タイトル | : Re^2: 樹怨Act4(第拾六話 |
投稿日 | : 2015/07/09(Thu) 23:32:18 |
投稿者 | : 風祭玲 |
参照先 | : |
感想ありがとうございます。
この春、日本の国の花と言うべきソメイヨシノを巡って、
某ナナメ上の国のトンデモ学者が言いがかりを付けていましたが、
でもソメイヨシノは接ぎ木によって増殖をしていったものであり、
ソメイヨシノはマスターこそは失われたものの、
オリジナルと同一である。なんですね。
植物とはそれだけ柔軟性に富んだ生き物であって、
生命の再生や不老不死を実現している。
今回の樹怨のシリーズにはその再生と不死をテーマとし、
それらの概念として”理”ものを担いでみました。
ところで、黒蛇堂に託してから経過した8年という時間ですが、
その時間を理由は”桃栗三年柿八年”から取りました。
もっとも挿し木にした枝がそれなりの大きさの樹となるまでに
最低でも八年は掛かるでしょうし、
しかし、智也さんも惜しいことをしました。
木が伐採されたあと、白い花を着けていた枝がまだあったはず。
それらも挿し木にすれば、里枝ちゃんを大勢リリースできたのに。
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