アナタに、力を…。

基本スペック
  サイズ(幅x高さx奥行)
  質量
  通信方式
  連続通話時間
  連続待受時間
  充電時間
  バッテリー容量
  ディスプレイ

  カメラ

  CPU
  OS / メインメモリ
  内蔵ストレージ
  外部メモリ
  主な機能
 69 x 137 x 10.9 (mm)
 約146g
 W-CDMA/AXGP/GSM
 830〜630分(通信方式による)
 400〜340分(通信方式による)
 約230分 (ACアダプタ使用時)
 2,200mAh
 4.9インチ HD (1,280x720)
  IGZO液晶
 1,630万画素CMOS(裏面照射)
  デジタル16倍ズーム
 SnapDragon APQ8064 1.5MHz
 Android 4.1 / 2GB
 32GB
 microSDXC・最大32GB対応
 ワンセグ(録画対応)
 NFC/おサイフケータイ
 無線LAN (Wi-Fi a/b/g/n)
 Bluetooth 4.0/赤外線通信
 テザリング(最大10台)

 

 

■購入までのいきさつ■


  ここ数年、パソコンと並んで市民権を得たアイテムと言えば…そう、スマートフォン!
 その立役者はiPhoneというのは異論がないところですが、「スマートフォン」という言葉を世に広めたのは、Googleが開発
 したOS「Android」でしょう(余談ですが、iPhoneユーザーはiPhoneを「スマートフォン」と呼ばない傾向があります)。
  そんな中、私はあえて「ガラケー」を使い続けてきました。というのも、殆どメール主体だったから。タッチパネルで
 文字入力…打鍵感がなく、画面を見ないと入力できないなんて…そういった背景があり、「スマホはまだ いらねぇ〜」と
 考えてました。まぁ、iPadを買ってしまった、というのも疎遠になっていた原因でもありますが。
  しかし、購入して4年目を迎えた愛機940SHも、ボタン周りをはじめボロボロになってきました。
 「そろそろ買い替えかなぁ〜」と思っていた矢先、ソフトバンクから「このメールを受け取られた方限定!一万円キャッシュ
 バック
」という、まるで赤紙のような買い替え促進メールが届いてしまいました(爆)。
  そのメールによると、203SHか206SHに機種変更すると、一万円分の商品券がもらえるらしい。選択肢が限ら
 れるのはいささか不本意ですが、広島に開発拠点を置くシャープさんを助けるのも、地域活性化に繋がる!と、半ば
 強引に自分に言い聞かせ、両機の品定めに入ります。
   さて、203SHは2013年冬春モデルのフラッグシップモデル、206SHは同夏モデルで、その後継機という関係であり、
 スペック的に考えると普通は後者を選ぶ…。なんで203SHが本キャンペーンの対象機種になっているのか?
 実は、203SHは冬モデルでも発売が遅く、206SHとは3ヶ月ほどしか離れていません。先代モデルとは言え、メーカー
 としては真摯に売り込む必要があるのです。また、後継の206SHにはない魅力もあるわけで…これが機種選定する
 私を大いに悩ます羽目に…。

  主なスペックの違いは、下表のとおり。

 
203SH
206SH
 ディスプレイ
4.9インチ IGZO
5.0インチ S-CGシリコン
 解像度
HD (1,280x700)
フルHD (1,920x1,080)
 カメラ / 手ぶれ補正
1,630万画素 / 光学式
1,310万画素 / 機械式
 地デジチューナー
ワンセグ
フルセグ
 バッテリ容量
2,200mAh
3,080mAh
 クイック起動キー
あり
なし
 重量
146g
159g


  これまた前回の機種変時同様、非常に微妙なスペック差です。ここで私が注目したのは、ディスプレイと地デジ機能。
  206SH最大のウリである「フルセグ」はとても魅力的ですが、そもそも屋内では受信しづらく、出先で観るとなると
 必要性を感じず、更には付属のUSBケーブルを使用してアンテナに接続しなければSDカードへの直接録画不可と、
 制限が多いところが問題です。となるとフルHDの旨味も消えるか…と考えました。大容量バッテリも魅力的でしたが、
 それはそもそもフルHD+フルセグの電池消耗をカバーするための施策で、そのために+13gの重量増となっていると
 考えると無駄な気が…(爆)。ということで、203SHをチョイスしました。
  まぁ、206SHはデザインが気に入らなかったのと、カラバリが3色しかなく、しかも欲しかった白が殆どシルバーにしか
 見えなかった…というのも決定打だったんですけど(汗)。
  ソフトバンク端末って、「ドコモのお下がり感」という印象が強いんですよねぇ〜。頑張ってもらいたいもんです。

