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31〜40巻

「世紀の対決」(31巻)
◇133ページ
「ちょうちんは借りもの
 お客なんか他人」
「なんだそれは」
「反対車」

「反対俥」に出てくる客と車夫とのやりとりが元ネタです. 人力車の車夫が, 車につける提灯を焼いていしまったため神社の奉納提灯(すごく長い……らしい)をつけていて, それをひきずらないように梶棒を思い切り高く持ち上げて, 落ちそうになった客が文句を言う, という場面です.

「夢で会いましょう」(32巻)
◇51ページ
「ぶつだん変わったところはありません」

「粗忽の釘」で大工さんが隣の家の仏壇を見て言うセリフです.

「妖怪狩られ」(32巻)
◇104ページ
「アジャラカモクレン
 キューライス
 テケレッツのパッ!」

「死神」([3])に出てくる, 死神を追い払う呪文です.

「ブルータマネギ」(33巻)
◇101ページ
「こーゆー書き損じは
 裏返して鼻をかんで
 天日でかわかしてから
 トイレへ持っていって
 トイレットペーパーと
 して使うのだ」
「たしかに むだが
 ないですね」
「しかしくれぐれも
 順番をまちがえ
 ないように」

「牛ほめ」などの与太郎噺で使われるギャグです.

◇102ページ
「こないだ船場の商人が書いたこういう本を読んでな」
(本が書いてあり、その題名が「しまつの極意」)

「始末の極意」([14])という題名の落語があります. ケチな男が友人に始末(節約)のしかたを教えるという噺です.

「越後屋異聞」(35巻)
◇あらすじ
 浅草の呉服問屋越後屋の主人(パタリロ)のもとに行商人の弥七が訪れる.
 弥七はいつも越後屋から品物を仕入れては近在の農家などに売って歩いている. いままでは越後屋だけから仕入れていたのだが, 最近は豊国屋という店からも仕入れて売っているという.
 パタリロは, 豊国屋の品物は質が悪いので, そんなところから仕入れて売ったら信用をなくすと忠告する.
 弥七は先月ちょっと見ると高級そうな品を, 北の村のおばあさんに売った. おばあさんはそれを娘の婚礼に着せると言う.
 二日後同じ村に行ったら, おばあさんも娘も亡くなっていた.
 娘は弥七が売った着物を来て婚礼の席についたのだが, あがっていたのか裾を踏みつけたら着物がバラバラになり, 大勢の人の前で裸同然の姿をさらしてしまった. 娘はその晩井戸に身を投げた. おばあさんもあんな着物を売りつけた弥七に怨みを抱いたまま次の日首をくくった.
 弥七が話を聞いて帰ってきた晩, 夜中に目を覚ますと死んだはずのおばあさんが枕元に座っていて弥七の首に手を伸ばし, しめ殺そうとしたという……

‐怪談噺「江島屋騒動」([6])がヒントになっていると思われます.

「ロポニー」(39巻)
◇157ページ
「え〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「えが長いな」
「柄は長い方が使いやすい」

「浮世床」([11]) や「手紙無筆」に出てくるセリフです.

「ジャポネスク」(40巻)
◇86ページ
シバイタロカ博士は
昼間釣りに出かけました
その帰りに
草むらの中で人骨のざらしを
見つけたのです
博士は 気つけ薬に持って
いったお酒をかけてやり
回向をしてやりました
「生者必滅会者定離
 頓証菩提南無阿彌蛇仏」
いいことをしたと
喜んで帰って
きたのでしたが
「さてはあの回向が
 あだとなり かえって
 化けて出おったか!」
「一人でのざらし
 やってないで
 入れてください」

‐セリフの通り「野ざらし」([3] [15]) が元ネタです.


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パタリロ調査報告(落語編) 2001-09-06 21:41:07 GMT+9:00