ダービースタリオン2を普通に遊ぶガイド

個人的なメモついでに攻略法を解説。
実際に攻略しつつ更新していく予定。今のところは多分にエアプなので鵜呑みにしないでね。
最終更新:2021年9月9日

関連リンク:ダービースタリオン2を普通に遊んだプレイ日記
進行中。とりあえず全G1含む国内の重賞は制覇した。凱旋門賞目指して奮闘中。

ジャンプ:生産について / 調教について / レースについてG1制覇への道

概要

基本的には「普通に遊ぶ」、すなわち「不利な状況をリセットで回避」「ターボファイルによる任意ロードでやり直す」ことは原則として行わない
さらに資金繰り関係のゲームバランスを大きく歪めることを懸念して「馬券を買わない」ことを前提に、
ゲームの最終目標(エンディング条件)である全G1制覇を目指す。
(ターボファイルについては入手性の問題もあるのだが、リセットは行ったほうが明らかに得な場面がある。
PS版のようなリセットマークもつかないので、ここでは単なるこだわりである。不測の事態からのリカバリーも含めて「ゲーム」だと思うのだ。)

なお、ノーリセット派であっても、単純にデータ保存のためにターボファイルを用意するのは有用。
当時のSFCカセットのバッテリーバックアップは信用できない。
一応Amazonに中古があるが、可能なら店舗で状態を確認してから購入することを推奨する(電池ボックスの液漏れに注意)。
ちなみにダビスタ2の説明書ではファミコン用の旧ターボファイルにしか言及していないが、後に発売されたターボファイルツインにも対応している。
(ダビスタ2はSTFでもTF2で使用できるが、3以降と共存するならTF2を使ったほうがよい)
ターボファイルについて、詳しくは別ページにまとめたので参考に。

最初は公式チートの「もちかね牧場」(最初から100億円所持だが、ブリーダーズカップに登録できない)でスタートし、
セリのタイミング(尻尾が画面から消える瞬間がベスト)や、調教のコツなどをつかんでから通常プレイに移行するのも手。
ブリーダーズカップに興味がなければ終始もちかね牧場でも構わないのだが、ゲームとしてはあまりに味気ない。

注:馬齢は当時の競馬界に準じたゲーム内に倣って数え年で表記する。生まれた時点(当歳)を「1歳」とし、デビューは3歳である。

参考リンク

ダビスタシリーズのページ(方位774さん)
ダービースタリオン2 通常RTA(abcさん)
(25年目の)ダービースタリオン2でシルバイオーとサイキョウクラウドに勝つための攻略(sinoさん)
ダビスタ96牧場
【ダビ2】ダビスタ2レース中の能力値(くろろさんのニコニコブロマガ)

作品概要

競馬シミュレーションであるダービースタリオンシリーズの2作目
(厳密には、1作目の次に完全版としての「全国版」があり、さらにPC版も発売されたりしているのでややこしいのだが)。
初のスーパーファミコン進出であり、パスワードによる対戦モードである「ブリーダーズカップ」が初めて導入された。
また、牝馬が誕生することになり、自家生産馬で牝系を作ることが可能になった
(信じがたいが、ファミコン版では牡馬しか生まれなかったのだ!)。

出荷本数が多いので格安で入手できる上に、ターボファイルという外部機器にセーブデータを保存することができる。
ダウンロード配信はされていないものの、令和の時代においても実機で比較的気軽にプレイできるシリーズとなっている。
参考:Amazonにおける中古出品

2は、以降の作品と比べるとインブリードによる爆発的な能力上昇が見られないのが特徴。
詳しくは後述するが、地道に配合を重ねて強い牝系を作るという楽しさが強調されている。
おまかせ調教がないので全てマニュアルで調教しなければならないのが不便といえば不便なのだが、
ゲームバランスに影響を与える(かつ通常プレイで再現しやすい)バグもないので「普通に」遊べる1作である。

なおスーパーファミコンでは2の他にも、3と96が発売され、さらにニンテンドーパワー(ロッピー)限定で98が発売された。
3はインブリードが出鱈目に強力すぎたり、さらに普通にプレイしているだけでも深刻な影響のあるバグがある。
98は完成度は高いがNP書き換え限定で入手性に難があり、前作までとパスワード互換が途切れている(代わりにPS/SSと互換)。
よって、ファンの間では96こそが決定版という認識が強いようだ(他ハードも含めるとPS版と人気を二分?)。

時代背景

基本的には発売された1994年当時の、JRAの平地競走(障害競走はない)を再現したゲームである。
(ゲーム内では、「JRA」ではなく作者のイニシャルをもじった「SRA」表記となっている)
レースプログラムも当時のもので、G1は16レースしかない。
秋華賞がないのでエリザベス女王杯が4歳牝馬限定で、チャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)もないのでダートG1はない。
海外レースは凱旋門賞があるが、エンディング条件には絡まない。

また、当時は父内国産馬(マル父)の優遇措置があったが、本作には反映されていない(3から反映)。
マル父限定の条件戦などは通常と同じ扱いになり、カブトヤマ記念などのマル父限定の重賞は存在しない。
そもそも、それらの重賞があったローカル裏開催自体がオミットされている。

血統面ではサンデーサイレンスの初年度産駒がデビューした年だが、本作にはまだ種牡馬として登場しない(次回作から登場)。
種付料のトップ3はノーザンテースト・シンボリルドルフ・ミルジョージとなっている。
ノーザンダンサー系の全盛期であり、高額馬同士を配合しようとすると危険配合になりやすいのが難点。

生産について

基礎知識

所有している繁殖牝馬に、任意の種牡馬を「種付け」して産駒を生産する。
種付けは4月にしかできない。5月以降に受胎か不受胎かが確認される、つまり不受胎でも再度種付けはできない。
無事に受胎した場合は必ず翌年の4月中に出産する。
(出産が近づくと牧場長は「受け入れの準備をしてください」と言うが、プレイヤーとしては特に操作すべきことはない)

ちなみに本作では出産に関する事象が非常に簡略化されている。
まず死産や流産はなく、受胎さえすれば母馬が死なない限り必ず出産に成功する。
逆に、たとえ出産直前であっても母馬が死んでしまえば仔馬も助からない(ゲーム内とはいえ非常に悲しい…)。
また、産後に母馬が死んだりするリスクもない。繁殖牝馬の死亡判定は常に行われているはずなので、
理論上は出産の翌週に死ぬこともあり得るが、特に高確率に設定されているようには見えない。
産まれた仔馬も、牧場にいる限りは骨折したり死んだりすることは決してない。

種牡馬の所有はできず、一定の種付料を支払わなければならない。
また一定確率で「Book Full(予約で一杯、つまり売り切れ)」になることがある。高額種牡馬ほど人気なので売り切れやすい。
本作では優先権の購入などといった要素はないので、いくら金があっても種付けできない時はできない。
なお、自分の繁殖牝馬に種付けした直後に売り切れることも頻繁にあるので、複数の牝馬に同じ種を付ける場合は有望な牝馬から行うこと。

さて、種付けを行う際には血統の相性が当然重要になってくるわけだが、
後のシリーズに見られるようなインブリードによる爆発的な能力発現がない
というより参考サイトによると、ニックスやインブリードによるパラメータ変動自体が機能していないらしい?
(危険配合によるペナルティの類はあるようだ)
いくらなんでも全く無意味というのは考えづらく、説明書や攻略本の記述を参考にすると下限値の底上げ程度の効果はありそうなのだが、
(スピード馬同士の配合でもインブリードでスタミナを補える、本当に強い馬はインブリード不要、的なことが書いてある)
SFC初進出なのでどんなバグがあっても不思議ではない気がするし、いずれにせよ解析したわけではないので不明。
とりあえず、ここの攻略ではインブリードを前提としない配合を考えることにする。
ただし過剰なインブリードによる危険配合は避ける。特にノーザンダンサーの血が氾濫している時代なので気をつけよう。

なお完全アウトブリード(ゲーム内の血統書範囲内)だと気性と健康がよくなるかのような記述が攻略本にある。
逆に、インブリードが1本入った時点で気性と健康に悪影響があると言い換えることもできる。
実際に意味があるかどうかはさておき、メリットが確認できない以上インブリードは可能な限り避けたほうが無難だと思われる。

では、どうやって能力の高い産駒を得るのだろうか。答えは「基礎能力が高い牝馬に産駒を産ませる」である。
これは全ダビスタで共通なのだが、本作では能力値を高める手段が限られているので、相対的に牝馬の重要性が非常に高くなっている。
しかし初期牝馬は貧弱で、序盤のうちは強力な牝馬を買うこともできない。
そこで「自家生産牝馬で世代を重ねて強い馬を生み出す」ことが重要なのだ。
もちろん1世代目からでも強い馬は誕生しうるが、世代ごとに能力を積み重ねることでより確実に強い馬を得ることができる。
ただし、代重ねによる能力強化の回数を制限するためか牝馬の誕生率が下がる仕様になっている。

1世代目のネームド繁殖牝馬(初期段階で所持、または10月から3月のセリ市で買ってくる)は、約6割の確率で牝馬を生む。
2世代目の牝馬になると確率が下がり、牝馬は約3割の確率でしか生まれなくなる。
そして3世代目になると、牝馬はわずか1%の確率でしか生まれれない。

繁殖牝馬は7歳をピークにして徐々に受胎率が下がる(3歳時の受胎率は極端に低く、まともに受胎するのは4歳からである)。
また連続で受胎することでも次の受胎率が下がる。
3年連続で受胎したら1年は種付けせず「空胎」にする(不受胎時は空胎と同じ)のがセオリーとされている。
ただ、安い種牡馬を連続で付けるようなケースなら、人為的に空胎にする必要はない。
また、必ずしも3年周期に拘る必要もない。例えば出産が遅れて目当ての種牡馬が売り切れた場合、
1年休ませれば次は4月1週から種付け可能なので、目当ての種牡馬を付けられる可能性は高くなる。

繁殖牝馬は10歳以降で受胎率が目に見えて悪くなり、15歳で50%になる(らしい、攻略本情報)。
同時に死亡率も高くなり、定期的に空胎にしていても20歳まで生きる例は少ない(これはリアルよりかなり厳し目の設定に見える)。
そのため、15歳前後で不受胎を確認したらその時点で売るのがベター。

繁殖に上げられるのは牝馬のみである。牡馬の場合、引退時に種牡馬として売られることはあってもプレイヤーが種付けする機会はない。
つまり、プレイヤーが生産した馬のうち、子孫を残せるのは牝馬のみなのである。
3世代目から牝馬が産まれることはほとんど期待できないため、系統としては4世代目の牡馬が最後ということになる。
(やりこみにおいては、ターボファイルによるやり直しと乱数調整を駆使して何十代も世代を繋いだりするが、ここで扱うのは通常攻略である)

引退した牝馬を繁殖に上げる場合、牧場の空きに注意。
繁殖に上げようとした段階で繁殖牝馬の枠が埋まっていた場合、即座に売却されてしまう(引退撤回もできない)。
このため、牧場が一杯ならば引退を保留するというテクニックも重要である。

3月1週の時点で牧場に計6頭以上(入厩馬はノーカウント)かつ3億円以上持っていれば牧場拡張イベントが発生する。
さらに、拡張後に10頭以上と10億円があれば2段階目(最終)の拡張も可能である。
特に初期段階では繁殖牝馬を2頭しか持てず非常に不便なので、最低でも1度は拡張したいところである。
拡張するごとに、保有可能数が繁殖牝馬は2頭→4頭→6頭、競走馬は6頭→10頭→16頭といった具合に増加する。
競走馬16頭を管理するのはさすがに厳しいので、現役を退いた功労馬のための枠と見るべきだろう。
種牡馬として売れる(具体的にはG1を1勝以上)馬が出た場合、資金のカンスト対策として保有し続ける
(必要になったら放出して換金する)というセコい小技もある。本作における引退馬は不死身らしい。
(余談だが、引退した功労馬専用の枠ができるのはダビスタ3以降である)

ちなみに、調教による強化やレースの戦績といった後天的な要素は仔に遺伝しない
(当然といえば当然なのだが、ゲームによっては影響する例がしばしば見られる)
未勝利だろうが10億円稼いでいようが、生まれ持った能力が同じならば仔に伝わる能力に影響はない。
ただし母の戦績、より具体的には獲得賞金額は産駒の評価額に大きく影響する
人気の初期値(つまり騎手への依頼しやすさ)にも関わるので、よほどの脚部不安でも無い限り4歳春までは走らせたほうがよい。
特に、未勝利のまま繁殖に上げると牝馬としての評価が最低になるので、産駒の価値(人気)は低く抑えられてしまう。
例えば、能力は同程度だが戦績が大きく異なる姉妹を同時に繋養する場合、産駒の価格差に惑わされないように注意。
未勝利では牝馬自身の売却価格も最低額になる。たとえ2歳時に数千万円の値段が付いた牝馬でも、未勝利で3歳以上なら一律で200万円となってしまう。

理論

産駒の基本能力であるスピードとスタミナは母親のパラメータに大きく依存する
そこに牡馬の距離適性による補正が加わるという形である。
気性や底力といったサブパラメータは父親の能力によってのみ決定される。

距離適性というのは文字通りの意味合いではなく、スピードとスタミナに対する補正値として読むべきである。
距離適性の下限によってスピードが上昇または下降し、距離適性の上限によってスタミナが上昇または下降する。
ただし、スタミナについては種牡馬の距離適性による最低値保証が、
自家牝馬の場合は気性がスタミナに換算されるといった要素があり、スピードとはやや異なるアプローチが必要。
というよりもスタミナを純粋に伸ばそうとするとスピードが犠牲になってしまう。
とりあえず、代重ねでスタミナを意識する場合は、距離適性自体よりも気性を優先するのがよい。

