@マルキオン教とブリソス人

*Zeb:
{関係諸氏に送ったメールからの抜粋}
HWの設定ではマニリア限定の出来事である「我が戦い、皆が勝った」や「曙」は改訂された神話では、ザブールがはんぶん異教徒のマルキオン教植民市の民を集め、協力して魔道で大いなる魔道をふるったことになっています。

(ごめんなさい。これ以下の文はザブールのマルキオンに対する裏切りにつながります。)

おそらくこの出来事はブリソスの「無神論者」の意見に応じない他のマルキオン教徒にとって、大いなる犯罪、悲劇であり、解けない謎でもあるのでしょう。(彼らはマルキオンの「第五の行為」を「破壊」でなく、「犠牲」と呼びます。)

(上述の部分、かなり意味不明。後で文脈を入れ違えていたことに気づきました。)
訂正版は以下のページを見てください。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~BLUEMAGI/GloBrithosView.htm


{以下は改訂版}

<<ブリソス人の非・神話Anti-Mythology of Brithini Changes and Greggings in Revealed Mythologies


神話

 Revealed Mythologiesで明かされたマルキオン教徒の神話(?)はほぼブリソス人の残した形であると思います。冒頭に植民市の住民に対するザブールの布告があり、彼(とその臣下のブリソス人)がどのように世界を見ているか、またどのように見ていると信じさせようとしているかについて、若干の推理が得られます。(ヴァデリ人の神話は残念ながらありません。)ザブールは完全に登場人物の人格、あるいは神格を無視して、あたかも彼らが相互作用をする物であるかのように「科学的な」陳述をしています。

(いわく、三角形の形をした論理王国には六つの部族があって、それぞれ「研究家」(多くが後のブリソス人)、「航海家」(後にウェアタグ人)、「通訳家」、「探検家」(このうちの一部が論理王国の境界をすぎて探検してしまい、ヴァデル人になった)、「書記家」、「建築家」でありました。彼らはそれぞれ四つの階層、タラール、ザブール、ホーラル、ドロナーに分かれていて、原始的な社会からの発展というものを知らずに最初から都市を持っていました。これは現実に全くパラレルを見出せない設定ですね。)

 マルキオン人の神代の経過は、マルキオンの行為Actionによって変化が始まります。彼は、この魔術的な世界の中にあって、「論理王国(ダンマラスタンDanmalastan)」の源としてザブールの言葉から姿をあらわします。(彼が現実世界の一神教の神に似ているところは、彼の「全能」の属性が歴史の最初から姿をあらわしているわけではないということです。)彼は世界の変化に応じて姿を変えていき、「創造主」、「法」、「創始者」、「預言者」、「犠牲」と五回の行為(「創造」、「顕在」、「増大」、「重複」、「破壊」)に応じて変化していきます。(それぞれが神知者の言う「創生時代」、「緑の時代」、「太陽の時代」、「嵐の時代」、「大暗黒」にそれぞれ該当します。)この点「受肉した」神を信じるキリスト教徒に実在の一神教の中では一番似ていると思えます。

「人間」の概念は、ザブールが世界と人間をどのように見ているのか語っていない以上、マルキオン自身と彼によって作られたルーンの諸力(これにはザブール自身も含まれます)がかつてどのような存在であったのか、どのように変化したのか明らかではありません。いずれにせよ、マルキオンによって創造されたこれらの力ある者たちは、多くが物質界をおのれのものとみなし、あるいは望み、「神教」や「呪術」など自分に対する誤りの信仰を自分たちより力弱い存在に押しつけたのです。彼らは自分に備わるルーンを自分の所有するもののように扱い、神々の戦争の原因を作ったのです。(HWの設定によると、悟法の術者に対する誘惑はまず最初に神界から、次に精霊界から、最後に魔道界からルーンという純然たる力の形をとって現れると書かれており、非常に示唆に富んでいます。つまりルーンを意識的に用いようとするのは魔道だけだということでしょうか?)彼らのあやまちにより「神々」が論理王国から生まれたということになります。

