイィーィーィーー・・・・・」 プルチリパは、ふしぎなもようのはいったつばさをひろげ、くるくると、おどるようにまわりはじめた。 くるくる、くるくる、まわっているプルチリパをみているうちに、だんだん、まわりのけしきが、まわりだして・・・・・
いっしゅん、くらっ、とするようなかんじがあったとおもうと、そこは、もう、アサギのポケセンのまえだった・・・!!!
「・・・わるい! ポケセンには、あとで、ちゃんとよるから! ・・・みんな、もうすこし、しんぼうしてくれ!」
ひとやすみするまもおしんで、いっきにとうだいをかけあがる。 さっきバトルしたみんなが、「アカリちゃんのくすりをもってきた」ってきいて、おうえんしてくれてるけど、 こ、ここのとうだいを、いっきに、かけあがるのは、キツイぜ・・・・!!!
さいじょうかいにあがると、ゆうひは、すいへいせんのむこうに、いましも、しずもうとしていた・・・。、
かいだんのぼりで、がくがくするヒザを、ひっしになだめながら、うなだれてすわりこんでいた、ミカンちゃんにはしりよる。
「アカリちゃんのくすり、いま、もってきたぜ!!!」
ミカンちゃんは、しんじられないように、めをみひらいて・・・・。
「 ・・・そのくすりで、アカリちゃん、なおせるのですか?」 オレにといかけるこえが、ふるえる。
( ^^)「もちろんさっ! タンバのくすりやさんの、ひでんのくすりだぜ!! アカリちゃん、すっかりげんきになること、まちがいなしさっ!! さ、はやくのませてやんなくちゃ!! ほい!」
くすりびんをうけとったミカンちゃんは、それを、いっぺん、ぎゅっ、とむねのまえでにぎりしめると、アカリちゃんにかけよった・・・ かとおもうと、ふりむいて、じゅうたんのうえにへたりこんでいるオレにいった。
「 ・・・あ、あの、・・・・きをわるくしないでくださいね。 ・・・・アカリちゃん、わたしいがいのひとから、ものをうけとらないから・・」
(;^^)(ぜーぜーぜー) 「・・・え、とんでもない! そんなに、ミカンちゃんになついてるんだから、あたりまえだよ。(・・・もし、オレがポケモンでもね(^^;)) ・・・さ、アカリちゃんにのませてやってよ!」
ミカンちゃんは、こく、とうなずくと、アカリちゃんのあたまを、そっ、ともちあげて、ひざにのせ、くすりをすいのみにいれて、すこしずつアカリちゃんのくちに、ながしこんだ。
くすりが、アカリちゃんのくちにながれこむにつれて、いきづかいがおだやかになり、くすんでいた、からだのいろも、しっぽのさきのたまも、だんだん、つやをとりもどしていく・・・・。 さいごのひとくちを、のみおわったころには、あんなにくるしそうだったいきも、すっかり、らくになったみたいだった。
「 ・・・・・アカリちゃん。 ぐあいはどう?」
くびをさすってあげていたミカンちゃんが、しんぱいそうに、といかけると・・・・ アカリちゃんは、ゆっくりとめをひらき、あたまをもちあげて、「・・・パルッ! パルルッ!!」と、うれしそうにこえをあげた!
「・・・ああ、よかった・・・!」
アカリちゃんをぎゅっ、とだきしめる、ミカンちゃんのめから、いままでがまんしていたなみだが、はじけたようにあふれだす。 めをとじて、あふれるなみだをとめようとしても、もう、なみだはとまらず・・・
「ほんとに、よかった・・・。」
・・・はらはらとこぼれる、おおつぶのなみだは、ダイヤモンドのように、きらきらとかがやきながら、・・・すいへいせんにしずむゆうひにきんいろにかがやく、ミカンちゃんのかみに、アカリちゃんのからだに、ころころ、ころころ、と、ころがりおちていった・・・。
その、ほうせきのようななみだを、 ・・・・オレは、めをとじることもできずに、そのまま、ずうっとみつめつづけていた・・・・・。
どのくらい、そうしていたんだろう・・・。
とつぜんの、「ボオーーーーッ!!!」 という、なんそうもの、ふねのきてきで、オレがわれにかえると、ゆうひは、もう、とうに、すいへいせんのむこうにしずみ、そらには、いちばんぼしがかがやきはじめようとしていた。
そして、げんきをとりもどした、アカリちゃんのしっぽのさきのたまからは、きらきらした、あたたかなひかりが、まどのそとへも、あふれだしていた・・・。
「・・・ああ ほんとに、よかったです。・・・ ありがとうございます。 あなたのおかげです。」
まだ、めがうるうるしていたけれど、ミカンちゃんは、ほんとうに、うれしそうだった・・・。
(;^^)「・・・い、いや〜、そんな〜。 オレは、あたりまえのことをしただけで〜。 たまたま、ジムによっ・・・」 !!
