****** * 幽霊 * ****** |
Juneに描いた「幽霊」という話の最初の留め書き。 死んだ「戦友」に、生死が判断できない状態で再会する話で、 もともとは主人公のモノローグと友人との会話だけのエピソードでしたが、 このまま描くとあまりにも内容が重すぎて読めないので、 実際にはコメディのスタイルで作品が完成しました。 コメディの方が、できあがりとして正しかったように思います。 完成した話には戦友がどんな人物かの描写が出ませんが、 Juneの読者の場合、主人公の心理の中からかなりの部分を 推測してくれるため、「一緒にガソリンスタンドをやるつもりだった」 というセリフだけで十分で、余分な説明描写を省略して、 物語の展開に必要な部分だけに、集中して頁を使えるというメリットがあります。 |
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