 ヴァデルの堕落とザブールの背信も、神話のテーマです。ただしザブールは自分自身の背信の理由について沈黙し、それが他の変化とおなじく、物体の相互作用とみなし、そうすることである意味で創造主の人格的な部分を捨て去り、創造主のエッセンスと世界が混ざり合うことで「慰め」が遍在する新たな世界を生み出したという事実を述べています。(Peter Metcalph氏によると、マルキオンの死は、スパイクが爆発した、あるいはモスタルと世界機械が故障を起こした時点を意味しているようです。)おそらくこの出来事はブリソスの「無神論者」の意見に応じない他のマルキオン教徒にとって、大いなる犯罪、悲劇であり、解けない謎でもあるのでしょう。(彼らはマルキオンの「第五の行為」を「破壊」でなく、「犠牲」と呼びます。)

 ヴァデル人はモスタリと手を組んで論理王国の残党や南方のアートマル帝国を攻撃し、ザブールとの戦いの最終局面の時はワクボスやカージャボールの軍とまで手を組んだようです。しかし彼らもザブールの強大な魔力の前に滅ぼされ陸地は沈められました。HWの設定ではマニリア限定の出来事である「我が戦い、皆が勝った」や「曙」は改訂された神話では、ザブールがはんぶん異教徒のマルキオン教植民市の民を集め、協力して魔道で大いなる魔道をふるったことになっています。

 肝心なことは、すくなくともフレストルの革新以前には、マルキオン教徒はマルキオン=創造主の他に(ウォーラス、イーヒルム、蛇王朝の祖霊などの)神々をも信仰していて、汎神論的な態度を取り、それが現代の正統派マルキオン教徒のように決定的に間違った、「魂」に害を及ぼすことだとはかんがえていなかったことです。そして彼らは曙のときにはザブールとブリソス人たちに味方して、太陽を取り戻すのに成功しました。>>


*Efendi
"Brithini Mythology" 、ありがとうございます。

"Revealed Mythologies" を読んでない私が何事が言うのはおかしいですが、


*Zeb:
{マルキオンは、この魔術的な世界の中にあって、「論理王国(ダンマラスタンDanmalastan)」の源としてザブールの言葉から姿をあらわします。}

*Efendi
これは・・・、ザブールって「全能者」なんですか? ただの魔術師の一人じゃなくて。


*Efendi:
あるいは、マルキオンにとってのザブールは、イエスにとっての洗礼者ヨハネ?


*Zeb:
微妙にニュアンスは異なりますが、そうかも。


*Zeb:
?ひょっとすると私の不完全な文章の記述から誤解ができているかもしれませんので言いますと、

1:Revealed Mythologiesの冒頭に「ザブールの布告」がある。
2:ザブールは彼の創造主である「マルキオン」について語る。
3:ザブールは非人格的な論理の秩序、彼の魔道に力を与えているものについて語っている。

ここで「姿をあらわす」と書いているのは、ザブールがどうマルキオンを認識しているか?マルキオンが「人(?)」の姿をあらわした時にザブールにはどのように見えたか?を示しています。

*Efendi:
これは私の完全な読み間違い。ごめんなさい。
「ザブールは、マルキオンよあれ、といった。そしてマルキオンはあるようになった」みたいに読んじゃった。
創世以来ある「五位一体」のマルキオンが歴史的記述に最初に現れた、ということですね。

{洗礼者ヨハネについて}も、上述の解釈でいいなら、ヨハネじゃなくて、イエスの事跡を記録した福音書記、あるいはイエスと創造主の関連を論じたアウグスティヌスでしょうね。まぁ、ザブールは長生きだから、両方でしょうけど。


*Zeb:
{彼は世界の変化に応じて姿を変えていき、「創造主」、「法」、「創始者」、「預言者」、「犠牲」と五回の行為(「創造」、「顕在」、「増大」、「重複」、「破壊」)に応じて変化していきます。(それぞれが神知者の言う「創生時代」、「緑の時代」、「太陽の時代」、「嵐の時代」、「大暗黒」にそれぞれ該当します。)この点「受肉した」神を信じるキリスト教徒に実在の一神教の中では一番似ていると思えます。}