(;−−) !!! (そうだ! オレは、アサギジムに、バトルにきたんだった・・・・!!!)
・・・おなじことを、ミカンちゃんもおもいだしたらしい。 いっしゅん、ハッ、としたかとおもうと、・・・・
「・・・ では、わたし、 ・・・ジムにもどります」
と、いそぎあしでさっていった・・・!
・・・・・ ( ̄□ ̄)
・・・・・ ( ̄□ ̄)
・・・・・ ( ̄□ ̄)
(;^□^) ・・・・・ は! ボケッとしてるばあいじゃない〜!! オレも、いそいでジムに・・・、!!!
あわてて、ミカンちゃんのあとをおいかける(つもり)で、かいだんをかけおりた、はいいけど・・・・
は、はううぅ〜?!?!
(^0^;)
い、いったいこのとうだい、ど、どこからおりればいいんだ〜っ!!!
そう。 まえのときに「あなぬけのひも」なんかでおりてたもんだから、おりかたがわかんなかったんである。 (^^;)
/(oT0To)’\「ぴかぁ〜・・・」’(サトチぃ〜。だから、やりつけないこと、するもんじゃないでちゅう〜・・・・・)’
おりたりあがったり、いいキズぐすりみつけたり、うろうろしながら、やっとこおりくち、みつけましたとさ。 しかし、・・・ここを、とびおりまくって、おりてったのかい・・・? ミカンちゃん? (^^;)
いまさら、あわてても、しかたがないか・・・。 ポケセンによって、みんなをゆっくりやすませてやってから、ジムにむかう。
ミカンがつかうのは、はっけんされたばかりのはがねタイプ、か・・・。 どんなこうげきによわいのか、どんなワザをくりだしてくるのか・・・・。 わからないことだらけだ。 ・・・どちらにしても、オレにははじめてのあいてだ! ほほをりょうてでバシ!!とたたいて、きあいをいれる。
「みんな! いくぜっ!!!」 「リィ〜フ!」「チィ!」「メリィ〜!」「キュゥ〜ン!」「ネィ〜!」「ノゴ!」
なかにはいると、いわだらけのジムのおくに、たったひとりのしろいワンピースのひとかげ・・・。
なぜか、むねがきゅっ、とする。 (ほかには、ほんとにだれもいないのか・・・ ・・・たったひとりで、ジムをまもっているんだ・・・! )
ジムのいちばんおく、バトルフィールドの、ジムリーダーのたつ、だんのしたまであゆみより、そのすがたをみあげる。 いわだらけのジムが、あのしろいワンピースのまわりだけ、まるで「ごこう」がさしているかのように、あかるい・・・
「・・・ とうだいでは、ありがとうございました。 ・・・でも、しょうぶはべつですね。 ・・あらためて、じこしょうかいします。 わたしは、ジムリーダーのミカン。 つかうポケモンは、はがねタイプです。」
「オレは、サトチ・イエロー・シルバー・モジリ。 カントーの、マサラタウンからきました。 ジョウトリーグのバッジは4つ、つかうポケモンは・・・えーと、・・でんきとか、いろいろです (−−;)」
「 ・・・はがねタイプって、ごぞんじですか? さいきん、みつかったばかりの、ポケモンのタイプなんですの。 ・・・あ、あのう、 では、はじめますね。」
しあいかいしだ! ぼうしをぎゅっ、とかぶりなおし、モンスターボールをえらぶ。 たたかうからには、オレは、ぜんりょくでたたかう! しかし、はがねタイプ、か・・・なにがでてくるのか、けんとうもつかない。 さいしょは、あいてのでかたをみるしかないか・・・
「きみにきめた!! いけ!タッチィ(オオタチ)! 『どろかけ』だ!!」
ミカンがくりだしてきたのは・・・ コイルだ!!
なるほど〜。 なんとなくコイルって、「でんきタイプ」ってしかあたまになかったけど、たしかに「きんぞく」なかんじ。 けっこうここらにもいるし、なっとくかも。
まずは、どろかけでコイルにダメージをあたえ、それほどはくろうせず、2ひきめのコイルもたおす。
ミカンのポケモンは、あと1ぴき! さいごはいったい・・・ こ、こいつは?!LV35ハガネ―ルだって!?!