スピードについては、距離適性の下限が1000m(最低値)の場合、大幅に上昇する(可能性が高い)。
1200m、1400mと上がるにつれて上昇の期待値は下がり、1600mになるとほぼ同等、1800m以上だと下がってしまう可能性が高くなる。
このため、スピード特化なら1000mや1200mのものを連続で付け、バランス型なら1600m以下で気性の優れた種牡馬を使うことになる。

そもそも、本作をはじめダビスタシリーズには本来の意味での「距離適性」という概念は存在しない
まずスピードありきで、サブ能力であるスタミナ(及びそれを支える気性や根性)次第で距離に耐えるという考え方である。
「短距離なら快走するが長距離には耐えられない(スピードはあるがスタミナ不足)」という馬は多いが、
その逆は原理的に存在しないと言ってよい。長距離で強い馬は短距離でも強いのだ。
菊花賞(3000m)の勝ち馬をスプリンターズステークス(1200m)に出走させることも妥当なのである。
これについてはシステム的な限界というより、薗部氏の競馬観から敢えてそう設定されたと個人的には思っている。
最新作のSwitch版でもステイヤーが短距離を快勝できるようになっているという話である。

実践その1:最序盤を生き残る

おおまかなゲームの流れとしては「初期牝馬系で1〜2億ほど稼ぐ→中堅牝馬系で10億くらい稼ぐ→高額牝馬系でG1制覇に狙いを定める」といったあたり。
調子が良ければ初期牝馬系でもっと稼いだり、後述の2歳馬セリで高額牝馬の血を引いた牝馬を格安で手に入れてショートカットできるかも知れない。

初期牝馬の基礎能力、とりわけスピードは当然ながら低い。
よって強い馬、もっと言えば1勝でもできる馬を生産するのならば、何はなくともスピードを伸ばすことが重要である。
気性の悪さや根性・スタミナの不足で負けることはあるだろうが、そもそもスピードがなければ勝つ可能性すら無い
つまり、何はなくとも最初はひたすら短距離馬を付けることでスピードを一本伸ばしすることが基本。

なお初期繁殖牝馬はランダムだが初期能力にはかなりばらつきがあり、スピードが低い場合は難易度が一気に高くなる。
(ろくに走らないので賞金を稼げず、赤字が続いて破産するリスクが高い)
目安としてスピード値40以上の牝馬は、ニフティサービス・リボンシトロン・スクランブルエッグ
そして値段が1000万円以上のものである(初期牝馬は定価で買った扱いになっている)。
少しでも破産のリスクを避けるなら、これらの馬以外が初期牝馬ならやり直すのも手。
特にワスレナグサやクリヨンルージュは30を下回っているのでかなり厳しくなるだろう。

いずれにしても初期牝馬のスピードが低いことに変わりはないので、3代かけてスピードを一点強化したほうがよい。
具体的には距離適性の下限が1200m以下の種牡馬のみを種付けする。
スタミナを意識するのは基本パラメータに優れた高額牝馬をベースに、2代かけてスピードを高めた後の仕上げである。
初期牝馬を始めとする低額牝馬はスピードの絶対量が不足しているので、3代かけてスピードを伸ばさないと話にならない。
(3代かけて、ようやく重賞を勝ち負けして安定した資金を稼いでくれるという意味である)
スタミナについては最低保証値があるので、完全に無視しても中距離程度ならなんとかなったりするのだ。

これは愚痴だが、本作は序盤のバランスがシビアすぎるというか、プレイヤーがどう頑張っても詰むような状況が発生しやすい
産駒の能力の揺れ幅はもちろん、不受胎や故障といった偶発的かつプレイヤーに対して一方的に不利なイベントがかなり多い。
(リアル路線かと思いきや、3の攻略本で現実の競馬関係者が「馬が死にすぎる」ことに苦言を呈しているのを見た覚えがある)
ターボファイルの販促としてセーブ&ロードありきで調整しているのではないかと疑いたくなるくらいだ。

とにかく絶対的な能力に乏しい初期牝馬に最適な相手は距離適性1000mの種牡馬である。
詳しくは後述するように3頭いるが、初手としては一番安いセントシーザーがよいだろう。最序盤は資金繰りこそが最大の課題。
その後も、毎年セントシーザーを付け続けるのがよい。売値で大まかな強さも把握できる。
母馬にもよるが、とりあえず最低でも500万円以上の値段が付く馬を育てるのがよい(このあたりの基準は微妙)。
RTAだと初期産駒は走らせずに売りまくるほうが効率的なようだが、あまり面白くはないし、調教の匙加減にも慣れるべきである。

資金繰りや受胎率、あるいは寿命なども考慮して、最初の牝馬は3頭産んだあたりで売り払う。
(ただし、牧場に牝馬が1頭もいないという状況は極力避けたいので、牝馬が生まれなければ残しておく)
生まれた牝馬も適当なタイミング(遅くとも6歳春まで、大怪我したらもっと早くても)で引退させ、
同じようにスピード馬をつけて繰り返す。3頭いるので順番に使っていける。
2代目には早熟型のスピード馬がおすすめだ。資金的にカツカツになってくるので早く稼いでくれる馬が欲しい。
具体的にはスティールハートや、距離下限1200mではリードワンダーやサクラシンゲキ、テューターあたりが該当する。

とりあえず初期牝馬からの3代である程度軌道に乗せられるかが勝負。
一回り(牝馬が途切れなければ、3代目が引退した時点)して牧場が空になったら新たな牝馬を購入して繰り返す。
あまり多頭だと管理がしづらいので、基本的に同時育成は1つの牝系に留めておいたほうが無難。
ちなみに馬がいなくなれば維持費もなくなるので、好きなだけカレンダーを回してセリ市を吟味できる。

実践その2:G1制覇を目指して

ある程度強力な牝馬(目安としてスピード60以上)を手に入れたら、今度はスピードだけでなく安定も重視する。
安定Aで距離適性1200m(1000mの種牡馬はいない)を優先的に付けて、確実にスピードを伸ばしていこう。
具体的にはサクラシンゲキ(120万円)、リードワンダー(140万円)、ニホンピロウイナー(450万円)あたりが最有力。
特にリードワンダー三強に次ぐスピード馬にして早熟で気性Aという、極めてプレイヤーに有利なパラメータである。
このリードワンダーは本作のリーディングサイヤー的存在で、ゲーム全般通して非常にお世話になるはずだ。
血統もマイナーなので、相手を問わず過剰なインブリードが発生しないのも強み。
気性はそれ自体も重要なパラメータだが、牝馬を繁殖に上げる際に気性パラメータがスタミナに換算されるというのも重要である。
つまり自身の能力でスピードを、気性によってスタミナを次次世代に継承できる見込みがあるのだ。
ただし牝馬は気性が悪くなりがちなので、落ち着いた牝馬はなかなか生まれない。出たら大事にしよう。

もしG1級の牝馬が生まれた場合、次の世代はスタミナも上乗せして中長距離G1を狙っていこう。
そこそこのスタミナのある短・中距離馬を付けてスピードを伸ばしつつ(維持しつつ)スタミナも伸ばす
長距離馬(距離適性の下限が2000m)はスピード減少の弊害が大きく、通常攻略ではあまり使いやすいとは言えない
(最強育成では代重ねでスピードをカンストさせた後にスタミナを伸ばすのが基本のようだがここでは考慮しない)。

なお、繁殖牝馬が増えてきた場合、なるべく年ごとに種付けする種牡馬は揃えたほうがよい。
産駒の売値には種牡馬の種付料も影響するので、統一したほうが売値で能力を判別しやすくなる。
もちろん成長型の影響も受ける(早熟ほど高くなる)ので値段だけではわからないのは承知のこと。

参考:2歳馬セリについて

配合において血統データそのものに大して意味がなく、牝馬の基本能力が非常に重要なウェイトを占めているということは、
2歳馬セリに出されている高額牝馬の仔には高い能力が期待できる。牝馬なら繁殖に上げることも可能。
高額牝馬と低額牡馬の組み合わせだと値段が大幅に安くなるので、良質な牝馬をかなりお得に手に入れることができる。
基礎価格8億のサヨナラでさえ産駒は1億ちょっとで並んでいたりする。牝馬なら是非買いたい。
しかも、高額で売りに出されることも多い繁殖牝馬に対して、2歳馬として買えば若いうちから繁殖に上げることもできる。

組み合わせはランダムなのでお目当ての馬はなかなか見つからないかも知れないが確認する価値はあると言える。
狙い目は気性と安定が高い種牡馬の仔。ここでもリードワンダーが優等生であるが、高額牝馬の仔ならまず元は取れる。
仮に父が気性Cでもスピードはそれなりの値が受け継がれているはずなので繁殖に上げる目的なら購入を検討。
能力チェックには攻略本があると便利。僕が持ってるのはファイティングスタジオ版「必勝攻略法」だが、値段順に並んでいて使いやすい。

ちなみに市場購入した2歳牝馬は、プレイヤーが生産した牝馬と同様に扱われる。
つまり2世代目扱いであり、ここから牝馬が生まれる確率は約3割となっている。
そのため、購入した2歳馬自体がよほど強いのでも無い限り、G1級の牝馬を生産する上では(1代しか使えないので)不利となる。
2歳馬の購入自体は攻略上有用(特に中盤の資金稼ぎにおいて)だが、それだけに頼っているとエンディングまでの道のりはかえって遠くなることに注意。

牝系3代の構築例

あくまでも一例。牝馬の血統(インブリード回避)や売り切れなども考慮して臨機応変に。
特に本作最強の種牡馬であるリードワンダーをどこで使うか、という点に注目していただきたい。

セントシーザー → ビショップボブ → リードワンダー

とにかく安価にスピード伸ばすことを最優先し、最終世代で気性も安定した名馬を目指す。
絶対的なスピード能力が不足している初期牝馬にはうってつけで、その後もゲーム全編通して効果的だが、
基礎牝馬のスタミナが全く生かされないので高額牝馬にはもったいない。
2代目まではスティールハートやサクラシンゲキ、3代目はノーザンディクテイター等で代替可能。
ニホンピロウイナーも良いのだが高額な上、(ニホンピロウイナーの父でもある)スティールハートと共存できないことに注意。

リードワンダー → ノーザンディクテイター → ブレイヴェストローマン

3代続けて気性Aと安定Aを付け、スピードを伸ばすと同時にスタミナも確実に付けていく。
気性とスピードに優れた牝馬を量産しつつ、最後にはバランスに優れた牡馬が産まれる。
安定Aで一定の能力は保証されているので、基礎牝馬さえ良ければ1系統で全G1を狙える。
ただし途中の牝馬は早熟ばかりが生まれるのでエリザベス女王杯は苦戦するかも知れない。下のパターンも参考に。
1代目と2代目は入れ替えたり、もし受胎しているのであればスピード型の持ち込み種牡馬に置き換えてもよい。

欠点は、ノーザンディクテイター産駒で思ったようにスピードが伸びない場合が少なくないこと。
過程で優秀な馬を量産したいならともかく、最終的なスピードを高めたいのなら以下のほうが有効なことが多い。

ニホンピロウイナー/サクラシンゲキ → リードワンダー → ブレイヴェストローマン/マルゼンスキー/その他

上記2パターンの折衷案といったところ。スピード→準スピード+気性→バランス型という順番。
ノーザンディクテイターを使う場合と異なり、ほぼどんな牝馬でも使っていけるのがポイント。
本作における牝系構築の王道ともいえるパターンである。

ここでは安定Aの種牡馬で通したが、スピードさえ付けばいいので最初はスティールハートやビショップボブなどでも構わない。
ただし血が濃くなりすぎないように注意。血統表が赤くなるのは避けたいところである。
2世代目にリードワンダーを付けることで、確実にスピードを受け継いだ牝馬の誕生を期待する。
〆はアウトブリードになるならマルゼンスキーを、そうでなければブレイヴェストローマンを使う。
マルゼンスキーの脚部不安が気になるのなら代わりにノーザンテーストを付けよう。
スピードにはかなり期待できるので、スタミナ寄りのシンボリルドルフあたりにするというのも手。

リードワンダー → ブレイヴェストローマン/マルゼンスキー/その他

上記のパターンを縮めた形。ブレイヴェストローマン(マルゼンスキー)産駒の3代目が本命、つまり最強の牝馬を目指すパターンである。
リードワンダーで気性とスピードを高め、ブレイヴェストローマンかマルゼンスキーでスタミナを付ける。
クラシックに特化した配合で、うまくやれば牝馬三冠も夢ではない。
ただしバランス種牡馬を途中で使うため、2代使ってスピードを高める配合と比較し4世代目のポテンシャルはどうしても落ちる。
無難な仔を得たいのならばブレイヴェストローマンかマルゼンスキーのうち使っていない方がベターな選択肢だが、
いっそ割り切ってサクラシンゲキ(安定A早熟)等を付けて産駒を片っ端から売り飛ばすという手もある。

ウインドストース → リードワンダー → ブレイヴェストローマン/マルゼンスキー/その他

下限1200mかつ気性Aを連続で付けることでスピードを伸ばしつつスタミナも維持する。
スピードスタミナ共に優れた最高級の基礎牝馬が手に入ったら、その良さを最大限に引き出す配合計画となる。
ウインドストースの安定Cがネックだが、最初に優秀な牝馬が生まれれば3代配合としては最強クラスを狙える。
多少運は絡むものの、基礎牝馬が若ければ試してみる価値はある。

種牡馬個別解説(役割別)

各項目ごとに値段が安い順。
ここに挙げた馬ばかりが優秀とも限らないが、いかなる場合でも気性Cだけは非推奨である。
気性難の影響は極めて大きい。スタートで出遅れ、道中は引っかかり、最後も仕掛け損なったりしてレースの全てにおいて悪さをする。
本作には去勢(セン馬)イベントが存在しないので、気性難は克服できない。生産段階で気を使うしかない。

