タイトル | : Re: 樹怨Act4(第拾弐話 |
投稿日 | : 2015/06/28(Sun) 07:18:18 |
投稿者 | : 徒然地蔵 |
参照先 | : |
黄泉醜女との対決はなかなかの苦戦でしたね。
鍵屋が術式で一時は有利に展開するものの、
物量に押されて疲弊して行くところは緊迫感がありました。
コンリーノさんのときはそのまま瓦解の方向へ向かいましたが、
やはりメインキャラには起死回生の一手が。
その起死回生の一手ですが、
里枝の化生への回帰を決定づけるもので悲哀を感じました。
黄泉醜女を圧倒的な力で吸収するのは爽快な一方で、
里枝が強烈な毒に塗れてしまった感があります。
化生としての覚醒は遅かれ早かれの問題だったのかもしれませんが、
強烈な力の代償は…という感じです。
途中、里枝が黄泉醜女に自分と同じ存在と言うシーン。
場面と言葉的には、敵に救いを与えつつ倒す感じなのですけど、
同時に化生と化した悲しみがすごくありました。
と、ここまでシリアス展開で来ながら、一気にまさかの和みモード。
健一は鳥達を女装コスプレパワースーツ(?)で軽やかに撃退、
里枝は滑稽さ全開の格好でペインティングまで施されて。
なんか叔父上のしたり顔での解説が聞きたくなりました。
そうは言いながら、トモエの「みんな笑顔になる」の台詞は
わびさびが効いています。
赤木博士の呆れ顔でのモニター観察は懐かしいものがありました。
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