そいつは、イワークににていたけれど、ぜんしんがてつびかりし、するどいトゲが、からだのあちこちからつきだしている、だんちがいにきょうあくそうなつらがまえのポケモンだった!
/(;o・・o)’\「ぴ・・・」’(なんか、『てつでできた、ぶっといマグロのホネ』ってかんじでちゅう?)
(;−−) う・・・ (こうげきくらったら、すんげーいたそう・・・) でもっ! いくらいりょくがあっても、あたらなきゃしょうがないぜっ!! タッチィ! どろかけだ・・・! なんだと!? 「アイアンテール」?!
ハガネ―ルのしっぽが、ブン!!とうなりをあげて、ぶちあたる!! ひとたまりもなく、タッチィはふっとばされた!!!
「だ、だいじょうぶか!! タッチィ! ・・・ええい! たのむ! ノコノコっ!!」
・・・まるで、わるいゆめをみているかのように、ハガネ―ルはつよかった。
イワークいじょうに、おもみのあるからだからくりだされる、すさまじいいりょくのアイアンテールをくらったら、ほとんどいちげきでオレのポケモンたちは、ひんしすんぜんなのに、こちらのこうげきは、かたいからだにはねかえされ、ろくにダメージをあたえられない!
(;><)「くぅ〜!! 『でんじは』はだめか・・・! もどれ、めりの! いけ!! プルチリパ!!」
ひっしのおもいで、こうげきをかいくぐりながら、ポケモンたちのかいふくをしていたオレは、ふと、きがついた。 でんきけいがきいてなくて、「どろかけ」や、「なみのり」は、けっこうきいている? おそらくこいつは、イワークのしんかけいだ・・・すると、 ・・・じめんタイプがのこっているのか?!
なにもせいしつのわからない、はがねタイプへのたいさくばかりをかんがえていたけど・・・ それならそれで、やりようがあるぜっ!
「もう1かい、いってくれ! リュウセン! 「なみのり」だ!」
・・・きいてる! たしかにこいつ、じめんタイプをもってるんだ!
このちょうしで、なんとかこつこつハガネ―ルのHPをへらしたものの、もうすこし、ってとこで、すごいキズぐすりでかいふく(^^;) あんまりだぜミカンちゃ〜ん(T□T) おまけになんだか、ハガネール、「にほんばれ」なんてつかってくるし。 もしかして、これって、みずけいのワザ、ききがわるくなるとか?
かいふくけいアイテムは、もうほとんどなし、ひんしになってるヤツは、なんとか、いないけど、もうみんなボロボロだ・・・
「もどれ! リュウセン! いけ! リーフ!! おまえがさいごのたのみだ!! まずは「リフレクター」で、みをまもれ! つぎは、つよくなったひざしをうけて、「こうごうせい」でかいふくだ!!」
リーフは、ひっしにがんばってくれた。 よそういじょうに、こうごうせいとリフレクターでもちこたえたんだ! ハガネールも、もうへとへとだ! ・・・しかしそこで、リフレクターのこうかがきれた!!
「つぎできめるっ!! リーフ!!『はっぱカッター』!!!」
ハガネールよりわずかにはやく、リーフのわざがきまった! ハガネールは、じひびきをあげてたおれた!!!
(; ̄□ ̄) や、やった・・・ ついに、あのハガネールをたおしたんだ!
