Vol.12 1998年02月08日Sunday
H.I.&M.I.夫妻、出産おめでとう。とうとう親になってしまったのだね。一昨年は私を招いて頂き、光栄でした。私も早く当人と対面したいです。今回の私の賀状なのですが、コンセプトは「インターナショナル」でして、日本をはじめ、中国、カナダ、ドイツ、デンマーク、エクアドル、英国の友人全てに理解していただきたいが為に、日本の賀状文化の紹介を兼ねて英文で160枚バラまきました(読み辛い英文で失礼しました。だってプリントゴッコがないのだから)。写真を同封していただきありがとう。ホントだ!鼻の形がH.I.そのものだ!!毎日すくすく成長している姿を見ていてさぞかし幸せだろうに。ところでM.I.が写っていないのだけれど、そっちも見たかったなぁ(いやらしいやっちゃなぁ…)。K.A.随分早い返事で驚いています。親切な気配りありがとう。多忙な毎日の合間に書いてくださったそうで。あなたのグラナダ生活を今回初めて伺うことができました(4年前に知り合ったのにね)。いろいろと顧みているようですが、次回の目標を設定しやすくてよかったのではないでしょうか?今度のスペイン語圏で充実した生活を送れるように日本での日々を大切に過ごしましょう(私は一体何様なのでしょうか?)。H.K.上海生活のエンジョイぶりを楽しく読ませていただきました。いつも様々なビジョンで物事を見ているキミにはいつも感心させられます。K.S.今、寂しい状況ですか?でもたくさんの友人がキミの所に集うではないですか。私は英国なので会うことはできませんが、帰国の際にはまた杯を交わしましょう(ヤクザなやっちゃなぁ)。T.U.とは随分久しいなぁ。今回E-mail初めてだそうで。私も英国に来て初体験しました。こんなに気軽にリーズナブルに送受信できるなんて素晴らしいよね!?これを機に、FDでもE-mailでも送ってくださいな。そうそう、タイの旅行記も是非執筆してください。K.A.&Y.T.は元気にチョン髷してましたか?温泉の体験報告よろしくお願いします。M.I.長野でスキーですか?たしか今は新幹線でスムーズに長野入りできるようですね。私は2年(以上前)に初めてスキーの板を履きました。が、直滑降しかできないので、コースを滑ると必ず誰かしらに危害を加えてしまうのです。恐ろしいものです。T.N.たくさんの有り難い情報ありがとう。日本の様子がよく伺えます。スケートも今では恒例のウィンター行事ですね。また富士急で耐久(?)夜通し滑走に挑戦したいですね(本音ではありません。私はもう歳です)。H.Y.のアドバイスがあってようやくE-mail日本語版が波に乗りました。お陰さまで今回の『Dis-Com』のトピックスの半分はメールから編集させていただきました。その為、私が取材してきた記事を載せられるページ(容量)がなくなっちゃいました(この企画モノはワープロ所有者にも発信するので、容量に制限があるのでした)。その後友人の様態はどうですか?そのままスノボーから足を洗っちゃうような(まるで悪いことをしていた表現だなぁ!?)ことが無ければいいですが。
私事ですが、右腕全体の皮膚と関節の痛みを取り除くべく、毎朝8:30にフィシオルームに通い続け、カイロプラクティック・トリートメントを受けてきました。そこの部屋は通常、生徒のリハビリ目的で使用されるところです。今回私も一緒に混じった為、治療中の私の顔の変化を生徒や友人が見て笑っていたのにはマイりました。この悲劇(?)も1月21日(水)で完治。無事仕事に復帰できました。
先週の『Captain Morgan』(40%vol、ジャマイカ産のRUM酒)に引き続き、今週も『BELL'S』(40%vol、スコットランド産のウイスキー)をいただきました。私のお酒好きの情報が少しずつ施設に浸透しているようで、缶ビールなどはよくいただいております。う〜ん、役得!!(^。^)。また、仕事中のPubの引率も増えました。Pubでは相変わらずラガーとサイダーなので、そろそろそれから脱しなければと考えております。スタッフに尋ねたら『BLACK RUSSIAN』『TIA MARIA』のコーク割りレモン入りがお勧めだそうです。
私の友人(日本人)の所有している『VOW 9』がマイブームしています。P27に掲載されていた写真がそれです。『DORAGON BALL』の主人公「孫悟空」が今まさに「スーパーサイヤ人」になろうと力んでいる姿があります。そのバックは富士山と一面のかわいいコスモス花畑、そして青い空に浮かぶ白い雲と、相変わらずスマイルで飛んでいる「アンパンマン」…すこいシチュエーションだと思いませんか?この二人のヒーローの同時出演はあり得るのでしょうか?私の知るところではありません。