前述のように、本作ではニックスやインブリードがろくに機能していないので血統を気にする必要はあまりない。
せいぜい濃いインブリードを避けることに気を使う程度である。

パラメータの基礎知識

距離適性 下限値が短いほどスピードが付き、上限値が長いほどスタミナが付く。
範囲内の距離を得意としているという意味ではないので、やや紛らわしい表記である。
本作において極めて重要で、特に下限値に注目することが大事。
ダート適性 良いほどダートが得意な産駒が産まれやすい。芝適性は無関係。重馬場とも無関係のようだ。
(余談だが重馬場適性は遺伝ではなく、後天的に「勝ち癖/負け癖」が付くというシステムの模様)
中堅以下だと未勝利戦などの勝ちやすさに大きく影響する。一流馬でもダート戦を叩きたい場合は多い。
成長 早熟、普通、晩成に大別される成長型。デビューの早さと老化による能力低下の目安。
おおむね、早熟は4歳までに、普通は5〜6歳ごろに、晩成は6歳以降にピークを迎える。
早熟傾向が強いほど産駒の売値は高くなるので、当座の資金を稼ぎたいときにも重要。
あくまで傾向なので早熟馬から晩成馬が産まれることもあり、逆も然りである。
気性 産駒の気性の良さに影響。上限値を決めるようで、気性Cの父からは良い仔は産まれないようだ。
本作においてスピード(距離適性)の次に重要。特に長距離レースではスタミナより重要。
底力 勝負根性の強さを表し、高いほど競り勝ちやすい。気性と異なり父親が底力Cでも根性のある仔は産まれる。
そのためパラメータ自体は重要なのだが、気性ほど重要視する必要はない。
健康 丈夫さ、具体的には怪我のしにくさを表す。疲労回復などには影響しない模様?
ノーリセットプレイなら重要だが、父親の能力が絶対というわけではない。
実績 これが高いほど産駒のスピードとスタミナが高くなりやすい。
とはいえあまり実感はなく、影響は微量らしいのであまり意識する必要はない。
安定 産駒の能力のばらつきを示す。安定が低いほどばらつきが大きくなる。
本作においては安定Cで下方向に出る例が多く、牝馬の質に関わらず安定が高いほうが使いやすい。

スピード特化タイプ

距離適性の下限が1000mの種牡馬。とにかくスピードを上げることに特化。
全3頭いるので「スピード三強」とでも呼ぶことにする。
ただし、いずれも安定Bなのでややばらつきが多い。そのため高齢の牝馬のようにチャンスが少ない場合は避けたほうが無難。

セントシーザー(60万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1000m 1400m 普通 B C B C B

これといった取り柄がないだけに三強の中では最も安い(売れ残りやすい)。
3世代に渡る配合を考慮すると存在自体が重要だし、それ以外の場面でも代用として使う機会も多い。
血統的にもアウトサイダーなので使いやすく、中堅以下の牝馬で相手に困ったらこいつでいいだろう。

ビショップボブ(150万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1000m 1600m 普通 B B B C B

三強の中では距離適性が若干長いので最低限のスタミナが付き、他の能力にも穴がない。
実はスティールハートよりもトータルで優れているのではなかろうか。
三強で三代をつなぐなら〆に最適。あるいはスティールハート→ビショップボブからのバランス種牡馬で〆るという流れもありだろう。

スティールハート(250万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1000m 1400m 早熟 B C B A B

一般に本作の最強種牡馬と言われており、ダビスタ初期作を語るのに外せない名種牡馬である。
とりあえず中堅以上の牝馬に付ければそれだけでG1級のスピードが狙える。早熟なので朝日杯にも最適。
一方、早熟を活かすのでも無い限り、スタミナと根性があるビショップボブのほうが総合的には強いような気がする。
また3代目牝馬狙いのように試行回数を稼げない場合は安定Bの下ブレが気になるところ。
距離適性に加えて気性Bもあって、中距離以上だとまともに走らないレースも少なくない。
なおスティールハートを父に持つ種牡馬(ニホンピロウイナー)や繁殖牝馬(イメルダシューズ)がいることにも留意。
それ以外にもハビタット系のトップモデル等には付けづらい。

当時からのプレイヤーからはやたらと高評価されがちなのだが、短絡的な考えで乱用するのは避けたいところである。
開発者の薗部氏もダビスタコミックのインタビューにおいて、
「そんなに強く設定したはずはない、話題になってみんな使うから(試行回数が増えて)名馬が産まれやすいのでは」的なコメントを出している。

準スピードタイプ

下限1400m以下で、何らかの特徴を持つ種牡馬をピックアップ。
特に安定を重視している。高水準のスピードを確実に伝えられるようにするためだ。
主に中堅以上の牝馬で1〜2世代目に使うのが効果的だが、気性Aならば〆でも通用する。

サクラシンゲキ(120万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1600m 早熟 B C B C A

数少ない安定Aの短距離馬。母馬のスピードからほぼ確実に強化された産駒が期待できる。
基本的には以下のリードワンダーの下位互換だが、連続でスピードを強化したい場合に特に重宝する。
あくまでスピードが目的の場合、先にこちらを付けてからリードワンダーでバランスを整えたほうがうまくいく。
上位種としてニホンピロウイナー(450万円)がいるので、リードワンダーと合わせて3代重ねることも可能。
実はリードワンダーとはグレイソヴリンの同系なのだが、ゲームデータ上は血統表の外かつ、
リードワンダーの系統はソヴリンパス系として独立しているためアウトブリード扱いである。

また、産駒を売却する目的であればコストパフォーマンスは最も高い(早熟スピード馬で最安値)。
例えば半端な能力の3代目牝馬のように、役割を終えた牝馬はひたすらこいつの種を付けて売りまくると有効活用できる。
ただ、それでもサクラシンゲキは優秀な部類なので優先順位に注意。売り前提ならサンキリコやテューターあたりがおすすめだ。

リードワンダー(140万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1800m 早熟 A C B C A

本作の最優秀種牡馬。有名なスティールハートが表のリーディングサイヤーなら、裏はリードワンダーである。
なんといっても本作の最重要能力であるスピード能力と気性を両立しているというのが偉い。
安定Aで母のスピードを確実に伸ばし、スタミナが多少下がっても気性でそれを補えるというわけだ。
近親配合を気にする必要もほぼないので、多くの場合において「迷ったらこれ」的な安定の選択肢になりうる。
単純にスピードを伸ばす目的でも、安定した能力と気性を備えた〆としても使える万能型。
早熟はネックになりうるが、年齢が限られるクラシック路線を最優先で獲得したほうが後々楽をできる。晩成馬は必要になってから作ればよい。
リードワンダー唯一の明確な欠点は、「同じ牝系でリードワンダーを再び使えなくなる」ということである。

特に繁殖牝馬の父(ブルードメアサイアー)としては極めて優れている
繁殖に上げた時に気性はスタミナに換算されるので、つまりスピードとスタミナを両立できる。
基礎牝馬のスタミナが弱ければ強化できるし、十分ならばそれを削らずに次世代に引き継ぐことができる。
ややドライな視点からすると、早熟のために能力を判断しやすいので優秀な産駒を吟味しやすいとも言える。
自身で走らせるにしても繁殖に上げるにしても非常に使いやすいのだ。

序盤の金稼ぎからG1制覇、さらには最強馬の生産においてまで、あらゆる場面で頻繁に使うことになる。
ゲーム内では不人気(売り切れになりにくい)のも使いやすさに拍車をかけている。
なお、スピードと安定に絞ればサクラシンゲキやニホンピロウイナーもいる(いずれも気性Bがややネック)。
リードワンダーという切り札をどこで使うかの判断が、本作の牝系構築において常に重要となる。

ノーザンディクテイター(280万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1400m 1800m 早熟 A C A C A

スピードを犠牲に健康を手に入れたリードワンダー。使い方も同じだが、伸ばすというより維持するくらいの気持ちで。
最大のネックはノーザンダンサーの直仔であることで、パラメータ的にこいつの存在ががっちりハマるときに限って真っ赤な近親交配になったりする。
逆に言えば、基礎牝馬にノーザンダンサーの血が入っていない限り、リードワンダーとの相性は極めて良好。
リードワンダーを付けた2代目とノーザンディクテイターを付けた3代目で牝馬クラシックを総なめにし、
〆にブレイヴェストローマンを付けた4代目の牡馬で残りのG1を制覇するというのが、気性Aと安定Aをフル活用した黄金パターン。
なおダンチヒやヌレイエフといった持ち込み種牡馬は、さしずめ超強化版ノーザンディクテイターである。
もし牝馬が産まれたらリードワンダーを付けて〆のバランス型種牡馬に繋ぐ。

ニホンピロウイナー(450万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1600m 普通 B B B B A

サクラシンゲキの豪華版。注意すべきはこいつ自身がスティールハート産駒なので、牝系上で併用できない点。
総合的には費用の割にぱっとしないスペックなのだが、サクラシンゲキ・リードワンダーと3代に渡って同類を付けられるのが利点。
安定Aかつ距離下限1200m以下はこの3頭だけなので、スピードを確実に強化していくことができる。
(持ち込み馬も含めると、ダンチヒ・ヌレイエフ・ウッドマンもいる上に、より優れた能力なのだが)
早熟ではなく普通型なのも特徴で、古馬になってからでも粘りやすくなっている。
そのため、ある程度スピードを上げた後で付けたほうがより有効活用しやすい。

準スピードタイプ(B級)

いくつかのパラメータに問題があり、単純に使いやすいとは言えないが、目的次第では役に立つ可能性のある種牡馬。

ウインドストース(70万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1800m 晩成 A C B C C

リードワンダー同様、気性Aかつ下限1200mという貴重な種牡馬。海外種牡馬を除けばこの2頭のみ。
牝系を繋ぐ上でスピードを伸ばしつつスタミナを強化(維持)できる。
しかし晩成かつ安定Cなので能力確認が難しいのがネック。資金に余裕が無いうちは使いづらい。
特に牝馬が産まれた場合、売値と入厩OK時期を比較して慎重に吟味をしたい。
いっそのこと走らせずに繁殖に上げて、孫世代の活躍で評価するというのもありだろう。
ちなみに持ち込み含む全種牡馬の中で、晩成型の中では最もスピード能力が高い

ウインザーノット(120万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1400m 1800m 晩成 A C B B B

上記と同じく貴重なスピード型晩成馬。
スピードだけならウインドストースに劣るが、実績と安定が高いので、3代目あたりの〆の配合に使えるかも知れない。

サンキリコ(130万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1600m 早熟 B C B C B

早熟スピード馬ではあるが、特に取り柄がないので選択肢としては下の下。
どちらかといえば走らせるよりも売るための産駒を作りたいときに便利な存在として覚えておきたい。
なおノーザンダンサー系ではあるものの、3代父なので産駒の血統表からはノーザンダンサーが消える。

テューター(150万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1200m 1600m 早熟 B C A C B

ダートに強いスピード型早熟馬。健康Aも頼もしいのだが安定Bが気になる。
上のサンキリコともども、安定Bなら距離下限1000mトリオを使えば十分なので、どうしても中途半端な存在になる。
それでも早熟であるのは大きな強みで、序盤の資金繰りにおいては出番があるかも知れない。

スリルショー(400万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1400m 1800m 早熟 A B B B B

ノーザンディクテイターのマイナーチェンジといった所。系統も同じ。
使用目的を考えると安定Bは微妙。実績と底力をどう評価するか。

トータルバランスタイプ(スピード寄り)

スピードを落とさずにスタミナを乗せることで本格的に中長距離G1を目指す。
配合の経過により、スピード寄りかスタミナ寄りかで大きく2つの選択肢がある。

スピード寄りを使うのは、安定や気性を重視した配合を重ねていった場合。
具体的にはリードワンダーやノーザンディクテイターなどで重ねた牝系の〆として使う。
この牝系の特徴は、牝馬自身も優秀な競走成績を期待できる(牝馬クラシックを狙える)という点。
ただし最終的なスピードはどうしても低めになるので、最後にスピードを落とさないような配合が望ましい。
具体的には距離適性の下限が1600mの種牡馬を選ぶ。それ以下となると他の条件が厳しくなる。

ラッキーソヴリン(300万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2000m 普通 A C B B A

距離下限1600m(以下)・気性A・安定A・成長型普通という条件を全て満たす最低限の種牡馬。
ノーザンダンサー系なので扱いづらく、基本的には以下の3頭の下位互換。
とはいえ最終世代の繁殖牝馬が増えてくると出番が回ってくるはず。根性さえ付けば一流馬である。
種付け料が安いことを生かして、受胎率の下がった高齢の牝馬に優先的に付けるとよい。

ブレイヴェストローマン(500万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2000m 普通 A B A B A

この項目に挙げた中では唯一の非ノーザンダンサー系で、血統的に非常に使いやすく個人的にもイチオシの種牡馬。
パラメータも含めて一言で言えば「欠点のない種牡馬」である。
欲を言えばスタミナ(距離上限)がもう少し欲しいが、これでも気性さえよければ菊花賞クラスは制覇可能。
3代目以前でも牝馬の父として使う手もある。エリザベス女王杯が最後に残ったのなら早熟馬よりこちらを優先。
ついでにダート馬としても実質最強である。こいつより上はみんな気性に問題があるのだ。
特にG1制覇という目的達成の後、全重賞制覇を視野に入れる時には役に立つのではなかろうか。
地味なところでは、凱旋門賞の前走となる宝塚記念の前前走としての平安Sを勝ちやすくなる。
父父にナスルーラがいるのが気になるが、本作においてはインブリードの個別効果が機能していないようなので、
よほど濃くならない限りは心配しなくても良さそうである。それでもインブリード自体は可能な限り避けたいのだが。

マルゼンスキー(1200万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2400m 普通 A A C A A

