名古屋のチャイロスズメバチ |
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チャイロスズメバチ Vespa dybowskii の確実な分布地域は,従来長野県の伊那谷以北と考えられてきましたが,2000年以降,西日本各地で成虫や営巣が確認されています.山口県では未発見で,広島県・島根県以東の本州・北海道に生息していますが,それでも確認例は少なく珍しい種であるといえます. このチャイロスズメバチが,名古屋市のような都会に生息していることは極めて珍しく,1992年の初発見から2010年までの19年間に8件の営巣記録があります.2015年には千種区の東山公園での駆除情報がありますが詳細は不明です.その後,営巣は確認されていませんが,名古屋市生活衛生センターが実施している誘引トラップによる成虫の捕獲調査では,毎年市内各地で女王バチや働きバチが捕獲されており,少数ながら現在も確実に生息していると思われます. |
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■ 営巣が確認された場所 ■ 1 愛知県豊田市(2005) 2 岐阜県加茂郡八百津町(2005) 3 愛知県犬山市(2005) 4 愛知県豊田市(2008) 5 愛知県豊田市(2010) 6 愛知県春日井市(2010) 7 愛知県稲沢市(2016) |