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2−0A.100MbpsHUBに接続する(100base-TX)


1)100Mbps対応HUBにつなぐ

以下の例は、通称ダムHUBと呼ばれるスイッチング機能のないHUBについて示しています。
100Mbpsで通信するEthernet、CSMA/CD方式のLANの規格「100Base-TX」のHUBは、10MbpsのHUBと比較するととても制限がある(様に見える)。

一番は始めに面食らってしまうのがカスケードできる台数の少なさ。

簡単に図にすると10Mbpsは下記の様に接続が可能ですが


図2-0A-1.

100Mbpsの場合は 


図2-0A-2.

そう、一段しかHUBとHUBをつなぐ(カスケード)ことができない(規格となっている)。端末、PCとHUBの間は100mまで許されているのは10Mbps環境と同じであるが、HUBとHUBの間の距離は5m以内(下の図参照)でなければならない。

10Mbpsの場合はHUB間100mOK。4つのHUBをカスケードできる。また、「同軸線:10base5」や「10base2」が入ってくると話しがややこしくなるので今回は省略)

もちろん、これは安いHUBの一般的な話しで必ずしも上記ではないケースもある。トラブルが発生している場合は、やはりネットワークの構成を見て、HUBの使われ方が正しいか確認する必要がある。

ポイント
・カスケード接続できるのは2台のHUBのみ(スイッチングHUBと呼ばれているものは除く)
・HUBとHUBの間のカスケードするネットワークケーブルの距離は5mまで(100base-TXの場合)。

2)100MbpsHUBダメな例(一般的なHUBの取扱説明書には記載されているはずですが)

3台めHUBが接続されている(3台)以上接続されている)。


図2-0A-3.


HUBとHUBの間が5m以上のツイストペアケーブルで接続されている。


図2-0A-4.


HUBとパソコンとの間が100m以上で接続されている。


図2-0A-5.

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990613:一部図修正
図はアライドテレシス社殿ホームページにあるプレゼンテーション素材集より引用しています。
プレゼンテーション素材集:(
http://www.allied-telesis.co.jp/sol/parts/index.html)

990608:新規登録