距離適性も考慮すると、健康以外は最もバランスが取れた最強種牡馬と言える。
完全アウトブリードなら脚部不安もカバー可能だろうが、よりによってノーザンダンサー系ゆえにクロスが発生しやすい。
配合例としてはニホンピロウイナーorサクラシンゲキ→リードワンダーあたりが無難でおすすめ。
サヨナラなどノーザンダンサーの孫から始める場合でも、3世代目で血統表から消えるのでアウトブリード扱いで付けられる。
ノーリセットにおいて脚部不安のリスクは極めて大きいので本来ならあまり使いたくはないのだが、
3世代目になると繁殖牝馬が充実してくるので、数撃ちゃ当たるの精神で強気に使える。

ノーザンテースト(2000万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2000m 普通 A A A A A

唯一のオールA種牡馬。パラメータだけ見ればブレイヴェストローマンの上位互換なのだが、ノーザンダンサー系であることがネック。
また最上位種牡馬の中では距離適性の範囲が狭めで、スピードを高めるわけでもないのにスタミナが乗りにくい。
配合例としては上記のマルゼンスキーと同様のパターンが良い。
もともとの健康が高いので多少のインブリードでも弊害は少なそうではあるのだが。

まとめると、丈夫で血統が使いやすいのがブレイヴェストローマン、スタミナがあるが虚弱なのがマルゼンスキー、
サブパラメータが万能でハズレが少ないのがノーザンテーストで、それぞれ一長一短がある。

トータルバランスタイプ(スタミナ寄り)

距離適性の下限が1800m以上の馬。1600mと1800mの違いは母のスピードを維持できるか下げてしまうかなので、この違いは大きい。
体験談としては1600m〜2000mでも十分長距離G1を勝てるので、それ以上のスタミナをスピードを犠牲にしてまで付けるべきかは疑問。
ただし2代に渡ってスピードを特化しているのであれば十分活用できると思われる。

いずれにしても、十分なスピードを重ねた牝馬以外につけても半端な能力になりやすい。
(それでも牝馬の質が良ければ十分にG1級になるとは思うが、確実に獲りに行くならまずスピードを上げてからである)。

アンバーシャダイ(800万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2400m 晩成 A A B A B

最強の晩成馬。ネックなのはやはりノーザンダンサー系というメジャーな血統である。
古馬になってからの中長距離G1の獲得を狙うなら有効な選択肢。
距離適性の長いコインドシルバー(200万円)との使い分けが大事だと思う。
ただ、どちらにしても晩成は回転率が悪いので量産体制になってくると育てるのが大変なのである。
個人的に、晩成馬を通常攻略で活用するには次回作以降のおまかせ調教がないと(手間的な意味で)厳しい気がする。

リアルシャダイ(1300万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2600m 普通 A B C A A

マルゼンスキーを若干スタミナ仕様にした感じ。かのシルバイオーの父である。
ヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系のニックスを前提とすると最強っぽいが、ニックス自体が無意味なら評価点にならない。
それでも単純なパラメータ自体が優秀なので弱い訳はないが、ノーリセットだと健康Cがネック。
個人的にはシンボリルドルフとマルゼンスキーの悪いとこ取りな印象であまり使いたくない。
幸い本作時点ではマイナー寄りなヘイルトゥリーズン系なのでアウトブリードはしやすい部類。

シンボリルドルフ(1600万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2400m 普通 A A B A A

距離適性を見るとマルゼンスキーやリアルシャダイの劣化。だが総合的なパラメータでは極めて優秀。
ダービーやオークスはもちろん、古馬になってからもG1を狙うのであればベストな選択肢ではないだろうか。
血統もマイナーなので使いやすい。リードワンダー→ノーザンディクテイターからの〆としては完全アウトブリード3代も容易。
当時国産最強と言われた三冠馬であり、馬自体に思い入れのある人も多いだろう。
インブリード効果を無視できる本作の仕様上、相対的に名馬が生まれやすいのでファンにはおすすめだ。
シリーズを重ねるごとに気性が悪化していくのだが、本作の時点ではAランクであることにも注目。

トータルバランスタイプ(B級)

パラメータ的には見るべきところがあるのだが、いくつかのパラメータや成長型ゆえに敬遠したくなる種牡馬たち。
特に本作において気性は極めて重要なパラメータで、気性B以下が許されるのは純粋にスピードを上げたい場合のみである。
それでも気性難ばかり生まれるわけでもないので、目当ての種牡馬がいない時の候補くらいにはなりうる。
またG1レベルになると底力不足に泣く場面も多いので底力Cもあまりおすすめはしたくない。

カウンテスアップ(40万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2200m 晩成 B C A C C

価格の割に距離適性が広くコストパフォーマンスに優れる。晩成型というのも貴重。
低価格帯ながら、真価を発揮させるには高パラメータの牝馬との配合が必要になってくる。
積極的に付けてもいいし、懐が傷まないので高齢の牝馬に不受胎上等のダメ元で付けてみるという手もあるだろう。

サクラサニーオー(70万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2400m 普通 A C B C C

廉価版シンボリルドルフ。同じ距離適性であり、(ゲーム上はあまり意味がないが)同じパーソロン産駒でもある。
血統は異なるがセクレファスター(80万円)も似た性質を持っている。
必然的に〆向けだが、ここまできて底力Cに安定Cというのはさすがに使いづらい。

スイフトスワロー(160万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2400m 晩成 A C A B C

気性Aと健康Aを両立した種牡馬の中では最も距離適性の上限が長く、古馬の中長距離レースをじっくり狙える。
安定Cが不安材料だが、若いうちに繁殖に上げれば10頭前後は産めるので数撃ちゃ当たるの精神で。
晩成馬は回転率が悪いので、売値が高い産駒のみ厳選して育てるのが良いかも。

コインドシルバー(200万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2600m 晩成 B B B B C

トニービンと同じ距離適性を持つ晩成馬。廉価版と侮るなかれ、スタミナ狙いなら有力候補のひとつ。
本格的ステイヤーを目指すとなると気性Bなのが惜しいのだが、ダートに強いのは個人的に評価ポイント。

ホリスキー(380万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
2000m 3000m 普通 A C B B A

気性も考慮すると最強のステイヤー。とはいえ普通にG1制覇を目指す範囲でこいつのお世話になることはないかも。
距離下限が長すぎてスピードの減少が痛すぎる一方、長距離と言えどもそこまでスタミナが要求されるケースはない。
一応、最低保証値をあてにしてスピード特化の〆に使うという手があるが、気性を維持しつつバランス型を付けたほうが良さそう。
最強馬生産においては母の父として最高のスタミナを与えてくれるのだが、通常は代が足りない。

ミスターシービー(500万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1600m 2400m 早熟 B B A B B

シンボリルドルフと並び、本作に2頭存在する三冠馬の1頭。
中距離かつ早熟型で丈夫、まさに4歳クラシック路線に特化した能力を持つ。
どちらかといえば古馬になってからも活躍できる普通型のほうが有用だと思われるのだが、
どうしてもダービーやオークスが取れないなら使ってみたい。父仔で三冠馬も狙ってみる?
気性さえ良ければ素直に高評価できたのだが。

トニービン(1300万円)

下限上限ダート成長気性底力健康実績安定
1800m 2600m 普通 B A B A B

長い距離適性とバランスの取れたパラメータが魅力。
例によって気性Bがネック。どうせ気性Bなら、同じ距離適性で晩成型のコインドシルバーのほうが良さそうに見える。

参考:持ち込み種牡馬メモ

繁殖牝馬が受胎している状態でのみ出現する隠れキャラ的な種牡馬。まず注意すべきは血統。
サドラーズウェルズ・ダンチヒ・ヌレイエフ・エルグランセニョールはいずれもノーザンダンサーの直仔なので深刻な近親交配になりやすい。
少なくとも、ノーザンダンサー系の牝馬にこいつらが付いている場合は避けるべき。
特にヌレイエフ×サヨナラに至っては父娘である(ゲーム内で実際に出現するのかは未確認だが)。
他、リズンスター×パリティビットがボールドルーラーの同系配合になるが3*3なので問題ない?

能力的には、ダンチヒとヌレイエフ、ウッドマンは極めて優秀なスピードタイプ
特にダンチヒは真の最強スピード馬であり、たとえ同系配合でもそのリスクを上回る魅力。気性Aなので牝馬が生まれたら牧場の宝。
ヌレイエフは下限1200mでやや劣るが気性Aなので優秀。ウッドマンは気性Bなので1ランク下といったところか。
それでも(同様に気性B・安定Aのスピード型である)サクラシンゲキやニホンピロウイナーより確実に強い。

サドラーズウェルズは総合的に最強。距離適性の広さが最大の魅力で、長距離G1を狙えるのではないかと思う。
それ以外は全体的に中途半端で、もちろん強いことは強いのだが、本当ならば3世代目に種付したい馬なのである。
1世代目として見た場合、スピードを伸ばす機会が1回分だけ減ってしまうことになるのが惜しい。
受胎済み牝馬は高齢の場合が多いので単純なボーナスではない。むやみに買うのは考えものなのだ。
最悪のパターンだと、大枚はたいて買ったのに受胎した仔が生まれる前に死んでしまうこともあり得る。

基本的に、リターンの割にリスクが大きすぎるので資金が有り余っているときに買うべきである。
本作では100億円以上を所持した状態で週を送ると税務署に50億円を徴収されてしまうのだ。

使えそうな繁殖牝馬

最強クラスでもなければスピードが最重要。スタミナは最低保証値に加え、次世代牝馬に対しては気性補正でどうにかなる。
主に、価格帯の割にスピードが高いコストパフォーマンスに優れた馬をピックアップ。

スピード80あたりから能力に対して価格が跳ね上がるのでなかなか手を出せない。
そこで活用したいのが2歳馬セリ
高額牝馬の産駒でもお得に買えるし、牝馬なら血を繋げるので実質的に繁殖牝馬を買ったことになる。
繁殖牝馬としてのスピード能力だけに期待するなら、父親が気性Cだろうが濃いめのインブリードだろうがあまり関係なくなる。
何より重要なのは若いうちから繁殖に上げられる点。本作の牝馬は10歳を越えると簡単に死んでしまうし…

名前 値段 スピード スタミナ コメント
コーヒールンバ 1800 60 34 スピード60以上かつ2000万円以下。
初期牝馬よりマシなレベル。
ウララカポルカ 1800 60 40
ブービーメーカー 1800 61 40
リスキーガール 2000 62 40
イメルダシューズ 3200 70 35 スピード70以上かつ6000万円以下。2億円くらいの資金ができたら狙いたい。
牧場においては「中興の祖」となるであろう血統。
ディペンドオンユー 3800 72 44
アンニュイ 4000 72 43
マーガレットリボン 4600 77 40
ツジノコミチ 8000 80 52 スピード80以上かつ12000万円以下。
準トップクラスの割に安く買える牝馬達。特に2歳馬が狙い目。
いずれも非ノーザン系なので、以下で述べる配合を試みるのも有効。
ハマノシラユリ 8200 80 52
スーパーシェビニオン 9000 82 58
エンゼルエコー 9600 80 60
イットウショウ 12000 85 48
インソムニア 55000 90 78 スピード90以上かつ、リードワンダー及びノーザンディクテイターとの配合でクロスを作らない。
つまり両者との2代配合により、気性と健康に優れた牝馬を期待できる。
牝馬クラシック路線を安定して攻略しつつ、最高の自家牝馬から優秀な牡馬を狙える。
トップモデル 60000 93 68
ハイソサエティー 70000 90 90

調教

調教メニュー

調教メニュー 減量 能力強化 リスク 備考・用途
ダート・単走・馬なり 0 - 故障(微) 体調確認、レース前の慣らし(追い切り)
ダート・単走・強め 2 スタミナ 故障(小) 体調を維持しつつスタミナ強化
ダート・単走・一杯 4 スタミナ・気性 故障(中) 体調を維持しつつスタミナ強化と気性改善
ダート・併せ・馬なり 2 勝負根性 故障(微) 最低限の体重減で体調調整、バテ気味の時はこれ
ダート・併せ・強め 4 勝負根性・スタミナ 故障(小) 基本の調教、調子を変化させつつスタミナ強化
ダート・併せ・一杯 6 勝負根性・スタミナ・気性 故障(中) 基本の調教に加え気性改善、基本はデビュー前に
芝・単走・馬なり 0 - 故障(微) ダートと同じ?気分的には芝レースの前に
芝・単走・強め 2 スピード 故障(中) レース前のスピード補填
芝・単走・一杯 4 スピード・気性 故障(大) デビュー前の調教、気性に問題がなければ坂路優先
芝・併せ・馬なり 2 勝負根性 故障(微) ダートと同じ?敢えて使う理由はない
芝・併せ・強め 4 勝負根性・スピード 故障(中) スピード強化と調子変動の両立、主に晩成馬の成長期に使う
芝・併せ・一杯 6 勝負根性・スピード・気性 故障(大) 怪我のリスク大、丈夫な馬のデビュー前に
ウッド・単走・馬なり 0 - 疲労(小)
故障(微)
無駄に疲労が溜まるだけ、ダートで良い
ウッド・単走・強め 2 スタミナ 負担の小さいスタミナ強化
ベスト体重確認にも便利
ウッド・単走・一杯 4 スタミナ・気性
坂路 2 スピード 疲労(小) スピード強化と体重調整、ピークを過ぎた後のスピード補填
4 スピード・気性
プール 2 - - 体重調整、木曜のスタミナ強化、軽症時の体重維持
4 スタミナ・気性
(レース) 不定 スピード+2・気性+2 疲労(大)
能力強化は全レース共通、疲労は長距離ほど溜まる
(放牧) スタミナ-4 -
疲労大幅回復、調子リセット

