今回(3月3日)のロダン評
(お嬢さんと散歩。猫とたわむれるが急に去ってしまい、「自由でいいな」と思うお嬢さんと、「身勝手な」と思うロダン。「みがっても じゆうにみえる うららかさ」)
のりーぬ:猫と犬は世界が違うのでしょうね
■「ロダンのココロ」連載リスト1(1996.04.05〜1997.10.03)
■「ロダンのココロ」連載リスト2(1997.10.17〜1999.04.16)
■「ロダンのココロ」連載リスト3(1999.04.23〜2000.10.07)
■「ロダンのココロ」連載リスト4(2000.10.14〜2002.03.15)
■「ロダンのココロ」連載リスト5(2002.03.22〜2004.12.24)
■「ロダンのココロ」連載リスト6(2008.08.11〜 )
1996年4月の連載開始から現在までの各回の内容を一言説明。以下の研究文中で「#???」となっているのは、これのリスト番号を示しています。
●「ロダンのココロ」の謎
「ロダンのココロ」には、いろいろな謎があります。みなさんはリストアップされた数々の謎を解決できますか?
【ロダンの家族】
ロダンを飼っている家族(父・母・娘の3人家族)はそれぞれの名前はもちろん、名字さえわからない。この漫画で唯一名前がついているのはロダンだけなのだ。(本編以外では、「ロダンinイギリス」でマイケルという名のブルドッグが出てくる)
お嬢さん
当然のごとくビールを飲んでいる(#14)ので、20歳以上なのは確か。おそらく短大卒のOLで、21、2歳というところでは。「恋人はいない」と父親に言っている(#36)が、クリスマスに向けマフラーを編むくらいのボーイフレンドはいる(#79)。
だんな
会社にはスーツで行くが、家の中、散歩には和服姿というのは磯野波平と同じパターン。趣味は囲碁と釣り(#58)、プロ野球観戦(#12,#191)。お酒に弱いらしく、泥酔して帰ることも(#40,#72)。ロダンに一目おかれているが、時に幻滅されることも(#98,#115)。
奥さん
ロダンと最も長く接する時間が多い(にしては、他の2人に比べて影が薄いような…)。趣味はバーゲン(#49)、井戸端会議(#44)。
坊ちゃん
隣の男の子。2000年4月(#191)からの新キャラ。大阪から両親と引っ越してきた。両親は今のところ、登場していない。両親以外に家族がいるかは不明。
三郎さんとシロ
『まんがライフ』に連載中の同じ作者の「シロと歩けば」に出てくる飼い主と犬。しばしばエキストラとして登場。(#44,#68,#B)。ただし、名前は出てこない。三郎さんのお父さんも何回か出てきた。だんなに間違われる(#59)、寒そうに歩く姿(#173)、マスクをしてロダン家の前を通る姿(#189)。
お客さん
奥さんの友達。散歩が中止になるので、ロダンとしては嫌な客(#19,#71)
奥さんの妹
丸顔なので、奥さんの方の妹であろう。娘2人(小学校低学年と、小学校高学年か中学生というところ。と思っていたら、七五三で着飾っている。っていうことは、3歳と7歳?)と3人で登場(#31,#125)
だんなの弟
角顔なので、だんなの方の弟であろう。奥さんと子供2人(小学校低学年と、小学校高学年か)の4人(#A)。子供の言葉が、「はいっとった」「ここのオイさん」「すごかろー」「きまえよかねぇ」といったところから、九州方面(たぶん作者の出身地である福岡市)に住んでいるようだ。しかし、正月に兄のところに福岡からわざわざ来たのだろうか。
《追記》この兄弟は作者が『まんがライフオリジナル』に連載している「ピヨピヨぶらざーず」の兄弟でした。兄の方は作者(福耳が特徴)らしいです。(下の「作者」も含め情報を提供してくれた山本広明さん、ありがとうございました)
山形のおじさん
「やまがた」と書いている袋を持ってきて、「久しぶり」という点(#21)から後で出てくる「山形のおじさん」という人物に間違いないと思われる。お中元でサクランボを送ってきた(#110)。なお、神戸におばさんがいて、牛肉が届いたこともある(#53)。
作者(めがねの兄ちゃん)
自転車の修理を音楽演奏とロダンが勘違いした回(#90)と、パチンコで負けてがっかりする姿(#98)が見られる。ゴミ捨てで怒られる場面も(#165)。(情けないことでしか出てこないのは作者の照れ?)福耳が特徴。
福耳の人といえば、#47で煙草の吸い殻を捨ててロダンにほえられるおじさん(40、50代くらい)もそうなのだが、これも作者ということだろうか。