今年はリカちゃん誕生35周年の2003年
リカちゃんは35年間という時代の流れと共に
初代〜5代目と仕様が変わり、お友達が変わり、恋人が変わり、職業が変わり、成長しと
様々なバリエーション、かなりの数量が作られてきました。
そうはいっても元は子供を対象としたきせかえ人形ですので
箱は開けて捨てられ、着せ替えられ
という宿命を負わされております。
が・・・
ここに35年間!
箱に入ったまま、未開封のリカちゃんが発見されました。
今年の夏、お知り合いの方から
お話をいただき購入させていただきましたが、
ある倉庫を整理していたところ
この状態のリカちゃんが数体、オリジナルのダンボール箱に入った状態で出てきたとの事。
手にした時には久しぶりに震えがきましたわ。
そのダンボールも見せていただきました。
牧 美也子先生の三つ網みお下げのリカちゃんのイラスト入りのダンボール箱!
当然それも欲しかったけれど
それは、さすがにちと無理でした〜。
初代リカちゃんの箱は5種類
ありますが、
それの一番最初のものになります。
服はナンバー7503「音楽会に」です
この時代ですと入っているブックレットも最初期のものになります
音楽会に
スチワーデスの感じをとりいれた
厚いきじの仕立。
二つの金色のボタンが少女らしさを
出してます。
箱上部 |
箱上部の紙製のシール(糊が弱いので無くなっている事が多い)
ナンバー7503です
箱左 | 正面 | 箱右 | 箱裏 |
箱にはまだ艶があります
箱下部 |
自分のモノになったのだから開けてもいいのだけど
うう・・・開けられない〜!
ので、箱の外から靴を撮りましたが
ヒールの低い最初期の靴がおわかりいただけますでしょうか?
証紙が落ちてますが・・・ 開けられないので直せませんっ! |
左・初期の靴 右・一般的に見かける初代の靴 |
この形の靴は材質の柔らかいものと、硬いものがあります。
35年間、開けられる事なくその姿を保ってきたリカちゃん。
中には35年前の空気が?!
高原の空気という缶詰を思い出してしまいました(笑)
たま〜に、開けてみたい衝動にかられますが、
今は、まだその心境に達せず(どういう心境なんだろう?と自分でも思いますが)
今日もまた、人形棚の奥深くへと仕舞い込むのでした。