Vol.13 1998年03月01日Sunday
楽しかったです、ベネルスクへの旅(^。^)。おかげ様でリフレッシュして戻ってきました。ちょっと出費がかさみましたが、どうせ英国内では大して出費しないからいいか(笑)。
Y.T.教材テープありがとうございました。これこそ期待していたモノです。英国で手に入れるためには莫大なる資金(ちょっとハシャぎ過ぎ!!)が必要であった分、本当に助かりました。早速次回のテスト対策に使わせていただきます。M.M.週末のスタッフ不足で大変でしたね。確かに、英国人にとって週末というのがどれほど大切な時間なのかは私にもよく分かります。ただ、あなたも英国で働いている以上は英国の文化に従うべきだと私は思います(郷に入れば…)。どんどん主張して週末の休みを獲得してくださいな。H.K.『焼き饅頭in群馬』とはいったいどういうものですか?それはよく私が口にしていた『都[みやこ]饅頭』のようなものなのでしょうか?ベルギーワッフルは本当にワッフルしていました。私は個人的にチョコレートがコーティングされていたタイプが好きです。温泉話を楽しく読ませていただきました。Y.T.就職おめでとう。プロレスは無事録画できましたか?浅草で有名な天丼(\2,800)とはいったいどのようなモノなのでしょうか?行列に交じって食べたとか。もしかしてその味は全国区なのかな?K.A.少し痩せたそうですね。『ブラット・ピット』とは何者ですか?私の所有する『人名辞典』には掲載されていませんでした(笑)。弘前はどうでしたか?私は青森県に真面に行ったことが無いので、文字通りみちのく[未知の國]です。今年の夏、会えることを楽しみにしております。T.N.スノーボード(雪上滑走用の板…直訳するなってな!?)にハマっているようですね。きっとキミのことだ。丈夫な身体を発揮してシュプールを描いていることだろうなぁ。これを機に、シーズンオフはスケボーに転向出来るのではないのかな?M.I.の初スキーはあの北師大留学4日前だったのですか!?しかも風邪ひいていたとはね。一つ間違えれば…きっと今頃このような企画モノをしていなかったかも知れませんね。たかが風邪ひとつでも人生を左右するのかも知れませんね。そしてまたまた日帰りスキーですか!? その漲[みなぎ]る体力を私に分けてください。M.H.ムール貝美味しかったよ!!今回の旅行のためのいくつかの助言ありがとうございました。初めて訪れたハズなのに何も迷わずに行動に移せたのは、少なからずあなたの助言のおかげです。H.Y.今回のメールは初めて受け取りました。E-mailに関する様々な助言が本当に助かっております。H.H.多忙の毎日のようですね。貴重な時間を割いてまでメールを送っていただきありがとうございました。ところであなたのマシンはどちらの機種がメインなのでしょうか?H.K.大学の様子は今どうなっておりますか?各教授ならびに各職員にくれぐれもよろしくお伝え下さい。
私事ですが、私の友人のRene(エクアドルの男性)が先日、刺青を入れました。それはスタッフのAndyによって彫られたものなのですが、デザインはなんと彼の名前の漢字バージョンなのでした。[レネ]と発音するので、日本語と北京語で限りなく近い発音の漢字を明朝体で描いてあげました。私の選んだ彼の漢字名は『人念』で日本語で[rennen]、北京語で[rennian]となります。現在彼の右肩から背中にかけて明朝体の『人念』の文字が輝いております。ちなみに私も勧められましたが、きっぱり断りました。英国には刺青を入れた方、ピアスをした方が大勢います。自己主張をする方が日本より多いのかも知れません。ただ、服のセンスは日本人のほうがずっと長けてはいますが。私もスタッフにピアスを勧められましたがこちらもきっぱり断りました。私って古典的なのだろうかと考えさせられます。ちなみにAndyには『安帝』(日本語[andei]北京語[andi])を選んであげました。
昨年末から大幅に値下げを続けていた日本円が最近回復し、私の渡航した昨年の夏の価格まで回復しました。そこで『Dis-Com』で扱う英国ポンド−日本円の兌換率を今回から£1=¥200に戻します。しかし'94年の£1=¥150はしばらくは無理だろうな…。
