サカタ本の探し方

坂田靖子の本が見つからない方に
いくつか探す方法を考えてみました



*・・まず書店で探す・・*

まずは書店の店頭で探してみてください。
新刊で発売直後(発売1ヶ月以内)なら、 店頭で見つかる可能性が高いです。
<注> 発売直後にレジで注文して「品切れです」という返事が来る場合があります。 出版社の倉庫から全国の書店に発送されて、倉庫に1冊も在庫がなくなっている状態です。   そういう場合は他の書店にあるか探してみて、 それでもないようなら、発売後一ヶ月以上すぎてからもう一度注文すると、 出版社の倉庫に書店から本が戻ってきていて、 今度はちゃんと入荷しますので、お試し下さい。

発売後半年くらいは、出版社に在庫保管してある場合が多く、 出版社名、本の題名、作者名(できればISBN番号)などをメモして行って、 書店レジで注文すると、出版社に連絡してとりよせてくれます。
中には、かなり長期間在庫管理してくれる出版社さん
(早川書房、 潮出版社、白泉社の文庫、など)もあるので、 時間が経っていても、とりあえずためしてみてください。

この方法のいいところは新本で定価で手にはいること、 余分な取り寄せ費用手数料等がかからないこと、 入手した本にトラブル(汚れや乱丁・落丁など)があった場合は 責任を持って取り替えてくれることです。
欠点は、本が書店に来るまでに時間がかかること (場合によっては3週間くらいかかります)、 書店によっては在庫があるのに書店に入らなくて「売り切れです」 と言われる場合がある事(取次ぎ処理の問題らしいのですが、 詳しい原因は不明です)、レジによって「注文はできません」 と断られる場合がある事です(この場合は他の書店のレジで頼んでみてください)。


*・・<出版社に直接注文する>・・*
普通は書店を通じて注文を入れますが、 最近は個人で直接注文できるところもあるようです。
出版社のサイトで通販を受け付けているところもあるようなので、 探してみるといいかも。 (Yahoo!などの検索サービスで出版社名を検索すると、 出版社のサイトを探すことが出来ます。)


*・・<本の宅配を利用する>・・*
出版社や書店に在庫のある本で、その出版社や書店が対応していれば、 宅配便などを使って直接自宅まで本を届けてくれる  書籍の取りよせシステム があります。 ヤマト運輸などが対応しているので、新刊書の場合は利用できるかもしれません。 宅配便のお客様窓口などに問い合わせてみてください。  また、紀伊国屋書店等の大型書店も、 安めの送料で全国発送しているところがあるようです。
新聞に広告の載った本を、 新聞社の広告本発送部みたいなところに注文すると、 自宅に配送してくれるシステムなどもあります。


*・・<まんがの古本屋さんで探す>・・*
古本屋さん(特にまんが専門のところ)は、 新旧とりまぜてまんがを扱っています。
マニアックな書店さんだと、ごく少部数出た本や非売品など、 かなり珍しいものや、ものすごく古いものが出る事もあるようです。  中には、通販扱いで自宅に発送してくれる古書店さんもあるようなので、 そういうお店に、メールやFAXや電話で、 在庫を聞いてみるといいかも・・・?

狙いがハッキリしているなら欲しい書名を、 坂田靖子を中心に出物があるか捜したいなら、 「坂田靖子の本は何か出ていますか?」 などと問い合わせる事ができます。

インターネットでも古書店さんのサイトがあって、 扱っている在庫の検索などができるところがあるようなので、 信用できそうなお店を探してみてください。 (坂田靖子 や 欲しい書名 を入力して検索をかけると、 いろんなものの混ざった情報の一覧が表示されますので、 その中から本を販売しているところを探します。  古本屋さん情報を集めた検索やリンクもあるらしいです。)

お店によっては、うんと古い本や珍しい本が入荷します。
欠点としては、古本なので本が傷んだり汚れていることがあります。  ものによってはプレミア価格になっていて、 発行時の定価より高い価格がついている場合もあるようです。