 

■203SHの主な特長■

  型落ちモデルとは言え、スペックは未だ一級品(…と、思う)。

  ■IGZO液晶
    203SH最大のセールスポイントがコレ。
    ソフトバンク初搭載となるIGZO液晶。従来の液晶と比較して、構成するトランジスタのサイズが小さいのが特徴。
   トランジスタが小さいと、透過させるバックライト量を減らすことができ、結果として省電力性に優れます。
   またトランジスタへの通電サイクルが長く取れるため、ここでも電力消費を抑えることができます。
   206SHへの搭載が見送られた原因は諸説ありますが、やはり表示の美しさではまだS-CGシリコンに分がある
   ようで、視野角の狭さや色ムラなど、改善の余地はまだ残っているとのこと。もう少し待つべきかと考えましたが、
   今後はIGZO液晶の生産拠点を海外に移すそうで…やっぱ、メイド・イン・アキハバラ…じゃなく、ジャパンですよ!

   ■1,630万画素 裏面照射型CMOSカメラ
    シャープの画像処理エンジン「ProPix」。206SHは「FEEL Photographer」という新エンジンを載せていますので、
   203SHはおそらく「ProPix」として集大成的なモデル。約0.4秒という高速起動を実現し、撮りたいシーンをしっかり
   と逃がしません。
    しかし…ぶっちゃけ、1,630万画素という画像サイズは、モバイル用途においてはデカすぎ(爆)。ブログやSNS
   へのアップは、VGAサイズ(約30万画素)〜WSVGAサイズ(約81万画素)で十分です。
     これ以上の画素数拡大はないのでは?と誰かが言ったかどうか定かではありませんが、206SHは後継モデル
   ながら1,310万画素に留まっております。

   ■Feel Logic
    一世代前のアンドロイド端末はスクロール操作が重く、しかもぎこちなかったのですが、最近のモデルはかなり
   改善されています。シャープは「Feel Logic」というコンセプトのもと、人の感性に答えるような操作性を追求して
   います。
     例えば、画面をなぞるだけでスリープから復帰する「Sweep On」、着信中に本体を裏返すと着信音を一時的に
   停止する「クイックサイレント」、本体背面を二回小突くと音声認識で色々な機能を呼び出せる「Voice Awake」
   など、使い勝手の良い機能が満載です。

  ■クイック起動キー
    203SHには「クイック起動キー」が搭載されています。このボタンには短押し・長押しの二種類の操作に対して
   機能を割り当てることができ、ユーザーカスタマイズで使い勝手を大幅に向上させることができます。
   ちなみに私は短押し=スリープ・長押し=カメラ起動を当てています。
   特に前者は、ボタンが小さくて押しづらい電源キーを押さなくてもスリープ状態にできるため、大変重宝してます。

  ■NFC対応おサイフケータイ
    おサイフケータイ機能はガラケー時代から存在しましたが、本機はNFC(NearFieldCommunication)にも対応。
   FeliCaなどと機能的にはほぼ差異はないのですが、NFCは国際規格で、FeliCaとは互換性はありません。
   非接触媒体によるデータの読み書きや、PearToPearによるデータ転送が行え、クレジット決済などはもちろん、
   例えば対応媒体にかざすとスマホのアプリを自動的に起動したり、設定を変更したりと色々なことができます。
   今後の活用が期待される機能を先取り!ですね。 

 

■ディテールチェック■

  スマホ定番のスタイル。4.9インチ液晶ということで
 幅があって大きいですが、絞り込むような側面デザ
 インによって、それほど持ちにくさは感じません。
 まぁ私は手がデカいので、そんなに気にならない
 だけかも知れませんが…(笑)。女性には限界的な
 サイズですので、そろそろ大画面化は止まるか!?

  前面左下に備えられた、クイック起動キー。
 設定できる機能は「アプリ起動」・「ショートカット
 起動」「ホームに戻る」「クイックツールボックスEX」
 「アナザービュー」「画面消灯」のみ。
  とは言え、「ショートカット起動」なども選択可能な
 機能が多いので、かなりカスタマイズが利きます。
 ワタシが行っている設定は、
  ・短押し→画面消灯(電源ボタンより押しやすい)
  ・長押し→カメラ(スピーディに利用したい機能)
  です。

  背面はこんな感じです。レンズの左側は赤外線の
 受光口、右側がスピーカーの穴。下の白いマルは
 モバイルライトです。
  因みにモバイルライトはボリュームアップ(▲)を
 長押しすれば、便利なライトとして利用できますが、
 画面ロック中でなければ使えません(涙)。
  また、この背面を指でトントンと小突くと、音声認識
  によるアプリ起動が行える「FingerStep」を搭載。
  認識率が高く語句も自由に登録できるので、使い
  こなすと結構便利かも。