坂路とプールは、ランダムで2パターンのうちのどちらかになる。体重の減少量で見分けられる。

馬の基本パラメータ(成長要素)は「スピード・スタミナ・勝負根性・気性」がある。
このうち、スタミナと勝負根性は調教でしか鍛えられない(スピードと気性はレースで育つ)ので調教で優先的に伸ばすというのがゲームの基本。
基本的に、どのメニューでもパラメータは1ポイントずつ上がっていく(ダートなら、強めでも一杯でもスタミナ成長は同じ)。
スタミナは放牧で下がってしまうが、スピードはピークを過ぎるまでは下がることはないので、リスクの高いスピード調教はデビュー前に行いたい。
とはいえ成長限界などとの兼ね合いもあるので状況次第。
特に晩成馬であれば4〜5歳あたりでもレースと併用してスピード調教が必要になってくる。
新馬向けの調教について詳しくは後述。

調教は週に2回行えるが、芝やダートは負担が大きいので連続で行わないのがセオリー。
2日目(木曜)は脚元への負担がない坂路かプール、ハードに鍛える場合でもウッドにするのが無難。
ただし放牧明け木曜のウッド強めでいきなり故障(跛行)したこともあるので無理は禁物。
なお、たとえ水曜調教がプールでも、木曜に芝やダートで走らせると故障しやすいので注意。
走路(芝・ダート・ウッド)に入れるのは水曜日のみというのが鉄則である。

疲労が溜まる調教は直近のレース時の故障率を高める
なお、疲労は主にレースで溜まる(調子の変動とは別で、よほど酷くないとメッセージに表れない)。
とはいえ、調教をしながらでも疲労は回復していくようだ。
坂路やウッドによる疲労については、連続で行っても翌週には抜ける程度のものと思ってよい。
もちろんレースの直後(かつ近いうちにレースに出す場合)や、レース当週は避けるべきである。
ただしウッドに関しては「疲労が溜まっている状態だとさらに大幅に疲労する」という効果らしい。
(攻略本などで「ウッドは疲労が抜けにくい」とされている理由)
特に、同じ週に坂路→ウッドというパターンは疲労も溜まる上に故障率も上がって最悪である。逆なら良いが。

レースにも調教同様の効果があるが、疲労などの負担を考えると調教代わりにレースに出すべきではない。
あくまで副産物だと考えよう。レースの代わりに坂路を2本追えばノーリスクでほぼ同様の成長が見込める。

厩舎選び

本作には厩舎の個性はなく、美浦(関東)と栗東(関西)のどちらかを選ぶだけとなる。
馬ごとに一度選べば変更はできない(厳密には、初出走する前なら入厩するたびに切り替えられる)。
どちらでも調教内容は変わらない(発売当時、設備は栗東のほうが優れていると言われていたがゲームでは差がない)。

主な違いは、まず騎手選びである。騎手の所属は東西で分かれており、当然ながら地元の騎手のほうが依頼しやすい。
(馬が強ければ、東西関係なく乗り手が殺到するのだが、そうでない場合も多いだろう)
栗東では牝馬に強い「かわうち」、先行指示だけで気性補正がかかる「まつみき」といった、汎用的で使い勝手の良い騎手に依頼しやすい。
また、「たでま(先行)」や「まつまさ(差し)」も低ランクながら気性補正が有用で、
気性難なら下手に上位の騎手に乗り替えるより彼らを乗せ続けるのが効果的。
全体的に、重賞を狙えないような駄馬でも騎乗してくれる(かつ得意条件も満たしやすい)騎手は関西に多い。序盤は基本的に栗東が無難。

騎手に関しては、別ページに詳細をまとめたので参考に。

もう一つ考慮すべきは遠征の問題である。美浦から関西のレース、逆に栗東から関東のレースに出る場合は遠征となり馬体重が減る。
遠征すると4〜6kgの体重減がある上に、以降はレースまで調教する機会がないので体重調整することもできない。
ベスト体重は微増より微減のほうが影響が少ないので、ベスト体重+4kgで輸送するとよい。
遠征のたびに体重が減るのでハードな調教をしづらくなり、体調管理にもやや支障が出る。
逆に遠征を利用して馬体を絞ることも可能。特に故障明けの際には使えるテクニックである。
非常に重要なポイントとして牧場と厩舎の往復では体重は減らないことを覚えておこう(特に次作以降のプレイヤー)。
また遠征すると騎手が着いてこれずに乗り替わりになってしまうリスクがあるので、基本的には避けるべき。

ローカルは福島と新潟が関東、中京と小倉が関西扱いである。なお本作では北海道(札幌・函館)でのレースはない。
月ごとの番組は関東と関西で常に各1開催のみ(裏開催が無い)で、カーソルの初期位置は厩舎と同じ地方なので特に意識する必要はない。
ローカルであることが意味を持つのは、ローカル特効を持つ騎手(やすたか、たまぎ)を使う場合のみである。

牡馬クラシック路線は菊花賞を除いて関東、牝馬クラシック路線はオークスを除いて関西で開催される。
また、屈指の長距離G1である菊花賞と天皇賞(春)は共に関西で開催される。
遠征による体重ロスは痛手なので、それなりの馬が生産できるようになったら、狙うG1に合わせて厩舎を選びたい。

まとめると、美浦に向くのは牡馬一般、栗東に向くのは牝馬一般・長距離指向・駄馬である。

調教師のコメントについて

体重が重い場合、調子コメントは見られない。よってまずは絞り込むことが大切である。

故障に関するもの

健康な状態でない場合、それが最優先で表示される。
このゲームにおいてはどんな故障でも時間さえかければ必ず治るのが救いである。
次作以降と異なり、放牧中に治療を報告してくれないことに要注意。

コメント 備考
体調を崩してしまいました 熱発などの軽い症状。1週で治るが調子はリセットされる。
タイミング次第ではかえって有利になるが狙って出すことはできない。
後ろ脚がややハ行気味です 跛行(はこう)という歩様の異常。数週間で治る。
調教も可能だが、プール程度に留めておくこと(能力上昇もしないようだ)
ソエをかなり痛がっています 新馬に起こりやすい前脚の痛み。数週間で治る。ゲームではほぼ跛行と同様。
なお、ゲームでは異なる種類の故障が同時に発生することはない。
どうやら屈腱炎のようです 屈腱炎(くっけんえん)という前脚の炎症。数ヶ月で治るが再発も多い。
爆弾を抱えたようなものなので、繁殖に上げたい馬なら大事を取って引退させてやろう。
この馬は骨折してしましました 全治に数ヶ月〜1年程度かかる重症。年齢や実力次第では即引退である。
なお、どんなに重い骨折でも繁殖牝馬としての活動に影響はない。
脚元がだいぶ良くなってきました 故障明けであることを意味する。

体重に関するもの

健康な場合、まずは体重に関するコメントが優先される。新馬はここから。
重めであることは指摘されるが、絞りすぎた場合の指摘は一切ないので要注意
基準となるベスト体重を早い段階で見極めておきたい。

コメント 備考
だいぶ重いようです ベスト体重から+20kg以上
まだちょっと太めです ベスト体重から+10〜18kg
上記とともに、コメントが切り替わるタイミングを見極めよう。

調子に関するもの

健康で、体重が重すぎない場合に限り、ようやく馬のコンディションを確認することができる。
波型で調子が変動するのでリズムを掴むことが重要である。

コメント 備考
少しずつ調子は上向いてきましたが〜 上り調子の始まり。放牧明けなどもここから始まる。
だいぶ疲れも取れたようです 実際の疲労とは無関係なので紛らわしいコメント。
毛ヅヤがガラッと良くなって〜 コンディションとしては上記と同じだが、ベスト体重以上の場合はこちらが出る。
調子が上がってきました レースに出すのは最低でもこれ以降が無難。
順調にきています 絶好調の手前。連戦するなら最初はここで出すのが理想。
いい状態に仕上がりました いわゆる絶好調。単発で出すならこれが理想。
相変わらず元気です 好調だがレースの疲労がまだ残っている(3週後くらいまで)、
または疲労に関係なく絶好調よりやや下がった状態。
調子は特に良くもないし悪くもありません これ以降は確実に悪くなっている。
このところ少しバテ気味で〜 これ以下の場合、レースは避けるべきだろう。
カイ食いが落ちているようで〜
このところずっと調子がかんばしくないようです
どん底。放牧したくなるが、この状態では体重が戻りにくいので注意。
ここから脱出すると「少しずつ調子は〜」に戻る。
かなり疲労が溜まっています 体調に関係なく疲労困憊である。短い間隔で出走すると出やすい。
この状態での出走は故障リスクが非常に高い。放牧してもいいが厩舎で休ませてもいい。

レース直後のコメント

レース後に故障していない限り、どちらか2パターンのコメントが出る。

コメント 備考
レースの疲れもそれほどなく元気いっぱいです 疲労が少なく、なおかつ下り調子になっていない場合。
まだ余力があるので中二週や中一週、あるいは連闘すら狙える。
レースの後ですからさすがに疲れているようです 疲労が溜まっている、または下り調子になっている場合。あるいはその両方。
絶好調でレースに出した場合は全力を出し切るので大抵この状態になる。
また馬齢を重ねると上り調子でも疲労が抜けにくくなり、見る機会が多い。

調子の変動は週送りした時、及び併せ調教の後に発生する。そのため好調を維持したいなら避け、不調から回復したいなら積極的に行う。
併せ調教で調子が変化した場合、同じ週に再び併せを行ってもさらに変化することはない。
ただし必ずしも段階通りに変化するとは限らず、いくつかの段階をすっ飛ばして急変動することがたまにある。
予想以上に早く仕上がって目標のレースの頃には下り坂になることもあるので要注意。
かといって単走でゆっくり調教していると間に合わないこともあり、さじ加減にはどうしても運の要素がある。

調子の変動を特に気にする必要があるのはレースを控えた場合である。
逆に言えば、当分レースに出せないデビュー前の調教で使う分にはリスクはない。今のうちに併せ調教を積極的に行いたい。
さらに、レースのある週には何らかの調教をしないと本来の力を発揮できない。好調なら怪我のリスクも体重減もない単走・馬なりで慣らすのが基本。
もちろん体重過多なら強めで追ってみたり、体調が上り調子かついま一つなら併せで好調に持っていこう。

注意が必要なのは「相変わらず元気です」というもの。このセリフが出るときは2パターンある。
1つは「絶好調からやや下り坂」の時。もう1つは「絶好調だが、レース後で疲労が溜まっている時」である。
当然「絶好調からやや下り坂かつ、疲労が溜まっている時」にも発生する。
例えばレース前の時点で絶好調手前だった場合、レース後の「相変わらず元気」は絶好調である可能性が高い。
この状態での出走はややリスクがあるが、1〜2週間休ませれば絶好調になる場合があるので、短い間隔でレースに使う場合は意識しておこう。

新馬向けの調教

入厩を勧められるのは3歳の4月以降だが、新馬戦は8月からである。
よって4月から普通に調教すると仕上がりが早くなりすぎてしまい、新馬戦のころにはバテ気味になりがち
新馬戦に合わせたければ7月に入厩するくらいがちょうどよい。ただしそれでは調教する期間が短すぎる問題がある。
そこで、早い時期に入厩して鍛えまくって5月末〜6月頭に放牧、7月に再入厩して新馬戦に向けて調整というパターンがおすすめだ。
入厩自体はどの馬でも3歳になった直後から可能。委託料(月40万円)がかかる以外に早期調教のデメリットはない

なお、必ずしも最速(8月)でデビューさせる必要はない。
例えば12月1週に行われるG1(朝日杯/阪神3歳牝馬ステークス)を念頭においた場合、
敢えて8月に再入厩させて、9月の新馬戦に狙いを定めることで12月までに絶好調に持っていくという手もある。
またレースで使い詰めるよりも調教のほうが負担なく鍛えることができるので、4歳以降のクラシックを目指すなら時間をかけて調教する手もある。
とはいえ、そもそもレースに勝てなければクラスは上がらないので、最速でデビューさせて1回でも多く走らせるというのが基本
またレースに出さないと人気も上がらず、騎手の取り合いにおいて不利になってしまう。
そのため、晩成のお墨付きをもらったのでもない限りは8月か9月にはデビューさせたい。
以下は基本的に8月デビューの場合だが、9月以降にデビューさせる場合は再入厩のタイミングをその1ヶ月前に読み替えること。

1月からいきなり入厩してしまうと牧場長からのコメントが見られず、馬の特徴がつかみにくい問題点がある。
もっとも一番大事なスピードは売値から判断できているし、根性や気性がどうあれ鍛えるのは変わらないのだが、
気性Aを父に持つ牝馬を繁殖に上げる予定なら、落ち着いているか確認するのが望ましい
繁殖牝馬にとって、生来の気性は産駒のスタミナ能力に直結するのである。
G1レベルになると出馬表の予想印からも気性の良さを推測できるが、中途半端なレベルだと難しい。
(予想印の左から2番目が「気性+スピード」を意味する。イシノフラワーなどゲーム内最強牝馬から◎を奪えば間違いなく気性が良いが、
中途半端な馬から◎を奪ったところで純粋に気性が良いのか、スピードで加点されているのかわかりにくい)
(なお、このページに従ってプレイする限り、スタミナコメントが現れることはほとんどない。
本作では気性さえ十分ならば、コメントレベルのスタミナがなくても長距離G1を勝てるゲームなので気にしなくてもよい。)

能力確認を重視(繁殖用)、能力上昇を重視(3歳G1制覇)、バイオリズム把握を重視(クラシック路線)、
デビュー前の調教パターンはいろいろあるが、それぞれ一長一短なので目的別に使い分けたい。

