ビスクドールのページ 6

ホームへ

EDEN・BEBE  3
(FRANCE Fleischmann&Bloedel
フライシュマン&ブレーデル
1890−1899年)

アンティック・ビスクド−ルを国内で購入しようと思うと
仕方の無い事ですが、海外と比較して、やや割高感があります。
なので、私は「なら、海外へ行って自分で探そう!」と、
旅行の度に人形を連れ帰るようになりました。

が、アンティック・ビスクは一点モノです。

人形と目が合った瞬間には、
そんな事は忘れ「今まで待っていてくれたんだね!迎えにきたよ!」と
実に都合良く、解釈してしまいます。

そんなワケで、このエデン・ベベは、国内のある人形屋さんが展示会をされた時に
会場で一目惚れし、お譲りいただきました。

顔アップ オープンマウス7枚歯 全身67cm



あまり見る機会のない横から 左右で眉毛の形がちょっと異なります 目は石膏で固定されています ヘッドマーク
EDEN BEBE
PARIS
12
DEPOSE

この人形のどこが珍しいのかというと
それはエデン・ベベオリジナルの衣装を着ていると言う事です。
ジュモウは工房としての規模が大きかったので
オリジナル衣装の人形は比較的残っておりますが
どちらかというと小規模であったフライシュマン&ブレーデルで
オリジナル衣装が残っているのは、かなり希少ではないかと思います。

EDEN BEBE MARQUE DEPOSEE 凝ったレースが使われています

と・・・ふと、アメリカの人形雑誌を見たら
同じデザインのドレスを着たジュモウのトーキング(オリジナルボックス入り)が掲載されておりました。

もしかして?
洋服専門のメーカーがあって
フライシュマン&ブレーデルもジュモウも、そこの服を買っていたのかな?
(フライシュマン&ブレーデルはラベルを貼っただけだったりして (^_^;) )

ウィッグをとると・・・ こんな感じです


私は人形に名前をつけていませんが
例外が家に数体あります。

このエデン・ベベは展示会々場で
「(山口)百恵ちゃん!」と思い
それ以来、声に出して呼んではいませんが「モモエ」と密かに思っております。

に・・・似て・・・ないかなぁ?


1992年・3月・国内の専門店にて購入
2002年5月17日 作成

次ページへ