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1−04.動作確認2(ハイパーターミナル動作)


「1−03.動作確認」での確認ができればまず問題はありません。
更に、本項で問題が無ければ、ハードウェアインストールの失敗と言うよりも、アプリケーションソフトウェア(通信ソフト、ブラウザソフト)の設定側に問題があることが多分にあります。

Windows95/98には「ハイパーターミナル」という無手順の通信ソフトが標準でインストールされてます。今の時代となっては、このソフトで何ができるのか?と思われるようなものですが、テスト用では重宝するものです。

1)起動方法は下記の通りです。
 「スタート」ボタン→「アクセサリ」→「通信」→「ハイパーターミナル」

 
図1-04-1.

2)「HyperTerminal.exe」をダブルクリック。


図1-04-2.

3)下記のように「ハイパーターミナル」が起動するので適当な「アイコン(I)」を選択し、適当な「名前(N)」を入力し「OK」を押して下さい(下記の例では「test」)。


図1-04-3.

4)下記が本項で一番大事な内容です。
 「国番号(C)」、「市外局番(E)」はデフォルト(標準設定)のまま触らず、適当な「電話番号(P)」(でたらめでOK)を入力してください。
「接続方法(N)」で現在使用している「モデム」や「TA」の名称を選択します。表示している名称が違っている場合は、「プルダウンボタン」(▼ボタン)を押して探して下さい。


図1-04-4.


図1-04-4b.

5)「接続」の画面が表示されます。このままダイヤルを押せば入力した「電話番号」でダイヤルされますが、今回の場合は「キャンセル」します。



図1-04-5.

6)下記のような画面が表示されます。キーボードより、「AT」と入力し「Enter」キーを押して下さい。「OK」という
文字が表示されれば、問題ありません。

「OK」と言う文字は「モデム」が返してくる応答であり、「モデム」と「パソコン」の接続がハードウェア的ソフトウェア(ソフトドライバ)的に問題がないことを示しています。


図1-04-6.


※「モデム」や「TA」によっては一番はじめの「AT」入力は受付けず(表示しないだけ)、単に「OK」と返してくる場合があります。
特に「PCカード」タイプのモデムは、省電力状態になっていることがあり、その状態から復帰するまでにある程度時間がかかるため、最初の「AT」入力文字列を取りこぼすことがあるからです。

7)「終了」方法
終了時には、下記のメッセージが表示されます。「セッションを保存しますか?」に対しては「いいえ(N)」を選択して下さい(「はい(Y)」を選択しても問題はありませんが、不要な情報が保存されることになります)。


図1-04-7.


図1-04-8.



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