グーニーズ

タイトル名 グーニーズ 定価 4,900円
発売日 1986年2月21日 ジャンル アクション
メーカー コナミ ハード ファミコン
フ:nakaさんのコメントだ。

リチャード・ドナー監督の同名映画をゲーム化した作品で、 発売された1986年作品というファミコン初期の作品として見てもかなり完成度の高い作りの作品です。

基本的なルールはかなりシンプルで、ステージ内のあちこちにある扉を爆弾で破壊してその中にある仲間を救出し、3つの鍵を入手して出口に向かうと言う 大変分かりやすいルールになっています。ちなみに仲間は必ず助けなくてもステージクリア自体は可能なのですが、仲間を全員助けないと最終ステージに行く事が出来ず、2周目になってしまうので必ず助けておかないと、後で痛い目を 見ることになる訳です。

ルールがシンプルと言う事は奥が浅いのかと思われるでしょうが、やり込む要素十分の中々奥が深い作りになっていて、ある場所で決まったキー操作 (例えば一面ではBボタンを押す等)をすると「道具」、「ダイヤモンド」、 「隠しボーナスキャラ」と沢山のアイテムが出てきます。

これらのアイテムを怪しいと思った所でどの様なキー操作をすると出てくるのか探してみるのも、このゲームの魅力の一つと言えます。 この「道具」は取るとトラップや特定の攻撃に対するダメージを無効化出来たり 、 通常1個しか持てないを爆弾を2個持てたり、面のショートカットが出来たりと 非常に便利なのですが、必ずクリアに必要と言うわけではなく、あくまでも「取れば便利」と言うバランスなのが自由度の高い遊び方の出来る良い工夫だと思います。

防具の種類も絶対に倒せない無敵キャラ「フラッテリー・ギャング」の下手な歌 攻撃 を防御するアイテムが「耳栓」だったり水滴のトラップを防御するアイテムも「雨 具」だったりとやたらコミカルなのも全体的な雰囲気作りに役立っていて良い工夫で す。

全体的な雰囲気も堅苦しくなく親しみやすいですし、それに単純ながら上手く成 り立っている ゲームバランスは正に秀逸だと思います。もしこのゲームを「キャラゲー」と敬遠している人が いるのでしたら、是非その固定観念を捨てて購入して頂きたいゲームです。 絶対に買って損は無い出来栄えのゲームですので(笑)。
nakaさん
お薦め度

10点満点中、9点
備考
フ:おお! こりゃ【グーニーズ】じゃないか! フラッテリー一家では唯一俺だけが出てるゲーム。
ジ:うそこけ! そんな話は聞いてないぞ。お前の言う事はうそばっかりだな!
フ:証拠はあんのかよ!?
ジ:あるぞ。【グーニーズ2】で使用している武器を考えてみろ。俺は拳銃、お前は弓矢だろうが。それを考えれば【1】で使用している武器は拳銃と歌声だから、出演してたのはこの、俺だぁ〜〜!!
フ:うぐぐぐ…。
マ:ふっふっふ・・・(←不敵な笑み)。そうかいお前だったのかい! 毎夜毎夜にうるさい歌を歌っていると思ったら! お前のせいで寝不足で、目の下のくまが出来たんだぞ! この借りはどうやって返してくれるんだろうねぇ〜、ひっひっひ…。
ジ:ギャーーーーーーーーーーーーーース!!!
ナレーション:この後、ジェイクはママにボコボコにされたのは言うまでもない…。まあいつもの事だが(笑)。


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