10-2d ばら目(べんけいそう科・ふくろゆきのした科・ゆきのした科・まんさく科・すず
   かけのき科・ばら科・まめ科)植物
 
エニシダ(エニスダとも,エニシダ(キティスス)属)
 欧州原産の常緑低木で,江戸時代に渡来。生花材料,庭木用。高さ60〜300p,開花は
 5〜6月,花は黄金色の蝶形花を葉腋に1,2個付けます。
 
シロエニシダ(エニシダ(キティスス)属)
 欧州南部及び東部原産の常緑低木で,昭和初めに渡来。庭木,生花材料として栽培。
 高さ30〜100p,開花は初夏,枝の頂部に花茎を出し,淡黄白色ないし白色蝶形の花を
 3〜6個裂かせます。本種の改良品種にシロバナセッカエニシダがあります。
 
ベニバナエニシダ(エニシダ(キティスス)属)
 アルプス南部のオーストリア,北イタリア原産の常緑低木で,近年導入されました。
 庭園のカバープラント用。高さ60p位,開花は5〜6月,紫紅色大輪の蝶形花を腋生
 します。濃紫赤色花の優良品種にアトロプルプレウスなど,多数の交雑品種がありま
 す。
 
ホオベニエニシダ(ニシキエニシダ,アカバナエニシダとも,エニシダ(キティスス)
         属)
 エニシダの自然変種で1886年頃フランスで発見された常緑低木,明治末に渡来。観賞
 用として庭植え,生花材料用。高さ60〜300p,開花は5〜6月,花は黄金色で,両翼
 弁は暗緋色のぼかしが入って美しい。
 
クリムソン・キング(エニシダ)(エニシダ(キティスス)属)
 欧州原産の常緑低木で,エニシダの園芸交配品種。生花材料,庭木用。開花は5〜6
 月,濃紅色蝶形花を葉腋に1〜2花付けます。
 
ロード・ランボーン(エニシダ)(エニシダ(キティスス)属)
 欧州原産の常緑低木で,エニシダの交配品種の一つ。観賞用として庭植え,生花材料
 用。高さ60〜200p,開花は5〜6月,花は多花性で乳白色,翼弁が赤褐色のぼかしと
 なる大輪の蝶形花を開きます。
 
ホウオウボク(鳳凰木,ホウオウボク属)
 マダガスカル原産の熱帯性落葉高木で,明治中期に渡来。花木として室内で鉢栽培。
 高さ6〜12m,開花は夏,花は頂生の総状花序に付き,緋紅色で弁幅広く,上弁には黄
 色の条線があり美しい。
 
マルバデイコ(丸葉梯姑,アメリカデイコとも,デイコ属)
 ブラジル原産の落葉高木でE.crista-galliの実生による変異形,明治35年に渡来。庭
 木,公園樹,街路樹。花期は暖地では7月から秋まで3回程,花は暗赤色。枝先は下
 垂しません。
 
ゲニスタ・ヒスパニカ(ヒトツバエニシダとも,ヒトツバエニシダ(ゲニスタ)属)
 欧州西南部,西北アジア原産の落葉低木で,昭和初期に渡来。庭木,鉢植え用。高さ
 60〜70p,開花は5〜8月,花は3〜12花が集合して頭状をなし黄金色,八重花もあ
 ります。近似種にアストライデス,ビローサなどがあります。
 
ダイズ(大豆,枝豆エダマメとも,ダイズ属)
 中国東北部原産の一年草で,食用。高さ40〜100p,開花は6〜7月,小形の蝶形花で
 紅紫色又は白色,種子は胚乳がなく,種色も黄,緑,黒など。
 
キングサリ(金鎖,キバナフジ,ゴールデン・チェーンとも,キングサリ属)
 欧州中南部原産の落葉小高木で,明治初期に渡来。庭木用。高さは5〜8m,開花は5
 〜6月,花は鮮黄色で,長さ10〜20pの総状花序に付きます。
 
ロイヤル(スイトピー)(レンリソウ属)
 イタリアのシシリー島原産の一年生蔓草で,スイートピーの一園芸品種,江戸末期に
 渡来。花壇,切花,コサージ用。長さ1〜2m,春咲き種の多花性,花は花梗の長い巨
 大輪の蝶形花で,花色は白色のほかに深紅,緋紅,桃,碧,藤色があります。春咲き
 高性種にはほかにカスバートソン,冬咲き系温室用切花種にサーモンピンクのスージ
 ー,赤桃色大輪のアメリカン・ビューティーなどがあります。
 
リトル・スイート・ハート(スイートピー)(レンリソウ属)
 イタリアのシシリー島原産の一年生蔓草で,スイートピーの夏咲き矮性品種,江戸末
 期に渡来。花壇,鉢植え用。草丈30p位,5,6月から開花,花は中輪の蝶形花で,
 花色は青,赤,桃,白の混合。冬咲き系矮性種で大輪のパティオは鉢植え栽培に適し
 ます。
 
ヤマハギ(山萩,萩ハギとも,ハギ属)
 北海道,本州,九州の山地自生の落葉低木で,庭木,切花,家畜用飼料。高さ2m位,
 開花は7〜9月,花は紅紫色の蝶形花で,葉腋に総状花序を付けます。白花のシロバ
 ナヤマハギもあります。
 
マルバハギ(丸葉萩,深山萩ミヤマハギとも,ハギ属)
 本州,四国,九州自生の落葉低木で,庭木,切花,家畜用飼料。高さ2位m,開花は8
 〜9月,花は濃紫紅色の蝶形花を密に開き,葉腋に短い総状花序を付けます。
 
ツクシハギ(筑紫萩,ニッコウシラハギとも,ハギ属)
 本州,四国,九州自生の落葉低木で,庭木,切花,家畜用飼料。高さ3〜4m,開花は
 8〜10月,花は淡紫紅色で長さ10〜15pの蝶形花,葉腋に長さ9〜12pの総状花序を
 付けます。白花品種のシロバナツクシハギがあります。
 
ミヤギノハギ(宮城野萩,ナツハギとも,ハギ属)
 本州北部自生の落葉低木で,庭木,切花,家畜用飼料。高さ1〜2m,開花は7〜10
 月,花は紫紅色の蝶形花で,葉腋に総状花序を付け,旗弁が反巻します。園芸品種と
 してタチゲミヤギノハギがあります。
 
キハギ(木萩,ノハギとも,ハギ属)
 わが国の山地,海岸に自生する落葉低木で,庭木,切花,飼料用。高さ2〜4m,開花
 は7〜9月,花は淡紫白色の蝶形花で,小枝に総状花序が腋生します。白花のシロバ
 ナキハギは九州に自生,葉が長楕円形のマルバハギ,紫色のムラサキハギがあります。
 
シロバナハギ(白花萩,ハギ属)
 朝鮮半島原産の落葉低木で,庭木,切花用。高さ2m位,開花は7〜9月,花は純白色
 の蝶形花でミヤギノハギに似ており,総状花序を腋生します。
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