トウモロコシの作り方

●トウモロコシは、いろいろな種類が出回っていますが、実が全部黄色いハニーバンタム系と、
 白色と黄色が混合しているピーターコーン系(今は違う言い方するかも)は、花粉が届く近くには
 植えない方が良い。(実の付きが悪くなったり不都合がでる。)

1.トウモロコシを作る時期は長いのですが、早めに作る場合は、ポットや、箱に種を蒔いて、ビニールなどで覆って、霜に当たらないように、します。寒いと芽が出ません。(夏の食べ物だもの。)

2.畑に、直播きする場合は、あらかじめ肥料を加えながら、柔らかく耕しておきます。(寒いときはビニールで細長く、土をくるんで種まきしても良いですが、俺流の場合はあまりおすすめ出来ません。なぜなら、それは肥料をやりずらい。ビニールの中は草ぼうぼう。何より、ビニールがお高い。)健康な地面なら、地熱が高いので、寒さをあまり気にしなくても、芽は出ます。(勿論、直播きできる時期はあります。場所にもよりますが、だいたい4月から6月)

3.一粒もしくは2粒づつ、3〜40cm間隔で、種を蒔いていきます。(最近の種は発芽率が良いので、一カ所に何粒も蒔く必要は無いです。もったいないだけです。)鳥害の心配がある時は両端に棒を立てて、ミシン糸等の糸を張ると良い。

4.芽が出て、10〜15cmになったら、肥料を少しずつあげ始めます。一カ所から何本も芽が出た場合は、大きい物を残し、小さい方を取り除きます。(しかし、「天然ファーム」ではこの小さいトウモロコシはきちんと植え替えてあげます)一本立ちにするときは、両方の根を傷めないように、そろっとトウモロコシを取ります。小さくても、植え替えてあげればきちんと実が成るので、捨てる必要は無いです。

5.一週間に一度、ないし二度肥料を与えます。こまめに土もさくってあげることも必要です。トウモロコシが大きくなってくると、土の表面から、根が見えてしまうので、乾かないように土を被せる必要があります。トウモロコシの根本の両側から小さなトウモロコシが生えてくるときがあります。この芽は欠いてしまってもいいし、(そうすれば本体に、大きな実が成る。)欠かないでおいても、(本体の実は小さくなるだけです)多分、実は付かない。

6.小さい時に肥料を上げすぎても、大きくなって肥料が足りなくても、生育不良になるので、肥料の上げ方を気を付ける。

7.綺麗に下草を取り除いてしまっても良いですが、日差しの強い、真夏時は、多少の草が根本のあたりにあるのは、かえって、土が乾燥してしまわず、元気がいいときがあります。(決して、手抜きではないです・・・)

8.トウモロコシのてっぺんに花が咲き実が膨らんで来ます。

9.一本につき実が1つ〜2つ付きます。実をどんどん太らせて、金色のヒゲが枯れて、茶色くなった頃が取り頃です。いつまでも成らせておくと。実が入りすぎて、堅くなるので柔らかいうちに収穫する。

10.種を蒔く時期をずらすと、長く収穫できる。

 

[俺流野菜の作り方 へ戻る]