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時は西暦1784(天明4)年、老中・田沼意次が権勢を振るっていた頃。 舞台は江戸城の「竹の間」。 江戸城内にあるとはいえ、何の変哲もないどこにでもある小さな和室。そこにある日理由もわからぬまま集められた人々。 江戸城勤務のサラリーマン化した武士から、巷で吹き荒れる飢饉などはどこ吹く風の左団扇の商人、江戸っ子気質の庭師まで身分は様々。 彼らが集まったのは偶然か必然か。 彼らの間には面識もなく、 唯一の手掛かりは「田沼様に呼ばれたらしい」 ということだけ。 なかなか現れない「田沼様」。思わせぶりな態度の茶坊主。 人々は様々に憶測し、根拠の無い不安を募らせ、 平凡な小市民達がなぜか歴史的クーデターの立て役者となっていく。 時代設定はそのままに、背広を着て現代語を話す武士達が、 人間のそして人間社会の滑稽さ、 物哀しさを、皮肉を交えながらもコミカルに演じる。 |
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1997年2月22日(土) 千本桜ホール |
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美術 江平朝子(欲深企画) |
『竹の間』舞台写真集(123KB)/チラシ・パンフ掲載の解説
第1回公演(1996)『月光社員』/第3回公演(1998)『猛々しき人々』/第4回公演(1999)『赤い薬』
第5回公演(2000)『独白王子』/第6回公演(2001)『ペコ』/第7回公演(2002)『サーキットの鹿』
第8回公演(2003)『タライの中の水』/第9回公演(2004)『サムライパン』