Cheltenhamには5つの語学学校があり、その為なのか、たくさんの日本人が生息している情報が入りました。私は山奥でひっそり呼吸しているのであまり会ったことがありませんが、街中であう英国人に聞くと「名物」だそうです。それとは異なるのですが、昨年11月に知り合った方がいますので紹介します。神戸出身で現在、北海道の国立大学の畜産系を専攻しているのですが、一年間休学して英国の牧場でチーズ作りに励んでおります。その方に先日牧場に招待され、気持ち程度に体験してきました。そこは隣町のGloucesterからクルマで30分ほど奥に入った田舎でした。周りは見渡す限りの牧場[まきば]でしたが、現在は冬なので、全ての牧畜は小屋にて春を待っていました。昼に着いてかつ丼を食べ(肉はあらかじめ持参…当たり前ですが)、牛小屋入りです。雌雄で14頭程かな。彼らは一日かけてゆっくり草を食べるそうですが、その草にも善し悪しがあるそうです。現に牛達は良質の、やや高価な草ばかり食べていました。この辺はキャット&ドックフードと同じですね。そして待望(?)の彼らからのプレゼント(この表現を使わせていただきます)の後始末へと移るのです。…が結構大変でした。こんなに重たいなんて…キミらいったい何食っているのか(と言っても草しかないけれど)?しかも、私の使っていた大型版の熊の手に後ろ蹴りをするものだから、私は思わずシャウト!!すると牛は全員食べるのをやめて後ろにいる私をじぃ〜っとにらみました。ゴメンね、牛さん。
他にもロバやアヒル、カモ等がいました。そうそう、庭にニワトリが元気に鳴いているのですが、「来週、肉になっちゃう」と友人が言っていました。「今のうちにいっぱいエサ食べて幸せになってくれ!」と願う私でしたが、この『Dis-Com vol12』が発信された日にはきっと…。
一週間ぶりの週末だー!! 最近すっかり出不精になってしまった私は友人とコッツウォルズの村散策に出かけました。今回は
Stow-on-the-Word と Bourton-on-the-Water の二つの村に行きました。前者の村はアンティークの店がずらりと並ぶ小さな町並の村で、私達はそこにあった『Toy Museum』に入りました。£1(学割)で特別展示室に入ると、世界各地の人形や模型等が勢揃いしており、もちろん日本人形も含まれておりました。そのまま進んでいくと、英国ならではのクマの人形がズラ〜と。その中の一頭はマフラーを巻いており、その横におかれた写真に目線をずらすと…James Bond (by『Tommorow Never Dies』)がハーレーに跨がってこのクマの人形を抱っこしているではありませんか?なぜだ!? と館長のおばあちゃんを呼び出して理由を聞きました。彼女は通常、ヘアドレッサーの仕事をしていて、今回の映画のエキストラ担当だったそうです。その写真は台湾のセットで撮影したとのことです。村の様子のことよりも、この写真との出会いのほうが印象強かったのは笑えました。
後者の村は、英国を訪れるツアー客に人気のある観光地で、Winsrushという小川が流れているかわいい街です。ミニチュア博物館に入りましたが、また細かい作りだこと!ここまでやれば芸術の域だよなと一人感心していました。どちらも村もCheltenhamからバスで一時間弱の距離に位置していますので、気軽にまた訪れて見たいものです(といっても出不精だからナァ…)。
友人ら20人(以上)と写った写真の焼き増しをしに街へ行きました。焼き増しは昨年の夏で懲りてしまった経験があります。英国での同時プリントは枚数に関係なく、24枚一律£2.45(¥564)〜£3.99(¥917.7)(店によって差が出る)と比較的手頃なのですが、焼き増しとなれば価格は全く別、一枚£0.35(¥81)もするのです。日本の2倍以上もするので、ほとんどの友人は母国に戻ってからするそうです。でもそれって日本人の私から見ると「友達を無くしそう」系に所属しそうで恐いです。だから今回は、取って置きの数枚を限定して人数分焼き増しを依頼しました。中三日で仕上がり、プリントは全てハガキ大です。
生徒から最新のCDを借りるのも私の仕事(?)の一つ。取って置きのCDを見つけると、早速MDに落とすのですが、最近、英国でも普及してきたのか、ブランクMDの価格が手頃になりつつあります。英国での有名チェーン『DIXONS[ディクソンズ]』で£3.99(¥918)と、前回購入した£4.00(¥920)より若干ですが安くなりました(もちろん、日本で購入したほうが断然に安いのですが)。ちなみに日本での価格はどのくらいになりましたか?
前々からスタッフから「日本人は卓球が上手い」と言われていました。私もそこそこは自身があったので、今回初めて試合をしてみました。…して、その結果は01-21(21点先取)といった散々なものでした。幾ら私の腕が、日が経っているからとは言え、まったく相手にしてもらえないレベルだったとはねぇ…とても落ち込みました。お陰さまで、今は体育館で卓球のもう特訓を受けております。バトミントンやバスケをする暇がないよ〜。なぜそこまで上手い?英国人!?
