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1999年2月

(1999/02/1-3)  SFオンライン賞を狙え!

●詳細はリンク先まで。即投票しようかと思い立つも,アニメなど他項目があるので数日考えることにする私。「第一長編」というのは,倉阪鬼一郎氏の『赤い額縁』を入れるためのものでしょうか。憶測ですけれども。ところで『赤い額縁』はSFですか? ミステリーだって『パラサイト・イブ』がベスト10入りしたりしますけれども、それは強引な越境入学と感じますが如何なものか。ここ数年「ホラー」「ミステリー」「SF」で優秀な作品を取り合ってるような気がしますが、特に角川ホラー大賞は罪作りではないですか? 『パラサイト・イブ』はSFだし、『黒い家』はミステリーだなぁ、と読んで思ったのは私だけではないと思います。あと、帯の文句はもう少し誠実に書いて欲しいです。平凡な作品を、さも世紀の傑作であるかのように書くのは犯罪ですし、慎ましくラッピングされた良品というのも奥ゆかしくてよいですが、それはそれで犯罪的所業であるように思います。見落としたらどうするのですか。消費者保護の立場から見て正しい意見であるように思われるが如何なものか。もっとも、幾度も出版社に騙され泣かされてこそ、読者の目は輝くのです。でも、お願いだから騙さないで下さい。特に講談社と角川書店。


(1999/02/03-08)  毎月の上旬あたり

●月末はハードカバーと漫画単行本のラッシュ、月初めは文庫・新書のラッシュという感じですが、購入書籍をメモすると、

講談社ノベルス 東野圭吾『私が彼を殺した』
(同)     中島望『Kの流儀 フルコンタクト・ゲーム
電撃文庫    上遠野浩平『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』
角川書店ホラーコミック 作画/MEIMU 原作/鈴木光司 脚本/高橋洋 『リング2』

あと、日野啓一郎『日蝕』を友人宅で読んだら読みきってしまった。
中島望『Kの流儀』から読み始めているけれども、こりゃぁ少年……青年マンガ。西神戸の荒んだ高校に転校してきた主人公、逢川総二は極真空手の猛者。絡んでくる不良生徒の顎を砕き、腕をへし折り、あばらをヤる! そして出てくるのは空手部・少林寺・柔道・剣道・ボクシングの主将たち! 著者の中島氏は本当に極真の人らしく、帯の推薦文は極真会館の館長、松井章圭が書いている。あとがきタイトル「極真空手、もし戦わば」。この、極真でなければいかん! という気迫はどこまでも本気。読んで損することはありえないでしょう。電撃大賞金賞受賞作、白井信隆『学園武芸帳「月に笑(な)く」』も、同じ傾向の小説みたいだが……『Kの流儀』は極真の看板背負ってるからなぁ……学園不良格闘モノはしばらく割りを食うかも。いや、食う。


(1999/02/09-11)  アニメ

●上記の、中島望『Kの流儀』は大快作。読むべきでしょう。

●話題が少々。
●4月から、『∀GANDAM』。どうしたわけか、みな、“ヒゲガンダム”という。 / 「シド・ミード」=「“ドレミファソラシド”をもじった変なペンネームな日本人」という珍説を、どこかのBBSで目撃。 / ニフティのサンライズステーションで、“ガンダム切手”を作らせようキャンペーンをやっている。面白いので賛同しようと思った。
●タイムボカンシリーズの最新作が企画進行中らしい。「怪盗きらめきマン(仮)」。詳しくは、電撃B−マガジン最新号を見よう(この雑誌しか載ってません)。危険なデザインをしている。
●電撃文庫5周年CM(15秒)がオンエア。例のブギーポップのそれだ。サンデーのCM系。しばらくはブギーポップ目撃談が各地で囁かれるであろう(都市伝説か?)。
●おじゃる丸、ひっそり最終回を迎える。
●『To Heart』はやはり千葉テレビその他。雑誌をよーく読むと書いてあるぞ(記事じゃなくて広告)。
●『人狼』は韓国でプレミアム上映。あなうらめし。


(1999/02/12-23)  FF8のことなど

●Y氏の車に乗り、発売二日後、つまり2月12日のつくば市内を疾駆す。マートとセブン(もちろん、コンビニである)を廻り廻り、訪問数の二桁に達す頃、発見せり。「7」より見つけづらし。副読本に電撃プレイステーションを購入、帰路に着く也。

●三枚目に入った直後のフリーズの噂は、処処耳に入る。怒りの声、誹りの声。良くある事なので、右耳より入る噂は左耳より抜く。やると決めたからにはやるのみであり、やるためにはやらねばならぬのだ。対策として、再度プレイを選び、憂鬱ながらもコントローラーは握られ、ボタンは押される。二度目ともなれば、<作者の意図>が自然と理解されてくるので、攻略速度は増す。一度目の2/3の時間で進む。特殊技をメインに用いると、GFを必要が無い。スコールの特殊技「連続義理」じゃなくて「連続斬り」は、「たたかう」×5(から10)回という技。終盤では、合計15000ポイントぐらいのダメージを与える。これは常時使用するよう構想された技なのだろうか? あまりにも強すぎるのでそう感じた。大抵のボスが数ターンで倒せるわけですわい。

●この項、つづく。


(1999/02/24-28)  続・FF8のことなど

●『FF8』の後半の内容に触れています。

●そうこうしているうちに、上記のバグの原因は判明したようです。ソフト屋に貼り出されてました。
セントラ遺跡てえのがありますが、入ると、タイムアタック(20分)なGFオーディン取得イベントが発生いたします。
20分でオーディンまでたどり着けないとゲームオーバーになっちまいまして、そうなると、「入り口から再スタート」か「再ロード」を選択せねばなりません。このとき「入り口から再スタート」を選ぶと、のちのちバグるんだそうです。
えー、でもエスタ潜入後だったら関係無いそうで、それから20分でうんぬんにももう少し細かな例外が存在するようですが、それはいいでしょう。なんとなれば、それはバグらない条件なのですから。

●『FF8』、現在300万本はけたそうで。目標は400万本、『FF7』は300万本売れたことを考えると届く……のかな? ちなみに全部日本国内での数字です。

●この項、まだつづく。



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