F−09.内線電話
1)この電話「O」発信じゃないの?
部屋据付の説明書を見る。外線への接続は「O」発信と書いてある。
2)電話番号間違っている?
間違っているわけない。そのビジネスホテルは初めてであるが、近隣ホテルには何回も泊まってそこからの接続はうまくいっている。ダイヤルアップの接続のプロパティも変更していない。電話番号も当然間違っている分けない。
3)ホテル据付の電話を接続してみる。
受話器を上げて、発信音を聞いてみる。内線電話特有のあの断続音「ツー・ツー・ツー」がする。おもむろに、「0」を押してみる。外線に接続されたことを示す「ツー」の連続音に切り換わった。「アレ」?
4)この内線電話回線「ダイヤルパルス」?
パソコンを購入した後、回線種類は「トーン」設定のまま。
そう、「0」を押した時「ブツ・ブツ・ブツ」音が10回。
「ひえー」安いホテルだと思っていたが、今時「ダイヤルパルスを使っているの?」と半分びっくりして「テレフォニー」からダイヤルの方法を変更。
5)無事接続完了?
さて接続、アナログモデム特有のあの接続音がした後接続完了。メールのやり取りもOK。
では、ちょっとだけ「サーフィン」してみよかなとインターネットエクスプローラを起動すると?。速い、速すぎる?。内線接続にしては速すぎる。モデムスピードを確認すると....
6)44000bps
これでまたびっくり、モデムスピードが「44000bps」を示している。内線電話でこんな速度が出るなんて。思わず感心してしまった。内線電話は速くて「26.4Kbps」しか出ないものだと思っていた固定観念があったためだ。
7)やっぱり当たり前か
でも、内線電話(構内回線交換機)と外線(NTT回線)の間がISDN等のデジタル回線であれば今のパソコン用のモデム「V.90/K56flex準拠」は44000bpsできるのは当たり前の話。外に出てみないと分からないものだ。