10-2e ばら目(べんけいそう科・ふくろゆきのした科・ゆきのした科・まんさく科・すず
   かけのき科・ばら科・まめ科)植物
 
キバナルピナス(昇藤ノボリフジ,葉団扇豆ハウチワマメとも,ハウチワマメ(ルピナス)属)
 南欧原産の一年草で,花壇,鉢物,切花,緑肥用。高さ60p位。開花は4〜5月,長
 さ15〜25pの総状花序で芳香性の黄色花を輪生します。近縁の園芸品種として花穂の
 長さが60p位で花色の豊富なラッセル・ルピナス,矮性化したラッセル・ミナレットが
 あります。
 
カサバルピナス(毛昇藤ケノボリフジとも,ハウチワマメ(ルピナス)属)
 南欧原産の一年草で,花壇,鉢物,切花用。高さ20〜75p。花は紫青色で竜骨弁の先
 が白く,頂生する総状花序に多数輪生ないし互生します。花色が白色,菫色,赤色の
 変種があります。
 
アルファルファ(ムラサキウマゴヤシとも,ウマゴヤシ属)
 欧州原産の多年草で,江戸時代に渡来。牧草,緑肥用,また萌モヤシにして食用。高さ30
 〜90p。開花は夏から秋。花は淡紫色の蝶形花で,短い総状花序に付きます。
 
サッコウフジ(醋甲藤,紫夏藤ムラサキナツフジ,ナツフジ属)
 沖縄,台湾原産の蔓性落葉低木で,江戸時代に渡来。庭園,鉢植え,盆栽にして花を
 観賞。開花は7〜8月,花は紫色の蝶形花で,枝端に総状花序につき密生,長さ1.5
 p。本種を台木にしたサツマサッコウフジは盆栽として用いられます。
 
オジギソウ(御辞儀草,ネムリグサとも,オジギグサ(ミモザ)属)
 ブラジル,熱帯アメリカ原産の多年草(園芸上は春蒔き一年草)で,熱帯から亜熱帯
 に野生化し,1843年に渡来。観賞用として花壇や鉢植え用。高さ30〜50p,開花は6
 〜9月,花はピンクで,多数の小花の集まる球状の小花房に付けます。
 
アズキ(小豆,インゲン属)
 中国原産の一年草で,3〜8世紀に渡来。果菜として栽培。高さ30〜60p,葉腋より
 長花梗を出し淡黄色ないし淡紅色の蝶形花を付けます。夏小豆型,中間型,秋小豆型
 があり,開花,結実期はそれぞれ異なります。
 
インゲンマメ(隠元豆,菜豆サイトウ,鵲豆,フジマメとも,インゲン属)
 中南米原産の一年草で,江戸時代に渡来し,明治以降欧米より改良品種が導入されて
 野菜として栽培,若莢や種実を食用。花期は夏〜秋,葉腋より花梗を出し蝶形花を2
 〜3輪を付けます。花色は白色,帯黄白色,帯紫色などがあります。
 
エンドウ(豌豆,ノラマメ,ブントウとも,エンドウ属)
 東欧,西アジア原産とされる一年生蔓草で,平安時代に渡来。果実を生野菜として食
 用。花期は春,葉腋より短い花梗を腋出して白色又は赤紫色の蝶形花を1〜2花付け
 ます。若莢系と剥き実系があります。
 
スナップエンドウ(スナックエンドウとも,エンドウ属)
 東欧,西アジア原産で,エンドウの一品種。若莢系と剥き実系の中間型で野菜として
 莢サヤ,実共に食用。長さ1m前後,開花は5月頃,花は白色の蝶形花。
 
ハナエンジュ(花槐,バラアカシアとも,ハリエンジュ属)
 北米原産の落葉低木で,明治30年に渡来。庭木用。高さ1〜2m,開花は5〜6月,花
 は淡紅色又は淡紫色で,葉腋より出た総状花序に3〜10花付けます。
 
