プラレールセット品展示室その5:ひかり号マーク時代前期3

近郊型でんしゃふみきりえきセット(横須賀色)(1976年)
ついに幻と言われたセットを入手しました。
東海型急行を横須賀塗りにした「近郊型でんしゃ」が入っているセットです。
しかも、これまた珍しい「ふみきりえき」入り

こんなセットが現存していたなんてまさに奇跡でしょう。
2003年初頭にして今年最大の収穫!?
プラレール番長のページに詳しい解説のぺーじがありますので、こちらも見てね!

やや小ぶりの箱には、東海型急行を横須賀色にした「近郊型でんしゃ」が2両と
オレンジ色に成形された「ふみきりえき」
それから「てっきょう」などがぎっしり入っている
セット内容:近郊型電車、ふみきりえき、鉄橋、橋桁(緑)、立木、信号、架線



近郊型でんしゃふみきりえきセット(関西色)
(1976年)
上に紹介したふみきりえきセットの関西バージョン!
東海型急行を関西色にした「近郊型でんしゃ」が入っているセットです。
しかも、色違いの「ふみきりえき」入り

こんなセットが現存していたなんてまさに奇跡でしょう。
2003年末の大収穫です!
プラレール番長のページに詳しい解説のぺーじがありますので、こちらも見てね!

やや小ぶりの箱には、東海型急行を関西色にした「近郊型でんしゃ」が2両と
緑色に成形された「ふみきりえき」
それから「てっきょう」などがぎっしり入っている
セット内容:近郊型電車、ふみきりえき、鉄橋、橋桁(緑)、立木、信号、架線




ひかり号こうかセット
(1976年)
またまた大物セットを入手いたしました。けっこう珍しいセットです。
入っているストラクチャーが高架橋、旧大鉄橋、オレンジ橋げた、90度カーブと旧世代のものに対し、
車両は新型の青鼻ひかり号という、新旧世代の鮮やかな対比を見せるセットです。
ひかり号の車体には「1976」と刻印されてますので、このセットがデビューになると思います。
(前年の「ひかりごうモノレールセット」までは先代の赤鼻ひかり号が入っていました)
みなさんも知っているように、青鼻ひかりはやがてライト付きに仕様変更されてしまいますが、
発売当初の青鼻仕様のものは、個人的には上品な雰囲気でわりと好きです。

セット内容:青鼻ひかり、高架橋2、旧大鉄橋、旧橋げた、90度カーブ
車両がデビューしたての青鼻ひかりに対し、ストラクチャーは、ほとんどが最終生産に近い旧世代のものばかりなのが興味深い


C62こうかセット(1978〜79年)
C62自体も希少ですが、セットに入っている茶色の高架橋、緑色の橋脚、90度カーブなど、けっこうポイントの高いものが満載です。
C62の気笛のシステムについては、いずれ詳しく紹介させていただくつもりですが、電子オルゴール等ではなく、本当に車体内に仕込んだ笛を空気圧で鳴らしています、さすが職人芸!短命に終わったのが惜しい製品です。

セット内容:C62、貨車、高架橋茶、鉄橋、橋桁緑、90度カーブ、たんせんはしげた 夢にまで見たC62の勇姿です


D−51ふみきりセット
D51と貨車2両、ふみきり、小判形エンドレス…そう「基本セットNo・1」と同じ内容です。
当然このセットの方が古いわけですから、こちらが元祖というわけです。(厳密には、セットされている貨車の車種が違います)

セット内容:D51、緑コンテナ車、銀タンク車、ふみきり、架線柱、信号 銀タンク車は古いです


フェリーボートセット(1976年)
プラレールといいながら、レールは半周分だけ…すると残りの半周は?なんとフェリーボートが海上を走ります。(すごい!)
順を追って説明しましょう、D51がフェリー乗り場に待っているフェリーボートに乗る、するとD51からの動力伝達によって、フェリーボートが海上(水色のレールの上)を走り、半周回ってフェリー降り場に到着、D51がおりると、灯台に仕込まれたばねの力によって(フェリーと灯台は、金属シャフトでつながっています)、フェリーは再び半周戻って乗り場に到着、再びD51を待ちます。
→これを繰り返すわけですが、このセットの良い所は、フェリーボートの乗降場と、水色のフェリー用レール半周分を1つのユニットとして大きなレイアウトにも組み込む事が出来るという事です。
編成物は走らせられませんが、動力車1両なら、D51でなくても何でもOK、レイアウトに変化を付ける絶好のアイテムです。
フェリーの移動に合わせて、頭上のカモメも旋回するという、とっても夢のあるセットでしたが、生産量はあまり多くなく、また、再版もされずに終わってしまったのが残念。

セット内容:D51、フェリーボート、フェリー用レール、灯台、カモメ、フェリー乗降場、並木
フェリーにD51が乗船、半周して下船するとフェリーは自動で出発点に戻る
(フェリーはD51の動力伝達で動きます。カモメも一緒に回転します。すごいギミック!)


