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M203 -

目次

実銃のM203

M203は、40mmグレネードを使用するグレネードランチャーである。

ライフル用のグレネードというものは昔から存在していた。
しかし、それは銃の先端に付けるものであったため、使いやすいものではなかった。
運が悪いと2階級特進だったとも言われる。

M79

ベトナム戦争当時、M79というグレネードランチャーは大きな戦果をあげてきた。
しかし、デメリットも少なからず存在した。

・相手との距離が小さすぎると撃てない
あまりにも近くに発射すると射手に被害が及ぶため、一定の距離を飛ばないと爆発しないようになっていたのである。

・装弾に手間がかかる
1発を装填するのに時間がかかったため、常に数人で行動しなければならなかったという。

これらを解決するために、M16と組み合わせることを考案したのである。

XM148

初期ではXM148というモデルが開発された。

ランチャー自体にフォアグリップがついていたが、トリガーがレシーバーの右側にあり、使用しやすいとは言えないものであった。
そこでさらに開発をすすめ、トリガーを下に設置するなどの多くの改良を施したM203に入れ替わったのである。

エアガンのM203

人気モデルの一つということもあってか、多くのメーカーから発売された。
とりわけ有名なものを絞って紹介する。

グリーンガスを内蔵する、いわば「バッテリーケース」のような役割のものもあったようであるが、それのメーカーは不明である。

トイテック製

なんとフルオートガスガンである。装弾数の高さから人気を誇った。
PV式ガスガンのためにパワーはそれほど上げられなかったが、十分な戦力になり得たのである。

「性能がとてもよかったので、M16を撃たないでこれだけ使っていた」という人もいるくらいである。
中にはモデルガンにつけて参戦する人もいたという。

また、これが発売された当時はさまざまな銃にこれをとりつけることが推奨された。
FNCMP5にまでこのM203がついていたのである。

マルイ製

これは、3発のBB弾を発射する。同社製のエアショットガンと同様のものである。

これをつけるとただでさえ弱い首回りにさらに負担をかけてしまうこともあってか、なかなか使用されないようだ。
また、コッキングが重いためになかなか使用しづらいようだ。

ピストルグリップをつけたタクティカルランチャーというものも存在している。

サンプロジェクト製

40mm弾を使用する。
JACのものをそのまま流用しているようだが、リアリティはやや向上したようだ。

CAW製やLS製も、これと同じようなコンセプトのようである。