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診療科目


●消化器科●内視鏡科●大腸肛門科●内科●代謝科(肥満治療)心療内科(精神科)

住所  153-0043東京都目黒区東山1-10-13 電話0337140422

外来時間 <予約制>

曜日

午前

午後

夕方

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    お電話かメールでご予約のうえ、ご来院ください。

1)社会保険診療    費用、20124月改定 社会保険診療報酬規定に従う

2)自由診療 :プライベートクリニック : private clinic 費用下記のとおり
 

          ○ 初診 5000円、再診 2500円、

          上部消化管 無痛・拡大内視鏡 

         内視鏡検査                                  31,500

         その他の検査や投薬、(病状や治療内容により値段は、一定ではありません)   実費

                               概算合計      50,000円〜100,000円     

     ●下部消化管 無痛・拡大内視鏡 

         内視鏡検査                                  52,500

         その他の検査や投薬、(病状や治療内容により値段は、一定ではありません)   実費

                               概算合計      70,000円〜150,000円     

    

                                  

診療細目は社会保険でカバーされないもの 一部認められているもの

       大腸内視鏡(内視鏡的ポリープ切除同時実施可)
●  胃・食道内視鏡(ピロリ菌チェック可)

        慢性胃炎ピロリ菌除去
   無痛内視鏡検査・拡大内視鏡検査

         超音波検査・超音波内視鏡
    内視鏡的ポリープ切除術(高周波電気メス)
    内視鏡的粘膜切除術(EMR)=癌切除術
    内視鏡的止血術(クリップ、O-ring、止血剤局注法)
  内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 

         内視鏡的縫合術
    内視鏡的拡張術(バルーン法、切開法、ステント法による)
    内視鏡的静脈瘤硬化術(O-ring、止血剤局注法)
    内視鏡的腫瘍焼却術(アルゴンプラズマ法)(5万円(税別))
    内視鏡的胃噴門部形成術(20万円(税別))(=逆流性食道炎根本的治療)
    内視鏡的粘膜下腫瘍核出術(30万円(消費税別))(胃全層切除術)                    

         肥満治療(費用は1万〜5万円(消費税別)) 

     ●  慢性膵炎治療(費用は1万〜4万円(消費税別))

  ●  HIFU : 前立腺がんに対する超音波による焼却療法(140万円(消費税別))

●  IPMNのある膵臓癌ハイリスク患者に対する膵臓癌発生予防療法7000円程度

入院について

当院には、1人部屋2つ、2人部屋1つ、3人部屋1つあります。

個室利用で、腸管洗浄時にプライベイトのトイレがあります。

内視鏡検査・手術前後の宿泊も可能です。

遠方の方や、検査後の安静が必要な場合にご利用をお勧めします。

入院費用(自由診療の場合)  1日10,000円

(保険診療の場合) 保険診療規定に従う

個室指定             1日10,000円       

(ただし、リネン代、食費、消費税は別途)

       

      

院内案内 (7床) 個室2、2人部屋1、3人部屋1 戻る

自由診療制:プライベートクリニックのポイント

自由診療には社会保険が効かないという、費用面でのデメリット(社会保険では自己負担は3割)もありますが、以下のようなメリットもあります


1.プライバシー完全秘守

社会保険医療の場合、レセプトには、病名と治療内容、投薬内容、手術名などすべてが記載されるため、患者は、保険者(会社・組合や自治体) に、病状のほぼすべてを知られてしまうことになる。たとえは、癌の場合、病名には、胃癌とか大腸癌とか、食道癌とかの病名が入る。そして、どんな手術をしたか、抗がん剤を飲まされているかどうかで、病状が深刻な状況かどうか分かってしまいます。

2. より効果のある診療

昨今の社会保険では、費用を制限する流れから、学会などで効果が認められている薬や手術でも、認められていない手術・治療や薬が多数存在するようになってきています。その点、自由診療制では 、個人負担はかかりますが、このような診療制限はないので、効果のある治療法を選択することが可能です。

当院で行っている社会保険外の診療内容で、薬や特殊な手術法で、効果的な治療や予防のできる疾患には以下のようなものがあります。

(1)大腸癌(内視鏡的治療)、 :@直腸周辺骨盤内リンパ節転移に対する超音波内視鏡下転移リンパ節焼却術、どうしても人工肛門にしたくない方へのサルベージ療法。2例の成功例あり。

