2000/7/10 奄美2日目・奄美大島& 加計呂麻(かけろま)島


 台風4号も無事去り、午後から晴れの予報も出て、心気一転のスタートです。

 奄美大島内は、局の場所がわかりにくく、集落の中にあってみたり道沿いだったりで、下見していないととんでもないことになります(^^;)。まぁ、下見してもとんでもないことになりますが・・・。

 ちなみにレンタカーは前日の波及結果として、ナンバーが変わりました。

(進行方向は名瀬市→瀬戸内町古仁屋方面ですので、これに合わせて場所を書いています)

◇記載順・・・郵便局名、局種、自治体、到着時間、出発地(名瀬市)からの距離(簡易郵便局の場合、営業時間、営業休止日)

◆名瀬郵便局(集普、名瀬市、9:00、1.1km)

午前9:00ちょうどに局に入りますが、とたんに8人待ち。さすが79の1番局、格の違いを思わせます(何が?^^;)

 ゆっくりした処理がもどかしく感じます。まぁ、東京から来た人間と、奄美の時間は、さすがに違うということを痛感させられます。

 

◆名瀬伊津部郵便局(無特、名瀬市、9:15、1.8km)

 R58の左手。道沿いです。ここでもゆったりした処理で、かつ五十日(ごとおび)なので、お客さんが非常に多いです。なぜか、処理終了後に電話番号を聞かれました。

すこし多い依頼(貯金5件、定額小為替6件)に戸惑い、何か変なことをやったらと、不安になったのでしょうか・・・

 

◆大島小湊郵便局(集特、名瀬市、10:05、12.8km)

 R58から県道601を分岐し、大島集落へ。一旦突き当たって右に進むと、右手にあります。手際が非常によく、今日のベスト局ですが・・・私の100円貯金は「10円」と誤って入力されてしまいました。

 

◆東城郵便局(集特、大島郡住用村、10:34、26.5km)

 R58の道沿い(右側)ですが、城集落のほとんど最後の場所になります。このあたりにくると、集落間の距離が長いため、集落が出現したときには、郵便局がないか要注意です。

 欧文印の記念押印をお願いすると、欧文印の活字の並びがわからず、局長自ら電話で問い合わせていました。困ったものです。

 

◆住用郵便局(集特、大島郡住用村、10:55、33.1km)

 R58沿い、住用村役場のすぐ隣にあります。
 記念押印するものには、篠原さんの台紙(3円や10円を貼り付けて、全部で50円にしてあるもの)があるのですが、ここの局では、思いっきり「??」が出ました。

 むろん、局の誤解なので、説明して照会してもらった上で納得してもらいます。

 

◆山間簡易郵便局(大島郡住用村、11:15、36.7km、9:00-16:00、1/1のみ)

 下見で最もわからなかった局。住用村役場から山間方面分岐を入り、山間集落の中に入りますが、商店があり、その向かいの奥まったところにあります。

 ここで驚いたのが、営業休止日が土休日以外は、1月1日だけということ。つまり、12/31も1/2も営業ということ。集落内の方から要望が多いためだそうですが、すごいものです。
(当然、貯金端末は動いていないので、郵便だけです)

 

◆市郵便局(集特、大島郡住用村、11:45、42.7km)

 ここもわかりにくい。持参した鹿児島県道路地図の場所が間違っています。バス通り(この表現はめちゃくちゃ本土と意味が違います・・・1車線でもばりばりバス通りですし・・・)の前田バス停の更に先、港のほとんど突き当たりになります。

 局舎の窓の間を利用して、大きく赤い「〒」マークがあるのがインパクトありすぎです。同行全員驚いていました。

 本日唯一の定額小為替100円「緑」出現局。

 

◆節子簡易郵便局(大島郡瀬戸内町、12:47、70.7km、9:00-16:00、特定局と同様)

 市郵便局から、1時間もかかります。市集落から喜徳集落を経由する道路もあるにはあるのですが、前日の下見の結果、「細線で描かれている道路は極力使用しない」という結論に至っておりましたので、お勧めはしません(^^;)。