*・・<インターネット内で探す>・・*
インターネットでは、 書店さんの宅配通販、出版社の直接通販、古本屋さんの通販等の紹介のほかに、 探し方しだいでは、オークションや個人販売、交換等の特殊な入手方法で 探している本を見つけることが出来ます。

営業をしている店舗などの販売品なら、 店の連絡先・店名・店舗が実際に存在すること・・・ などがしっかりしていれば、そう極端なトラブルはないとは思いますが、 個人で売買するタイプのオークションや、個人販売や、フリーマーケットでは、 どんな人が参加しているか全くわからないので、 誠実なものから、販売物品の不良、品物の不着や送金の事故やトラブル、 まったくのサギ行為、あなたの住所や連絡先を収集するだけの別目的のもの・・・ まで、いろいろなトラブルの可能性が雑多に混じっています。
個人販売を利用する場合は念のため「安全性」に注意して、 購入の手続きをとってくださいね。  (下に トラブル一覧 を出してみました)  一番安心できるのは  「知っている人がそこから購入して、トラブルがなかった」  というような、過去の実績を確認できるところから購入する方法です。

「少額なので取られてもあきらめよう」  というヤブレカブレ注文方式もありますが、あまりオススメしません。  その場合は、カードなどは使わず 「現金決済」(代引き送付など)が、 それ以上トラブルが増大しないという点で、ベストではないかと思います。

この方式の利点は、古いもの 手に入りにくいモノ  珍品(非売品など)が、コレクターの人から放出される可能性があること。
欠点は(特に個人販売の場合)本の状態がわかりにくいこと、 相手がトラブルにどの程度対応してくれるか未知数であること、 事前にトラブルの有無を予測・確認するのがかなり難しいこと、です。



*・・<再出版を狙う>・・*
ちょっと特殊な方法ですけれども、絶版になった本も、 買いたい人の希望があれば再び再版がかかったり、別の形で出版されたり、 別の会社が出してくれたりして、再び本屋さんで買うことが出来るようになります。
出版社は売れ行きの冊数の他に、出している本の評判や反応も参考にしますので、 出版社あてに(アンケートハガキなども可)、「***というマンガが 読みたいけど、手に入らないのでもう一度出してください」  などと連絡しておくと、何かの時に「そういえば何か反応が来ていたな」  と、思い出して出版の候補にしてくれることもあります。
インターネットでは、有名な 「復刊ドットコム」 があります。 ここでは100人以上の人が署名すると、 絶版本の復刊を出版社に交渉してくれます。  欲しい本の書名や作者名で検索すれば、 あなたの欲しい本が候補に出てるかどうかを調べることが出来ます。



みつからないとあきらめる前に・・・
古い本は見つかりにくいと思いますが、市場にまったくない訳でもないようです。
ネットオークションなどで、極端な高値で取り引きされる本がたまにあるようですが、 コレクターで 「初版でレア物で美本でないとイヤ!」 という場合以外は、 何かと入手法が残っている場合もあります。
古い作品が新しく文庫で入手できる状態になっていたり、 わりと頻繁に古書として出回っている場合もあります。 まずは情報を収集してみてください。
インターネットならば、書名/作者名で検索したり、 出版リストなどを調べてみる手があります。
出版元に直接問い合わせをすることも出来ると思います。 (Eメール/電話等、いろいろな問い合わせ方法を、各社がサポートしています)
また、時間がかかってもかまわないと思われる方は、 出版社経由で本人にお聞き下さい。比較的最近の出版物なら、 状況や入手可能な方法をお知らせできるかもしれませんし、 文庫化されて現在も出版中だったり、 別の本の中に合併収録されている場合もあります。  (出版社経由の、作者への連絡先は下記)




うまく見つかるとイイですね! 幸運を祈ります。
本の感想を送ってくださる方は下記へ!