新馬向けの調教:一般的な先行入厩

コメントを無視して1月に入厩、以降はデビューを控えた6月までみっちりと調教するやり方。牡馬なら基本的にこれでいい。
まずは「ダート・併せ・一杯(水曜)」と「プール(木曜)」で体重を絞る
デビュー後には(体調や体重との兼ね合いで)行いにくい併せ一杯を多用して精神面を鍛え込むのが重要だ。
コメントが「だいぶ重い」から「太め」になったら調教を弱めて小刻みに削る。理由は「ベスト体重」を把握するため。
「だいぶ重い」と言われなくなってから-18kg、「まだちょっと太め」と言われなくなってから-8kgがベスト、
逆に言えばベストから+10kg以上が「太め」、+20kg以上が「重い」と言われるラインとなる。
コメントが切り替わるラインをだいたい把握したら、-2kg(ダートorウッド単走強め)で小刻みに削っていく。
ベスト体重が把握できたら、なるべくそれ以上の体重をキープして4月末あたりまで「ダート・単走/併せ・強め/一杯」で調教する。
(馬ごとのベスト体重はメモしておくべきである。特に複数頭を同時に育てる場合は確実に混乱する)

ベスト体重を把握したら、それを下回らない範囲でダート・併せ・一杯を繰り返す。
(逆に言えば、ベスト体重+6kg未満なら調教を休む)
最初にスタミナ・気性・根性をみっちり鍛えるのだ。余裕があれば調子変動のリズムも把握しておきたい。
併せ調教をフル活用するとどのくらいで調子を取り戻せるのかなどを把握しておくと後々役に立つ。
バテ気味になってきたら強い調教は控えて、併せ・馬なりで体調を戻すようにしよう。

5月以降はスピードの調教。やはりベスト体重を意識しながら「坂路」を連発して鍛える
通常なら疲労が蓄積する悪手だが、放牧前提ならば故障のリスクなしでスピードを高められるのだ。
ただしコンディションには注目すること。放牧時点で下り調子の場合、体重の戻りが悪くなってしまう
(ついでに、坂路調教のみを繰り返した時、どの程度で調子が変動するのかを大まかに把握しておくと役立つ)
その場合、放牧するよりも調教を繰り返したほうがコンディションを整えやすい。
逆に絶好調手前の上り調子のまま放牧できれば1ヶ月で大幅に回復するので、ベスト体重を下回っても問題ない。

ちなみにスピード調教を後回しにするのは、体が出来上がる前にスピードを鍛えても負担になるばかりであるため。
システム的に言えば、まず年齢的に早い時期だと成長限界に引っかかって無意味になる可能性がある。
特に晩成型である(デビューが奥手と言われた)場合は3歳前半ではほとんどスピードが育たないケースも多々ある。
(一部攻略本では「デビュー前は芝調教を繰り返すのが有効」などと書いてあるが、これはロールプレイ面はもちろん攻略面でも誤りである)
また、自然成長とバッティングして無駄になる場合も想定する。
入厩していても自然成長は発生するが、スピードの自然成長には上限が設定されているので、
その上限に達する前にスピードを鍛えてしまうと自然成長の分が無駄になる(前借りしただけになる)。
自然成長は成長タイプが普通より遅い場合の4月1週以降に発生する。
よっていずれのケースでも、早熟が確認されていない馬であればデビュー前の5月あたりからスピード調教を行うと無駄が少ないはずだ。

なお、ソエや跛行になってしまった場合、放牧したほうが治りが早いようだが入厩したままにもできる。
狙ったレースがある場合、一か八かで放牧しないでおく手もある。
ただし調教するにしてもプールで体重を維持する程度に留めること。
さすがに屈腱炎や骨折してしまったら放牧すべきである。長いと半年以上治らないので場合によっては引退も考慮すること。
ちなみに、本作では故障が完治しても通知してくれないのでこまめに確認する必要がある。最低でも月に1度は見に行こう。

新馬向けの調教:小刻みに放牧する場合

早期調教とコメント確認を両立するために小刻みに入厩と放牧を繰り返すという手がある。
1月1週に入厩させて1月4週に放牧、3月1週に入厩させて3月4週に放牧、といった具合だ。
これなら、本来4月に入厩OKが出る馬の場合でも、コメントの2/3(3ヶ月のうち8週分)を拾える。
繁殖用の牝馬に特におすすめ。後述のように金欠対策にもなるので序盤は牡馬でも役に立つ。

小刻みに放牧を繰り返すことの利点は、月ごとに体調を管理しやすく、調教をパターン化できることである。
例えば1ヶ月単位で入厩を繰り返す場合のパターンを紹介する。
1月は毎週、ダート・併せ・一杯+プールでスタミナと気性、根性を鍛える
本当はダート8本やりたいが、それだと明らかに故障が増えるのだ。
ウッドでさえ木曜に行うと故障することがある。脚部不安なら水曜でもダートの代わりにウッド一杯にする等の慎重な調教を。
3月も同様だが、「ベスト体重」を把握するために体重に気をつける
(前述のように、太めと言われなくなってから-8kgがベスト、逆に言えばベストから+10kg以上が「太め」と言われるラインである)。
「太め」コメントが出たら、-4kg(ダート単走一杯、またはダート併せ強め)から-2kg(ウッド単走強め)で小刻みに削っていく。これも通常と変わらない。
今は放牧前提なのであまり気にしなくていいが、レースに向けての調教ではなるべくベスト体重以上をキープ。減らすのは簡単だが増やすのは難しい。
5月はひたすらスピードを伸ばす。坂路8本が無難だが、丈夫さや体重次第では水曜の芝と組み合わせてもよい。
ただし坂路を2連続で追った翌週に芝はやめておこう。疲労が残っているので故障しやすいのだ。
そして5月末か6月頭になったらデビュー前の準備と疲労回復を兼ねて放牧に出す。

おまけ情報だが、厩舎の利用料(牧場では10万だが、厩舎では40万円かかる)の支払いは月末。
調教に関係なく月末の時点で馬がどこにいるかで判定されるので、月が変わる前に放牧すれば踏み倒せる。
3ヶ月で90万円も節約できるというのは序盤ではかなり大きい。

もっと極端な場合、2週間のみ入厩させて即放牧を繰り返すという手がある。これならコメントを全て拾える。
2週間でダートとウッドを2回ずつ追えば放牧によるスタミナ減少は帳消しの上、気性や根性の強化は残る。
牧場と厩舎の往復で体重が減らない本作ならではのテクニックである。

こまめに放牧するデメリットは、そのたびにスタミナが減少すること。
ただし初期産駒などの場合、そこまで鍛える伸びしろがないのであまり問題なかったりもするが。

デビュー直前の調教

上記いずれのパターンでも、一旦放牧に出して7月頭に再入厩するという手順を踏む。
(ちなみに本来の入厩時期より先に鍛えまくった場合、「入厩OK」のコメントが出なくなることがあるが気にしなくてよい)

「ダート・併せ・強め」をメインに、体重と調子を見ながら調整。
仕上がりが早くなりすぎそうなら単走にして、体重が多めなら一杯にしたりプールを取り入れてデビューに備える。

なお、デビュー戦ではベスト体重より重めかつ、絶好調になる手前に調整するのが理想的。
新馬戦を勝ち上がれば月末の重賞に使えるし、勝ち上がれなくても同開催の新馬戦での勝率が高くなる。
デビュー戦では気性面などが不安定なので、勝敗に限らず2戦目で本気を出せるような調整が望ましいのだ。
今回に限らず叩き台のレースでは重めで出走し、本命のレースでベスト体重に持っていくというテクニックは非常に重要。

新馬戦に限らないが、レースのある週は必ず馬場(ダートor芝)で走らせること。いわゆる「追い切り」である。
本作においては馬なりでも構わないようだ。体重や調子(上がりきっていないなら併せ)、丈夫さと相談して選ぶのが重要。
体重過多なら追い切りの後にさらにプールで絞ることも必要になる。
馬なりの場合、ダートか芝かは効果に特に違いはないはずである(ウッドは疲労が溜まるのでレース前は厳禁!)。
もちろん気分的にはレースに合わせて選ぶべきだ。

デビュー後の調教

調教の役割は大きく分けて3つ。能力の強化(維持)・体重の絞り込み・体調の管理である。

基本的な能力はデビュー前の時点である程度完成させておくことが望ましい。
伸びしろがある馬なら、スピードと気性はレースで使い込みながらさらに強化できるので、
デビュー後の調教はダート併せ強めでスタミナと根性を伸ばしていくのが基本になる。
もちろん成長型によっては(具体的には早熟以外なら)、芝や坂路も取り入れてスピードを強化していくことも必要である。
究極的には上限を把握して必要な調教回数を逆算すればよいのだが、通常プレイではなかなか難しい。

体重は非常に重要である。特に初心者は体重を減らしがちなので注意すること。
「ちょっと太め」と言われなくなってから-8キロが適正。調教時に確認できなかった場合はパドックのコメントを参考に。
あとはベスト体重の維持である。油断するとすぐ減ってしまう。どうしようもなければ放牧して休養させよう
(ただし調子がどん底の時に放牧すると体重が回復しにくいので注意)。
ベスト体重より高いとスピードが遅くなり、低いとスタミナが減少するので、基本的にはベスト体重で出すのが理想。
しかし短い間隔でレースが続き、なおかつ2戦目が本命の場合、1戦目は重めにしておかないと2戦目までに馬体が回復しない。
なお、常識的に考えれば成長とともにベスト体重も増えていきそうなものだが、少なくともダビスタ2では3歳から変わらない模様。

調子について。最初のうちは、とにかく調子がいい時に出せるレースに出していれば十分。
必ずしも絶好調を待つ必要はないが、基本的に下り調子(「良くも悪くもありません」以降)の時は避けるべき。
しかし、例えば全G1制覇のために特定のレースを見据えるなら、目標に向けた調整が必要。
最も簡単なのは「放牧明けから絶好調までどのくらいかかるのか」をチェックすること。
併せ調教(馬なりでもいい)をフル活用することで、どこまで早く調子を上げられるかを把握しておこう。
放牧を挟むと調子がリセットされるので、目標のレースから逆算していつ入厩させればいいのかがわかる。
ただし休養後にいきなり本番で走らせても本来の実力を発揮できないので、1度レースを挟む前提で予定を組む必要がある。
(前走から3ヶ月、つまり12週経過すると休養明け扱いになるようだ。またデビュー戦は必然的に休養明けと同じ扱いになる)
調子の波については個体差も大きい。すぐ調子を崩す馬は回復も早くなっている。

「ダート・併せ・馬なり」は、最低限の負担で調子を変化させる手段である。
水木と2連続で行うのも効果的だが、木曜に馬場に出すとたとえ馬なりといえども故障のリスクが低くないので注意。
レースが近いのに中途半端な下り調子の場合は、敢えて下げてから上げ直すというのは重要なテクニック。
また飼い食いが悪い時は馬体回復も遅くなるので、併せを連発して即座に回復させたい。

強化ではなく維持、つまり下がった能力を補うのも重要。
放牧明けのスタミナ減少は前述したが、成長ピークを過ぎるとレース後にスピードが落ちるので芝や坂路で補う
能力の回復が老化(能力低下)に追いつかなくなってきたら引退時である。

なお、レースに出さなければ何年経っても能力は低下せず、上限自体は変わらないので上げ直しも可能
目に見えて老化した馬でも、1年ほどかけてみっちり芝・併せ・強めを繰り返せば全盛期の力を取り戻すことができる。
休養明け扱いは避けられないので完全な状態にはならないのだが、有終の美を飾らせたい時は試してみよう。
ちなみにBC登録においては休養明け判定は無視されるようなので最終調整としては有効である。
かのシルバイオーをはじめ、当時の有力馬の多くが9歳でパスワードを取っているのはそのような理由だと考えられる。

レース攻略

パドック

調子、気性、体重などに関する情報が聞ける。
前走から3ヶ月(12週)以上空くと「休養明け」扱いとなり、フルに力を発揮できない模様。
人気馬でも入れ込んでいたりすると勝率は下がると考えられる。
自分の馬が入れ込んでしまっている場合、思い切って逃げてみるなどの手が考えられる。

基本的にベスト体重を把握しているのであれば見る必要はない
ライバル馬のイレコミを確認できると得した気分になれるが、それで何かできるわけでもない。

競馬新聞(出馬表)

予想印で馬の能力をある程度把握できる。ちなみに良い方から◎○▲△の順である。
これらの印は(具体的なパラメータをほとんど見られない本作には珍しく)極めて厳密なものなので参考になる。

一番左は「人気」を表す。生まれた時の評価額(売値)から始まり、勝敗や成長で増減する。
これ自体は直接レースに影響しないのだが、人気のある馬ほど高ランクの騎手に依頼しやすくなる。
逆に言えば、遠征でもないのに乗り替わりが発生した場合、自馬より高人気の馬に取られたということだ。

また、ハンディキャップ戦の斤量も人気を元に決定されるようだ。
敗戦によって人気が下がった後だと斤量が軽くなって多少有利になるかも知れない。

左から2番目は「スピード+気性」を表す。気性が悪いと出遅れたり、無駄に加減速してスタミナを消耗したり、
仕掛けるべき場面で仕掛けられずに失速したりする。本作において極めて重要なパラメータ。
いくらスピードとスタミナが優れていても、気性が悪ければ台無しになってしまうことも多い。

攻略本では勝負根性の裏返しのような扱いをされていることもあるが、気性と根性は独立したパラメータである。
気性がよく根性にも優れた馬がいる一方、気性難の上に根性無しという駄馬もいる。
なお予想印はあくまで相対評価であることに注意。たとえ◎であっても、絶対値が低ければイレコミは発生しうる。
(極端な例だと、他の馬が最悪クラスの場合、自分の馬がそれらより多少マシな程度でも◎になってしまう)
もちろん予想が良いに越したことはないのだが、決して過信してはいけないパラメータでもある。

左から3番目は「スピード+スタミナ」を表す。スピードとスタミナの合計が高いほど印が良くなる。
単純な合算ではなく、距離に応じてスタミナの重要性が変わる。よって攻略本などでは「距離適性」と表現している場合も。
当然、長距離ほどスタミナを重要視される。ただ、スタミナが薄くても気性がよければ長距離を乗り切れることも多い。
逆にスタミナがあっても気性難では長距離レースを制するのは難しい。両方あるのが理想だが、まずは気性ありきである。
気性とスタミナが共に優れた牝馬は、優れたスタミナを子孫に伝える素質があるので大事にしよう。