1月30日(金)の夜に懐かしの友人から電話を受け取りました。…ということで予期せぬ突然の招待を受け、翌日の7:00にスタッフのクルマに同乗してCoach Stationに行きました。私の横にはドイツ人の女性Piaがいました。彼女はLondonにて彼氏に会うとか。その彼氏は前日の夜にドイツを発ち、coachでLondon入りし、当日の18:30のLondon発で戻るそうです。なんと急ぎの出会いだことと彼女に聞いたのですが、その彼氏の使うcoachの価格がまた破格で、1 day returnが£20(¥4,600)だとか。島国に息づく私にとって、異国までそのような価格で移動できるなんて驚きものでした。私の尋ねた友人は、昨年の11月に一週間お世話になった黒人の方で、前回の訪問よりも英語が聞き取れたのには感動しました。
18:30にPiaと合流し、Cheltenhamに戻ったのですが、たまたま私の横に座ったおじいちゃんと話をすると、彼は北京大学にいたことがあるとか。しかも'93年の冬にお世話になった北京師範大学の居住区まで存じてました。いやー、世界ってこんなに狭いものかと驚いてしまいました。
21:35にCheltenhamに着き、本来ならこれで帰って寝るだけなのですが、この日の夜はボランティアの友人15名(たぶん)らと若者系Pub『The Two Piggs』にてダンスパーティーに参加しました。ここはPubというよりClubで、一階はポップス系、二階はユーロビート系が流れておりました。結局1:30まで踊り続け、翌日の夕方までベッドの上で死んでいました。
…とLondonに行ってきたわけですが、実は、そのcoachにまつわるエピソードがいくつかありまして…私たち二人は昨夜に突然London行きが決まったので、当然チケットを購入していませんでした。coachは通常予約制なので、いきなりバスの扉の前に立っても乗車ができません。Cheltenhamのチケット売り場は9:00〜17:00なので、8:00にcoach乗場に着いた私たちは当然ながら購入することができませんでした。そこで今回は強引な手口で運転手とホステス(米英語ではスチュワーデスと呼ぶのかな?)を20分ほど説得し、結局ドタキャン(突然のキャンセル)がでたおかげで、何とか乗車することができました。
しかし私たちは帰りのチケット予約をその時点でしていなかったので、LondonのVictoriaチケット売り場に行きました。私たちは20:00発で帰ろうと決めていたのですが…。1月31日=12月27日から始まっていたバーゲンセールの最終日なので、あらゆる交通手段は全国各地からたくさんの買い物客でごった返しており、私たちの路線も例外ではありませんでした。一時間おきに出ているCheltenham行きも18:30発と23:00発以外は全て満席で、私たちは究極の選択を強いられたというわけです。しばらく悩んだ挙げ句、18:30で帰路に着きました。今回の経験から『やっぱりあらゆるチケットは事前に購入するべき』と私たちは学んだと言うことです(当たり前だ!!)
ドイツ人の男性clemensが仕事があるにもかかわらず、ベルギーの友人に会いに…従って彼の仕事の代役を私に頼んできました(そこで引き受ける私もお人好しだが)。彼は私とは違う職場『Short Wood』担当でして、私はそこで働くのは初めてでした。仕事内容は私のところとほぼ同じですが、生徒の自主性は断然に長けていました。7:00〜23:00で働きましたが、今回の仕事で改めて自分の担当する生徒を見つめ直すことができた気がします。半年ほど働き、そろそろ慣れが出てきて、自分の仕事にダラケも出てきていました。もっと真剣に生徒の将来を考えなければならないのに、目先の事ばかり考えていた自分を今回の臨時のシフトで痛感しました。もちろん身障重度レベルの個人差はありますが、生徒自身が調理、洗濯、掃除等をしようとする姿勢が、私の担当の生徒ではまず見受けられないが為に、ここの生徒を見てちょっと涙してしまいました。
ただいま英国は2月です。と言っても陽気は春の兆しを感じます。今年は英国でも暖冬のようで、雪が降り積もる日が続いたことがありません。現に2回しか見ていないしなぁ。一昨年の今頃はドカ雪だったとスタッフいわく。まぁ、私は寒いのが嫌いだから、この陽気に幸せを感じております。…日本のほうが寒いのではないのかな?
今週2月13日(金)でまたまたhalf termに突入。前々回、前回と辛抱(?)した自分に今回はご褒美をあげ、一週間ほどベルギーに行ってきます。初めての海外旅行となるわけですが、チケットはcoach利用往復£43.0-(¥9.890)と意外とリーズナブル。次号でベルギーの報告ができると思います。学校は22日(日)に再開します。それまでメールが途絶えてしまいますが、その期間もどんどん英国宛に送ってください。それを受け取るのが私の幸せです。では受験もしくは会社入社を控えている方は特に健康に気を配って下さいな。See you!