(≧∇≦) おまえたちのおかげだぜ!! ありがとうなっ!!! (ぎう) (<だきしめたおと)
A A
(=^∇^)「チィー!」
@@
<(^∇^)>「メリィ〜〜!」
\
,(^−^),「リィ〜フ!」
@^< 「キュウゥ〜ン!」
/(⌒⌒>「ネィネィ〜!」
<(((ε(Θー)「ノゴ!」
たおれているハガネールを、ミカンちゃんはそっといたわるようになでて、ボールにもどす。
「 ・・・ポケモントレーナーとして、あなたのほうがうわてみたい。 つよさも、やさしさも ね・・・・」
;;;;;(;−−)「そ、そんなこと、ない! キミのハガネールは、ものすごくつよかった! ・・・・こいつらが、がんばってくれたから、なんとかかてただけで、オレは、オレはまだまだ・・・・・ そ、その・・・・・ 」
「・・・では、リーグのきまりどおり、バッジをわたします。」
くちごもっていたオレに、ミカンちゃんは、じぶんのえりもとにとめていたスチールバッジを、そっとはずして、てわたしてくれた。つめたいはがねのはずのスチールバッジが、ほんのりとあたたかみをのこしている・・・。
「・・・あのう、 あと、これも、どうぞ。 そのわざマシンをつかうと、アイアンテールをおしえられます。」
いままでにも、くろうしてゲットしたバッジはあったけれど・・・ ゲットして、こんなにうれしかったバッジがあったろうか。 ・・・バッジとわざマシンを、ぎゅっとにぎりしめる。
ずーっとずーっとむかしから、オレの1ばんのゆめは、いつかほんとのポケモンマスターになることだった・・・。 これで、またひとつ、オレは、オレのゆめにちかづくことができたんだ・・・。
そして、・・・ポケモンずかんをかんせいさせるのが、オレの2ばんめのもくひょう・・・だった、けれど・・・、いま、オレには、もっとだいじなもくひょうができた。・・・」
ミカンちゃんは、くちごもりながらはなす、オレのことばをききながら、くびをかしげた。
「ひとつめは、・・・まず、はがねタイプをぜんぶあつめることと、はがねタイプについて、まなぶこと。
・・・けっきょく、オレはこんかい、はがねタイプのことは、さっぱりわからなかった。 かった、っていっても、コイルやハガネールのもってる、べつなタイプをせめていたわけだし・・・。 だから、はがねタイプについて、もっともっとしらなくっちゃ・・・。
そして、もうひとつは、めりののヤツを、りっぱなデンリュウに、しんかさせること。
・・・ポケモンマスターをめざすゆめは、とちゅうであきらめるわけにはいかないけれど、でも、その・・・もしも・・・・」
・・・まるで、のどに、かたまりがつかえてるみたいに、ことばがでてこない・・・ おもわず、うつむいて、ぼうしのつばを、ひきおろす・・・・
「・・・オレが、ポケモンマスターを、なのれるだけのじつりょくを、みにつけることができて、はがねタイプのポケモンを、ぜんぶあつめられたら、
・・・はがねタイプトレーナーとして、どんなトレーナーのあいても、できるくらいになれたら・・・。
そして、めりのを、たまには、アカリちゃんのかわりをつとめられるくらい、りっぱなデンリュウにそだてることができたら・・・・。」
・・・ミカンちゃんは、どんなかおで、きいてくれているんだろう・・・ かおをあげるのが、こわくてたまらない・・・
「オレ、ほかのトレーナーより、やることがおそいから、それがいつになるか、わからないけれど・・・ そのときは、アサギにもどってきたい・・・」
・・・ひたいから、ながれおちるあせが、めにしみる・・・
「・・・オレ、・・ジムをてつだいたいんだ・・・! もし・・・ もしも、そのとき、まだ、アサギジムに、トレーナーが・・・、
その、・・・ ・・・・・ ・・ ・ ・ 」
・・・だめだ! もう、これいじょう、ことばが、でてこない! でてこないよ・・・
「あ、あの・・・、」
ささやくようなこえに、おもわずミカンちゃんのかおをみあげる。
「・・・あんまり うまくいえないけど・・・・ がんばってくださいね。」
おずおずとしていたけれど、ミカンちゃんは、たしかに、ほほえみかけてくれた・・・。 まるで、やみよにうかぶ、アサギのとうだいの、あの、あたたかい、あかりのように・・・
つぎのあさ、はやく。
しおかぜにふかれながら、ポケモンたちと、あさぎりにつつまれた、アサギのまちをあるいてゆく。 よどおし、みなとを、そして、とおいおきをてらしていた、とうだいのひかりは、まだかすかに、きりをすかしてひかっている。
むかしから、たびびとが、その、たびのぶじをいのったという、アサギのとうだいのあかり・・・。 ふと、あしをとめて、そのあかりをみあげていのる。 オレのこれからのたびのぶじを。 そして、ミカンちゃんのぶじを・・・。
もしもみちにまよっても、どんなにきびしいあいてにぶつかっても、オレは、もう、けっしてまよったりしない。 どんなにたびがきびしくても、おさきまっくらなことがあろうと、きみのえがおが、とうだいのあかりのように、むねのなかでみちびいてくれているかぎり、
・・・オレは、いつかかならず、アサギシティにもどってくる!
−たびのきろく バッジ5つ、ずかん114ひき、プレイじかん58:42−
サトチのたびは、まだまだつづく!つづくったらつづく!
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