*Efendi:
なるほど、実在の預言者マルキオンは「五位一体」の「預言者」なわけですね。
聖書的に言うと、順に YHWH 、律法、アブラハム、イエス(モーセやイザヤかも)、イエス=キリスト といった感じでしょうか。
マルキオン教の信仰告白と矛盾している気もしますが。


*Zeb:
マルキオン教の信仰告白は新フレストル派や、ロカール派のものです。ブリソス人は人格的な「見えざる神」を認めません。そのようなものが存在するとすれば、(モスタリ的に言えば)エラーです。

*Efendi:
そういえば、「1」の前の「0」たる創造主を認めないんでしたね。
であれば、世界の創造に善意は見出されないわけで、後述の「慰め」も宣伝なわけだ。


*Zeb:
{いずれにせよ、マルキオンによって創造されたこれらの力ある者たちは、}

*Efendi:
神教の神々は、"Prospaedia" では力のある堕落した魔術師、HW の聖フムクトは聖人で、どちらも元は人間ですが、「マルキオンが創造した超自然的存在」という扱いなんでしょうか?
でもこの「マルキオン」も先の解釈で言えば、同時に「創造主」なわけだ。
いずれにせよ、人間よりも力で優れていて、あるいは人間よりも先に創られたキリスト教の堕天使やイスラム教のジンのような存在なんでしょうかね。


*Zeb:
そのように見えます。でも、その時代にはまだ人間は存在していませんし、信仰というものもなかったように思われます。

*Efendi:
それはそうなんですが、魔術師や聖人であれば、比較的新しい存在、ということになりますよね。まぁ、そう見るのは一神教の優位性を主張する歴史時代のマルキオン教なんだろうけど。


*Efendi:
私はザブールも神々も、元は人が到達した偉大な存在なのかと思ってた。何といってもイェルムの在位が10万年もあったのだから、それくらい偉大な人々が輩出していてもおかしくはない。

*Zeb:
十万年というのは、Glorious Reascent of Yelmという本を第二評議会時代に書いたプレントニウスという人のでたらめというか…それを信じるのは聖書のメトセラの年齢や神武天皇の治世を信じるのと変わりありません。またオーランス人の考えでは「宇宙の盟約Cosmic Compromise」以前に時間は存在せず、時間による因果関係もあいまいなものでした。(以下はまりおん氏の昔のペローリア神話に関するノート。)
なんでもザブールはでっかい砂時計で時間を計っていたとか言いますが…{この議論は時間と空間に関する対話へと続きます。}
http://www.imasy.or.jp/~yelm/rq/Prospedia_j.html

*Efendi:
グローランサなんだからそれもありか? とか思ったけど。
でもセシュネラ初期の歴史を読むと、曙以前にもずいぶんと長い歴史があったことを匂わせます。10万年とはいかずとも、数千年はありそう。

ルナーがペルシアとして、1621年が紀元前330年くらいなら、曙は紀元前3000年くらい。最初の都市が紀元前8000年くらいだから、5000年は見てもいいかもしれない。


*Zeb:
でも、オーランス人によると、ヴィングコット王(嵐の時代)からヒョルト王(灰色の時代)までが8世代くらい、ヴィングコット王から「裸足の」ハルマストが12世代くらいなんですが(笑)。はっきりいってものすごい昔の人は長生きだったか、時間が逆に流れないだけであちこちで時間が速くなったり遅くなったりしていたと考える方が自然です。ある文化の民(モスタリやブリソス人など?)は「宇宙の盟約」や「時の創造」などをなかったものと見なしていますし、今でも時間の数え方など知らない民(アルコス人?など)がいます。


*Zeb:
(HWの設定によると、悟法の術者{に対する誘惑}はまず最初に神界から、次に精霊界から、最後に魔道界からルーンという純然たる力の形をとって現れると書かれており、非常に示唆に富んでいます。つまりルーンを意識的に用いようとするのは魔道だけだということでしょうか?)


