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くすり指の教科書 アクティブ

 いきなり古いゲーム(^^; でもまぁ、去年に1,2のセットも出たし、Mac版も出たし、恋愛方程式が出たって事で・・・。とりあえずくすり指といったら「白パン」だね(#^^#)
あぁ、無性に白パンが作りたい・・・・

 恋愛ゲーはいまいち好きになれずにプレイしない私ですが、これは非常に好きです。特に1の方ね。シナリオ的にはの方が弥子以外全員三角関係というシビアなものでよく出来ているのですが、思わず床を転げ回りたくなるような気恥ずかしさと萌え萌え感は1の方が上。OPのオルゴールとか、ともみの口とか、千里の「恋は、惚れた方が負けやねんで」とか・・・・特に千里のセリフは歴史に残る名セリフだと思うっす、マジで。
思えばこのゲームが初めて泣けたゲームだったなぁ・・・

 あと1の主人公「俊夫」くんが好きなんですよ。なんか「いいやつ」って感じで。恋愛ゲーの主人公って無個性だったりすることが多いのですが、彼はいい意味で個性的。男女年齢問わず好かれるのもうなずけるものが。2でも俊夫くんは大活躍してたし、1の後日談も出てくるし、俊夫ファンとしては嬉しい限りです。やっぱり主人公がいいゲームって面白いと思うんですよ。(99.2.13)

 

 そういえば、どこかのレポかなんかで俊夫が無個性で料理ができるくらいしか特徴がないっていうのを見ました。しかし料理ができて掃除もまめにする主人公ってXゲーの主人公としては個性的でしょ? 変に悪ぶっていない、かといってプレイヤーの無味乾燥な代弁者でもない、女の子にはそこそこ親切で料理も掃除もできる、たしかにそこら辺にいそうといえばいそうだけど、そういうキャラってXゲーにはあまりいないですよね。鼻につくようなこともない、なんでこいつがもてるんだ?と思わせることもない、こいつならこの娘たちが惚れるのも仕方ないなと思える。そんな風に感じませんでした?(^^;

 そうそう、ゲーム自体の説明してなかったけど、基本的には樹木状分岐の恋愛ADV。一つのシナリオもかなり短めですが、エンディングの数は多く、ふつうのHappyEndやBadEndの他に何ともいえない怪しいエンディングも存在します。でも分岐が単純なので簡単にエンディングをコンプできます。これだけだとプレイ時間の短い、しかもCGの感じが古くさいゲームとなってしまいますが、このゲームの真骨頂はエンディングクリア後のおまけシナリオにあり!
 早い話が本編の後日談で、本編がクリスマスの話だったのに対して、今度はバレンタインデー。恋愛ものの王道パターンです。ヒロインたちと本編でつきあうきっかけが出来たあと、本当に心の結びつきを強くするのがこのおまけシナリオなのです。あまりの恥ずかしさに顔をゆるませながら床を転げまくる強烈なシナリオです。前述の千里の名セリフが出てくるのもここ。本編だけプレイしてつまんねぇ〜と思った人!是非ともおまけシナリオを見てみてくれ〜〜〜!
 あぁ、私もこんな恥ずかしい青春を送りたかった・・・・(;_;) (00.2.27)

評価:92

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