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■ でめてる (東京都国分寺市)
(女性の就労支援型/地域循環型)
 
◆概要
住所 〒185−0012 
東京都国分寺市本町2−14−5
TEL 042−323−9924
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HP  
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営業時間

11:00〜21:30 定休日:日曜日

運営形態 個人経営
運営主体 鈴木朋恵
オープン 1982年

コミレス研修の一コマ。
“でめてる”はモデルコミレスとして実践研修の場にもなっている

 

◆地理的条件

  国分寺市は東京のほぼ中央西寄り、多摩地区の中央東寄りに位置する。人口11万人。「でめてる」はJR中央 線国分寺駅北口方面に広がる商店街の中にある。

◆店のコンセプト
  「女性が1人でも、気軽に入れる店」、「安全でおいしい食べ物を出す店」、「女性が子育てしながら働ける職場」
◆開店までの経緯

  1982年当時、市民運動、特に女性のネットワーク運動が活発だった。その流れのなかで、地域に女性のた めの店をつくろう、地域に女性の自立のための職場をつくろうという声があがり、「でめてる」がオープンした。開 店当初は複数のメンバーが運営に関わっていたが、現在は個人経営となっている。開店資金1,100万円のう ち、500万円は、1口 1万円の私募債(利息なし)を発行し、主に友人知人から集めた。その後、私募債はすべ て返済した。  

◆店舗

  店舗の広さは約10坪。家賃は10万円弱。20席。女性に加え、カップルでの来店も多い。

          
◆メニュー・食材

  「日本の伝統食を大切にしていきたい」という思いから、メニューは玄米、みそ汁と野菜、豆腐、豆、海藻を中心 としたおかずからなる。また、季節感を大切にしている。みそ汁は注文を受けてから、だし汁にみそをといて出 している。漬物は自家製。玄米をはじめとし、食材には、できるかぎり無農薬有機栽培の安全でおいしいものを 地域の有機農業家から購入することを心がけている。しょう油、みりん、塩、みそなど調味料にこだわり、できる だけ本物の良いものを使っている。砂糖は使わない。

  

 安全な食材を使用しているので、大根、レンコン、ジャガイモなどは皮ごと調理するし、レモンの皮は酢につけ てサラダのドレッシングに使う、柚子の皮はしょう油につけて柚子しょう油にする、茶殻を掃除に使うなど、ゴミを ほとんど出さないエコロジカルな料理方法を実践している。 理念は「身土不二」、「一物全体」。

  
◆その他の特長

 休業日は、コミレス研修会や実習などの場として機能し、新しいネットワークを生み出す場になっている。 ほと んどのメニューをテイクアウトできる。おかずの販売もしている。店で使っている食材を店内で一部販売してい る。

 



〒185-0012 東京都国分寺市本町3-10-22 オリエントプラザ406
Tel:042-359-8605 Fax:042-359-8606 E-mail:ticn@mui.biglobe.ne.jp

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