晦(つきこもり)
(パンドラボックス)
<ストーリー>
祖母の七回忌で久しぶりに集まった主人公の親戚一同。
七回忌の法要が終わって夜になり、とりとめのない話をしてると、一人がふとこんな言葉をつぶやきました。
「七回忌で怖い話をすると、死者が蘇るっていうよな…」
怖いもの見たさからか、主人公を含む7人は空いてる部屋で怖い話をすることにしました。
「どうしてこの部屋が使われてないか知ってる?…ここって出るのよ」
叔母のそんな一言を皮切りに、長い夜が始まりました…。
「学校であった怖い話」に続く、怖い話シリーズ第二弾。
極論すれば、「学校であった怖い話」の登場人物とシナリオを変えただけとも言えます。
ですが、元々のシステムが非常に出来が良いので、変な新要素を付け加えてない分、スッキリしてて良いです。
「学校であった怖い話」同様、シナリオの豊富さでは他の追随を許しません。
て言うか、この二作がぶっちぎりです。
「学校であった怖い話」であれだけ数多くのシナリオを作成してるのに、
またもこれほど多くの新シナリオを考え付くとは、シナリオライターさんの創作力には頭が下がります。
この創作意欲、他のメーカーさんも見習って欲しいです、マジで。
あえて欠点を述べるとすれば、前作に比べて、後半になると若干ゲームオーバーになりやすい事ぐらいでしょうか。
でもそれも、いきなりプッツリと話が終わるという類のものではないので、さほど気にはなりません。
「学校であった怖い話」といいこの作品といい、これほど出来のいいサウンドノベルがあまり人気がないのは残念です。
もう少し話題になってもいいと思うんですが…。
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