価格約100万円/1回。問題点は完治性が保証できない点。

A筋層剥離もしくは筋層摘出術、筋層まで及んだ腫瘍をEFTR(内視鏡的全層摘出術)の要領で切除摘出する。価格25万円〜100万円/回。

問題点、転移のある時は、この療法単独では根治性がない点

(2)大腸癌(薬による予防)   : 現在は社会保険上適応外であるが、ほかの類縁疾患で治療効果を認められている抗癌剤や生物学的製剤の投与。価格(薬代実費+月3〜10万円/月)

(3)大腸腫瘍(内視鏡的治療) : @ESD(粘膜下層剥離術)、2024年の保険診療では良性の腫瘍たいして粘膜下層剥離術は認められていないが、病変が大きいときやEMRでは

病変が一括で取り切れないとき 価格は20万円〜36万円

(4)大腸腺腫(薬による予防) : 家族性大腸腺腫症など、腫瘍が多発するとき。腫瘍の増殖を遅くする薬を内服する。 月5000円から10000円程度

(5)胃癌(内視鏡的治療): 2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、2024年現在は保険承認されています。

(6)胃粘膜下腫瘍(内視鏡手術)、:2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、2024年現在は保険承認されています。

(7)慢性胃炎(ピロリ菌除去など)、:2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、2024年現在は保険承認されています。

(8)慢性小腸炎・大腸炎(投薬)、:慢性小腸炎・大腸炎に対しては、補助療法として、内服薬による腸内酪酸誘導療法をおこなう。 月5000円〜10000円程度。特段の副作用は経験されていない。

(9)潰瘍性大腸炎(投薬各種)、:2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、2024年現在は保険承認されています。

(10)慢性膵炎(投薬)、      :投薬療法 月5000〜15000円程度 特段の副作用は認められていない

(11)肥満(投薬)、:2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、現在は保険承認されています。ただし、保険では肥満度40%以上の場合のみであるので、それ以下の肥満度での

         治療の場合は、自費診療となります。価格は 薬剤実費+診療費月1〜2万円程度。コンプライアンス不良により、吐き気がくることがある。

(12)糖尿病(投薬)、2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、現在は保険承認されています。

(13)逆流性食道炎(内視鏡的手術と投薬)、2006年の時点では、保険採用されていませんでしたが、現在は保険承認されています。

(14)NERD(内視鏡的治療):過敏な食道に対して、知覚鈍麻の神経ブロック手術を行う。 20万円〜30万円。術後の経過観察が必要です。

(15)前立腺癌(HIFU):2006年頃は実施していましたが、2024年現在では、当院では実施していません。

ただし、海外ではこの治療法がいまだにメインの国もあります。

この療法がわが国で廃れることとなったダビンチによる手術治療の男性機能維持が

当初言われたほど高くなく、むしろHIFUのほうがいいのではという意見も最近あり、

今後、HIFUを再開する場合もありうるかもしれません。

(16)癌の転移予防(投薬) 免疫薬剤療法 薬剤代+月2〜5万円 問題点の薬の副作用は薬剤によりさまざま

(17)癌の発生予防(投薬) 投薬療法 薬剤代+月3000円〜1万円 問題点の薬の副作用は薬剤によりさまざま。

(18)IPMNのある膵臓癌ハイリスク患者に対する膵臓癌発生予防療法 :膵臓癌の発生発育過程を阻害する薬剤を投与することにより、

膵臓癌の発生を抑制する療法。2006年頃から初めて、500人年ほど投与しているが、

2024年現在まで、内服中の患者から、膵臓癌は1例も出ていない。

2010年代の九州大学外科の田中教授一派の研究によれば、IPMNを持つ人の膵臓癌発生率は年に1.5%。

500人年で、7.5個の膵臓癌が出るところが、0だったので、希望の持てる療法と思われます。

価格は月に6000円〜7000円。問題点は投薬中経過観察続けなければならないこと。

などなど。

詳しくは診察をお受けになって、全身状態・社会的な状況から適応を考慮して、状態に合わせた治療内容を説明します。
 

3.任意保険の利用は可能

大腸ポリープを内視鏡的に切除したり、胃や食道のポリープを切除した際は、手術特約もついている任意保険では、手術1件につき、5ないし10万円程度の保険金(ただし、金額は契約内容により異なりますので、契約内容をご確認ください)が支払われます。

がん保険もOKです。拡大内視鏡を使って、より小さな段階でがんが見つけて、助かりながら、がん保険給付も受けられれば、大変幸運なことといえます。

助からない段階でがんが見つかって受ける給付金に比べて、ありがたさの違いは容易に想像できるのではないでしょうか。

がん保険の給付金は契約金により異なりますが、一般には数十万円から数百万円まであるようです。