*Efendi:
RQ ではルーンの結合で示されていた神々も、 HW では独自の単独のルーンで表されるようになりましたが、あるいはこちらが正解かも。というのも、我々も引力や磁力は間接的にしか知覚できないわけですが、ルーンもそのようなものであるならば、初見で神をそのような「純粋な力」の結合と認識できるような人はいないわけで、ルーンの結合は本質かもしれないけれど後付けですよね、明らかに。

神教の人たちはやっぱりまず神を認識して、それからそこから派生する力を認識しているのでは? であれば、そのような人たちがルーンを意識的に扱うなどということはなさそう。


*Zeb:
{ただしザブールは自分自身の背信の理由について沈黙し、それが他の変化とおなじく、物体の相互作用とみなし、そうすることである意味で創造主の人格的な部分を捨て去り、創造主のエッセンスと世界が混ざり合うことで「慰め」が遍在する}

*Efendi:
これは私はこう解釈しました。ザブールは神の悪の部分を背負った、と。ちょっとザブールをよく評価しすぎでしょうか?
でも、地球の一神教の世界ですら悪や病や死は神の計画の一部で、そこには何らかの肯定的な意味が認められるというのに、グローランサの場合は本当にそれが神の御心で、別段肯定的な意味を必要としないのだから、民衆のための宗教としては「悪役」が必要だったのかも。
もっとも、「創造主の人格的な部分を捨て去り」ということは、「人格的な部分」はザブールが請け負ったのだから、私の解釈で言えばマルキオン教は「人格=悪」と見なしていることになるね。


*Zeb:(この部分{改訂版で訂正された部分によって生じたと思われる誤解}、かなり意味不明。後で文脈を入れ違えていたことに気づきました。)


*Efendi:
「破壊」というより「自己崩壊」だよね、モスタリの立場なら。「破壊」というなら意図的で、これはマルキオンの「人格部分」という悪い面が出てしまった、ということか。もっとも、日本語で論じても仕方ないけど。
「犠牲」は簡単。現実の悲劇と、マルキオンを悪く思いたくないという願望から出たごまかしでしょう。もっとも、イエスの犠牲と同じで、これを元に神学が形成されているのでいまの神学ではごまかしではなく、本質でしょうが。


*Zeb:
前述の通り、フレストルの起こした宗教と、ザブールの「大閉鎖」までのブリソス人共同体の「マルキオン」に対する認識は相反しています。ブリソス人にとっては「人格=悪」だと思います。(そしてこれは私の意見ですが、ザブールが正直であるとはどこにも書いていません(笑)。そして同じく論理の民で
あるモスタリは嘘つきで有名です。)


*Efendi:
「創造主のエッセンスと世界が混ざり合うことで「慰め」が遍在する」は、「神の意志が世界に行き渡ることで、「神の国」が実現する」と同義では? ここだけに入る文句なのではなく、悪い歴史のすべてに書かれる文句っぽい。

*Zeb:
ザブールの宣伝です。もし彼らがそんなに慈愛に富んでいるなら、彼らの社会がそんなに閉鎖的なはずがありません。


*Efendi:
それにしても、マルキオン教はキリスト教のように直線的な歴史観(最初に創造があって、そのあとの長い「創造」の果てに、「神の国」が実現する、という考えに基づき、歴史は常に良い方向に向かって発展を続けている)を持っているんですかね。これを信じるには、曙以前の歴史があまりにも長い気もしますが。

*Zeb:
私が思うに、新フレストル派は自分たちの力で理想郷が実現できると考えているし、ロカール派は死後の世界に期待。そして生き残りのブリソス人はめちゃくちゃ悲観的で冷笑的です。

*Efendi:
同意見です。


*Zeb:
(そして現実世界の「最後の審判」についてですが…グローランサのパラレルはどうなのかな。データが不足しています。英雄戦争がアンチクリストの到来か?)

