モゲタン お姉さん、ここは?
お姉さん ゲームマシンの機能が強化されてグラフィックがより細密になり、拡大縮小という新たな演出も手にした頃よ。
モゲタン じゃあ、この頃のゲーム機について調べてみよう!
この時代に誕生したゲームマシン
1988年・メガドライブ(セガ・エンタープライゼス)
1990年・スーパーファミコン(任天堂) 1991年・ネオジオ(SNK)
8ビット編 16ビット編 32ビット編(工事中) 64ビット編(工事中) 128ビット以降編(工事中)
☆通信、CD-ROM、ポリゴン…先進技術を惜しみなく投入したセガの革命児! |
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昭和年63(1988年)10月29日発売 |
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■主要サードパーティー:アクレイムジャパン/エレクトロニック・アーツ・ビクター/コンパイル/コナミ/カプコン
ゲームアーツ/光栄/日本テレネット/ビクターエンタテインメント/ナムコ/テンゲン/メサイヤ ■メガドライブを代表するソフト:ソニック・ザ・ヘッジホッグ/シャイニング・フォース/ぷよぷよ/ファンタシースター/ルナ ザ・シルバースター/バーチャレーシング/ラングリッサー/ベア・ナックル/サンダーフォース |
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★本体同時発売タイトル「スペースハリアーII」「スーパーサンダーブレード」(全てセガ) ★最後に発売されたソフト CD-ROM「シャドウラン」(コンパイル)1996年2月23日発売 カートリッジ「魔導物語I」(コンパイル)1996年3月22日発売 |
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モゲタン |
さぁ、お姉さん。いよいよメガドラが登場だよっ!メガドライブはそれまでにも数々の家庭用ハ ードを発売してきたセガが出した夢の16ビットゲームマシンだね。 |
お姉さん |
ファミコンと同時期発売だったSG-1000を皮切りに、数多くのゲームマシンを出して来たセガ だけど、どれも普及には至らなかったわ。そんな中で、セガはメガドライブでようやく一応の 成功を収めたのね。 |
モゲタン |
当時発売されていたファミコンやPCエンジンを凌ぐ性能が売りなんだよね。おかげでゲーセン マニアを狂喜させるようなソフトラインナップが実現したんだ。アーケードで人気のあるセガ のゲームは、軒並み移植されたのがボクは嬉しかったなぁ。 |
お姉さん |
アレックスキッドを越えるセガの看板キャラクターとなったソニックも、このメガドライブで初登場! 後期には当時まだ産声を上げたばかりだったポリゴンゲームの先駆け「バーチャレーシング」も 移植されて、大いに話題を呼んだわね。 |
モゲタン |
それだけじゃなくてセガはメガドラで初めてサードパーティー制を導入。セガハードで他の会社が 開発・販売したソフトが遊べる様になったんだ。 |
お姉さん |
それまでのセガハードは開発は委託していた場合もあるけど、セガのゲームしか発売されてい なかったのよね。今考えると凄い話だわ。 |
モゲタン |
メガドライブは拡張性に優れ、3年目には国内2つ目のCD-ROMハードとしてメガCDが登場! 後期には、ついにメガドライブを32ビットマシンにしちゃう周辺機器「スーパー32X」まで発売。 メガドライブは32ビットゲーム機へと進化を遂げるんだ。 |
お姉さん |
でもCD-ROMはPCエンジンとの差別化が図れずに惨敗。32Xにしても、その時には既に次世代 機のサターンが発売されていて、一部のファンに受け入れられただけで殆ど話題にされないまま、 ひっそりと姿を消していったわ…。 |
モゲタン |
お姉さん!それは言わない約束だよ。 |
お姉さん |
あら、ごめんなさい。でもメガドライブは他社に先駆けたCD-ROM以上に凄く先進的なプロジェ クトもあったのよ。 |
モゲタン |
えっ?どんなの? |
お姉さん |
家庭用ゲームマシンで初めて通信を実現させたのがメガドライブなの。「ゲーム図書館」っていう システムでね、メガモデムという周辺機器でネットに繋いでのゲーム配信サービスがあったのよ。 |
モゲタン |
へえーっ、すごいや!セガはその頃からネットワーク事業を研究していたわけだね! |
お姉さん |
そう、そのノウハウの蓄積は将来登場するサターンやドリームキャストの時代になって遂に花を 咲かす事になるのね。 |