  本体下側にはUSBコネクタが配置。
 カバーがついているので、充電時はこのカバーを
 外す必要があり、やや面倒。ということで、私は
 卓上ホルダーを購入しました。
 (コスト削減からか、203SHには卓上ホルダーが
  付属せず、別売りです…)
  なお、本機は防水仕様であるため、このUSB
 カバーが何らかの要因で欠損してしまうと、
 水没保証の対象外となってしまいます。
 破損しやすいパーツなので壊さないように注意!

  本体上面は、電源ボタン・イヤホンジャックと、
 USIM/SDカード挿入口があります。
 USIM/SDカード挿入口は、本体背面のカバーを外さ
 なければ、開けることができなくなっています。
 USIMはともかく、SDカードの抜き差し時はとても
 面倒です!
 (まぁそんなに抜き差しするものでもないですが)

  背面カバーを取り外したよ〜の図。ご覧の通り
 バッテリが直付けで、ユーザーによる交換は不能。
 バッテリの寿命が来たら、ソフトバンクショップの
 オネーサンにお願いする(メーカー預かりです)
 しかありません。
 因みに、バッテリ交換費用は7,350円。オプションの
 「あんしん保障パック」に入っていれば、3,150円の
 値引が適用されます。一見便利なサービスだと
 感じますが、月額498円徴収されるため、さほど
 お得感を感じないシロモノ。3,150円の値引は
 僅か半年でペイされますから、私は非加入(笑)
  まぁ他にもいろいろな特典がついてますので、
 それらの特典が自分に必要かじっくり吟味してから
 決めましょう。

  やっとこさ顔を出した、USIMとSDカードスロット。
 203SHはNFC対応のため、nanoSIMでも非対応の
 それとは互換性がないため、相互の差し替え不可。
 SDカードは今や一般的なMicroSDXC規格。64GB
 のものまでサポートしますが、容量よりClassが
 高い(=転送速度がより高速)ものを選ぶようにした
 ほうが、後々幸せに。データが多くなってくると、
 読み書きに待たされることになってしまいますから…。


  整然と並んだアイコン画面は、シャープご自慢の
 「3ラインホーム」。他にも「SHホーム」というのが
 あり、そっちはアンドロイド端末定番のスタイル。
 こっちは使いたい機能がまとまっており便利ですが、
 上下スクロール…というのが少々面倒です。
  (縦方向は指の操作量が多くなります)
  なお、双方とも壁紙を自由に変更できます。


  卓上ホルダーを使う前提だったので、取り外しが
 容易な手帳タイプのケースをゲット。
  合皮ながら質感が高くて便利なのですが、フラップ
 がボタンなのと、上下開きなので開閉が面倒。
 通話や充電もし難いですが、画面操作は楽です。
 仮に横開きだと、開閉は楽ですが画面操作は
 困難!?どっちが良かったのか、未だに悩んでます…。
  なお、203SHは側面に物理ボタンが一切ないので、
 縦開きケースの恩恵はあまりないかな?

  iPadで遊ぶ息子を何気に撮影してみました。
 とてもきれいに見えますが、標準設定ではやや
 露出がアンダー気味。暗所ではノイズが乗りやすく
 まさにスナップ撮影向けですね。所詮はケータイ
 カメラ…(涙)。

 

■魅せてもらおうか、多機能携帯端末の性能とやらを■

   なんしぃ初となるスマホ端末。まぁiPadやiPodはすでに触っていましたから、タッチパネルを基準としたUI自体の
  使い勝手については違和感は感じません。しかしメニュー階層やウィジェットなど、iOS端末とはかなり異なる部分
  もあるので、最初はかなり戸惑いました。

   まずは「ホーム切替」機能。シャープ製端末は「SHホーム」と「3ラインホーム」の二種類のホーム画面設定が
  行える
のは既に説明しましたが、最初は意味が分からず、「何がどーなってるの?」とパニック状態に(恥)。
   アプリをインストールすると「SHホーム」は一番左のウィジェット画面からショートカットが張り付き、ホームポジ
  ションは3番目なので、「インストールしたアプリはどこ行った?」という状況に陥ります(汗)。まぁAndroid端末に
  慣れている方は「SHホーム」のほうが良いかもしれませんが、iOSに慣れている人は「3ラインホーム」のほうが
  違和感を感じないと思います。画面送りが縦方向…というのは違和感バリバリですが(爆)。

