| タイトル名 | ドラゴンスピリット | 定価 | ５，２００円 | ||||||||||||||||||
| 発売日 | １９８９年４月１４日 | ジャンル | シューティング | ||||||||||||||||||
| メーカー | ナムコ | ハード | ファミコン | ||||||||||||||||||
 フ：ｎａｋａさんのコメントだ。本作はアーケードで好評を博したナムコの名作シューティング、【ドラゴンスピリ ッ ト】のＦＣ移植作品ですが、移植に加え、ＦＣ版のみのオリジナル要素を追加した意欲作となっています。ちなみにＦＣ版とＡＣ版の違いとして、 ●新しいアイテムが追加されている ●設定がＡＣ版のその後の話になっている ●初心者向けモード「ゴールドドラゴン編」の追加 ●ＡＣ版より難易度が格段に落ちた 等が挙げられます。ちなみにＡＣ版の移植としてＰＣエンジン版も存在するのですが、ＰＣエンジン移植に当たって削られた「海洋面」と「暗黒面」が復活しているのも、本作ならではのポイントでしょう。 基本的なゲームの内容は、主人公のブルードラゴンが対空・対地攻撃を使い分け、襲い掛かってくる魔物を倒していくと言う、【ゼビウス】の流れを汲む縦シューティングなのですが、全体的な世界観がファンタジー風と言う事で、戦争や宇宙をモチーフとした他のシューティングとは違った雰囲気を出していて、今見ても十分斬新な試みだと思います。 また、グラフィックも良く書き込まれており、音楽もファミコンの音源ながら貧弱さを感じさせず、オリジナルのＡＣ版にも決して負けていないかなり気合の入った移植になっています。この辺りは「適当なスケールダウンを施した移植をしない」ナムコの移植に対する認識が伺えますね。 難易度が低い事もあり、高難易度のシューティングを好む人には物足りなさは感 じてしまうでしょう。ですが、それだけにシューティング入門としてもお薦め出来ますし、難易度が低いとは言っても一撃死するトラップやクセのある攻撃をする敵もあり、適当にやっているとバタバタと死ねる為、やり込む必要の無い位簡単と言う訳でも無いので、適度な緊張感のあるプレイが出来ます。 こうしたＡＣ→ＦＣと言った移植作は、オリジナルと比較して移植度がどうこう言われがちですが、ＡＣと比較しながらのプレイでなく、純粋に作品自体を楽しみながらのプレイも面白いのではないでしょうか？ その点では本作【ドラゴンスピリット】は純粋に楽しめて遊びやすい作品だと思いますよ〜。 |
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| ｎａｋａさん お薦め度 |
 １０点満点中、８点 |
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| 備考 | |||||||||||||||||||||
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