一番右は「スピード+勝負根性」を表す。特に終盤の競り合いにおいて重要。
差し・追い込みの場合は特に重要で、逃げる場合でも最後の競り合いではこれの有無が勝敗を分けることになりやすい。
ただ、次回作以降よりは重要性の低いパラメータのような実感で、レース展開次第ではあまり活かされない。
もちろん高いに越したことはないし、ここが◎で他が無印という馬が競り合いを制して優勝することもある。

参考:ブリーダーズカップを利用した能力チェック

予想印がパラメータを正確に反映しているということを利用すれば能力比較に活用できる。
例えば「どちらの牝馬を繁殖に残すべきか」に迷ったら、気性とスタミナの印で判断するとよい。
同じレースに出して直接対決させれば能力比較が行えるが、うまく調子を合わせるのは難しい。

そこで活用したいのがブリーダーズカップである。それも、本作のものではなくダビスタ3か96を利用する。
なぜならダビスタ2では戦績ボーナスがノイズになり、本来の能力がわかりにくくなるためだ。
3以降では一度入力した馬のデータが保存できるという点でも便利である。

厳密に比べるなら騎手にもこだわりたい。ダビスタ3以降で比較するなら「やすとみ」「おやしき」を選ぼう。
この2名は、ダビスタ3/96ではそれぞれ「須賀谷/菅谷」「野本/根本」に差し替わり、全く同じ能力・特性を持つ。
ダビスタ2でも「すがたに」「のもと」の名前で登場しているが、コンバート時になぜかデータが差し替わる模様。
もっとも、ここまで手間を掛けてまで調べたくなるケースはそうそうないと思うが参考程度に。

騎手への指示

脚質 ゲーム内の指示 特徴
自在 乗り方は任せる 騎手の得意戦術に任せる。多くは特定の脚質を使うが、臨機応変な型を使う騎手もいる。
逃げ とにかく逃げろ レースの最初から先頭を目指す。最後までスタミナが続くなら最強なのだが…
先行 なるべく前にいけ 逃げほど極端ではないが前方をキープする。最も無難な乗り方と言える。
差し 道中は中団待機 中団からやや後方に待機。これも無難で、逃げ馬が多かったりすると先行より勝ちやすい。
追込 抑えて直線勝負 最後尾で抑えて最後に一気に抜く。底力があればスタミナの消費を最小限に抑えて勝てる。

各馬の脚質(前走での走り方)は競馬新聞の矢印マークでわかる。
矢印が前(右側)の順に逃げ・先行・差し・追込である。
矢印が4つ表示されているのは「自在脚質」で、ライバル馬専用の特殊なタイプである。

一般的なセオリーとしては「内枠(番号が若いほど内側)なら逃げが有利、外枠なら追込が有利」、
「気性がよければ先行・差しで無難に走り、気性難なら逃げや追込で一か八かに賭ける」、
「逃げ・先行が多ければ差し・追込が有利、差し・追込が多ければ逃げ・先行が有利」、
…といったところだが、結局は展開がどうなるかはわからないので、馬よりも騎手に合わせたほうが効果的な場合が多いように思う。
気性や底力の悪さから結果的に苦手となる脚質は存在しても、馬ごとの得意脚質という概念は本作に存在しない
距離適性が存在しない件とも合わせて、本当に強い馬ならどんな条件でも走るという哲学が透けて見える設定である。

一方で、騎手には明確な得意脚質(戦術)が設定されている。
多くの騎手は、得意脚質を指示した時(「乗り方は任せる」でも可)にフルパフォーマンスを発揮する。
おたべ、たわらのような自在型、つまり特定の脚質ではなく常に「乗り方は任せる」を指示しないと駄目な騎手もいる。
この場合はどのような脚質を使うのかは騎手任せ。基本的に上位の騎手なので下手な乗り方はそうそうしないのだが。
例外は、牝馬(かわもと、きす)や古馬(しばたま)、重賞(たき)といった特定の条件がトリガーになっている騎手。
(騎手について、詳細は別ページも参照のこと)
彼らの場合、おまかせにするよりも馬に合わせたほうが効果的である。スタミナと気性がよければ逃げ、根性があれば差しといった具合だ。
なお最強馬育成においては逃げ必須のような説明をしているサイトがあるが、それはスタミナが有り余っているからこそである。
スピード重視の通常攻略において、中距離以上で逃げを指示するのは基本的に無謀。

上の表では省いたのだが、ひときわ異彩を放つ指示として「この馬をマーク」がある。
だが、これを効果的に使ったという話を聞いたことがない。
攻略本でもサイトでも、これを活用するどころかまともに言及すらしていないところが大半である。
現実の戦績からすると「てきば(的場均)」あたりはマークが得意そうなものだが、データ上そのような設定はないようである。
例えば同レースに2頭出す場合、本命ではないほうで有力なライバル馬をマークするという作戦が考えられる。
常に競り合う状況を作ることでスタミナを削ぐのが目的だが、実際に有効かどうかはよくわからない。
それでも最初から勝ち目のなさそうな馬ならダメ元でやってみる価値はあるだろう。

レースシーンについて

プレイヤーは介入できないので見ていることしかできない。
システム的に同着はなく、必ず順位が決定される。違反による降着や失格もない。
5着までは賞金が出て、それとは別に(レースや順位問わず)一律30万円の出走手当がもらえる。

なおレース中の故障はプレイヤーの馬にのみ発生する。また落馬のように他馬を巻き込むことはない。
最終コーナー手前で「ずるずると後退」して、最後の直線に入ったところで競走を中止した旨が伝えられる。
この時点で良くて骨折、悪ければ(決して低くない確率で)予後不良となり安楽死処分がとられる。
レース中にリセットボタンを押すことで、レース自体が中止された扱いになって翌週に送られる(予後不良どころか骨折すらしない)が…

G1制覇への道

本作におけるエンディング目標である16レースのG1制覇について。具体的な出走条件などは全重賞一覧を参照。
ある程度狙いを定めて攻略していきたい。難しそうなところを優先して攻略するのが良いだろう。

本作ではレース中のランダム要素によって、必ずしも実力のある馬が勝てるとは限らないようになっている。
目に見えるところでは進路を阻まれたり、目に見えない部分では入れ込みによるスタミナ減が終盤で響いたりする。
そのため、とにかく数撃ちゃ当たるの精神で何度も挑み続けるのが重要。予想印が薄くても勝てるときは勝てるのだ。
ライバルを減らすという意味も兼ねて、同レースへの2頭出しも積極的に行いたい(3頭以上はクリア後に解禁)。

繰り返すが、狙ったレースを制覇するには「そのレースの3ヶ月以内に必ず何らかのレースに出す」ことが大事。
こうしないと馬の体がなまって本来の力を発揮できないのである(パドックにおける「休養明け」)。
例えば朝日杯であれば12月1週目なので、9月2週目以降のレースに使っていなければ本来の力を発揮できない。

実は「休養明け」はあくまで期間で判定されるため、放牧を挟んでも3ヶ月以内なら「休養明け」とは扱われない。
そのため、どうしても勝ちたいレースがある場合は短期放牧を挟むとコンディションを調整しやすくなる。
馬ごとに調子の変動の速さが違うので、早めにバイオリズムをつかんでおきたいところである。
本当に強い馬なら多少不調でも勝ってしまったりするものなのだが、それでも休養明けはかなりのハンデとなる。

特定のレースに狙いを定める場合、コンディションの調整方法には2パターンある。
2ヶ月以上前(かつ11週以内)のレースに出走後、放牧を挟んで1から調整するか、
数週前のレースを叩き台にして、放牧を挟まずに本番までに絶好調に持っていくかである。
基本的には前者のほうが確実で馬への負担も少ないが、後者のほうがより多くのレースに出すことができる。
特に4歳時のクラシック路線ではいかにして出走条件(賞金額orトライアルレース)を満たすかというのも重要となる。
どちらのパターンかで適切な前哨戦が変わってくる。以下では、なるべく斤量が軽いレースを優先して紹介する。

ヒント:エンディングを見るには、すべてのG1を制覇した後に「終了」コマンドを押す必要がある。
以降は展示室でAボタンを押せば(殿堂入りの馬の後に)観ることができるが、初回は展示室からは観られない。

牝馬クラシック路線

阪神3歳牝馬ステークス、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯。これらは牝馬限定かつ、一生に一度しか出走のチャンスはない。
さらに本作の仕様上、牝馬は原則として3世代目までにしか生まれないので牡馬よりも能力を乗せにくい。
そのため、取れる可能性があるならば最優先で狙っていきたい。早めに取れば繁殖用の牝馬に無理をさせる必要もなくなる。
幸い、2400m止まり(長距離レースはない)なので、スピードと気性さえあれば割となんとかなる。
牝馬は騎手の関係で栗東有利だが、オークスのみ関東開催というのが地味に厄介なので注意。
それでも騎手の恩恵のほうが大きいので基本的に栗東で問題ない。

4歳クラシック共通なのだが、3歳の8月4週に重賞を獲ってしまえばそれだけで本賞金条件を満たせる
つまり以降はすべてのレースを勝利度外視の叩き台として使えるため、精神的には非常に楽になる。
(もちろん、敗戦後には騎手が乗り代わりやすいので、むやみに負けるのも考えものである)
ただし12月1週に行われる阪神3歳牝馬ステークス(牡馬なら朝日杯)への調整がやや難しくなるので状況次第。

阪神3歳牝馬ステークス(12月1週)

確実に狙うなら9月にデビューさせる。
新馬戦で勝てたらききょうS(9月3週)、そうでなければ同月中の未勝利を勝ち上がり、放牧を挟んで調整する。
出走するには1勝さえしていればよいので、9月2週以降に何らかのレースに使うならどのような形でもよい。
8月デビューの場合、9月には大体バテてしまうので前走を10月以降にせざるを得ず調整が難しい。

このレースには繁殖牝馬の試金石としての利用法もある。
イシノフラワーやセンコウラブリイといったゲーム内最強クラスの牝馬は強敵ゆえに能力比較にはうってつけ。
彼女らから真ん中2つの印(気性とスタミナ)を奪えたのなら、繁殖牝馬としての素質は極めて高いと言える。
4歳で繁殖に上げる予定であれば実質唯一の対戦機会なので積極的に活用したい。

桜花賞(4月3週)

放牧を挟む場合はエルフィンS(2月3週)から、
叩き台ならチューリップ賞(3月3週)か4歳牝馬特別(西)(3月4週)を使う。
桜花賞からオークスへのローテーションはかなりハードなので休養が無難。強い牝馬は大事にしたい。
もしレースで故障した場合は引退させて繁殖に上げてしまおう。今年の種付けに間に合うのだ。
とはいえ種付けできるのは4週目。めぼしい種牡馬は売り切れていたりするので、あくまで最後の手段である。

オークス(6月1週)

放牧を挟む場合、関東ならフラワーカップ(3月3週)、関西ならチューリップ賞(3月3週)か4歳牝馬特別(3月4週)から、
叩き台ならスイートピーS(4月1週)か4歳牝馬特別(東)(4月2週)を使う。ただしこちらはいずれも関東である。
レース後は放牧を挟んで夏のローカル重賞からエリザベス女王杯などに繋ぐのが基本。

エリザベス女王杯(11月2週)

放牧を挟む場合は小倉記念新潟記念(8月3週)から。11週をフルで使えるので調整しやすい。
叩き台なら府中牝馬S(10月2週)かローズS(10月3週)を使う。
なお、極端な早熟型だと4歳秋には既にピークを過ぎている場合もあるので注意。
前走の後には芝か坂路を何本か追って、衰弱したスピードを補っておくこと。

G1とは無関係だが、以降の牝馬重賞は阪神牝馬特別(12月3週)、京都牝馬特別(2月1週)、中山牝馬S(3月1週)のみ。
余力があるなら狙ってもよいが、遅くとも5歳の4月までには引退させて種付けには間に合わせたい。
クラシックを制した牝馬は繁殖においても大活躍が期待できる。

牡馬クラシック路線

朝日杯3歳ステークス、皐月賞、日本ダービー、菊花賞。こちらも一生に一度しか出走できない。
無理に三冠を狙うよりも距離を意識して狙いを定めるのが良いだろう。

牝馬の項でも述べたが、3歳の8月4週に重賞を獲ってしまえばすべてのクラシック競争の本賞金条件を満たせる
つまり以降はすべてのレースを勝利度外視の叩き台として使えるため、精神的には非常に楽になる。

朝日杯(12月1週)

阪神3歳牝馬Sと同様、狙いを定めるなら9月にデビューさせると調整しやすい。
可能なら芙蓉SききょうS(9月3週)、そうでなくとも9月2週以降の新馬戦か未勝利戦を勝ち上がればよい。
アイリスフウジンとサッカーボールが強大なライバルだが、彼らに次ぐ3番人気でも勝ったことがある。
牝系を築く過程でスティールハートやリードワンダーを多用する関係上、早熟スプリンターの牡馬は量産できるのが幸い。

忘れがちだが、このゲームで唯一の牡馬限定G1である。
同週に行われる阪神3歳牝馬Sと使い分けるだろうからあまり気にならないが一応注意。

皐月賞(4月4週)

放牧を挟む場合はヒヤシンスSきさらぎ賞(2月2週)から。牝馬ならクイーンカップ(2月1週)でも。
叩き台なら若葉ステークス(3月4週)を使う。

皐月賞に照準を併せた場合はダービーとの両立は難しい(放牧しないとバテるし、放牧を挟むと仕上がらない)のだが、
繁殖に上げられない牡馬で、なおかつ先が長くない早熟馬なら使い潰す覚悟で試す価値はある。

