会長に「藤ジムに電話したんですか?」と聞いたら「うん、したけどなぁ、やっぱ向こうも知らないらしいんだ」。結局、いたずらっていう結論にせざるを得ないのか?
本日、練習に行った際、早速会長に確認してみた。
「会長、なんか魔裟斗来ないみたいっすよ」
「なんで?電話あったじゃん!」
「いや、本人は否定してるみたいですよ」
「どういうことだ?」(やば、機嫌が悪いぞ)
「いや、カクカクシカジカなんですけど」
「おかしいな、藤ジムに電話してみるわ!」……というようなことになりました。その後電話をしたかどうかはわかりませんが、会長のところにそういう電話があったのは確かなようです。事実、その電話がかかってきたときにそばに石田智史以下、練習生がそばにいたし、そのとき会長が電話しながらとったメモが右のメモです。
そこには「26日オーエンジャイ(マサトさん) マサト20才 7戦5勝1敗1分 藤ジム」とメモされています。この戦績と年齢って合ってます? このくらいですよね? 会長を知っている方はわかるでしょうが他団体の選手の戦績なんかを覚えている人ではないです。魔裟斗選手を知っていたことでさえびっくりしたくらいです。聞き間違いとかは考えられません。もう?????です。
結論としては、性質の悪いイタズラとしか考えられないのですが、いかがでしょう?
いずれにしても、魔裟斗選手には御迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
脅威のグラサン坊主姿を披露したキャリーだが、まだキャリーの心の空洞は埋まらなかったようだ。この日練習に来たキャリーの頭はなんと金髪。おお、これはまさにカルハート! 「宇佐美さん今度からリングネーム『軽心臓』(カルハートと読む)にしましょうよ!」などと周りから言われてまんざらでもなさそうなキャリー。御機嫌で記念撮影に応じてくれたが、隣に金髪がもう一人……、もしや……
「負けたら坊主」とはたしかに言ったが、終わった後は「洒落ですよ!」と流したはずなのに……。それにしても怖い!!
最終的には東京ドームでのオフ会開催を目論む当HPだが、記念すべき第1回オフ会はオーエンジャイ隣、居酒屋「江戸一」で行なわれた。参加人数は選手含め、15名くらいか? オフ会といっても、なんかやたら濃いいキック好きの集会…といったところが実体? ともかく、HPを通じて知り合った人たちが集まったのであるから、オフ会と称して問題はなかろう。
このオフ会には選手達も賛同してくれた。カーロス楠本、ハーロック玄斗、サンドバック野崎、デンジャートーク石毛、アイパワー水足の5名が参加した。この中でアイパワー水足だけが選手名鑑に載っていないが、延藤直樹以来のアイパワーの持ち主と期待十分の若手だ。いまに選手名鑑にも載せたい。
ワシのファイトマネーを強奪し、喜ぶキックジャンキーどもプラス1最初は、とってもぎこちないみなさまであったが、徐々に打ち解け、よい感じになった。その後、終電を過ぎた面々はオーエンジャイに戻り、2次会へ突入。なぜかそこにいたNJKF新広報、木村氏を吊るし上げ、おいしい酒を飲んだのであった。
「玉ちゃんで〜す!」と玉城会長も参戦。その傍らで、
次回のマッチメークを相談するソンチャイ楠本と、
木村・ポスターの楠本小さいぞ!・大作氏。
オフ会で実る愛もある?!北星ジム選手一同は、いつでもオフ会の依頼に応じます。メール待ってま〜す!!
格闘技という競技において、セコンドという存在はとても重要なものである。「選手の命を預かっている」と言っても過言ではないだろう。
たいていのジムは、きちんとチームを組み、氷や医療器具など完備してセコンドにつく。試合が終われば、「体調はどうだ?」とか「頭は痛くないか?」とかインスタント健康診断までしている。ウォーミングアップもきちんとプログラム化され、セコンドの指示にしたがい選手は準備を整える。試合中は、主に会長の指示にしたがい、戦略的に相手を撃破する。×ロウ・コモリ・ファクトリーが、その最たる例だ。
一方、その対局に位置するのが、「足立区立・団体生活のできない者収容所」こと東京北星ジムだ。医療器具を持ち込んだことなど見たことがない。ウォーミングアップも個人の勝手。バンデージも自分で巻いてしまうものもいるし、試合中の指示も「ここまでいくと見事!」というくらいバラバラだ。試合後、体調をきづかってくれることもない。
この日試合を行なったキャリー宇佐美は、まさにその犠牲者となった。
炎のファイトを見せたキャリーは、控え室に戻った後、控え室の前で「気持ち悪い」と吐きだした。これは場合によっては非常にまずい症状。焦ってすぐに医者を呼んでくるのが普通だが、北星セコンド人は、次に控える下地の準備にかかっていて宇佐美を放置状態。ぐったりして横たわっている宇佐美を囲んで記念撮影までしてしまう非人道ぶり。医者が来たのは、しばらくした後。結局、吐いたのは計量後食べ過ぎてしまった影響で重大な事態には至らなかったが、恐ろしいジムだ。
試合後のオーエンジャイでも、「疲れたから帰りたい」と訴えるキャリーを引っ張り回し、朝までつき合わせた。その打ち上げの場でみなで本日の興行を振り返ったのだが、ふと誰かが気がついた。
「今日ってKO1回もなかったんじゃないですか?」
「ああ、そういえばその通りだね」
「ダウンは?」
「1回だけじゃないですか…、宇佐美さんがとられたスタンディングダウン」
「じゃあ宇佐美さんの試合が一番盛り上がったってこと?」
「宇佐美さん主役じゃないですか!」とネチネチ。反撃して「効いた攻撃はなかった」「食べ過ぎていなければ…」と繰り返すキャリーにカーロス楠本がきつ〜い一言。
「宇佐美さん、試合も中途半端なら、言い訳も中途半端ですね!」
その一言が効いたのか、宇佐美はその後眠ってしまった。