訃報でした。私の職場にいた生徒が2月5日(木)に病死いたしました。先々日まで「Hiro」と呼んでいた電動クルマ椅子使用の16歳の男の子でした。その一週間後にプリンシパル(学校長)とスタッフ数名、生徒2人と私で葬儀に参列いたしました。私にとって英国に来て初めてのスーツ着用でした。会場は学校から30分ほど離れた、町はずれではあるけれど大きな教会でした。300名ほどが参列していたのかな?雰囲気は『ドラゴンクエスト(ビデオゲーム)』に出てくる教会そのものでした(バイオリンとパイプオルガンの奏でる曲はまさにゲームそのもの)。サービスが始まり、全員で合唱、そして生徒の経歴を紹介していくのですが、途中で笑いが入るなど、日本の葬儀とは限りなく掛け離れたものでした。1時間ほどでサービスが終わり、棺は教会の庭に埋葬されました。話は前々に聞いてはいたけれど、「死」に対する考え方が日本とはまったく逆のようです。英国における「死」とは神様のいる天国に行ける特権で、来世で永遠の命を授かることのできる「通過点」に過ぎないのです。従って英国人の多くは、現世で毎週のように教会に出向き、神様にお祈りを捧げるのです。実際サービス中に泣く方は見られませんでした(私の視覚に入るエリア)。グズグズしていたのは私だけだったかも知れません。とにかく今回の経験でまた「英国」を学べた気がします。そして彼のご冥福をお祈りします。
half termも終わって通常の生活が始まりました。1月23日(金)に牧場に招待してくださったT.S.が3月1日(日)に英国の労働VISAが切れ、帰国することとなりました。そこで先日、ささやかながら送別会をしてあげました(といってもいつもの飲み会にしか思えなかったけれど)。場所は学校近辺の馴染みのPub『Air Balloon』です。T.S.は日本に帰るついでに各国を旅するとか。事前に購入した格安航空券、Birmingham(U.K.)からAmsterdam(Holand)乗り換えのCasablanca(Morocco)行きを£250(=\50,000)/片道で購入したそうです。そしてInter Railという全ヨーロッパ(英国含む)鉄道乗り放題切符も約£300(=\60,000)でゲットしていました。行程を軽く紹介してみますと…カサブランカ(モロッコ)〜バルセロナ(スペイン)〜マルセイユ(フランス)〜ナポリ(イタリア)〜アテネ(ギリシァ)〜ソフィア(ブルガリア)〜コロンボ(スリランカ)…だそうです。何だか良く解からないこの旅行のコンセプト。でもすこしエスニカン(何のこっちゃ!?)。日本に戻ったら是非報告がほしいところです。
これだけボランティアメンバーがいれば、山手線並みの間隔でやってくる誰かしらの誕生日。今回も二人の該当者が出まして、16名で(でも日本人は私だけ…みんな忙しいのかなぁ…)街中のclub pub『Two Piggs』に繰り出しました。そして乱舞してきました。今回ほど体を張ったdancingはなかったなぁ。趣旨は『体当たり』、hard rock調のナンバーがかかると、内輪メンバー、その場限りの方達と「押しくらまんじゅう」モードに突入。おかげで『Dis-Com』編集の2月28日(土)は出かけるほどの元気さえありませんでした。
突然ですが、国民のアイドル的存在(!?)『ドラえもん』といえばテレビ朝日の顔ですよね。でも実は過去に他のタイプの『ドラえもん』があった事実を存じているでしょうか?私は、渡英前にK.W.から借りたCDの中に当時使われていたテレビ主題歌が収録されていたのを聞いて初めて知りました。英国で知り合った方の一人(広島県出身)がなんと記憶に残っていると聞き驚きました。本人もごく限られた記憶しか残っていなかったのですが、私の知る知識を全部教えてあげたら、少しずつ当時の記憶が甦ったようでした。ちなみに放送局は日本テレビ系列で、半年間放映されていました。
結局私は英国のテレビにて長野オリンピックを楽しむことが出来ませんでした。私がたまたま仕事中に閉会式の模様を中継していて、ちゃんちゃんこを来た女の子達が舞っていたのを生徒たちは不思議そうに眺めていました。ちなみに英国はボブスレーで金メダルを獲得しました。
英国は3月に入りました(何のこっちゃ!?)。嬉しいことに、日照時間が日に日に長くなってきております。12月だと8:00過ぎてもまだ暗かったのですが、2月28日現在、7:00には既に明るくなっております。そして今月末にサマータイムが始まります。時間を1時間進めるので、英国と日本との時差は8時間となります。また電話する際に計算がややしくなるなぁ〜(私は算数が苦手なのでして)。 それでは、また連絡できると思います。それまでSee Ya!