ポケモン捕獲のコツ(初代)

概要

タイトル通り、ポケモンの捕獲システムの概要を解説する。
リアルタイムで適当にプレイしただけという人や、
金銀以降からシリーズに触れた人には気付きにくい点を中心に。

通常ポケモンについて

一般的な野生ポケモンについてまず解説する。
使用するボールはモンスターボールがおすすめだ。
単純な効果ならスーパーボールやハイパーボールのほうが効果が高いのだが、何と言っても安い。
ハイパーボールはモンスターボールの6倍の値段だが、性能は1.6倍程度しか無い(後のシリーズのように2倍ではない)。
高級なボールも捕獲率を把握した上で確実に捕まえられる状況では便利なアイテムなのだが、
ここではざっくりしたシステム把握だけでも十分役に立つモンスターボールを中心に解説する。

ご存じのように、ポケモンを捕まえやすくする方法は2通りある。
まずは「HPを減らす」こと。そして「状態異常を与える」こと。
この2つは「ポケモンを捕まえやすくする」という点では同じだが、実はその性質は大きく異なる。

HPを減らした場合、そのポケモンの捕まえやすさに倍率がかかる
HP満タンの状態と比べた場合、HPを減らすことで最大3倍も捕まえやすくなる
ただしHPは減らせば減らすほど良いというわけではなく、最大値の1/3まで減らしたらそれ以上のダメージは不要
(ちなみにこれはモンスターボールとハイパーボールの場合である。
スーパーボールは元々の捕獲率が高い反面、HPを半分以下にした時点での2倍が上限となる)

一方で状態異常を与えた場合は、捕獲率が加算される
ダメージを与えることの影響が「掛け算」なら、こちらは「足し算」である。
毒・麻痺・火傷の場合は5%ポイント弱の加算
つまり元が10%の場合は15%となり、50%の場合は55%となる。
眠り・凍りの場合は10%ポイント弱の加算。例えば25%が35%になるといった具合だ。
ここで加算される値は、HPに関係なく常に一定である。
(これもモンスターボールの場合であり、ボールの性能に比例して加算される値が高くなる)

実際はもう少し複雑な計算式だが、一般的なプレイ感覚としては以上の認識で十分である。

例えば無傷の状態で、モンスターボールで約25%で捕まえられるポケモンがいるとしよう(具体的にはピカチュウなど)。
HPを減らすことで、その確率は約75%にまで高まる。
この状態で眠らせればさらに+10%ポイントされ、捕獲成功率は85%程度になる。
元が捕まりやすいポケモンの場合、状態異常の効果はあまり大きくない。
このような場合は、眠らせることにこだわらずに、効率的にダメージを与えられるポケモンを用意したい。
具体的には、安全確実にHPを減らせる固定ダメージの類が効果的だろう。

一方で、元の捕獲率が3%強(具体的にはカビゴンである)の場合を考えてみよう。
HPを減らすことで3倍となり、10%程度の捕獲率となる。
さらに眠らせることで+10%ポイントされ、20%程度の捕獲率となる。眠らせる前の約2倍!
このように、状態異常は捕まえにくいポケモンを捕獲するときに有効な手段となる。

補足:メタモン(変身)について

初代では、変身しても捕獲率は変わらない。メタモンは何に変身してもそれなりに捕まえづらいままである。
無抵抗にするという意味で低Lvのコイキングに変身させること自体は有効。

伝説のポケモンについて

具体的にはフリーザー・サンダー・ファイヤー・ミュウツーを指す。
初代の伝説のポケモンは、状態異常である限りHPが捕獲率に影響しない
(上記で説明した、捕獲率の加算のみが有効なのだと考えると良い)
つまり眠りか凍りを仕込めば、その時点で捕獲成功率は最大に達する。
条件別の捕獲率を見てみよう。確率は小数点第二位で四捨五入(参考:POKeDEX250)。

使用するボール 毒・麻痺・火傷 眠り・凍り
モンスターボール 4.7% 9.8%
スーパーボール 6.0% 12.4%
ハイパーボール 8.0% 16.6%

当たり前だが高価なボールの方が捕獲率は高い。
しかしモンスターボールでも十分に高い確率であることがわかると思う。
値段はそれぞれ200円、600円、1200円であること、
そして初代の厳しい懐事情を考えると、モンスターボールで十分という事がわかる。