   全体的な操作感については、高性能なCPUで動作はサクサク。一世代前までは「ダメだこりゃ」と長さんの
  ように嘆くしかなかったタッチパネルのレスポンスも、iOS系にも引けを取りません。かなり頑張っている印象ですが
  たまに引っかかるような動きが見受けられます。技術的にはiOSのUIをまねることも可能のはずですが、Appleが
  特許を持っている技術を使用できない(使用したくない?)ため、血の滲むようなシャープの努力が窺われます。
  少なくとも、シリーズ中最ももっさりした動作である「第3世代iPad」とあまり変わらない印象ですので、Androidは
  あの引っかかるような操作感がねぇ…と思われている方は、「おおっ!」と時代の進化を感じること間違いなし!です。
  とゆーか、もっさり動作の原因はハードではなく、初期状態からいろんなアプリが常駐しているのが最大の要因。
  Android端末を買ったら、要らないアプリをバシバシ消していくことから始まります!(笑)。

   ボディサイズは、4.9インチという画面サイズを考慮すると合格点。特に持ち手となる下部分が絞り込まれた形状
  になっており、手にしっくり馴染みます。とは言え、画面が大きいので片手での操作はやや苦戦。右手持ちで
  画面左端をタッチするのは、手のデカい私でも大変です。まぁしょうがないんですが…。キーボードUIはサイズ変更
  可能ですので、自分の持ちやすいポジションを見出せば快適に操作できると思います。
    しかし!右下にある音量調整ボタンはクセモノです。特に片手持ちで操作したときに、これらのボタンに触って
   しまい、意図しないボリューム変更が…(涙)。なんでこんなところに(しかもタッチ式を)配置したのか?と憤りを
  感じるほどです。AndroidOSの標準機能であるスクリーンショット(音量▼+電源キー)も、慣れるまで大変です。
   また、電源ボタンも然り。位置は悪くないのですが、サイズが小さすぎると思います。もう1〜2mmほど大きくても
  問題なかったんじゃないでしょうか?

    そして、IGZO最大の注目点となる「バッテリの持ち」。
   キャッチコピーの「余裕の2日間」は伊達ではなく、動画鑑賞やパズ○ラ等をガッツリ遊ばなければ、普通に2日は
   持ってくれます
。また「技あり」モードに設定すれば、不要なアニメーションや通信を抑えることができ、更には
  ホントにバッテリがピンチになった時に使用する「お助けモード」にすれば、必要最低限の機能が使いながら延命
   処置を施すことが可能になります。
   これらをうまく使いこなせば、快適なスマホライフを過ごせる…かも(笑)。

 

■その他の使い勝手■


   多機能端末としての、その他の使い勝手について機能別にレビューしたいと思います。

  【ワンセグ】
    大きな画面で見やすいです。一通りの機能は備わってますが、アンテナ内蔵式のためか、受信感度がイマイチ。
   しかし、フレーム補完や画質調整など細かい配慮が光り、「AQUOS」の名に恥じない性能と言えるでしょう。
    (なんとなく、画像と音声が若干ずれているのが気になりますが…)
    直接関係はありませんが、番組表アプリが縦と横に対応しているのは○。940SHは横表示に対応してなかった
   ので、いちいち持ち変える必要があってめんどくさかった…。

  【カメラ】
    ProPixの集大成!ということで期待してましたが…大きく裏切られました(涙)。
   まずは画質。スマホとは言え「カメラ」ではないのですから仕方ないのですが、ピント合わせがしっくり来ません。
   
これは940SHのときにも感じたことなのですが、どうもフォーカスマークと実際に合うフォーカスポイントがずれて
   いるような印象を受けます。特に接写の場合はピントが合いづらく、過剰気味の補正がかかるため、保存された
   画像を見ると(@o@;)…な状態になります。
    画質はSNSアップ用と考えれば十二分な印象ですが、写り具合はコンデジと比べても劣ってしまいます。
   見比べたりしなければ、とても綺麗ですけど…特に小物撮影はピントが全く合わず、イライラします。
   まぁ、カメラを趣味としている人はケータイをメイン機器として備えてはいないと思いますので、そう考えれば合格。
   細かい問題ですが、写真撮影後にメール添付する場合、写真のリサイズができません。そのまま添付して
   しまうと、数メガの画像がそのまま送信されてしまいますので、直接添付を控えるか、予めサイズを落として
   撮影するなどの工夫が必要です。