ニセアカシア(針槐ハリエンジュとも,ハリエンジュ属)
 北米原産の耐寒性落葉高木で,明治8年に渡来。庭木,街路樹用。開花は5〜6月,
 花は長さ16〜20oの白色,長さ10〜20pの総状花序に密に付き,芳香があります。
 
レダマ(連玉,レダマ属)
 地中海沿岸及びカナリー諸島原産の落葉低木で,江戸時代宝永年間(1700年頃)に渡
 来。庭木用,また若枝は織物細工,花は黄色の染料。高さ1〜3m,開花は夏,花は黄
 色でやや大きく,長さ30〜40pの総状花序に連なって付き,芳香性。
 
ソラマメ(空豆,トウマメ,ヤマトマメとも,ソラマメ属)
 北アフリカ,西南アジア原産の越年草で,奈良時代に渡来したとも云われます。果菜
 として種実を食用。高さは矮性品種15〜30p,普通種100pで,春に葉腋より短い総状
 花序を出し,長さ3p位の白色の蝶形花を付けます。
 
ササゲ(捧,ナガササゲ,ジュウロウササゲとも,ササゲ属)
 熱帯アフリカ原産の蔓性一年草で,9世紀頃渡来したと云われます。果菜として栽培。
 開花は夏,葉腋より花梗を出し淡紫色又は葉白色,白色の蝶形花を数個付けます。
 
シロノダフジ(白野田藤,白花藤シロバナフジとも,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の園芸品種。観賞用として棚仕立て,木立仕立
 て,盆栽仕立て。蔓は右巻き。開花は4月,花は白色でやや小輪,花房は長さ40〜60
 p。
 
ヤエコクリュウ(フジ)(八重黒竜,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系ヤエフジの一園芸品種。観賞用として鉢仕立て,
 棚仕立て,木立仕立て。蔓は右巻き。開花は晩咲きで5月,花は濃紫色の八重咲き,
 花房は長さ20〜30p。
 
キュウシャクフジ(九尺藤,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の一園芸品種。多くは棚仕立て。蔓は右巻き。
 開花は4月下旬〜5月,花は長さ2mにもなる長大な花房に濃藤色の花をやや疎らに咲
 かせます。
 
アケボノフジ(曙藤,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の一園芸品種。主に鉢仕立て。開花は4月末 
 〜5月,花房は30p位,蕾は淡紅色,開花時は美しいトキ色の蝶形花,後次第に色褪
 せます。
 
ニオイフジ(匂藤,麝香藤ジャコウフジとも,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の一園芸品種。盆栽仕立て,棚仕立て。蔓は右
 巻き。開花は5月頃,花は小輪の蝶形花で帯紅色の藤色と白色のものがあります。花
 房は15〜30p,芳香性。
 
ナガサキ・イッサイフジ(長崎一歳藤,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の一園芸品種。主に木立仕立て,鉢仕立て。開
 花は5月頃,花は藤紫色の蝶形花,長さ20〜25pの花房に多数咲かせます。
 
ノダナガフジ(野田長藤,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ノダフジ系の一園芸品種。主に棚仕立て。開花は5月初め
 頃,花は旗弁が藤色,翼弁が濃紫色の蝶形花,花房は長大の1m位。
 
ムラサキ・カピタン(フジ)(フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木で,西日本に自生するヤマフジの園芸品種。庭園に栽植。
 蔓は左巻き。開花は4月下旬,長さ15〜20pの花房に,2〜3pの大きさの紫色蝶形
 花を咲かせます。
 
シロカピタン(フジ)(白加比丹,白藤シラフジとも,フジ属)
 わが国原産の蔓性落葉低木ヤマフジ系の一園芸品種。庭園栽植,大鉢植えや切花用。
 蔓は左巻き。開花は4月下旬,長さ15〜25pの花房に,白色の大きな蝶形花を咲かせ
 ます。

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