GLN 宗教を読む

法華経

◆27.妙荘厳王本事品
浄蔵、浄眼という兄弟は大変に智恵にすぐれ、菩薩の修行を行じる事が出来るようになりました。父母を仏道に導こうと、まず母親に仏教を信じるようにすすめました。しかし父の妙荘厳王は仏教以外の教えを堅く信じていました。そこで、父の注意をひくために神通力を使って、身の下より水や火を出したり、種々の変化を見せました。父である妙荘厳王はこのような素晴らしい神通力を教えた師匠は誰かと問い、仏教に興味をもつようになりました。やがて仏教の素晴らしさに感銘をうけ、自分をはじめ夫人や家来の者などを仏道に入らしめたのでした。そして自分を仏教に導いてくれた我が子に心から感謝したのでした。
 〔個人と集団の項参照〕

[次へ進む]  [バック]  [前画面へ戻る]