日本ダービー(6月2週)

放牧を挟む場合は若葉S(3月4週)から。牝馬ならフラワーカップ(3月3週)でも。
そうでないなら青葉賞(5月2週)を叩くのが無難ではあるが、いっそのこと皐月賞(4月4週)からの直行もあり。

レース後は休養し、夏のローカル重賞→秋のG1へ進むのが(少なくともこのゲームでは)王道なのだが、
レース後も元気があれば中1週で宝塚記念(6月4週)に出すというのも手。現実では無茶だがダビスタでは連覇すら狙える。

菊花賞(11月1週)

放牧を挟む場合は小倉記念新潟記念(8月3週)から。
下手に勝っているとハンデがきついが、10週使えるので調整しやすいのは便利。
(夏のローカル重賞はクラシック路線の中継ぎとして重要な位置にあるので覚えておこう)
叩き台なら毎日王冠京都大賞典(10月1週)。
(この2レースは賞金を稼いだ古馬でも斤量が軽く、秋のG1の前哨戦として非常に使いやすいので覚えておこう)

牝馬ならクイーンS(9月4週)や府中牝馬S(10月2週)も使えるが、
そもそも牝馬で目指すこと自体がかなり無謀なので基本的にはあまり考えなくてよい。

万全の状態で望みやすいのだがレースそのものが過酷で、スピートばかりが取り柄の早熟馬ではなかなか獲れない。
無理に狙うよりも天皇賞・秋(10月4週)を優先したほうがいい場合も多い。
とはいえ、スプリンターだろうが折り合いさえ付けば長距離に耐えてしまうのがこのゲームである。
全G1制覇を最優先目的とするなら、出せる馬は片っ端から出してしまうのがよい。
クラシックで最後まで残った場合は牡馬でも栗東に入れよう。天皇賞・春にも有利で、あわよくば宝塚記念から凱旋門賞も狙える。

古馬・中長距離路線

長距離(天皇賞・春)と、中距離(宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念)に分けられる。
このうち、天皇賞・春は関西、それ以外は関東なので狙い分けがしやすい。
難易度は天皇賞・春>ジャパンカップ>その他、といったところ。当然、難しいところから攻める。

天皇賞・春(5月1週)

日本屈指の長距離レース。ゆえに実力差が表れやすく、まぐれで取るのは困難。
とはいえ過酷なのはライバルも同じである。バテずに走り切ることができるなら勝ち目はある。
長距離戦で大事なのは気性。騎手と折り合いがつけばスタミナの消耗は最小限になるのだ。
「落ち着いている」とのお墨付きをもらった馬がいるなら長距離路線で育てたい。
また距離が長いと故障のリスクも高まるので健康のパラメータにも気を使うべき。
とはいえ健康Cのマルゼンスキーは健康以外が非常に優秀なのがもどかしい。結局は産まれた仔次第である。
関東馬は遠征になってしまうので体重調整が難しい。狙いを定めるなら栗東で育てよう。

ローテーションについてだが、レースまでに疲労を完全に抜きたいので放牧を挟むのが基本。
前哨戦はすばるS(2月4週)がおすすめ。斤量は過酷だが淀短距離(2月2週)を使うという鬼手も考えられる。

宝塚記念(6月4週)

ある意味では本賞金4000万円という条件が最大の難関。これさえ満たせば4歳馬でも勝てたりするのだが。
エンディングとは無関係だが、凱旋門賞への挑戦に必要なフラグなので、余力があれば狙ってみるとよい(詳しくは後述)。

大阪杯(4月2週)から放牧を挟むのが理想。東なら同週のダービー卿CTでもいいが斤量が重い。
仕上げるのが難しいが、天皇賞・春(5月1週)の後に狙ってみるのもよい。
安田記念(5月4週)を叩いて直行してもよい。

天皇賞・秋(10月4週)

距離が短めなので獲りやすい部類。距離が厳しい4歳馬が菊花賞を回避してこちらを狙うというのも現実通り有効。

菊花賞と同様、毎日王冠京都大賞典(10月1週)を叩き台にするのがよい。4歳でも古馬でも出られる。
放牧を挟むなら8月のローカル重賞だが、古馬だと斤量がきつくなるであまりおすすめしない。
特に狙わずとも、ジャパンカップの叩き台のつもりがあっさり獲れたということも多いのではないか。

ジャパンカップ(11月4週)

海外馬も含めたライバルの層がとにかく厚く、古馬G1の最後の壁になりやすい。
逆に、これを軽く獲れる実力がある馬なら国内にはほとんど敵はいないとも言える。
必要な本賞金6000万円と最高額だが、これを稼げない馬では出たところで勝てないだろう。

放牧を挟むなら前哨戦はオールカマー神戸新聞杯(9月3週)、
叩き台なら天皇賞・秋から直行。
現実だと4歳(現3歳)馬が結構勝つのだが、ダビスタだと宝塚記念(こちらは現実に4歳馬が勝ったことがない)よりも厳しいと思う。

有馬記念(12月4週)

1年の総決算。これの次は翌年5月まで古馬G1がないので一区切りにしやすい。
愛馬の引退レースは有馬記念と決めているプレイヤーも多いのではないかと思う。
これも出走条件(本賞金5000万円)を満たせるなら、割とあっさり勝ててしまうレースである。
もちろん強力なライバル馬も多いのだが、体感としてはクラシックよりも一流クラスの層が薄いような気がする。

放牧を挟むなら毎日王冠京都大賞典(10月1週)、
叩き台ならマイルチャンピオンシップ(11月3週)かジャパンカップ(11月4週)からの直行。
後先を考えなければスプリンターズS(12月3週)からの連闘で有終の美を飾るのも手。

古馬・短距離路線

安田記念、マイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークス。マイルチャンピオンシップのみ関西である。
おそらく最も取りやすい部類で、これらが最後に残るようなケースは考えにくい。
勝ちやすい理由は最強クラスのライバル馬がほとんど登場しない(せいぜいアグリキャップくらい)ため。
これも短距離路線の評価が低かったという時代背景のせいかも知れない。
クラシックを制するような馬なら、5歳以降でスケジュールが合えば特に意識しなくてもどうにかなることが多いが一応解説する。

安田記念(5月4週)

これらのレースでは唯一古馬のみ(4歳馬は出走不可)となっている。
叩き台なら京王杯SC(5月1週)。天皇賞・春も同週だが、長距離戦は疲労がかなり溜まるのでやや危険。
放牧を挟むならマイラーズカップ(3月2週)がうってつけの前哨戦だが斤量に注意。
逆にいえば、マイラーズカップの斤量が気になるほど賞金を稼いでいる馬なら京王杯SCを叩こう。
特に狙わずとも宝塚記念の叩きでさくっと獲れてしまうことも多い。

マイルチャンピオンシップ(11月3週)

秋のG1では最も獲りやすい。4歳馬でもいけるので、菊花賞やエリザベス女王杯が無理そうならこちらで。
叩き台はスワンS(10月4週)がうってつけ。放牧を挟むならオールカマー神戸新聞杯(9月3週)から。

スプリンターズステークス(12月3週)

最も短距離のG1。ライバル馬の層が特に薄い上に短距離なので、スピードさえあれば獲れる可能性が高い。
ダビスタシリーズで初めて獲ったG1がこれだという人も多いかも知れない。

放牧を挟む場合、斤量が気にならなければ距離も含めてオータムスプリント(9月4週)がうってつけ。
そうでなければ毎度おなじみの毎日王冠京都大賞典(10月1週)である。
マイルチャンピオンシップ(11月3週)かジャパンカップ(11月4週)を叩いて直行というのもありだが、
わざわざスプリンターズステークスのほうを本命にするような状況はちょっと考えにくい。
むしろ、上記のレースの後に余力があったら(有馬記念より楽な)こちらを選ぶという形だろう。
「有馬記念を目標にしていたが仕上がりが早すぎた」とか「賞金が足りなかった」のような消極的な理由で出すことも。

番外編:凱旋門賞

エンディング条件には絡まない、やりこみ要素としての隠しレース。
はっきり言って非常に難しく、通常プレイで獲ったという報告すら稀なレベルである。
(現在でこそ攻略法が洗練され、凱旋門賞RTAを行う猛者もいるくらいだが)
個人的にも、軽々と三冠を達成した馬ですら無残に惨敗を喫してしまったのはショックだった。

まずは出走条件について。
皐月賞以外の2000m以上のG1を2つ以上制覇した5歳から7歳の馬」で「宝塚記念に優勝」し、
その後はレースに使わずに9月1週の時点で健康な状態で入厩している」と、遠征を打診される。
これに乗ると9月1週以降、10月1週のレース本番まで一切調教ができない
なお4歳時には出走できないが、4歳の宝塚記念も「皐月賞以外の2000m以上のG1」としてカウントされる。

注意点として、同じ馬で凱旋門賞に出走できるのは一度きりである。
一度出走してしまうと、たとえ7歳以下でも翌年以降の宝塚記念に優勝しても遠征することはできない。
仕上げに失敗した場合は、諦めて翌年に期待する潔さが時には求められる。

凱旋門賞を制覇するための攻略について。まず馬は栗東に入れよう。フラグである宝塚記念に遠征すると体重減が厳しい。

5歳の時点で出走するにはダービー、宝塚記念(前年)、菊花賞、ジャパンカップ、有馬記念、天皇賞・春のうち2つを獲ればよい。
(牝馬ならさらにオークスとエリザベス女王杯も使えるが、牝馬での凱旋門賞クリアは極めてシビアだと思われる)。
4歳の時点で条件を満たしておくと余裕が出るというか、そのくらいの馬でないと優勝は厳しいと思う。
中1週なのでリスクはあるが、ダービーの次に宝塚記念を獲ってしまうと気分的には非常に楽。
それが無理なら菊花賞か有馬記念を視野に入れよう。ジャパンカップは4歳馬には荷が重い。
皐月賞は条件に絡まないのだが、ここで本賞金を稼いで(ダービーを蹴って)宝塚記念に出るという手もある。
基本的にはおすすめしないが、同世代に有力な4歳馬が2頭いる場合にはダービーと使い分けられる。

年が明けた時点でG1を2勝しているなら、平安S(1月3週)→大阪杯(4月2週)→宝塚記念(6月4週)と使うのが理想
既に億単位の賞金を稼いでいる馬の場合、レースを選ばないと厳しい斤量を避けられないのだ
(たとえ70キロ以上でも勝つのがダビスタだが、無駄なリスクは負わないに限る)。
特に前走の大阪杯に遠征無しで出せるのは栗東に入れる上で大きな利点の一つ。
天皇賞・春を取りに行く場合、すばるS(2月4週)かマイラーズカップ(3月2週)を前走に使うとよい。

宝塚記念には絶好調の手前で出走したい。レース後に調子が下り坂になると放牧で馬体重が回復しづらくなる。
勝利は多少厳しくなるが、これで勝てないようでは凱旋門賞は夢のまた夢である。
宝塚記念の後に一旦放牧して8月1週に厩舎に戻し、ダート調教でスタミナを回復させて調子を整える。
8月4週時点で「毛ヅヤががらっと」、9月1週時点でベスト体重+10kgの状態にしておくのが望ましい。
基本的に併せ調教はしないほうが無難である。さすがに8月4週時点で「本調子にはまだまだですね」と言われたら別だが。
(9月1週になると体調確認コメントがスキップされて遠征打診しか言わなくなることに注意)

騎手を選ぶタイミングはない。前走と同じ騎手が自動的に乗ってくれる。
レース当日は脚質に関する指示ができないので前走のものがそのまま適用される。
このため、おたべの場合は「任せる」事ができないので本来のパフォーマンスを発揮しない可能性もある。
さらに言えばゲーム上はG1とは扱われないので、たきの得意条件である重賞フラグが機能しているかどうかも怪しい。
そうなると、よしとみ(2400m以上)や、まつみき(先行)のほうが、技能込みでの気性補正では優秀ということになる。
もっともメモリを覗いたわけではないので真相は不明だが参考として。

ただでさえ休養明け扱いになる上に追いきりができないというわけで、非常にシビアな状態で挑むことになる。
さらに、体重もレース開始時点で9月1週から10kg以上も減少(-10〜-16kgを確認)してしまう。

ここでワンポイント。遠征を打診されたら必ず「いいえ」と答えること!「はい」はトラップである。
なぜなら、「はい」を選ぶと即座に遠征に入るので、その週は調教ができないのだ。
そのため、一旦キャンセルするというのは非常に重要である。調教後には再度打診してくれる。
(逆に、「はい」と答えたら有無を言わさず即遠征なのがおかしい。調教師が舞い上がって混乱しているのか?)
なお、本来なら調子を教えてくれるコメントが遠征打診に差し替わるので調子を確認できないことに注意。
ここでの調教には追いきり効果があるかも知れないので、ダート単走馬なりくらいはやっておくべきだ。

番外編:全重賞制覇

展示室に飾られるのはG1のみだが、G2とG3の勝利も記録され、エンディングで確認することができる。
G1のみならず、全てのG2とG3を制覇することで完璧なエンディングになるというわけだ。

4歳時のG2・G3が最も難しい。ライバル馬の関係でクラシックG1と難易度はほぼ同じになる。
特に4月から5月にかけての重賞はG1との両立が難しいので、狙いを定めないとなかなか取れないのだ。
参考までに僕がプレイした時はサファイヤSが、牝馬限定を除けばNZT杯(ダービー翌週)が最後に残った。
逆の見方をすれば、G1出走のための本賞金稼ぎにおいて、この手の重賞は割に合わないとも言える。

基本的には凱旋門賞制覇と並行して狙うことになるだろう。
スピードは悪くないがスタミナや根性が足りない馬は、未獲得の重賞に最優先で出走させるのだ。

全重賞一覧は別ページにまとめたので参考までに。


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