使用時のエフェクトが後のシリーズより軽いというのも非常に重要で、
単純に確率だけ比べても後の世代より高い上に、時間当たりの試行回数も稼げる。
はっきり言って捕獲に関しては初代が一番簡単である。

準備

以上のように、適当に眠らせてボールを投げるだけでも簡単に捕まるのだが、さらに楽をしてしまおう。

ヨクアタール

使用したポケモンの使う技を必中にするアイテム。
額面上は「命中率を上げる」となっているが、そんな生やさしい効果ではない。
早解き動画などでは一撃必殺の共として見慣れている人も多いかも知れない。
捕獲においてこれを使う理由は、確実に眠り状態にするためである。

スピーダー

先制できない場合に使う。これもヨクアタールと併用されることが多いアイテムだ。
初代では目を覚ましたターンは行動できないので、
先制必中で眠らせられるなら相手の行動を完全に封じることが出来る。

初代では、眠りのターン数は1〜7。上の仕様も考慮すると、一度眠らせれば0〜6回ボールを投げるチャンスがある。
凍らせればかけなおす必要がないが、試行回数を稼ぐだけなら眠りで十分であり、
むしろ凍りを狙うことによるタイムロスのほうが大きいと思う。

参考として、眠り状態の時にモンスターボールを計n回投げたときに捕まる確率は下の表の通り。
本来の確率である「25/256」を元に計算し、結果ごとに少数第三位で四捨五入している。

回数 捕獲率
10回 64.21%
20回 87.19%
30回 95.42%
40回 98.36%
50回 99.41%

ここまでで十分だろう。いかに初代において伝説捕獲が容易であるかがご理解いただけたであろうか。

素早さ厳選をしてみよう

以上が基本で、ここからは上級編である。
どうせ捕まえるのならより強力なものを望むトレーナーの欲を満たすお手伝いをする。

厳選といえばマスターボール、というのは基本だが、素早さだけは捕獲前でも調べられる。
ポケモン別の最大値と、それを吟味できる味方側の素早さは以下の表の通り。個体値計算機もよろしく。

ちなみに、ピンクバッジの効果で素早さが1.125倍される。
ゲーム内や説明書、攻略本等ではオレンジバッジで素早さが上がることになっているが実際はピンクバッジである(ピカ版で確認)
カビゴンに関しては、少なくとも1匹目はピンクバッジ入手前に戦う必要があるので注意。

ポケモン HP 素早さ (吟味用)
カビゴンLv30 145 32 28
フリーザーLv50 165 105 93
サンダーLv50 165 120 106
ファイヤーLv50 165 110 97
ミュウツーLv70 249 208 184

素早さは以上の通り。ではこのパラメータを満たすポケモンは何が良いのだろうか?
伝説の鳥に関しては、ピカ版以外のハナダの洞窟に出現するモルフォンLv49をおすすめしたい。
捕獲した時点で上記いずれの能力も満たせる個体が存在する。
出現率は10%なので、経験値稼ぎがてらに適当に捕まえると良いだろう。
モルフォン自身も眠り粉を使えるのでそのまま捕獲に当たらせることも可能。
ただしサンダーのドリルくちばし急所で落とされることがあるので、別のポケモンも用意すると万全。
サンダーをより本格的に厳選するなら、レベルはある程度必要になるが電気を無効化するサンドパン等も有効。
いずれの場合も、素早さ判定用のポケモンをあらかじめ眠り状態にしておくとテンポよく進行できる。

ミュウツーに関しては非常に素早いので捕獲したポケモンそのままというわけにはいかない。
いっそ完全に育成した専用のポケモンを用意してしまうのも手だ。
ずばりLv100・完全育成・個体値8のラッキーがおすすめだ。
Lv100のラッキーはタマゴ産みによって育成の手助け(回復)もできるので、
どうせならミュウツー吟味の役割も被せてしまおう。
長い目で見ればそのほうがきっと役に立つはずだ。
なお「うたう」のPPは15しかないので途中で切れる可能性があるので、
(それでも期待値では50回以上投げるチャンスはあり、99.5%以上は捕まる)
念のため予備の要員を連れてきたり、PP回復アイテムを準備しておきたい。

カビゴンは元の素早さが限られるので測定要員の選択肢も絞られる。
カビゴン自身を使ってしまうのも一つの手。
伝説のポケモンと比較すると捕獲率が高めなので、マスターボールを使わずに狙う手もある。
その場合は低速かつ眠り技を使えるパラセクトがベターだろう。吸血でちまちま削ることもできる。


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