チンチンふみきりセット(1977年)
プラレール生産年表では、同名のセットに東海型の横須賀色がセットされていたと記述されていますが、このセットには、L特急が入っています。(箱の写真もL特急なので、別に、箱も違う横須賀色のセットがあったのかもしれません)
一見、ただの基本セットに見えますが、なかなかどうして、このセットに入っている「チンチンふみきり」は、後年のエレクトロ踏切とは全く違うこのセットのみのものです。(単品発売はされてません)

セット内容:L特急2両、チンチンふみきり、ふみきり、立木2
チンチンふみきりは、このセットのみにしか入っていない。
スイッチを入れると警報機が点滅、警報音が鳴る。
列車の通過とは連動しておらず、鳴りっぱなしになるのがちょっと難点かな。


おうふくプラレールED−70つみおろしセット 石炭・材木付
(1977〜78年)
一連の往復プラレール物の頂点を極めたといっても良い製品です。
赤のED−70は、このセットのみのカラーです。木材と、石炭の積み込み駅がそれぞれ入っており、貨車も、それぞれに対応するものが1両ずつセットされています。(貨車の構造が微妙にちがうんです!)そして、共用の積み下ろし駅が入っています。
ED−70が往復しながら、石炭と木材をそれぞれの貨車に積みこみ、積み下ろし駅で一緒に降ろします。
(せっかく、分けて収納してある石炭と材木を混ぜてしまうというのは、考えてみるとちょっとおまぬけですが、目をつぶりましょう!)
これも、生産量が比較的少ないセットです。

セット内容:ED70、積下し貨車2、材木積込駅、石炭積込駅、積下し駅、信号、リターンレール 貨車は、石炭、材木用の物が各1両づつ


D−51ぼくじょうセット(1976年)
これも、一見するとただの基本セットのように見えて、意外と奥が深いセットです。
まず、付属している無蓋車が、黄色成型なのはこのセットだけ。付属の踏切も、普通のタイプではなく、なんと「ぼくじょうふみきり」と呼ばれるタイプのもの。(この踏切には、列車が通過すると横のサークルの中の牛が意味もなく回転してしまうという笑えるギミック付き。遮断機も、丸太製です。)
「ぼくじょうふみきり」は単品販売もされたらしいのですが、(カタログに掲載あり)ごく少数だったとみえ、このセット以外、見た事がありません。その他、ファームハウス、家畜用トラック、丸太製の電柱や警報機など田舎のムード満点です。

セット内容:D51、無蓋車(黄)2、ぼくじょうふみきり、ファームハウス、トラック、牛2、並木、
丸太製の警報機、電柱、標識
列車が通過すると、そのたびにサークルの中の牛が回転(さぞ目が回ることでしょう)


ひかりごうモノレールセット(1975年)
このセットの主役は、ひかり号ではありません。ひかり号の頭上を旋回するモノレールが主役です。
モノレールに動力は入っておらず、駅に仕込まれたプレートを、通過するひかり号が押すことにより、モノレールが持ちあがって走り出します。(詳しくは、下の写真を見て下さい)
レイアウトに組み込んでも、見栄えがする事うけあいですね。(あまり走らせると、プラレール先頭部がこすれてガビガビになるかもしれませんが…)

セット内容:ひかり号、モノレール、駅ビル、モノレール線路一式、信号2
モノレール発進のギミック:通過するプラレールの力で、押し上げられる事で発進する


新国際空港セット(1978〜79年)
成田空港セットの先祖ともいえるセットです。NEXの替わりに、スカイライナー(旧色)2両が入っています。
空港施設自体は、後年のアクションエアポートとほとんど同じ物です。スカイライナー旧色は、単品では非常に出ない車両ですので、このセットにも中間車付きの3両で入っていたなら…と残念な思いがあります。
比較的近年まで売れ残っていましたが、この所、あっという間に見なくなってしまいました。
細かく言うと、管制塔から出ているシャフトが、差込式のものと、管制塔に固定されているものがあります。(差込式の方が、多分古い)

セット内容:スカイライナー旧色2両、ターミナルビル、B747、DC10、車両2、滑走路 スカイライナーが駅に着くと、飛行機が旋回


EF-15でんききかんしゃ りったいこうさパノラマセット(1975年頃)
エンドレス+分岐する高架部分という、「立体交差」パターンの最初のセット。
ほぼ同じ内容で1981〜87年にかけても再生産されている。(商品名は「電気機関車立体交差セット」と漢字に変更)
ただし、90度カーブが入っているのはこの時代のセットのみ。

セット内容:EF−15、貨車3両、田舎の駅、並木、踏切、坂レール、90度カーブ、立木2 旧型電機らしい造形がナイス!


パノラマとっきゅうふみきりセット
状態があまり良くないが、あまりみかけないセット。通常の基本セットに音入りふみきりと駅が付属している。

セット内容:パノラマ特急、音入りふみきり、駅、立木、架線


D51きゅうこうれっしゃセット

小判型エンドレス+付属品のみのシンプルなセットだが「ニチイチェーンよいこシリーズ」というマークが箱に印刷されている。
小売店限定特注セットのハシリかもしてないが詳細は不明。詳しくはこちらのページも見てね。

セット内容:D51特急、立木、架線


友人所有のセット他の紹介
左:D−51りったいだいてっきょうセット
D51に旧型客車、さらに90度カーブが山ほど入っているという涙物のセット。激レアか!ほしー

中:クロスはねばしセット
黄色のEF15に貨車、そしてオリジナルカラーの「はねばし」が入っているこれも珍しいセット!うおー
右:C12ロータリーじょせつしゃセット
これぞ究極の逸品!残っていたのが奇跡といえるでしょう。「国宝級」です。

セット内容:D51、テンダー、旧型客車、
大鉄橋、旧ブロックはしげた、
90度カーブ12、はねばし
セット内容:EF15黄色、無蓋車、
はねばし(赤/黄)、田舎の駅
セット内容:C12ロータリーじょせつしゃ、客車
田舎の駅、白ふみきり、白トンネル、
並木、立木、信号


友人所有のセット他の紹介2
ふえふきはっしゃセット

寝台特急2両とふえはっしゃえきが入ったセット
ふえはっしゃえきに進入してくる寝台特急をクローズアップで捉えた箱の写真が斬新!
なかなか良いセットをお持ちですね!うらやましか〜