ブレーキのオーバーホール
その1
毎年シーズンOFFになると,みんないろいろいじっているようなので,
今年はおいらもちょいといじる事にしましたのでこのシーズンOFFの
作業メニューを紹介していく事にしますね。
ブレーキのオーバーホールは7年前にやったきり(汗)でしたので,
このシーズンOFFに一番やりたかったメニューの一つでした。
まあ,パット交換の度にグリースアップはやっていたのでキャリパーの
固着とかは無かったのですが,ローターの錆がひどくなっていたこともあり,
いまいちフィーリングが悪かったし,キャリパー自体も錆びてきて見た目も
悪くなってきたので念入りにやる事にします(^^)。
まずはとにかく全バラにします。
ばらした部品を入れておくトレーは4つ用意しましょう。
100均のトレーとかで十分です(^^)。
シール類もはずしたら灯油でひたすら洗浄します。
ガンコな汚れ(サビ)は真鍮ブラシや柔らかめのワイヤブラシを
併用して落としていきます。
おいらのキャリパーは以前に使った事のあるホークと言う
パットのせいで鉄粉がかなり付着し,それが錆びて
固まっていたのでかなり大変でした(^^;。
この錆びの塊を取りたかったのがO/Hの目的でもありました。
ちなみにシール類がついた状態では絶対に灯油で洗わないように!
キャリパー関係のシールゴムは灯油が着くとすぐにのびのびに
なってしまうので注意して下さい。
一通り洗浄し終わったところ。
エアブローで灯油を吹き飛ばした後,乾かしてやります。
まだ部分的に鉄粉の錆びが残っていますが
この辺でくじけました(^^;。
裏の方は錆びはきれいに落としましたが,
新品時の緑色のコーティングが剥がれていましたので
このままではすぐに錆びてきそうです。
ホイールのスポークの間から見え易い爪の部分も
コーティングが剥がれていました。
んで,今回はマツダのディーラーオプションにも設定されている
(と言っても,もろスリーボンドの製品ですが)
キャリパー専用の塗料「防錆カラーリングコート」を使って
キャリパーの錆止めを行ってみます。
普通の耐熱塗料でも良いと思いますが,耐久性等が優れているかも
知れないという期待を込めて2,500円くらいと非常に高い買い物をしてみました(^^;。
でも,硬化剤を使っていないのでパーツクリーナーとかには
あまり耐えられないでしょうけど。
スプレータイプではなく,キャップに仕込まれた刷毛塗りなので
室内作業でもOKです。
ただし,買ってきたまま塗ろうとすると,塗料の粘度がやや高いようで
塗りにくかったのでトルエン系のラッカーシンナーで薄めて重ね塗りを
するようにして塗装しました。
3度塗りくらいでちょうど良い感じでしたね。
※室内で塗装する場合は換気に充分注意して下さいね(^^)。
シール類を新品にし,全部を組んだ状態で記念撮影(^^)。
シールやピストンの組み方は色んなHPで出ているので
ここでは紹介しません(^^;。
キャリパーの撮影後にちょっと目を離したら,
子供の遊び道具となっていました(汗)。
せっかく塗った塗装が剥げるのでやめてね(^^;。