 R58から、網野子集落・節子集落方面への脇道があります。ここも大変わかりにくいです。山を超えて網野子集落を抜け、網野子集落の途中から山へ入り込みます。

標識がないのでまったくわかりませんが・・。

 海に沿う集落に、山を超えていくのは変な話ではありますが、もともと漁業から始まった奄美で、他の集落との接点を求めて山を超えた道路が作られたという関係ですので、むしろ不自然でも何でもないことになります。

 元特定局で、平2.6.24に簡易局となりました。

 同局には新型の端末機が導入されています(この前の山間簡易局にもありましたし、この後の勝浦簡易局にもありました)。WM4という形式で、6月28日からとのことです。当初の予定は2月21日だったのですが、光ファイバーの導入が遅れ、4ヶ月遅れたそうです。今回回ったうちでは、この日と翌日の一部でお目にかかりました。

 

◆勝浦簡易郵便局(大島郡瀬戸内町、13:12、75.5km、9:00-16:00、通常通り)

 R58の道沿い、右手にあります。3F建てのマンションの1Fにあります。

 

○古仁屋港14:00(81.4km)→(フェリーかけろま)→瀬相(加計呂麻島)14:25

 昼の便で加計呂麻島に渡ります。車両航送の場合は、前日までに古仁屋港待合所(09977-2-3771)に予約した方がよいようです。(私たちの場合は、直前の勝浦簡易局で電話し、出発20分までに何とか滑りこみました。)

 車両航送は、バス2台・一般車4台までですが、帰りは10台積んでいました。往復割引があります。

 

◆実久郵便局(集特、大島郡瀬戸内町、14:47、91.6km)

 加計呂麻島は4局とも集配局で、まずは北側から攻めていきます。加計呂麻島の港は島中央の瀬相(せそう)港と東側の生間(いけんま)港があり、7便あるフェリーかけろまは、1、3、5、7便が瀬相港発着、2、4、6便が生間港発着です。

 今回は行きも帰りも瀬相港発着です。

 同時に降りた車が、ゆっくりと当車の前を走っていきます。時間が迫っており、焦りばかりが増えていきます。

 局は、道路から標識が出ており、少し奥まったところにあります。局に入ると、女性局員がちょうど昼休み中。その分時間がかかり、大ブレーキとなりました。

 

◆西阿室郵便局(集特、大島郡瀬戸内町、15:27、106.2km)

 瀬相から南西に向かうと、4.9kmで西阿室集落ですが、とにかくすごい道です。入ってすぐダートまがいの道となってしまいます。

 山をひたすら抜けた先には、いきなり開けて集落に突き当たります。

 この印象の違いは驚きます。ここも港の集落で、道を後から作ったというのがよくわかります。

 「西阿室の夕日」で有名な場所ですが、当然見る時間もなく(^^;)先に進みます。

 

◆押角郵便局(集特、大島郡瀬戸内町、15:59、114.0km)

 生間方面の道を、押角集落を抜けようとするところに押角バス停があり、ここから道なりに入りこんだ場所にあります。(ここもわかりにくい・・・)

 16:00ぎりぎりで、局に連絡して何とかやってもらうようにします。(J-PHONEはちゃんと圏内なので)

 

◆諸鈍郵便局(集特、大島郡瀬戸内町、16:36、144.8km)

 ようやくたどりつきました。結局、16時を超えてしまいました。押角局に到着した時点で、諸鈍局に電話したものの、端末を落としてしまったとのことで、わずか1分ほどの違いで、大変残念な結果に至りました。

 結局、篠原さん以外の3人は、ATM貯金で終わらせましたが、後味はあんまりいいものではないですね・・・。(62局のうち、有効時間帯内に入れなかった1局はここです。)

 

○瀬相(加計呂麻島)18:05(144.8km)→(フェリーかけろま)→18:30古仁屋港

 加計呂麻島と奄美大島の間は、船でさえ25分の距離ですので、さほど遠くはありません。「橋を結ぼう」という看板が立っていますが、いくら近いとはいえ、そこまでは厳しかろう・・・と思わされます。

 

○古仁屋港→(国道58号)→名瀬市内(193.8km)

 今回3回目の古仁屋・名瀬間移動です。奄美の宿泊を3泊とも名瀬にしてしまったため、国道58号「2時間移動」を毎日行うことになってしまっています。

今日だけでも古仁屋ならよかったです・・・。

 というわけで、3日目に続きます。

 

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