101−0063 東京都千代田区神田淡路町2−2−2  白泉社気付  坂田靖子
  101−0046 東京都千代田区神田多町2−2    早川書房気付  坂田靖子  
  162−0813 東京都新宿区東五軒町3−28 双葉社JOUR編集部 坂田靖子
  ・・・その他、現在作品掲載中の編集部等・・・




*・・<蛇足のご注意>・・*

インターネットで金銭のやりとりをしたり、自分の連絡先を連絡する時、 トラブルに逢う可能性が(たまにですが)あるそうです。  以下のような可能性があるので、念のため気をつけてくださいね。

ネットオークションで品物をせりおとして、 代金を払い込んだのに品物が届かない、というトラブルがあるようです。 金額の小さい書籍でこのテのサギは少ないとは思いますが、  Yahoo!など有名サイトのオークションでも、 開催者は情報交換の場所を提供しているだけで、 基本的に取引内容にはノータッチですから、 何かあった時責任をとってくれる人はいません。  自分の責任でやりとりをするのが基本です。

相手の信頼性の評価や価格設定を自分で判断したり、 自分の判断に自信がなかったら、先に送金せずに代引き送付にする等、 いろいろ考えて自己防衛してください。

その他、購入先(特に個人)で、 注文時にクレジットカード番号などを入力した時や、 住所氏名以外の ”余分な個人情報”  を詳しくとられる場合は、情報が他の目的に利用されたり、 個人情報が転売される、または破棄したときに他者に拾われる場合があります。 一応注意してください。

それから、インターネットでのEメール発信、ウェブサイトへの情報入力は、 ネット回線を通して向こうに着くまでの途中に、 知らない第三者に中身を読まれる可能性が、わずかですが一応あります。
(Eメール は、郵便で使う ”ハガキ” のようなもので、 手にした人にはその場で中身が読める、  ”半分オープンな形の開放的連絡方式” だと思ってください。  Eメールで、開封の手続きをしないと中が読めない  封書 に当たるものは、組織などで使われる  「暗号化処理されたメール情報」 です。  故意に悪意を持って途中でEメールを読む人は、 ごく少数ですがいるようです。)

女性の方は、住所・氏名・電話番号・メールアドレス等を知らせると、 年齢/未婚既婚/容姿(!)等にはかかわらず、 知らない相手から、メール・電話・直接訪問・ストーキング・・・等の 被害を受ける可能性が一応あります。 知らない相手や注文先には、 男性名で注文すると多少マシ(?)かもしれません。
(お父さんの名前や、名前の方だけ男性名にして注文するという方法です。  相手が極端に悪質なタイプの場合、 相手が女性名なので安心して個人情報を漏らすと、 実際は男性で女性の情報を集めていた・・・なんていう極端な可能性も、 あることはあります。  また、相手の連絡先住所や電話番号がウソだという可能性も、一応あります。)

<非常に悪質な犯罪について>
オンラインショッピングなどで、カード番号のついた住所氏名の情報入力が、 組織的に狙われているケースがありました。(多分、今もあると思います。)
カード番号を盗まれる悪質犯罪の被害はめったにない事ですが、 あった場合には被害甚大なので、こちらは要注意。  カードの使用明細を必ず見て、金額に間違いがないかチェックしましょう。
用心深くしたい人は、オンラインショッピング専用の銀行口座( 借り入れのできないタイプ)と、それ専用のカード(こちらも借り入れ不可 のもの)を作っておき、 口座に必要なだけの金額を入れておけばかなり安心です。
何かトラブルがあっても、その口座に入っている以上の金額は 引き落としできないので、万一の時の被害の上限額(口座に入れておく金額)を 自分で設定できる訳です。


これらのトラブルは、しょっちゅうある事ではありませんが、 ネット上で自分の知らない相手とやりとりする場合は、 念のため注意してから取引してくださいね!



2002.7.20.



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