*Efendi:
うーん、あるいは神々の時代が終わるのは千年王国の到来で、「次の悪魔」がアンチキリストかも。
『グローランサ年代記』には西方に関する記述がないですが、ロスカルムはフロネラを統一するのは確定で、さらにカルマニアにも手を伸ばせそうだし、セシュネラは海上の覇権に意欲的に見えるしで、西方では帝国の時代が再現されるかもしれませんね。



*Zeb:
{HWの設定ではマニリア限定の出来事である「我が戦い、皆が勝った」や「曙」は改訂された神話では、ザブールがはんぶん異教徒のマルキオン教植民市の民を集め、協力して魔道で大いなる魔道をふるったことになっています。おそらくこの出来事はブリソスの「無神論者」の意見に応じない他のマルキオン教徒にとって、大いなる犯罪、悲劇であり、解けない謎でもあるのでしょう。(彼らはマルキオンの「第五の行為」を「破壊」でなく、「犠牲」と呼びます。)}

*Efendi:
聖書のような物語ではなく、グローランサの歴史ですから、ザブールは実際にそうする必要があってそうしたのでしょうね。マルキオンの神学も、スコラ学以上に難解なものになっている気がします。

*Zeb:
そうかも。


*Zeb:

{肝心なことは、すくなくともフレストルの革新以前には、マルキオン教徒はマルキオン=創造主の他に(ウォーラス、イーヒルム、蛇王朝の祖霊などの)神々をも信仰していて、汎神論的な態度を取り、それが現代の正統派マルキオン教徒のように決定的に間違った、「魂」に害を及ぼすことだとはかんがえていなかったことです。}

*Efendi:
うーん、フレストルが排他的な一神教を確立した、ということか。セシュネラの王位に就けなかったわけだ。
フレストルは自らの正しさを主張しなければならないのだから、彼の『不変の書』でフレストル以前の蛮行が描かれるのもうなずける。

*Zeb:
ご存知かもしれませんが、不変の書Abiding Bookが書かれたのは、第二期のジルステラ植民市で、見えざる神の手の出現により記述されたことになっています。そして見えざる神Invisible Godという概念が正式に認められるようになったのは第5公会議(Middle Sea EmpireのMiglos皇帝主催)以後だったと思います。

*Efendi:
こっちは知らなかった。「再確認」とかになってなかったっけ? (レトリックかも)
もっとも、再確認というからにはこれまで見えざる神が省みられていない時代が長く続いてたわけだけど。もちろん、最初から、ということもありえる。

*Zeb:
つまり今のマルキオン教徒は(カルマニア人などを除けば)みんな神知者の神学の影響を受けているわけです。

*Efendi:
そういうと、フレストルの革新も本当のところは怪しいよね。彼のところにマルキオンが現れた、というのが本当なら、かれは革新ではなく単に補強しただけかもしれないし。

ふーむ、見えざる神か。
聖書の神について、出エジプト以前はエルとかエロヒムというちょっと間抜けな神で、出エジプトで燃え盛る柴となって現れるヤハウェという激しい神とは別の神、後者はアテン神かも、なんて説がありますが、そんな感じかもね。

神知者が新しい神を作ったとして、彼らはそれで何を得たのか?

*Zeb:
そうですね。彼らの行ったことが一時的な覇権や物質主義を満たすためのものだけだったのなら、彼らの目的は明らかに達成されていましたが。私としては彼らは幻影を打ち破ろうと努力したけれど、結局生の幻影そのものは打ち破れなかった悲劇的な人々と解しています。(Too Mysticism(あまりにも悟法的見解か?))


*Efendi:
私もそんなイメージです。
この何が真実かわからず、求める、というのがグローランサの好きなところでもありました。
でも、HW では異界がはっきり示されて、ちょっと残念。まあそうでないとヒーロークエストできないけど。誰それにとっての個々の異界(のイメージ)、というのなら良かったんだけど、「誤った信仰」などをみると、厳然として神界、精霊界、魔道界というものが並存していると考えるしかなさそうで、ちょっと世界が縮小した気がします。

もっとも、こういう異界も、神知者による探索でこのように形作られた、のかもしれないけれど。

*Zeb:
HW第二版では第一版の「誤った信仰」のルールがなくなり、悟法のルールが消え、ヒーロークエストの形も元々のRobin LawsのルールからGreg寄りに変わるみたいです。


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