  【音楽プレイヤー】
    元来、音楽プレイヤーとしてiPadを使用していたワタシ。そりゃーもう、このスマホに寄せた期待は大きかった
   のですが…見事に裏切られました。 プリインストールされているプレイヤーアプリが、超ショボイ…(涙)。
   まず、マスタボリュームが小さすぎる。かなりボリュームを上げないと、まともなサウンドになりません。
   更にはイコライザ機能も、調整を誤ると音割れや歪み、ノイズが増大…もう、何が何だかといった感じです(爆)。
    そしてBluetooth経由で再生するとドルビー機能がキャンセルされてしまうので、そこから聴こえてくる音は
   もはや「ノイズ」…と言ったら言い過ぎかも知れませんが、とても聴けたものではありません。
    そもそも、バッテリの持ちを考慮する必要があるAndroid端末。音楽プレイヤーとしてのニーズは軽視されて
   いるのかも。同機能を重視する方は、別途音楽プレイヤーアプリを導入することをおススメいたします。
    個人的には、「Poweamp」というアプリ(有料ですが、払う価値はアリ!と言わしめる性能)がお気に入りです。

  【おサイフケータイ・NFC】
    従来のFelica機能に加え、NFC規格に対応しています。このへんの使い勝手は940SHから大きな違いはなく、
   とても便利。まぁそもそもiPhoneにしなかったのは、この機能が同機に備わっていなかったからですから、
   ワタシにしてみたら必携機能、使えないと困りますから(笑)。機能面とは直接関係ありませんが、ボディを
   覆うケースを装着すると、感度がやや低下します。まぁ、これは仕方ないか(汗)。
    しかし、940SHからSuica移行を怠ってしまい、無駄な手数料(525円ですが…)を支払う羽目に(涙)。
   機種変更をするときは、これらの移行作業を忘れないようにしましょう(^o^)/  

  <参考:各Felica情報の移行手順>
 
サービス名
移行方法
  モバイルSuica 移行元機種のアプリから「機種変更手続き」後、新機種で移行処理を行います。
  Edy情報 楽天Edyサービスを使用し、Edyをサーバーに預けたのち、新機種で受け取ります。
  航空会社情報 基本的には手続きは必要なし(新機種でアプリの再導入を行うのみでOK)。
  その他アプリ 各アプリのポイントやアドオンは、新端末に移行できるものがありますが、
移行できないものもありますので、下調べを忘れずに!
  ※いずれにおいても、各サービスのIDやパスワードの入力が必要になりますので、
 契約時の資料は忘れずにとっておき、機種変更時は予め用意しておきましょう。
 けっこうやっちゃうのが、移行前機種のメールに入っていた…とか(爆)。
 基本的に「S!メール」などのキャリアメールは移行できませんので、重要なメールは
 別アカウントのG-Mailなどに転送し、保管しておきましょう。

  【テザリング】
    今や一般的となった、テザリング機能。とは言え、「いったい何に使うの?」という人も多いと思います。
   通信機能を持たない機器でネット接続したいときに、203SHがモバイルルーターになってくれます。
   iPodやWiFi仕様のiPad、パソコンなどを持っている人は、その恩恵を感じること間違いなし!
   因みに、毎月の通信上限が7GBまでとなっていますが、テザリングを使用してYouTubeなど閲覧しなければ
   超えることはまずないと思います。超えても速度制限がかかるだけで、追加料金を請求されたりすることは
   ありませんので、モバイラーはバンバン活用しましょう。
 
  【不満点!】  
   基本的には気に入っている203SHですが、やはり細かな不満もちょろちょろと…(涙)。

    ■音がしょぼい
     前述しましたが、サウンド関連は期待していたレベル以下。まぁスマホですから、自分なりにカスタマイズ
     していくのが普通なのかも。

    ■メール添付時の画像編集ができない
     これもスマホでは当たり前なのかも知れませんが、メール操作時に写真を添付する場合、ファイルサイズが
     大きいままになってしまうため、事前にリサイズ編集する必要があります。940SHでは当然のようにできて
     いた機能なので、これは不便を感じずにはいられません。iOSでもできるのに…(涙)。

    ■ディスプレイからノイズが…
     個体差なのかもしれませんが、液晶更新が行われる際に「ジリジリ」と小さなノイズ音が出ます。
     IGZOはまだ発展途上か…?

    ■知らないうちに再起動
     ファームウェアの更新を行ったら安定しましたが、しょっちゅう落っこちてました。通話中に再起動がかかった
     ことも(爆)。ワタシもソフト屋の端くれなのでソフト開発の大変さは理解できるのですが、ちょっと酷すぎ。
     ハードとソフトを同時設計しているiPhoneに太刀打ちできない部分でしょうが、日本メーカーの意地を見せて
     欲しいですね。

 

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