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■プログラム解説・その4-行数表示機能から見るオブジェクト指向プログラミング-■

今回説明しているソースファイルをダウンロードする(cofm015_so.lzh 約7KB)●

●「オブジェクト指向」とはどういう事を指すのか?、その手の解説本の説明は何故か非常に抽象的で分かり辛いような気がします。
要するに、

機能分け

なのですが、機能を分解することでどの様にメリットがあるかと言いますと、

  • 機能の再利用性の上昇
  • プログラムの改変性の向上

が主なものです。
具体的な点を述べる前に今回のバージョンアップにおける各クラスの機能概要を説明したいと思います。

■クラス名■

■機能概要■

SwingBaseWindow
SwingBaseWindow2

CoffeeMakerにおけるJFrameの設定、ActionListenerの実装、JMenuの実装等を行っているクラスです

extends JFrame

CoffeeMaker

メインクラス。実行、各機能の実装部分を受け持っているクラスです。
元々このクラスとProfileクラスのみで0.1.3まで開発していた関係上、完全に機能が分割されず、このクラスに残っている物もあります。

extends SwingBaseWindow2

Profile

各種設定の保存/呼び出しを行うクラスです。
比較的初期に機能の分離が行われました。

extends Properties

JTextAreaIO

テキストエリア内文字列の入出力を行うクラスです。
保存や呼び出しの機能は一つのクラスで管理する方が分かりやすいと思います。

TextAreaPos

テキストエリアにおけるキャレットの位置、全体の文字数、現在のキャレット位置の行数を獲得する為のクラスです。

BJTField

Swingで使用するJTextFieldの初期設定を簡単にする為のクラスです。

extends JTextField

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