梅の香号

2000年
2月1日




◆亀戸彩時記

山長休業日ご案内と、
亀戸の四季の行事をお知らせします

 

2月(2000)

1日(火)香取大門市(*当店休業)
3日(木)節分
亀戸天神社・香取神社などでも神事・豆まきが行われます。当店では丸かぶりの「節分巻き寿司」を特別販売いたします。
4日(金)立春
6日(日)初午
8日(火)針供養
11日(祝)建国記念の日
中旬  亀戸天神梅まつり(〜3月中旬)
14日(月)聖バレンタインデー
18日(金)二の午
25日(金)亀戸天神/菜種御供 天神市

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*反転部分が休業(予定)日です


3月(2000)

1日(水)香取大門市
3日(金)ひなまつり
5日(日)啓蟄
14日(火)ホワイトデー(*当店休業)
17日(金)彼岸入り
20日(祝)春分の日
23日(木)彼岸明け
25日(土)亀戸天神/神忌祭 天神市
菅原道真公が亡くなられた日に当たり、夕刻より境内には松明が灯り、別名「葬式まつり」とも呼ばれるめずらしい神事です。

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*反転部分が休業(予定)日です




 


◆山長味ばなし

「和のこころ」にこだわって、
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京都・下鴨神社


 うっかり寝すごし朝になったらかたくなる、というだんごの歌は正しい。本当にうまいだんごを味わうには「すぐさま食べる」以上の能書きはない気がする。

 だんごも百花繚乱、津々浦々に名物あり店々のアレンジありだが、中でも代表格といえば、みたらしだんごだろう。その発祥地とされる京都・下鴨神社を訪ねたことがある。

 糺ノ森(ただすのもり)が都の喧燥を遠ざけて境内は静穏に包まれている。一角に小さく奉られた井上社の前に水をたたえているのが、御手洗池(みたらしいけ)である。これは、五月の葵祭の主役「斎王代」が、祭前日にみそぎをする大切な池と聞いた。また、土用の丑の日には、この池の水に足をつけて無病息災を祈る御手洗祭がある。

 さかのぼれば、かの後醍醐天皇がこの池で水をすくったところ、池の水面に一粒また一粒と泡が浮いたので、それに見立てておだんごを作ったのだとか。その伝承から、下鴨神社の氏子の家々で葵祭や御手洗祭に、神饌の供物として作られたのが、みたらしだんごの起源らしい。

 大正時代にそれを門前名物に仕立てたのが本家・亀屋粟義。神社の西側に構える「加茂みたらし茶屋」でその名物だんごを食べることができる。

 ここのみたらしだんごは、3兄弟ならぬ一串五つ玉である。神社の由緒にあやかり、五つのうち、初めの玉だけを少し離して頭に見立て、残る四つが連なって、人間の五体を表している。厄除け・健康の願いがこめられているという。焼き立ては香ばしく、黒砂糖と葛を使った甘めのタレが独特で、確かにうまい。だんごの玉もかなり小粒、小梅ほどもあるだろうか。

 一般に知るみたらしだんごとはかなり趣の異なる味わいに戸惑いを覚えつつ、いや、だからこそ原型・源流のありがた味がある気もして、なんてことはない、ついついもう一皿を求めていた。

(ただし、写真は山長製みたらしだんごです)

●下鴨神社
京都駅から市バス4・205系統「下鴨神社」下車、徒歩5分
●亀屋粟義「加茂みたらし茶屋」
水曜休/075・791・1652





◆本店だより

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草餅のやわらかければ母恋し

川端芽舎

◆ゆるるりと春の光の訪れの感じられるこのごろ、皆さまいかがおすごしでしょうか。

◆千葉県大網白里町の林様、日野市の飯島様から、お年賀状を賜りました。
「記念すべき2000年のカウントダウンは the boom とともに大阪城で迎えます。また遊びに伺います(林様)」
「昨年はザ・ブームの活動再開など本当に楽しい一年でした。また大阪のカウントダウンにも行き、今年の幕開けもBOOMとともにしてきました。またおじゃまさせてください(飯島様)」
弊店では昨年5月、《故郷になってください》を歌うザ・ブームの「
デビュー10周年記念紅白まんじゅう」をご調製しました。お二人はその記念ライブ会場でお買い求めくださったファンの若い女性です。亀戸にも遊びにいらしてくださいました。ぜひまたご来店ください。有り難うございます。

◆お子様の満1歳をお祝いする初誕生日には「誕生餅」を。 お祝いの意味はもちろん、お子様にお餅をかつがせ、すこやかな成長を願う素朴で愛情豊かな日本の伝統です。ご注文いただいてからおつくりします。「誕生餅」をご案内するリーフレットをご用意していますので、ご来店または、お電話・FAX・Eメールで、お気軽にお申しつけくださいませ。(※リーフレットの内容は、当ホームページ「オンライン見本帖」でご覧になれます)

◆冠婚葬祭について、ちょっと知りたいけどわからないことって、ありますよね。節目をきちんとしたいと思っても、核家族化の進む現代、どなたに相談すべきかにも迷ったり…。そんなときは、当店にお気軽にご相談ください。いや、あらゆる質問にお答えできる自信はありませんが、地域と関わりながらの長年の商経験を活かして、ごいっしょに考えるご近所にはなれます。商品のお求めに関係ないことでも、喜んで親身にご相談をお受けしたいと思います。

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