「寝ぼけてたのかな そういえば豚にヘソをなめられる 変な夢を見たような気がするな」 |
「はっつぁん ゆうべのあれを ごらんかい」 ごらんすぎちまってい」 |
「悩みというのは実は妹のことなんですが…」「妹!?」「そーなんです!」「ぼくは妹と二人暮らしなんですが 毎晩 夜中になると首が伸びて行灯の油をなめるんです!」「先日不気味さに耐えかねて実家に帰ろうと 家を 飛び出した所で知合いに会いまして」「よお どうだい」「実は こういうわけで 実家に帰るところなんです」「何 そりゃたいへんだな 実家へ帰るって? そりゃいいことだ きっと おっ母さんが首を長くして 待ってるだろう」「えっ 首を長くして!? そいつはいけない 実家へも帰れない」 |
「横やりっ! たてやりっ! やりっぱなし! このあと どうしたらいいのか やりくりがつかない!」 |
タマネギが薪を割ったら薪太郎と名乗る子供が出てきた. 卵を割ったら卵太郎, ガラスを割ったらガラス太郎…というように, パタリロの回りにわけのわからないものが次々と発生するようになった. 調べてみたら, パタリロが死神をだまして死にかけたバンコランを助けたため(44巻「何かのまちがい」), 魔界にあるパタリロの命のローソクとバンコランのそれとが入れ替わってしまったのだった. ふつうならパタリロがすぐに死ぬはずだが, 彼は生への執着が異常に強いために, わけのわからない生命体が発生したのだった. パタリロは魔界に行き, 消えかかったローソクの火に新しいローソクを継ぎ足そうとする. |
「まーた茶の湯やってやがんな」 |